【R18 】必ずイカせる! 異世界性活

飼猫タマ

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169. 凄い男

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「シャンティー様、すいませんでした」

「すいませんです」

「ゴメンなさいニャ!」

 結局あの後、戦いになり、姫は超絶魔法を、ブリトニーは【一撃】を仕掛け、見事に反射し、俺まで巻き添いをくらい、瀕死の状態に陥った。
 瀕死といっても、【不老不死】スキルがあったので、なんとか生き残ったというのが正解だ。

「生まれて初めて、攻撃を受けたのニャ!
 痛いのヤダニャ!
 痛めつけるのは好きだけど、自分が痛めつけられるのはイヤなのね!」

 そうだった……

 ブリトニーは基本、全て攻撃を避ける。
 しかし、自分が放った会心の一撃は、流石に避けれなかったようだ。

 初めてまともに受けた攻撃が、自分の攻撃とは、ブリトニーを倒せるのは最早、自分自身だけなのかもしれない。

「でも、あんた達も中々やるわね!
 まさか、エリスが契約している使い魔達が張っている結界や魔法を、3分の2も突破するとは、思ってもみなかったわ。
 もし、全く突破してなかったら、自分達の攻撃の10倍返しだった筈だから、細胞1つも残さずに消滅していた所ね!」

 俺達は、どうやら自分達の攻撃で、本当に死ぬ所だったのかもしれない。

 エリスさん達に攻撃する。

 イコール死ぬ事を意味する。

 なんせ10倍返しだからな。

 シャンティーが相手を罵るのも、これが狙いなのかもしれない。

 相手が攻撃さえしてしまえば、自分達は何もする事なく相手を葬ってしまうのだ。

 シャンティーの口の汚さと、この攻撃反射はセットなのだ。
 よく考えられている。

 相手を殺してしまっても、自分達は手を出していないし、相手が勝手に攻撃してきて、勝手に死んだのだと言える。

 流石、腹黒妖精シャンティー。
 全てが計算し尽くされている。

 ボコッ!

「グッ!!」

 イキナリシャンティーに殴られた。

「ゴトウ·サイト、まだ、終わりじゃないわよ!
 私の怒りは全然収まってないし、実際、今のパンチ以外は、私は何も攻撃していないし、勝手に、アンタ達が私に不意打ちして、勝手に傷んだだけだからね!」

 ボコッ! バキッ! ズコッ! バキッ! ボコッ! ボコッ! ボコッ! ズコッ! バキッ! ボコッ!ボコッ! ズゴッ!バキッ! ズコッ! ボコッ!バキッ!バキッ!ボコッ!バキッ!ボコッ!バキッ! ズコッ! バキッ! バキッ!ボコッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!ボコッ!バキッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!バキッ!ボコッ!ボコッ!バキッ!ボコッ!バキッ!バキッ!ボコッ!バキッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!ボコッ!……

 シャンティーは、顔ばかり狙い、数え切れない程殴ってきた。

 小さい妖精であるシャンティーのパンチは、それ程痛くない。
 それ程と言っても、比べる対象がブリトニーとかだから アレなのだが、しかし大人の男が殴る位の痛さはある。

 1発1発は軽いが、何度も顔ばかり狙って殴られたので、顔のデカさが2倍程の大きさに腫れ上がってしまった。

「マスター! すぐに回復魔法をかけるのです!」

 姫が、すかさず俺に回復魔法をかけようとする。

「ダメよ! 回復魔法をかけるのは許さないわ! 
 ゴトウ·サイト、あんたは反省の証として、そのまま顔を腫らしたまま過ごしなさい!
 もし、誰にやられたのかと聞かれたら、『犬の肉球』のシャンティー様にやられたと、しっかり言うのよ!
 あんたは、エリスに迂闊に近づくと、こんな目に会うんだ。 と、見せしめにする為に使うんだから!
 最近、エリスを見て、言い寄ってくる男が後を絶たなくて面倒くさかったのよ!
 最近巷で話題の『犬の尻尾』団長、変態ロリコン大魔王ゴトウ·サイトが、エリスにちょっかいを出して、ボコられたと噂が広がれば、エリスに言い寄ってくるバカが減るんじゃないかという算段よ!」

 クッ!!  俺はエリスさんに言い寄って返り討ちになったバカの代表として、
 シャンティーさんにボコボコにされた顔を、自然治癒するまで、世間に晒し続けないといけないのか……

 屈辱だ……

 異世界にまできて、こんな目に遭うなんて。

 まだ、有名じゃなければ問題なかったが、どうやら南の大陸では、変態ロリコン大魔王として、そこそこ名前が知れ渡っていたようなのだ。

 その、そこそこ有名になった変態ロリコン大魔王が、調子に乗って超大物にちょっかいをだして返り討ちに合うなど、物凄く格好悪すぎる。
 はっきり言って、モブがするような事だ。

 俺は主役ではなかったのか?
 この世界に異世界移転してきた時点で、てっきり自分が主役だと思っていたのに。

「ゴトウ君! 頑張ってね!」

 エリスさんが、微笑みながら声をかけてきた。

 なんて素敵な笑顔なのだ。

 思わず、シャンティーによる糞な罰ゲームも頑張りたくなってしまう。

 いや、待てよ!

 この罰ゲームは、実は糞ではないのではないのか?

 エリスさんは、見たまんまの超絶美少女だ。

 その為、浮かれた男達が、わんさか言い寄ってくるのだ。

 しかし、俺のような今話題の超有名人が、完膚無きまでに、エリスの使い魔の腹黒妖精シャンティーにボコられたと知れ渡ったら、簡単にはエリスさんに近づけなくなる。

 俺のこの、シャンティー、いや、シャンティー様にボコボコに殴られた顔を、世の人々に見せれば見せる程、エリスさんに下心がある男達は、シャンティー様の恐ろしさにビビって、エリスさんに声をかけられなくなるのだ!

 即ち、エリスさんが男に声をかけられないという事は、俺のライバルが減ると言う事だ!

 こ……これは、この御役目を張り切って頑張らなくては!

「シャンティー様! 私にバツを与えて下さって、ありがとうございました!
 私は、このシャンティー様にボコボコに殴られて腫れ上がった顔を、モモンガ中の人々にたくさん見てもらう為に、これから街の中を、隅々まで徘徊しに行ってきます!」

 俺は、自分のライバルを減らす為に、冒険者ギルド本部から飛び出して、モモンガの街に走り出した。

「えっ! マスター! 待って下さいなのです!」

「ご主人様! 突然どうしたのニャ? 待ってニャ! 置いてかないでニャ!
 腹黒シャンティー、怖いのニャ!」

 姫とブリトニーもサイトの後を追いかける。

「アン、あの男のどこが良いというの?
 あのゴトウ·サイトとかいう男は、ただの変態にしか見えないけど?」

 シャンティーが、アンちゃんをマジマジと見ながら話しかける。

「どこがというと困るけど、強いて言うなら、夜が凄いとこかな……」

 処女であるエリスとシャンティーの顔が、耳まで真っ赤になった。
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