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予想外の祝勝会
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放課後まではビックリするくらいあっという間だった。なんといっても、教科書とノートを机の上に並べたところまでしか記憶がないくらいだ。球数はそれほど投げていなかったけど、強豪相手にひりつく勝負をしたため心労が大きかったのだ、多分。
教室を出る前に咲へメールをして、今日は練習がないからすぐに帰ることを伝えた。するとそれほど立たずに返信が来て驚いてしまった。それによると、今日はごちそう作ろうと思っていたけど夜出掛ける用事が出来たので、また今度と書かれている。
今日の快投と劇的な勝利の余韻が残っていたはずなのに、すべてが無に返した気分で落胆どころの騒ぎではない。こうなったら練習へ参加してくるかと思った矢先に木戸が教室へ入ってきた。しかも騒がず黙って静かに、だ。
「おい、どうしたんだよ、黙って入ってくるなんて何かあったのか?
顔色悪いってことはなさそうだけど、お前が静かだとかえって怖くなるぞ?」
「いやあ、他に聞かれるとまずいからさ。
さっき親父から連絡があってよ、今日はごっさん亭貸し切りになったんだと。
そんでそのお客はお前の親父さんたちだって言うから教えに来たんだよ」
僕は江夏さんからの電話で、まさかそんなことを聞かされる予定だったのかとびっくりしてしまった。でもまだ決勝が残ってるのにそんな派手な事するなんて、江夏さんや父さんの性格からはちょっと想像できなかった。
「マジで!? まだ連絡して無くてこれから電話しようとしてたとこだったんだよね。
まさかそんな話になってるなんて思ってもいなかったよ。
でもなんで他のやつに知られたらまずいんだ?」
「詳しくはわからねえけど、おまえんちと師匠さんちの他にも誰か来るらしい。
だから、祝勝会ではあるけど、野球部全員呼ぶわけにもいかないってことらしいわ」
「なるほど、そう言うことなのか。
時間とかわからないし、僕も連絡してみるよ。
それじゃお前も早めに切り上げるのか?」
「んだな、元々一時間かそこいらで終わらせる予定だったし。
あとはマルマンと約束したラーメンをどう断るかが問題だ」
「まさかかた賭けしてたんじゃないよな?
くれぐれも不祥事は起こさないでくれよ?
というか、丸山だけなら呼んでも平気じゃないか?」
「どうだろな、主催はおまえんとこだから聞いてみてくれよ。
よけりゃあいつへ話すからあとでメールしてくれ」
僕は頷いて教室を出た。あれ? そう言えば咲が出かける用事が出来たと言っていたのはこのことなのか? もしそうだとしたら、木戸にばれてしまうじゃないか。いやそれよりも真弓先生にだってばれることになる。
『ちょっと色々とまずすぎないか?』
僕は口から言葉が出そうなのを押さえつつ、心の中でつぶやいた。そしてやや混乱したまま正門を出てから江夏さんへ電話をかける。
「もしもし、カズです、さっきはすいませんでした。
ごっさん亭で祝勝会やってもらえるってことは木戸から聞きました。
まだ準決勝ですが本当にいいんですか?」
『うんうん、今日はお疲れさんだったな。
すごかったらしいねえ。
突然でわるいんだけど、こっちにちょっと都合があってどうしても今日じゃないとダメなんだ。
あの彼女もいっしょに連れてくるよう、吉田から香さんへお願いしてもらったから頼むよ』
「えっと、蓮根さんがいいなら僕は構いませんが……
それと先に約束があった部員が一人いるんですけど、そいつも連れて行っていいですか?
