88 / 162
第四章 目指せ!フランチャイズで左団扇編
79.魔術師商人
しおりを挟む
一時はどうなることかと思ったが、無事に落としどころが見つかってよかった。さすが大都市ジスコの商人組合を束ねる商人長だ。経験もあるだろうが頭が切れるし気遣いもできる素晴らしい紳士である。こういう上司に出会えていたら色々と変わっていたかもしれない。
そんな商人長がせっかく店に来ているので、今考えていることをある程度話すことにした。それはクリームを作るための分離器と、水飴を作るための発酵器の入手についてである。
「その二つなら王都から取り寄せることが可能です。
少し割高になってしまいますが、王都からの便で一緒にもってきてもらいましょう」
「おいくらくらいするものなのでしょうか。
このお店へ設置する分はお任せしますが、カナイ村へ持って帰りたいんです」
「どうでしたかね…… たしか十数万程度だったかと記憶しております。
まあそのくらいは私がお出ししますよ。
そのかわり、今後なにか思いついた際はまず私へご相談ください。
もちろん今回のようにフルルを通じてでもかまいません」
「それはもう! 何から何までお世話になってしまって……
本当にありがとうございます」
本当に世話になり過ぎて、こんなに甘えてばかりでいいのだろうかという想いが頭をよぎる。だが商人長も商売上の利益が見込めるからこそ申し出てくれているのだ。それにミーヤへ恩を売っておきたいという打算もあるはず。つまりは遠慮する方が悪いとも言える、はずだ……
「いえいえととんでもございません。
私としてもカナイ村の産業が増えると、キャラバン一回での利益が変わってきますからね。
お互いの利益になることならば何なりとお申し付けください。
ところで、発酵器での水飴製造は毎日行うものですか?」
「一度作れば数日から一週間程度は持つと思います。
もちろん串焼きの売れ行きに左右されるので、幅はあるはずですが。
なにか気になることでもあるのですか?」
「いいえね、発酵器はかなり色々なものが作れるらしいのですよ。
ですから空いている時間が多いのはもったいないかと思いましてねえ」
「そうですね、でも何が作れるかもわかりませんので、発酵器が手に入ってから考えたいと思います。
それにスキル熟練度にも関係あると思いますしね」
「それもそうですね、私としたことがつい気が急いてしまいました。
ではこの辺で失礼するとしますね。
器具のこともありますし、また明日にでもお会いしましょう」
こうして商人長は帰っていったのだが、また明日? 王都から取り寄せると言っていたのになぜだろう。確か王都までは十日ほどの道のりだと聞いていた。それとまだ細かい打ち合わせが必要なのだろうか。
ミーヤは少しだけ気になったが、チカマはそんな時間を与えてくれず、夕飯の支度を急かされるのだった。そして要望に応えて作ったハンバーグを食べたフルルはまた知らない料理だと文句を言い、ハルは再び泣き出してしまった。まったく、何事もそううまくはいかないものである。
翌朝になり店にはまた客人、ではなく新しい従業員がやってきた。商人長が手配すると言っていたモウブと言う男性である。歳はフルルと同じくらいだろうか。
「モウブ、さっそくだけど手順を説明するわ。
もちろん全部やってもらうわけではないけど、流れは知っておいてもらいたいからね。
ちゃんと覚えておいてよ?」
モウブはうんうんとうなずいているが本当にわかっているのだろうか。なんだか存在感に欠ける雰囲気に不安を覚えてしまう。それにしてもフルルは商人長以外にはかなり強気で話すので、いつか誰かとケンカにでもならないか心配になる。
そんな時、フルルの説明を一緒になって聞いていたミーヤへ商人長からメッセージが届いた。内容はこれから館へ来てほしいと言うものだ。まもなく開店だと言うのに平気だろうか。
そのことをフルルへ話すとすぐに行くように言われた。やっぱり商人長へ対するフルルの忠誠心や信頼感は絶対的で、自分が忙しくなるとか大変だとかの考えは後回しになるらしい。まあモウブもやってきて三人になるのだから問題ないだろう。
それじゃお言葉に甘えて、というか、本来ミーヤは自由のはずだったことを思い出しながらチカマを起こし、それから二人で商人長の館へ向かった。
「お呼び立てして申し訳ございません。
開店前には時間が取れなそうだったので来ていただくことになってしまいました。
実はテレポートの巻物を入手しようとしていたのですが、予定が少し変わってしまいましてね」
「そうですか…… やはり難しかったのですね。
まあでも気長に待ちたいと思います」
「いえいえ、そうではありません。
神人様が探している話をしたところ、巻物を売るのではなく直接お会いしたいと言われましてね。
まもなくやってくる予定です。ついでに分離器と発酵器を頼んでおきました」
「それは助かります!
