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267. 直吸いイチゴ母乳

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「ふわぁぁぁ……」

 目を覚ますと、目の前に大きなプリンが2つ飛び込んできた。
 俺は本能的に、プリンにむしゃぶりつく。

「あぁぁぁ……ん」

 ちゅぱちゅぱちゅぱ

「あああぁぁぁ……ん」

 ちゅぱちゅぱちゅぱ

 俺は今、ブリトニーに腕枕して貰っている状態だ。

 何度も言うが、男が腕枕するより、女の子に腕枕してもらう方が断然良いのだ。

 何故なら、女の子に腕枕してもらうと、乳房が目の前にくるのだ。

 女の子に腕枕してもらうと、乳房をペロペロパフパフし放題という訳だ。

 特にブリトニーの様なパイオツカイデイの女の子に腕枕してもらえば、オッパイに顔を埋めて窒息状態を味わう事が出来たりする。

 男にとってのオッパイ窒息状態というのは、運良く巨乳の女の子と付き合えた者にしか与えられない極上なご褒美なのだ!

 そしていつものように、ブリトニーの乳首を貪る様にチュウチュウ吸っていると、段々目が覚めてくる。

 下の息子も目が覚めて、朝勃ちビンビン状態だ。

「アァァン」

 姫の寝言のような喘ぎ声が聞こえてきた。

 朝勃ちした事によって、俺の息子が姫のお股に当たったようだ。

 俺の腕を枕にして、姫が寝ている。

 俺は、女の子に腕枕して貰っているだけという情けない男ではないのだ。

 しっかりと姫を腕枕する事によって、女の子に腕枕して貰っている情けない男から、普通のノーマルな男になり中庸を保つ事に成功していると言える。

 それから一応言っておくが、俺が姫を腕枕すると、俺の息子と3歳児の姫のお股が同じ位置に来るのは偶然の事だ。
 狙ってやっている訳ではない。

 俺は寝る時全裸で寝ているが、姫はカボチャパンツをちゃんと履いている。

 俺の人より少し小さくてズル剥けのチンコであっても、さすがにカボチャパンツを履いた3歳の幼女のお股に朝勃ちしたポークビッツが偶然合体する事など有り得ないのだ。

 姫はまだ、俺の腕の中でスヤスヤと寝息を立てている。

 こんな日常がいつまでも続けばいいなと、俺は思う。

 兎に角、北の大魔王ベルフェゴールを倒さなければならない。

 何とか倒さなければ、俺の理想ののんびりハーレムライフは送れないのだ!

「サイト様、そろそろ時間でございます」

 メリルが俺に話し掛けてきた。

 いつも思うのだがメリル達はいつ寝ているのだ?

 俺はメリル達、デーモンメイドが寝ている所を見た事がない。

 夜中に起きても、ベットの前でずっと立ちっぱなしで俺達の事を見続けているのだ、最初の頃はとても不気味だったが、最近では慣れてきた。

 多分、この世界のデーモンは寝なくても平気なのだろう。

「姫! 朝だぞ!」

「ふにゃにゃにゃにゃ……
 マスター、おはようございますなのです」

 俺達は、いつもの様に朝風呂に入り、風呂の後のイチゴ牛乳代わりに、メイドさんのオッパイを吸う。

「やはり、風呂上がりのメイドさんのイチゴ牛乳は最高だな!」

「メイドさんのオッパイはいつでも最高なのです!」

 姫はいつもの様に、俺に同意する。

 搾りたてのイチゴ牛乳、良く考えたら牛乳じゃなくて母乳か?

 というかこれも間違っている。

 そもそも搾ってはいない。直吸いだ。

 直吸いイチゴ母乳?

 どうでも良い事を考えて、時間を使ってしまった。
 朝の時間は短いのだ。

 今日から戦争なので、早く朝食を食べよう。

 大食堂に行くと、慌ただしく人が動いている。

 俺達に気付いたサンアリが話し掛けてきた。

「ゴトウ様、おはようございます!
 既に第一陣のガルム率いる。
 歩兵部隊は出陣しております!
 後、1時間程でアマイモン様が時間稼ぎしてくれている、中央戦線に到着する予定でございます!」

「もう作戦は、始まっているのか?」

「ハイ! 始まっております!
 それで、姫様にお願いがあるのですが、アジトのデーモン軍団300人を1度召喚してもらえませんか?」

「ん? ここにいるデーモン軍団を召喚する事に何の意味があるのだ?
 召喚するも何も、もう既にここにいるじゃないか?
 そんな事したら戦いの前だというのに、姫の魔素が減ってしまうだろ?」

「北の大魔王ベルフェゴールが率いる悪魔軍団は50万人との事です!
 その悪魔軍団を、姫様の使い魔でもある300人のデーモン部隊で殲滅しなくてはならないのです!

