【R18 】必ずイカせる！ 異世界性活

１８. チンチン

　
『魅惑のスペシャルカクテルとイチゴオレをお持ちしました！』

「ありがとう！」

「ありがとうございますニャ！」

「ありがとうなのです！」

「それでは乾杯しようか」

「乾杯ってなんですかニャ？」

「食事の前にグラスを少し高くあげ、グラスとグラスを軽く当てる儀式だ！」

「チンチンの事ですかニャ？」

　チンチン？ たしかイタリアでも乾杯の事をチンチンと言っていたな。

「そうだ！  チンチンするぞ！」

「分かりましたニャ！」

「それでは改めて、チンチン！」

「チンチンですニャ！」

「チンチンなのです！」

　食事が終わったら、ブリトニーの花園にもチンチンを挿入するぞ！今日はチンチン祭りだ！

　魅惑のスペシャルカクテルを一口飲んでみる。

　なんだこれは、体が火照ってきたぞ！

　何やら足の付け根にある３本目の足がドクドク脈打っている。

　ウォーなんだこれは!?

　俺の息子がヘソまで反り返っているぞ!!

　ブリトニーの方を見るとなんだか目がトロンとして、俺の事をみつめている。

「暑くなってきたニャ。
　ご主人様の隣に座っては駄目ですかニャ？」

　俺の【魅了】の効果と魅惑のスペシャルカクテルのダブル効果で、ブリトニーはおかしくなっている。

　今隣に座らせたら危険だ。
　俺のビンビンに反り返った肉棒を見てしまったら、確実にその場でしゃぶりついてしまうだろう。

　そして、このテーブルの上で生板ショーが行われるのだ。

　俺のナニは綺麗に剥けてはいるが、小ぶりなのでこんなに大勢の人達に見られるのは恥ずかしい……

　それだけは絶対に避けなければならない。

「駄目だ。ブリトニー、そこに座っていなさい！」

「ご主人様！  後生なのニャ！  わたしにお恵みを与えてくださいなのニャ！」

「ブリトニー！  お前は今、魅惑のスペシャルカクテルのせいでおかしくなっている。
　大人しくしてないと、俺の奴隷から解放してしまうぞ！」

「ご主人様！ それだけは勘弁して下さいニャ！
　私は一生ご主人様の性奴隷でいたいのニャ！」

　ブリトニーが声を荒げて叫んだ。

　周りの人達からクスクスと笑い声が聞こえてくる。

「ブ…ブリトニー静かにしなさい！」

「マスター！ 私も性奴隷になりたいのです！」

「姫も分かったから、イチゴオレでも飲んでなさい！」

　ーーー

『お待たせしました。前菜をお持ちしました。
　皿の手前から右回りにニジマスのカルパッチョ、天使のあくび亭名物料理の人参サラダ、ジャガイモのキッシュになります！』

　オー！ 美味そうだ。やはりカップルに人気な宿屋だ！
　料理もオシャレなのが出てきたぞ！

　まずは、名物という人参サラダを食べてみよう。

　う…美味い！

　切干大根みたいな見た目に、酸味が効いたドレッシングでマリネされている。

　このドレッシングはなんだ？

　酢とオリーブオイル、塩、胡椒、レモン汁？いやもっと甘いオレンジの汁を使っているのか？

　とにかく美味い！
　これならいくらでも食える。
　いわゆる無限人参と言う奴か！

「姫！人参サラダ美味しいぞ！
　食ってみろ！」

　姫は、恐る恐る人参サラダを口に運んだ。

「おっ…美味しいのです！
　私は人参が嫌いだったのですが、この人参サラダはいくらでも食べれてしまいます！」

「ホントなのニャ！
　この人参サラダとても美味しいのニャ！」

　やはり性欲より食欲なのか？
　恐るべし人参サラダ！
　さすが、店の名物だけの事はあるな……

　ニジマスのカルパッチョも食べてみた。

　これも美味い。
　玉ねぎが魚の臭みを消している。
　ドレッシングが絶妙だ。

　続いてジャガイモのキッシュを食べてみる。

　美味い！
　ジャガイモがホクホクしている。
　これだけ前菜が美味しいとメインディッシュも期待できる。

　料理が美味いのでお酒も進む。

　前菜を食べ終わった頃には、魅惑のスペシャルカクテルを飲み終わっていた。

　何か頼むか。
　さすがに魅惑のスペシャルカクテルはもう頼めない。

　ビールにするか。
　いや違うな。
　このオシャレな雰囲気にはワインがいい。

「すみません！ワインを貰えますか？」

『グラスワインか、デキャンタになりますがどちらになさいますか？』

「ブリトニーも飲むか？」

「飲みますニャ！」

「それじゃあ、デキャンタで！」

　店員はカウンターに戻り樽からワインをデキャンタに注いでいる。

『お待たせしました！ワインです！』

　この世界のワインは赤ワインのようだ。

「ご主人様！注ぎますニャ！」

「おお、ありがとう」

　ブリトニーに注いでもらい、一口飲んでみる。

　少し渋いが甘みがあってフルーティだ！

　飲みやすい。

　これなら元の世界で成人年齢に達していない、お酒初心者の17歳の俺でも大丈夫だ！

「ブリトニーも飲め！」

「頂きますニャ！ 美味しいですニャ！」

　ブリトニーはどうやらお酒好きのようだ。

「ところで、この世界では何歳からお酒を飲んでもいいのだ？」

「  何歳から飲んでもいいですニャ！
　だけどお酒は少し高いので、殆どの人は成人して自分で働くようになってから飲むのが普通なのニャ！
　例外的に、ドワーフは子供の頃からオッパイ替わりにお酒を飲むという話を聞いた事があるニャ！」

『パンをどうぞ。パンはおかわり自由ですので、お気軽にお申しつけ下さい。』

　少し黒い、見た感じ硬そうなパンがでてきた。

　食べてみたが、見たまんまの硬いスカスカのパンだった。

　パンはイマイチだな……

『カボチャスープです！』

　これは美味そうだ。

　うん。カボチャの甘みと塩あじが絶妙だ。

　これに、さっきのスカスカの黒パンを付けて食べれば美味しいのではないか。

　硬くてスカスカのパンに、カボチャスープをたっぷり付ける。

「美味い！ 姫もパンにカボチャスープを付けて食べてみろ！」

「美味しいのです！」

「ウンウン。そうだろう。」

『メインディッシュのミノタウロスのヒレステーキになります！』

　ステーキまで出てくるのか！

　これは飯付きにして正解だったぞ！

「うん。美味い！牛肉に似てるか。
　というより、牛肉そのものだ！」

「ご主人様、ミノタウロスの肉は牛肉より高級肉なのですニャ！
　でも、味は一緒ですけどね！」

　ブリトニーはワインを水のように飲みながらミノタウロスの肉を食べている。

「そうか！しかし美味いな！」

『食後にコーヒーか、ハーブティをご用意できますがどうしますか？』

「それでは俺はハーブティを！」

「私もハーブティがいいですニャ！」

「ハーブティをお願いしますのです！」

　フフフフ。
　やっと前戯の時間が終わったか。
　ハーブティを飲んだら待ちに待ったブリトニーとのメインディッシュだ！