僕のこと好きすぎません？

学校編

第11話

あれから8年経ち僕も成人しました！
この8年間ほぼずっとあの4人と討伐に行ってました
卒業式とか入学式とか始業式とかそういう時だけしか学校にも行けませんでしたね…
でもちゃんと上級学校でも成績は1位を守り続けましたよ(この世界の勉強は簡単なんですけど‪w)
アレクも3位から2位に上がってからずっと卒業まで2位でした
3人も2位3位4位と順位は時々変わってましたがそれ以下になることは絶対になかったですね
1位はって？当然ミュー王子ですよ！
そうそう！ミュー王子といえばこの8年間で呼び方がミューになったんです！ずっとミュー王子って呼んでたんですが
「これからはミューって呼んでね！王子とって付けられると悲しいなぁー」
って言うんです、だからそう言われてからはミューって呼ぶようにしてます



後、ソルの事ですが2週間に1度会いに行ってます！
それで今日ソルに会いに行く日なんです

(ﾎﾞｿｯ)「ソル」

「ルー！元気？」

「えぇ元気です！」

「ねぇー！聞いて！僕ね、そっちの世界に降りれるようになったんだ！だからこれからは神殿に来なくても何時でも会えるよ！」

「?!そうなんですか？良かったですね」

「うん！だからこれからは僕とも遊んでね？」

「もちろんです！」

まさか、ソルがこの世界に降りてこられるようになったなんて…嬉しいですね




「よ！ルー！今日神殿行く日だろ？行ってきたのか？」

「ロイ！はい！行ってきました」

「ずっと気になってたんだが、なんで2週間に1度絶対に神殿に行ってるんだ？」

「ちょっとした訳がありまして…あはは」

ソルのことは言ってもいいのでしょうか…
自分が転生者ってこともいつか話す時が来るんでしょうか…

「ルー！」

「?!誰だ？そいつ」

「ソル?!急にびっくりです」

「ごめんごめん！今日からよろしくな」

「ソル？誰だ？ルー、お前何時こんなやつと友達になったんだ？」

「えーっと…」

「ルーとは最近友達になったんだ！神殿で1人で居た僕にルーが話しかけてくれたんだ！
だからこれからは僕も一緒に遊んでもいい？」

「まぁ、ルーの友達なんだったらいいけどよ、アル達にも紹介しろよ」

……

「友達なのは分かりました
ではソルもこれからは一緒に討伐に行きましょう」

「ありがとう！」

良かったです…なんて説明しようか迷っていましたがソルが何とかしてくれたおかげで疑われずに済みました

「ルー？行こ？」

「あ、はい！待ってくださいアレク」

「…ルー…遅い」

「すみません、マーク」

「「「「「っ…///」」」」」

なんで皆さん照れてるんですか…