その方は王都からいらっしゃるのですか?」
「いいえ、ジョイポンに住む魔術師で、私とは旧知の仲でしてね。
少し変わったところもありますが、なかなか商売上手で気のいい男ですよ」
旧知の仲なのにテレポート入手で吹っかけられるとは、と思わなくもないが、相手も商人なら致し方ないことか。それでも手に入るだけありがたい。なんといってもテレポートさえあればジスコとカナイ村を自由に行き来できる。それはカナイ村で過ごしながらジスコの生活をいつでも堪能できるという最高の環境が手に入るということだ。
「それにしてもわざわざ私に会いたいとおっしゃって下さるなんて光栄です。
ただ神人と言っても特別な力もありませんし、取り柄もないのでガッカリされるかも……」
「いえいえ、ご謙遜を。
十分に才能がございますよ?
商人にとってはなかなか魅力的かと存じます」
商人に魅力的と言われるのは褒め言葉だとは思うのだが、ミーヤにとっては嬉しい評価ではない。それにしても、ラーメンや石鹸ならまだしも、個人番号管理機構を発明した神人の頭の中はどうなっているのだろう。元コンピューターメーカーか何かから神人になったのだろうか。
まあ他人のことを気にしてもミーヤがそうなれるわけではない。今も、これからも、ミーヤができることを見つけながら、マールやチカマをはじめとする周囲に貢献できるよう全力を尽くすだけだ。
それにしてもミーヤに会いに、遠くからわざわざ来るのはどんな人なんだろう。テレポートが使えるくらいだから遠いなんて感覚はないのかもしれないが、それでも人のために調理器具を買って持ってきてくれるわけだし失礼の無いようにしないといけえないだろう。
そう思いつつ横を見ると、チカマは大口を開けて寝ていた…… きっと退屈だったのだろう。軽く揺さぶると目を覚ましたので、ムラングを食べさせて起きているようにと言い聞かせた。
「おお、どうやらやってきたようですね」
商人長がスマメでメッセージを確認したようだ。商人長は気のいい人だと言っていたが、少し変わっているとも言っていた。もし恐い人だったらどうしよう、機嫌を損ねたらどうしよう。良い付き合いができればかなりのメリットがありそうなのでなんとかいい関係を築きたい。
ミーヤは緊張のあまり手に汗を握って客人の到着を待っていた。
そんな商人長がせっかく店に来ているので、今考えていることをある程度話すことにした。それはクリームを作るための分離器と、水飴を作るための発酵器の入手についてである。
「その二つなら王都から取り寄せることが可能です。
少し割高になってしまいますが、王都からの便で一緒にもってきてもらいましょう」
「おいくらくらいするものなのでしょうか。
このお店へ設置する分はお任せしますが、カナイ村へ持って帰りたいんです」
「どうでしたかね…… たしか十数万程度だったかと記憶しております。
まあそのくらいは私がお出ししますよ。
そのかわり、今後なにか思いついた際はまず私へご相談ください。
もちろん今回のようにフルルを通じてでもかまいません」
「それはもう! 何から何までお世話になってしまって……
本当にありがとうございます」
本当に世話になり過ぎて、こんなに甘えてばかりでいいのだろうかという想いが頭をよぎる。だが商人長も商売上の利益が見込めるからこそ申し出てくれているのだ。それにミーヤへ恩を売っておきたいという打算もあるはず。つまりは遠慮する方が悪いとも言える、はずだ……
「いえいえととんでもございません。
私としてもカナイ村の産業が増えると、キャラバン一回での利益が変わってきますからね。
お互いの利益になることならば何なりとお申し付けください。
ところで、発酵器での水飴製造は毎日行うものですか?」
「一度作れば数日から一週間程度は持つと思います。