 アマイモン様によりますと、相手の悪魔軍団50万人はベルフェゴールに生み出された悪魔で、別に召喚されている訳ではないと仰っておられました。
 なので1度倒してしまえば、敵の悪魔が復活してくる事はないとの事です!」

 確か召喚魔法で召喚された使い魔は、自分の魔素ではなく、主の魔素を使って活動するのだったな。
 なので、主が魔素切れを起こせば消えてしまうし、召喚された場所で死んでしまったとしても、元いた場所に戻るだけで済む筈だった。

「成程。姫に1度アジトのデーモン達を召喚すれば、もし敵に倒されてしまっても、死なずにこのアジトに戻ってくるだけで済むという事か!

「ゴトウ様! そういう事です!
 姫様のデーモン部隊が、いくら優秀だったとしても50万もの悪魔軍団を倒すのはとてもじゃないですけど無理な話です!

 それを補う為に、姫様にアジトのデーモン達を召喚してもらい不死のデーモン部隊を編成するという訳です!」

「姫の莫大な魔素総量を利用する訳だな!」

「そうです! これは、莫大な魔素総量を誇る姫様でなければ出来ない作戦であります!」

 姫は現在、朝食を食べながらアジトにいるデーモン達を召喚している。

 ゴキ男爵が生み出したデーモン達なので、最初から姫の使い魔として生まれてきているのだが、姫が会った事がないデーモンもたくさんいるので、姫の前に整列して並んでもらっているのだ。

 流石の姫でも、顔も知らない使い魔を召喚する事は出来ない。

 デーモン達が姫の前にくると、姫はデーモンの顔を確認しながら次々と召喚していく。

 デーモン達は召喚されると、自分の前に現れた魔法陣の中に入って行くのだ。

 そして、すぐ近くにある別の魔法陣から、ひょこっと出てくる。

 召喚主である姫が同じ大食堂にいるので起こる現象なのだが、魔法陣の中に消えたデーモン達が、すぐ隣にある別の魔法陣からすぐに出てくる光景は、凄くシュールな光景である。

 姫は最初、朝食も食べずに一生懸命召喚していたのだが、慣れてきたのか今は普通にご飯を食べながら片手間で召喚を続けている。

 最後にメリル達シスターズが現れる。

 ゴキ男爵とメイドさんは、元々姫に召喚されている状態なので、今回は召喚される必要がない。

 ゴキ男爵はダンジョン運営の為、メイドさんは姫ポーション製作の為、姫の巨大な魔素を常時使わないといけない為の措置だ。

 姫は、メイドさん以外のメリルやシスターズ達も召喚させたのだが、流石に別格だったのか、姫はフラッと、俺の肩によろけてきた。

「オイ! 姫、大丈夫か?」

「大丈夫なのです!
 少し魔素を使い過ぎて目眩いがしただけです!
 直ぐに復活すると思いますので、心配しないで下さい!」

「そ……そうか。それなら良いのだが。それにしても、よく頑張ったな!」

 俺は、姫の頭をモフモフ撫でてやる。

「マスター! ありがとうございます!
 マスターに頭を撫でられたので、早く魔素が回復しそうです!」

「姫様! 私の母乳をお飲み下さいませ!」

 メイドさんがたわわな乳房をあらわにし、姫に乳房を差し出す。

「メイドさん! ありがとうなのです!」

 姫はメイドさんに抱っこされながら、メイドさんのオッパイをちゅぱちゅぱと美味しそうに吸い続ける。

「あぁぁ……姫様……気持ちいいですぅ……!」

 メイドさんは光悦した表情をして、悶えている。

「あぁぁ…姫様ぁ……」

 ビクッ! ビクッ! ビクッ!

 姫にオッパイを吸い続けられているメイドさんは、オッパイを吸われたままイッているように見えたのだった。
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