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240. 究極プレイ
しおりを挟む「俺もあのオッパイに顔を埋めたい……」
ヤナトが、カレンの胸の谷間に顔を埋めているブリジアを見て呟いた。
「俺の方が、ヤナトの3倍は埋めたいぞ!」
スイセイが、何故かヤナトに張り合う。
「泣いているブリジア様を見て、よくそんな言葉が吐けるわね!
本当に、あんた達は煩悩の塊なのね!
でもブリジア様がショタに化けて下さるなら、その時は私の胸の中で、幾らでも慰めてあげるのに」
「クリスティーヌ! お前こそ煩悩の塊だろ!」
カレンとブリジアが感動的なシュチュエーションになっている真横で、いつものように『カワウソの牙』のおバカ3人組は、ワーワー言いながら、しょうもない事で騒いでいる。
「お前達! うるさいのじゃ!
ほんの少しの時間も、静かにできんとは……
いつまでも、ぺちゃくちゃ喋ってないで、湯船に浸かったらどうなのじゃ!」
先程まで、カレンのEカップの乳房の谷間で泣いていた筈のブリジアが、復活してヤナト達に毒づいてる。
「ブリジアの姉御! 俺らは姉御達に遠慮してたんですよ!
ブリジアの姉御が、カレン大姉御のオッパイを吸いながら泣いていたもんだから、どうしたものかと事の成り行きを見守ってたんですよ!」
「妾は、剣姫の乳など吸っておらぬ!
見た目が幼女だからといって、妾は子供ではないのじゃ!」
ブリジアはバカにされたと思ったのか、プンプンに怒っている
「そしたら、『ウルフデパート』のエロCEOモードに化けて下さいよ!」
ヤナトは挑発と同時に、自分の願望をブリジアにぶつける。
「分かったのじゃ! 妾の体を見て鼻血で湯船を汚したら、お仕置きするからのう!
覚悟しておくのじゃ!」
そう宣言するとブリジアは、『ウルフデパート』エロCEO姿に変身した。
「むむ……な……なんじゃと……
これは、どういう事じゃ……
妾のこのナイスバディーを見ても、鼻血は疎か、アソコも立っていないじゃと……」
ブリジアが、ヤナトの無反応な体の状態を見て、湯船の中で愕然としている。
「フフフフ。ブリジアの姉御! この大浴場は、絶世の美女ばかりが入って来る混浴風呂なんですぜ!
グランドマスターのお気に入りの姫様やブリトニーの姉御、アンの姉御の前で欲情してしまえば、ここでは死が待ってるんですよ!
なので、いくらブリジアの姉御がナイスバディだと言っても、その気になれば性欲を抑える事など、俺やスイセイにとっては朝飯前なんですぜ!」
ヤナトが勝ち誇ったように、お辞儀をしても巨大なチンコを、ブリジアとカレンの顔の前でブラブラさせながら言い放った。
「ガブガブガブガブ」
処女のカレンには、ヤナトのデカ過ぎるナニは刺激が強過ぎたのか、気絶して、湯船に溺れてしまったようだ。
タッタッタッタッタッタッ。
どこからもなくデーモンメイドが現れて、気絶したカレンを担いで大浴場から出ていってしまった。
「無駄に、ここのデーモンメイド共は優秀じゃな……
そんな事は置いておいて、狼耳族のガキンチョよ!
ご主人様のオナペットとのプライドにかけて、お前に鼻血を出させて、尚且つ、お前の無駄にデカいナニを立たせてみせるのじゃ!」
ブリジアが、たわわな乳房を振るわせて、ヤナトに言い放った!
「フン! 受けてやろうじゃねえか!
俺様の巨チンで、ハアハア言わせてやるぜ!」
「何を言っておるのじゃ!
お主は獸姦するつもりなのか?
妾は、見た目は狼耳族じゃが、れっきとした獣の狼なのじゃぞ!
お前が、もしその凶悪な得物で妾を傷物にしたのなら、動物虐待で訴えてやるのじゃ!
というか、妾をハアハア言わせる時点で、お主のアソコは立っているのではないのか?」
「……」
ヤナトは固まった。確かにブリジアをハアハア言わせる時点で、ヤナトのナニは立ってしまってる筈だ。
ヤナトは、自分が言っている矛盾に今気付いてしまったのだ。
ブリジアのエロい体を見たいが為に、エロCEOモードの体に変身して貰ったというのに、鼻血は疎かチンコを立たせてもいけないとは……
これはどんなプレーなのだ……
多分これは、グランドマスターがよくやっているお預けプレイと言う奴だ。
グランドマスターは、姫様やメリルと常時お預けプレイを楽しんでいる。
ヤナトは、今日初めてサイトの凄さに気付いたのだ。
サイトが常時しているお預けプレイとは、ただ、物凄く欲求不満が続くだけという、本物のドMだけができる究極のプレイだという事を……
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