もちろん串焼きの売れ行きに左右されるので、幅はあるはずですが。
なにか気になることでもあるのですか?」
「いいえね、発酵器はかなり色々なものが作れるらしいのですよ。
ですから空いている時間が多いのはもったいないかと思いましてねえ」
「そうですね、でも何が作れるかもわかりませんので、発酵器が手に入ってから考えたいと思います。
それにスキル熟練度にも関係あると思いますしね」
「それもそうですね、私としたことがつい気が急いてしまいました。
ではこの辺で失礼するとしますね。
器具のこともありますし、また明日にでもお会いしましょう」
こうして商人長は帰っていったのだが、また明日? 王都から取り寄せると言っていたのになぜだろう。確か王都までは十日ほどの道のりだと聞いていた。それとまだ細かい打ち合わせが必要なのだろうか。
ミーヤは少しだけ気になったが、チカマはそんな時間を与えてくれず、夕飯の支度を急かされるのだった。そして要望に応えて作ったハンバーグを食べたフルルはまた知らない料理だと文句を言い、ハルは再び泣き出してしまった。まったく、何事もそううまくはいかないものである。
翌朝になり店にはまた客人、ではなく新しい従業員がやってきた。商人長が手配すると言っていたモウブと言う男性である。歳はフルルと同じくらいだろうか。
「モウブ、さっそくだけど手順を説明するわ。
もちろん全部やってもらうわけではないけど、流れは知っておいてもらいたいからね。
ちゃんと覚えておいてよ?」
モウブはうんうんとうなずいているが本当にわかっているのだろうか。なんだか存在感に欠ける雰囲気に不安を覚えてしまう。それにしてもフルルは商人長以外にはかなり強気で話すので、いつか誰かとケンカにでもならないか心配になる。
そんな時、フルルの説明を一緒になって聞いていたミーヤへ商人長からメッセージが届いた。内容はこれから館へ来てほしいと言うものだ。まもなく開店だと言うのに平気だろうか。
そのことをフルルへ話すとすぐに行くように言われた。やっぱり商人長へ対するフルルの忠誠心や信頼感は絶対的で、自分が忙しくなるとか大変だとかの考えは後回しになるらしい。まあモウブもやってきて三人になるのだから問題ないだろう。
それじゃお言葉に甘えて、というか、本来ミーヤは自由のはずだったことを思い出しながらチカマを起こし、それから二人で商人長の館へ向かった。
「お呼び立てして申し訳ございません。
開店前には時間が取れなそうだったので来ていただくことになってしまいました。
実はテレポートの巻物を入手しようとしていたのですが、予定が少し変わってしまいましてね」
「そうですか…… やはり難しかったのですね。
まあでも気長に待ちたいと思います」
「いえいえ、そうではありません。
神人様が探している話をしたところ、巻物を売るのではなく直接お会いしたいと言われましてね。
まもなくやってくる予定です。ついでに分離器と発酵器を頼んでおきました」
「それは助かります!
その方は王都からいらっしゃるのですか?」
「いいえ、ジョイポンに住む魔術師で、私とは旧知の仲でしてね。
少し変わったところもありますが、なかなか商売上手で気のいい男ですよ」
旧知の仲なのにテレポート入手で吹っかけられるとは、と思わなくもないが、相手も商人なら致し方ないことか。それでも手に入るだけありがたい。なんといってもテレポートさえあればジスコとカナイ村を自由に行き来できる。それはカナイ村で過ごしながらジスコの生活をいつでも堪能できるという最高の環境が手に入るということだ。
「それにしてもわざわざ私に会いたいとおっしゃって下さるなんて光栄です。
ただ神人と言っても特別な力もありませんし、取り柄もないのでガッカリされるかも……」
「いえいえ、ご謙遜を。
十分に才能がございますよ?
