大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ

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第二章 ハウエバー系 第901辺境惑星 編

78. アン姉ちゃんと、ベッドイン

 
「じゃあ、今日は店じまいな!」

 俺は、目が血走り、商売ハイになってるコナンとシスに言い聞かせるように言う。

「えー何で!」

「私、もっとできるよ!」

 コナンとシスのブーイングが凄い。

「明日も明後日もあるんだぞ!しっかり睡眠とって、体を万全にしとかないと、ポテンシャル出せないんだぞ!」

「僕は大丈夫だよ!鍛え方が違うし!」

「私も5徹ぐらいヘッチャラだよ!疲れた事なんか、1度もないもん!
 それにもし疲れたとした、ポーション飲めば良いだけだし!」

 なんか、コナンとシスがおかしな事を言ってるし。
 というか、シスなんか相当ヤバい事言ってる気が……

 疲れた事ないとかおかしいだろ。しかも、ポーションをエナジードリンク代わりと思ってるみたいだし……

「シスちゃんは、将来殴り僧侶スキルを得る予定ですから、仕事してると勝手に体力が回復しちゃうんですよ!」

 サヤが、勝手に俺の心を呼んで回答してくる。

「何だ?殴り僧侶スキルって?聞いた事ないんだけど?」

「え?知らないんですか?人を殴ると、勝手に体力や魔力が回復しちゃうんですよ!しかも殴り続けると、勝手に自分と相手に付与魔法がかかり、自分は強く、相手は弱くなってしまうオマケ付きだったりします!」

「なんじゃそりゃ?!チートだろ!」

「ですです。因みに、殴り僧侶スキルには、【身体強化Lv.3】も含まれてますから、実はシスちゃんは、この世界最強の人物になるかもしれません!」

「シスやべぇな……」

「ですです。シスちゃんは戦闘特化のイーグル辺境伯とグラスホッパーの血筋、そして、聖女を輩出する血筋のグリズリー公爵家の血筋の良い所取りなんです!」

「ポテンシャルの化物じゃねーか!」

「そんなシスちゃんがホレてしまう、ご主人様も相当ですけどね!
 やはり、瞬間移動スキルは別格ですよ!
 しかも、ご主人様は将来【器用貧乏】スキルを得るくらい器用なので、何をやっても達人並に上手くなりますし、ハイエルフの血を受け継いでますから、体も頑丈ですからね!」

「だよな……実際、エリス並に目が良くなってるもんな。俺も、300キロ先が普通に見えるようになってから、俺って、とんでもねーて、思うようになってるもんね」

「ですです。そのうち暗視や透視も覚えれると思うし、建物の中に居る人の位置まで分かるようになる筈なので、暗殺とかし放題ですよ!覗きもし放題ですし!ご主人様、ウハウハですね!」

「ウハウハって、俺は変態じゃねーよ!」

「でも、良いじゃないですか!女の人って、実際、パットとかで盛ってる人も居ますから、透視できれば、それが未然に分かっちゃうんですよ!」

「別に分からなくてもいいよ!俺は、チッパイも好きなんだよ!」

「そうでした!ご主人様は、ロリコンでもあったんでした!しかも熟女も好きですし、許容範囲が広いの忘れてました!」

 サヤの奴、コナンやシスもアン姉ちゃんも居るというのに、言いたい放題である。

 でもって、夕食を取り、お風呂に入って寝る時間になると、当たり前のように、シスとアン姉ちゃんまでやって来た。

「ヨツバ君、私もお嫁さんの1人にして下さい」

 アン姉ちゃんが、恥ずかしそうに真っ赤になりながら、下を向いて言ってきた。

 というか、コレは破壊力が凄い。
 アン姉ちゃんは、アン姉ちゃんであって、俺の姉ちゃん?で、やっぱり結婚はダメな事で、というか、カレンやシスと違って、アン姉ちゃんと結婚するイメージが全く湧かない。
 しかも、なんだかとてもイケない事をしてるようで、オチンチンが有り得ないくらいビンビンを反り返ってしまってるのだ。

 本当に、オチンチンの場所が、魔法の鞄になってる異次元パンツを履いてて助かった。
 履いてなければ、恥ずかし過ぎて、俺はもう死んでしまっていたかもしれない。

「ええと、あの本当に良い事なのか?」

 俺は、なんて言って良いのか分からなくて、変な事を口走ってしまう。

「ご主人様!いいんですよ!今回は、本当に他人なんですから!
 ご主人様は、アンさんの事が大好きだったんですよね!
 でも、お姉ちゃんの感覚が強過ぎて、結婚出来なかったんです!
 だけれども、今回は、お姉ちゃんと呼んでますけど、正真正銘の他人なんです!
 ここは、ドン!と、欲望のままに動いて下さいよ!
 その為に、僕は、グラスホッパー家と関係ない、他人として、今回、ご主人様をウッドペッカー家に導いたんですからね!」

 なんか、目の前のアン姉ちゃんを見てるせいか、緊張し過ぎなのか、サヤが言ってる事が分かんないんだけど、俺のチンコレーダーは、アン姉ちゃんが大好きだと物語ってるのである。

 それは、アン姉ちゃんが、俺が大好きなエドソンと似て、生き方が不器用な所とか、本当に、俺は何を言ってるのか分かんないんだけど、アン姉ちゃんが大好きなのは間違いないのである。

「あの……ぼ……僕もヨツバ兄ちゃんと、一緒に寝ていい?」

 何故か知らんが、今度はコナンまで、俺のベッドの中に入って来てるし。

「コナン君は、グラスホッパー家でもっともイーグル辺境伯の血が濃ゆいんです!
 だから、グラスホッパー家の中でも、もっとも甲斐があって、強い人間に惚れてしまう性格なんです!」

 すかさず、サヤが、俺の心を呼んで補足してくれる。

「コナンが、俺に懐いてるのは、そういう事かよ!」

 てな感じで、俺はなし崩し的に、コナンとシスと、それからアン姉ちゃんに押し倒されて、1つのベッドに寝る事になったのだった。
 そして、当たり前のようにサヤもベッドに潜り込んだのはお約束。

 そして、またまた何故か知らないが、あれほどオチンチンがビンビンだったのに、すぐに熟睡出来るのは何でだろう。

 まあ、グラスホッパー家の人間が、本当の家族のように思えて他人には見えないからかもしれないと……ヨツバは思ったのであった。

 ーーー

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