今日二本塁打打った丸山ってやつなんですけど」
『松白から二本打ったのか、そいつはすごいな。
一人くらいなら構わないと思うから連れてきなよ。
それじゃ仕事終わったら向かうから十九時半くらいにごっさん亭でな』
目の前に誰もいないのに深々と頭を下げてお礼をした僕は、咲へメールを打ってから家に向かって歩き出し、もう一度立ち止まってから木戸へも連絡を入れた。
それにしても、咲のことどうやって説明すればいいんだろうか。そんな難題について頭を悩ませていると、母さんからメールが来た。内容は簡単で、咲は母さんの友達と言う名目で連れていくそうだ。まあ嘘ではないし、父さんたちが余計なことを言わなければ問題なさそうに思える。でも木戸も丸山もほっといてくれるだろうか…… それがどうしても気になるのだった。
考えすぎても仕方ないと再び歩き出したその瞬間、背後から誰か走ってきたことに気付いた。その足音は僕の真後ろで立ち止まり、蚊の鳴くような声で話しかけてきた。
「センパイ、吉田センパイ……」
「あ、ああ、若菜さんか。
今帰り……? ではなさそうだね」
亜美は僕が学校帰りにであったにもかかわらず私服だった。そしてそれはついさっき県営球場のスタンドで見かけたパーカー姿である。やはりアレは若菜亜美だったのだ。
「はい、ちょっと、今日は…… 体調不良と言うことで学校休みましたので……
でも……」
「応援に来てくれてたでしょ?
スタンドで見かけてそうかなと思ってたんだよね。
でも学校サボるのは良くないね……」
かといって、学校へ行って授業中寝てばかりなのもどうかとは思うが……
「はい、すいません……
でも…… どうしても見たかったので……
先輩カッコよかったです……」
「そっか、ありがとうね。
次もまだあるけど土曜日だから学校はサボらないで済むね。
やっぱさ、野球部のせいで誰かになにかがあると困っちゃうんだよ」
「気をつけます……
それにしても先輩に引き換え倉片君はいいとこ無かったですね。
一年生なのに試合出てたのは凄いと思いましたけど……」
「あれ? やっぱ倉片のこと知ってるよね?
あいつ今日若菜さん見かけたこと話してた時、誰だかわからないみたいなこと言ってたのに」
「影薄いですから…… 私……
これでも倉片君は、中学で同じクラスになったことあるんですよ?」
あいつ…… 後輩ながら情けなくなってくる。野球に打ち込むのはいいけど、同じクラスだった生徒くらい、いや、高校入った後にも会って話したくらいなんだから忘れるなといいたくなる。
「じゃあそろそろ僕は帰るね。
これから両親と約束があるからちょっと急ぐんだ」
本当は事前に咲と相談したいだけなんだけど、まさかそんなことは言えっこない。とにかく理由はなんでもいいから、なるべく早くここから立ち去りたかった。
「引きとめてすいませんでした。
次も頑張ってください、ずっと応援してますから…… ふふ……」
「うん、ありがとね。
それじゃまた!」
思ってたよりあっさりと解放されて助かった。どうも亜美は何考えているかわからないところがあって、言い方は悪いけど不気味さを感じてしまう。まあ飼い犬と似ていて小さくてかわいいとは思うけど。
亜美と別れた僕は、余計なことを考えつつ小走りで家へ向かった。母さんはもう帰ってきてるって言ってたし、これから考えることもあるし、咲と二人きりになるチャンスはなさそうだ。
そんな心配をよそに、家に帰りついたら台所で咲と母さんが仲良くお茶を飲んでいて、思わず僕はずっこけそうになった。人がどれだけ心配していると思っているのか…… この二人が余裕でいる理由がわからない。
「あら、お帰りなさい。
部活なかった割に遅かったのね。
どこか寄り道でもしてたのかしら?」
「そうよ? カズ。
可愛い彼女を待たせたらだめじゃないの。
お披露目会が楽しみだわ」
「いやいやいや、木戸だけならともかく、丸山も来るんだし真弓先生がいるんでしょ?
まずいよ…… 咲はまずいと思わない?」
どう考えても約束の件とかその他もろもろ、まずいことだらけだ。かといって咲を置いていくというのは考えたくないし、僕は一体どうしたらいいのかと頭を働かせようと頑張っていた。
「私は問題ないわよ?
だっておめでたい席なんだし、きっと面白おかしく騒ぎ立てる人なんていないわよ。
何をそんなに心配しているのかしら」
「あれ? いや、咲が問題ないなら別に構わないんだけど……
他の生徒や教師に知られると困るかなあって思っただけだからさ」
咲はなぜか余裕綽々で微笑んでいる。本当に問題ないのか、それとも何か策があるのかはわからないが、僕にとって困るのは、必要以上に冷やかされることくらいだし、まあ何とかなるのかもしれない。というよりそう思いたかった。
それはそうと、なんといっても今日の咲はいつもとさらに雰囲気が違っていてステキだ。これから起こることへの心配をしつつ、目の前にいる咲を見ているうちに、さっき亜美と会ったことなんてすっかり忘れていた。
教室を出る前に咲へメールをして、今日は練習がないからすぐに帰ることを伝えた。するとそれほど立たずに返信が来て驚いてしまった。それによると、今日はごちそう作ろうと思っていたけど夜出掛ける用事が出来たので、また今度と書かれている。
今日の快投と劇的な勝利の余韻が残っていたはずなのに、すべてが無に返した気分で落胆どころの騒ぎではない。こうなったら練習へ参加してくるかと思った矢先に木戸が教室へ入ってきた。しかも騒がず黙って静かに、だ。
「おい、どうしたんだよ、黙って入ってくるなんて何かあったのか?
顔色悪いってことはなさそうだけど、お前が静かだとかえって怖くなるぞ?」
「いやあ、他に聞かれるとまずいからさ。
さっき親父から連絡があってよ、今日はごっさん亭貸し切りになったんだと。
そんでそのお客はお前の親父さんたちだって言うから教えに来たんだよ」
僕は江夏さんからの電話で、まさかそんなことを聞かされる予定だったのかとびっくりしてしまった。でもまだ決勝が残ってるのにそんな派手な事するなんて、江夏さんや父さんの性格からはちょっと想像できなかった。
「マジで!? まだ連絡して無くてこれから電話しようとしてたとこだったんだよね。
まさかそんな話になってるなんて思ってもいなかったよ。
でもなんで他のやつに知られたらまずいんだ?」
「詳しくはわからねえけど、おまえんちと師匠さんちの他にも誰か来るらしい。
だから、祝勝会ではあるけど、野球部全員呼ぶわけにもいかないってことらしいわ」
「なるほど、そう言うことなのか。
時間とかわからないし、僕も連絡してみるよ。
それじゃお前も早めに切り上げるのか?」
「んだな、元々一時間かそこいらで終わらせる予定だったし。
あとはマルマンと約束したラーメンをどう断るかが問題だ」
「まさかかた賭けしてたんじゃないよな?
くれぐれも不祥事は起こさないでくれよ?
というか、丸山だけなら呼んでも平気じゃないか?」
「どうだろな、主催はおまえんとこだから聞いてみてくれよ。
よけりゃあいつへ話すからあとでメールしてくれ」
僕は頷いて教室を出た。あれ? そう言えば咲が出かける用事が出来たと言っていたのはこのことなのか? もしそうだとしたら、木戸にばれてしまうじゃないか。いやそれよりも真弓先生にだってばれることになる。
『ちょっと色々とまずすぎないか?』
僕は口から言葉が出そうなのを押さえつつ、心の中でつぶやいた。そしてやや混乱したまま正門を出てから江夏さんへ電話をかける。
「もしもし、カズです、さっきはすいませんでした。
ごっさん亭で祝勝会やってもらえるってことは木戸から聞きました。
まだ準決勝ですが本当にいいんですか?」
『うんうん、今日はお疲れさんだったな。
すごかったらしいねえ。
突然でわるいんだけど、こっちにちょっと都合があってどうしても今日じゃないとダメなんだ。
あの彼女もいっしょに連れてくるよう、吉田から香さんへお願いしてもらったから頼むよ』
「えっと、蓮根さんがいいなら僕は構いませんが……
それと先に約束があった部員が一人いるんですけど、そいつも連れて行っていいですか?
今日二本塁打打った丸山ってやつなんですけど」
『松白から二本打ったのか、そいつはすごいな。
一人くらいなら構わないと思うから連れてきなよ。
それじゃ仕事終わったら向かうから十九時半くらいにごっさん亭でな』
目の前に誰もいないのに深々と頭を下げてお礼をした僕は、咲へメールを打ってから家に向かって歩き出し、もう一度立ち止まってから木戸へも連絡を入れた。
それにしても、咲のことどうやって説明すればいいんだろうか。そんな難題について頭を悩ませていると、母さんからメールが来た。内容は簡単で、咲は母さんの友達と言う名目で連れていくそうだ。まあ嘘ではないし、父さんたちが余計なことを言わなければ問題なさそうに思える。でも木戸も丸山もほっといてくれるだろうか…… それがどうしても気になるのだった。
考えすぎても仕方ないと再び歩き出したその瞬間、背後から誰か走ってきたことに気付いた。その足音は僕の真後ろで立ち止まり、蚊の鳴くような声で話しかけてきた。
「センパイ、吉田センパイ……」
「あ、ああ、若菜さんか。
今帰り……? ではなさそうだね」
亜美は僕が学校帰りにであったにもかかわらず私服だった。そしてそれはついさっき県営球場のスタンドで見かけたパーカー姿である。やはりアレは若菜亜美だったのだ。
「はい、ちょっと、今日は…… 体調不良と言うことで学校休みましたので……
でも……」
「応援に来てくれてたでしょ?
スタンドで見かけてそうかなと思ってたんだよね。
でも学校サボるのは良くないね……」
かといって、学校へ行って授業中寝てばかりなのもどうかとは思うが……
「はい、すいません……
でも…… どうしても見たかったので……
先輩カッコよかったです……」
「そっか、ありがとうね。
次もまだあるけど土曜日だから学校はサボらないで済むね。
やっぱさ、野球部のせいで誰かになにかがあると困っちゃうんだよ」
「気をつけます……
それにしても先輩に引き換え倉片君はいいとこ無かったですね。
一年生なのに試合出てたのは凄いと思いましたけど……」
「あれ? やっぱ倉片のこと知ってるよね?
あいつ今日若菜さん見かけたこと話してた時、誰だかわからないみたいなこと言ってたのに」
「影薄いですから…… 私……
これでも倉片君は、中学で同じクラスになったことあるんですよ?」
あいつ…… 後輩ながら情けなくなってくる。野球に打ち込むのはいいけど、同じクラスだった生徒くらい、いや、高校入った後にも会って話したくらいなんだから忘れるなといいたくなる。
「じゃあそろそろ僕は帰るね。
これから両親と約束があるからちょっと急ぐんだ」
本当は事前に咲と相談したいだけなんだけど、まさかそんなことは言えっこない。とにかく理由はなんでもいいから、なるべく早くここから立ち去りたかった。
「引きとめてすいませんでした。
次も頑張ってください、ずっと応援してますから…… ふふ……」
「うん、ありがとね。
それじゃまた!」
思ってたよりあっさりと解放されて助かった。どうも亜美は何考えているかわからないところがあって、言い方は悪いけど不気味さを感じてしまう。まあ飼い犬と似ていて小さくてかわいいとは思うけど。
亜美と別れた僕は、余計なことを考えつつ小走りで家へ向かった。母さんはもう帰ってきてるって言ってたし、これから考えることもあるし、咲と二人きりになるチャンスはなさそうだ。
そんな心配をよそに、家に帰りついたら台所で咲と母さんが仲良くお茶を飲んでいて、思わず僕はずっこけそうになった。人がどれだけ心配していると思っているのか…… この二人が余裕でいる理由がわからない。
「あら、お帰りなさい。
部活なかった割に遅かったのね。
どこか寄り道でもしてたのかしら?」
「そうよ? カズ。
可愛い彼女を待たせたらだめじゃないの。
お披露目会が楽しみだわ」
「いやいやいや、木戸だけならともかく、丸山も来るんだし真弓先生がいるんでしょ?
まずいよ…… 咲はまずいと思わない?」
どう考えても約束の件とかその他もろもろ、まずいことだらけだ。かといって咲を置いていくというのは考えたくないし、僕は一体どうしたらいいのかと頭を働かせようと頑張っていた。
「私は問題ないわよ?
だっておめでたい席なんだし、きっと面白おかしく騒ぎ立てる人なんていないわよ。
何をそんなに心配しているのかしら」
「あれ? いや、咲が問題ないなら別に構わないんだけど……
他の生徒や教師に知られると困るかなあって思っただけだからさ」
咲はなぜか余裕綽々で微笑んでいる。本当に問題ないのか、それとも何か策があるのかはわからないが、僕にとって困るのは、必要以上に冷やかされることくらいだし、まあ何とかなるのかもしれない。というよりそう思いたかった。
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