商人にとってはなかなか魅力的かと存じます」
商人に魅力的と言われるのは褒め言葉だとは思うのだが、ミーヤにとっては嬉しい評価ではない。それにしても、ラーメンや石鹸ならまだしも、個人番号管理機構を発明した神人の頭の中はどうなっているのだろう。元コンピューターメーカーか何かから神人になったのだろうか。
まあ他人のことを気にしてもミーヤがそうなれるわけではない。今も、これからも、ミーヤができることを見つけながら、マールやチカマをはじめとする周囲に貢献できるよう全力を尽くすだけだ。
それにしてもミーヤに会いに、遠くからわざわざ来るのはどんな人なんだろう。テレポートが使えるくらいだから遠いなんて感覚はないのかもしれないが、それでも人のために調理器具を買って持ってきてくれるわけだし失礼の無いようにしないといけえないだろう。
そう思いつつ横を見ると、チカマは大口を開けて寝ていた…… きっと退屈だったのだろう。軽く揺さぶると目を覚ましたので、ムラングを食べさせて起きているようにと言い聞かせた。
「おお、どうやらやってきたようですね」
商人長がスマメでメッセージを確認したようだ。商人長は気のいい人だと言っていたが、少し変わっているとも言っていた。もし恐い人だったらどうしよう、機嫌を損ねたらどうしよう。良い付き合いができればかなりのメリットがありそうなのでなんとかいい関係を築きたい。
ミーヤは緊張のあまり手に汗を握って客人の到着を待っていた。
0
あなたにおすすめの小説
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
若返った老騎士の食道楽~英雄は銀狼と共に自由気ままな旅をする~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
あるところに、数百年周期で現れる魔王がいた。
人族から生まれ、闇に魅入られし者、妖魔を統べる魔王と呼ばれる存在。
度々現れては、人々を恐怖のどん底に貶めてきた。
此度、その魔王との戦いに終止符を打った男がいた。
名をシグルド卿といい、六十歳を迎えた老人の男だ。
元平民にも関わらず、爵位を得て史上初の将軍にまで上り詰めた英雄である。
しかし、魔王と一騎討ちの末に相打ちになった……と世間では言われていた。
当の本人は実は生きており、しかも若返っていた。
そして自分が生きていることが知られると、色々と面倒なことになると悟った。
それにどうせなら、自由の身になって世界を旅したいと。
これは役目を終えた英雄が旅をし、様々な人と出会い、美味い物を食べていく物語。
記憶喪失となった転生少女は神から貰った『料理道』で異世界ライフを満喫したい
犬社護
ファンタジー
11歳・小学5年生の唯は交通事故に遭い、気がついたら何処かの部屋にいて、目の前には黒留袖を着た女性-鈴がいた。ここが死後の世界と知りショックを受けるものの、現世に未練があることを訴えると、鈴から異世界へ転生することを薦められる。理由を知った唯は転生を承諾するも、手続き中に『記憶の覚醒が11歳の誕生日、その後すぐにとある事件に巻き込まれ、数日中に死亡する』という事実が発覚する。
異世界の神も気の毒に思い、死なないルートを探すも、事件後の覚醒となってしまい、その影響で記憶喪失、取得スキルと魔法の喪失、ステータス能力値がほぼゼロ、覚醒場所は樹海の中という最底辺からのスタート。これに同情した鈴と神は、唯に統括型スキル【料理道[極み]】と善行ポイントを与え、異世界へと送り出す。
持ち前の明るく前向きな性格の唯は、このスキルでフェンリルを救ったことをキッカケに、様々な人々と出会っていくが、皆は彼女の料理だけでなく、調理時のスキルの使い方に驚くばかり。この料理道で皆を振り回していくものの、次第に愛される存在になっていく。
これは、ちょっぴり恋に鈍感で天然な唯と、もふもふ従魔や仲間たちとの異世界のんびり物語。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
できない子に転生しましたが、家族と食卓があれば十分です ―人間不信だった私が、ゆっくり育つ異世界生活―
愛朱ひいろ
ファンタジー
人の顔色ばかり伺い、心を壊した26歳の会社員女性。
彼女は死後、異世界で「できない子」として転生する。
魔法は使えない。
体は不器用で、成長も人より遅い。
前世の記憶のせいで、人と関わることが少し怖い。
けれどこの世界には、
見守り支えてくれる両親と、
あたたかい食卓があった。
泣いて、つまずいて、できないことに落ち込みながら、
彼女は少しずつ「できないままでも、生きていていい」と知っていく。
これは、
最強でもチートでもない主人公が、
家族と食事に支えられながら、ゆっくり育ち直す
生活密着型・異世界転生×成長×グルメファンタジー。
……の、予定です。
毎日更新できるように執筆がんばります!
昭和生まれお局様は、異世界転生いたしましたとさ
蒼あかり
ファンタジー
局田舞子(つぼたまいこ)43歳、独身。
とある事故をきっかけに、彼女は異世界へと転生することになった。
どうしてこんなことになったのか、訳もわからぬままに彼女は異世界に一人放り込まれ、辛い日々を過ごしながら苦悩する毎日......。
など送ることもなく、なんとなく順応しながら、それなりの日々を送って行くのでありました。
そんな彼女の異世界生活と、ほんの少しのラブロマンスっぽい何かを織り交ぜながらすすむ、そんな彼女の生活を覗いてみませんか?
毎日投稿はできないと思います。気長に更新をお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる