【R18 】必ずイカせる！ 異世界性活

１５９. SEX on the beach

　
「す……凄いのニャ！ 屋上の半分がプールなのね！ まるで屋上にビーチがあるようなのニャ！」

　ウルフデパートの屋上の半分は、まるまるプールというかビーチになっている。
　浜辺には白砂が張ってあり、ヤシの木なども植えられいる。
　完全に、プライベートビーチ付きの高級リゾートホテルにしか見えない。

「モモンガに来た時は、ここに泊まれば良いワン。部屋もたくさん空いているから、適当に好きな部屋を使えば良いワン！」

　ブリトニーは屋上のビーチに降り立った瞬間、服を全て脱ぎ捨て、素っ裸でプールで泳ぎだしてしまった。

　ムササビ自治国家の首都モモンガは、他の城塞都市と違い、空を飛ぶ精霊魔術師の使い魔などが結構飛んでいるので、例え屋上だとしても、裸で泳いでいたら覗かれ放題だと思うのだが……

「ブリトニー姉様！ 裸で泳いだりしたら、みんなに見られてしまいますよ！」

　アンちゃんが慌ててブリトニーに注意する。

「問題ないニャ！
　見られても減らないのね！
　みんな私のナイスバディを見て、鼻血をだして興奮すればいいのね！」

「妾も泳ぐワン！」

　ブリジアも泳ぎだす。
　ブリジアは、元々素っ裸だったので、既にムササビの色んな人に見られている筈なので、今更なのだが……

「ブリジア様まで！
　ダメですよ！ ウルフデパートのCEOが、素っ裸でプールで泳いでいるなんてしれたら、ウルフデパートの信用がガタ落ちになってしまいますよ！」

　アンちゃんが慌てて、服を着たままブリジアをプールから連れ戻す。

「心配する事ないワン！
　屋上には魔道具が設置されていて、誰も居ないプールの映像がいつでも映し出されているワン！
　なので、上から見ても、妾達が裸で泳いでいる事は解らないワン！」

　本当かどうか、実際に見ないと解らないので、姫におぶってもらい、上空から見てみる事にする。

　姫におぶってもらい、6メートル程飛ぶと、突然、ブリトニーや、アンちゃん達が消えた。

　どうやら本当だったようだ。

　これは青姦好きで、尚且つ見られてSEXするのが好きな者達には、天国のような場所だな。

　普通は公衆の面前でSEXすれば、異世界であろうと警備兵に捕まってしまう。

　しかし、ここならいくらSEXしても捕まらないのだ！

　尚且つ、ビーチというシュチュエーションが良い。

　リアルSEX on the beachだ！

　今日の夜は、ビーチでSEXしまくるぞ！
　と思うサイトであった。

　暫く、ブリトニーやブリジア、姫とアンちゃん達が素っ裸でプールではしゃぎ回っているのを見ながら、サマーベッドで素っ裸で日焼けをする。

　1度やってみたかったのだ。

　チンコの日焼けを。

　海やプールで日焼けしようとしても、海パンまで脱ぐわけにはいかない。

　ここでなら、思う存分、チンコまで焼く事ができる。

　やはりツートンカラーは恥ずかしい。

　逞しく日焼けしてても、おしりの周りとチンコだけ真っ白なのは頂けない。

　AV男優のように、体全体真っ黒の方が格好良いのだ！

　チンコも黒い方が、魔王ぽくて強そうだ。




「サイト君！ 起きて！ サイト君の体、真っ赤だよ！」

「うぅ……ん……
　アッ……アンちゃん？」

「サイト君の体、大変な事になってるよ！」

　どうやら、チンコの日焼けを楽しんでいたら、眠ってしまっていたようだ。

　アンちゃんに言われて体を見てみる。

　全身真っ赤だ。

　しかも半面だけ。

　背中側は真白なのに、お腹側は真っ赤に腫れ上がっている。

　殆ど火傷状態だ。

　チンコも真っ赤だ。

「サイト君、回復魔法をかけようか？」

「アア……。イヤ、ダメだ！」

「エッ！ どうしてダメなの？
　どう見ても火傷してるよ！」

「ダメなものはダメなのだ！」

　せっかく、チンコが日焼けしたのに、回復魔法をかけてしまったら、また白くなってしまう。

　今は、タダ真っ赤なだけだが、2、3日我慢すれば、真っ黒で強そうな息子に生まれ変わる筈なのだ！

　大魔王のチンコは、黒くなくてはダメなのだ！

　今のチンコは、大魔王にあるまじき、短小白チンだ。

　やはり大魔王のチンコは、極太、真っ黒チンコと相場が決まっている。

　極太になるのは無理な話だが、チンコを黒くする事は、努力でどうでもなるのだ！

　そう！ 今が、その努力の時なのだ！

　少し痛いからと言って、回復魔法をかけるのは努力とは言わない。

　大魔王でも努力をしないといけないのだ！ 

「サイト君が、そう言うなら無理にとは言わないけど……」

　アンちゃんは、訝しげな顔をしながらも引き下がった。

「そろそろ、『シルバーウルフ』の本拠地を案内するワン！
『シルバーウルフ』はスリム化したので、３階全てのフロアーを使うのは広過ぎるワン！
『犬の尻尾』のムササビのアジトも、ここを使えば良いワン！」

「そ……そうか！ それは有難いな！
　ここのプールは魅力的だし、冒険者ギルド本部の隣というのも、立地条件が良くて、とても便利だ！」

「ご主人様のオナペットとして、当然だワン！」

　ブリジアは二股の尻尾を振りつつ、褒めて欲しそうに返事をする。

　取り敢えず、ブリジアの頭をモフモフ撫でておく。

「『犬の尻尾』のムササビ支部は、ここに決定だとして、『ミノ一番』の出店の事もあるから、サンアリを呼ぶとするか。
　ブリジア、サンアリを呼び寄せたいのだが、 どこかに【聖級移転】を設置しても良いか？」

「3階か、屋上ペントハウス内ならどこでも良いワン！」

　ブリジアに許可を得た。

　ペントハウスの屋内の空き部屋の1つに【聖級移転】を設置し、ゴトウ族しか通れないように【聖級結界】を張り、サンアリを呼び寄せる。

「サイト殿、ここはどこですかな？」

「ブルジアがCEOをしているウルフデパートだ！
　ここで『ミノ一番』を出店できるらしいぞ！」

「そ……それは凄いですね！ 
　まさか『シルバーウルフ』のブリジア様が、ウルフデパートのCEOでもあったなんて！
　『ミノ一番』を出店場所が、まさかウルフデパートだなんで思ってもおりませんでした！
　ブリジア様、有難うございます」

「こちらこそ、『ミノ一番』をウルフデパートに誘致できて、光栄だワン！
『ミノ一番』はムササビまで名が知れ渡っている名店だワン！」

　どうやら、利害が一致していたようだ……

「で、だな、サンアリ！
『犬の尻尾』のムササビ支部もウルフデパート内に作る事にした！
『ミノ一番』の内装をやる次いでに、『犬の尻尾』ムササビ支部の内装も一緒にやっておいてくれ！」

「ハッ！ おまかせ下さい！
　ドン様達に設計してもらい、素晴らしい支部にしてみせます！」

　これで安心だ！

　大体の事は、サンアリに任せておけば全て上手くいく。

「ブリジア様、少し宜しいですかな？」

　サンアリは、ブリジアを捕まえて何やら打ち合わせを始めた。

　どうやら、モフウフにウルフデパートを出店してくれないかという要望らしい。

　現在、ウルフデパートはムササビ本店の他に、漆黒の森元首都にある漆黒の森店、西の大陸、神聖フレシア王国にあるフレシア店と3店舗あるようだ。

　サンアリとしては、なんとしても漆黒の森の新首都のモフウフに、超一流デパートと名高い、ウルフデパートを誘致したいのだ。

　サンアリとブリジアが、がっしりと握手を交わした。

　どうやらサンアリは、ウルフデパートのモフウフ出店の約束を取り付け、尚且つ、ウルフグループとサンアリコーポレーションの業務提携まで結んだようだ。

　流石はサンアリ、商売のチャンスは決して逃がさない。