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第6話 2日目夜 教会で治療を受けよう

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「怪我をしただぁ? まったく無茶しやがって。無駄口叩いてないで、とっとと教会に行ってこい!」

 怪我の治療は病院じゃなくて教会で行われているのか。
 昨日の親切な衛兵のおっちゃんに追い立てられる。

 教会って教義を広めたり礼拝するためにある筈だけど、病院の機能も兼ね揃えているんだな。
 ファンタジーとしては定番なのかな? 治癒の魔法とかあるとワクワクするけど保険証がないからちょっと不安。

 立派な建物の教会内部は厳かな空気が流れていて、穢れなんて瞬時に浄化されてしまうような静謐な雰囲気だった。
 全体的に石造りのせいかひんやりとして室温は低い。

 受付があるわけでもなく、歩くとすぐに礼拝堂らしい広間に出る。

 数組の男女が腕を組んだり手を繋いだりしながら、整然と並べられている縦長の椅子に座っていた。
 恋愛成就の神様なのかな? イチャついているカップルに教会の中だというのに殺意を覚える。

 真正面には両手のひらを上に向け控えめに前に差し出す、美しい女神様みたいな像が祀られている。すべてを赦すような細めた目がキュートな美人さんだ。

 だけど、おっぱいは丸出しで、下半身の陰毛まで丸出しの卑猥な巨像に圧倒された。
 公共の場に飾っていいものなのかな? せめて下半身は隠してあげたほうがいいと思う。

 少なくとも僕にはあの美しい全裸の美女の足もとに跪き祈りを捧げる自信はない。
 細部がどこまで再現されているのか気になって見上げて確認しちゃいそう。

 直感だった!

「これ、世界の言葉を担当する声の人じゃ……」

 ポカリと後ろから頭を叩かれた。

「享楽と豊穣と商売の女神様に、なんて失礼なあだ名をつけてるのよ! 不敬!」

 びっくりした! まさかの本人の登場かと思って焦りまくった!
 振り返ると、身長差が激しい二人のシスターが並んでいた。どちらもお可愛い。

「色々と役職の多い女神様なんで……す……ね?」

 長身の方は目を閉じたままで慈悲の心が全開の落ち着いた雰囲気の美女。
 その隣にはちょっぴり親近感の湧く、ふくらませた頬のそばかすが可愛らしい、小動物系の可愛らしいちっこい美少女。

 目が点になる。
 二人の服装は透け透けだった! 乳首ポッチを見ても興奮してしまう年頃男子には目に猛毒な格好なんだけど。

「当教会に、どのような御用でしょうか?」

 目を閉じたまま長身シスターが静かに口にする。

 透け透け紺色メッシュのシスター服の下にはお椀型のきれいなおっぱいとその頂がしっかり見えるし、細い腰のラインから色の濃いガーターベルトもしっかり見える。脚も見える。まさかのノーパンなので、脚の付け根も見えちゃってる。

 全裸よりエロい格好だった。

 身体のサイズが多少違うだけで、僕の失言に未だ憤慨しているちっこいシスターも同じ格好で小悪魔っぽく透け透けだ。

 全裸の女神様像を奉るに相応しい艶やかで色っぽいシスター服だった。
 というか、その格好で恥ずかしくないのかな?
 この世界に転移してきて何度同じ事を思ったか嫌になるけど、敢えて言う。

「ここ、本当に教会!?」

 こんなのばっかの異世界なんだけど。倫理観が逆転しているとかそっち系なの?

「は? 教会に決まってるでしょ!」

 ちっこいシスターに叱られた。
 どう見ても神に身を捧げる、敬虔な信徒には見えそうもない淫らな格好なのに断言されても困ってしまう。

 エロさ爆発の信徒に奉られている神様から天罰とか下されないか心配になるんだけど。
 サバトとか普通に似合いそうだし。

「なんか文句あんの!?」

 ちっこいシスターが近付いて僕を覗き込んでくる目には羞恥心など一切ない真っ直ぐさがあった。透けて中が見えていますよとは言いにくい真面目さだ。

「怪我をしたので治療をお願いします」
「あらあらまあまあ」
「ちょっと! そういうことは先に言いなさいよ! 大変じゃない!」
「お怪我を、それは大変です、どうぞこちらにお越しください」

 長身シスターは穏やかにおっとりと、ちっこい方は血相を変える。
 そんな大した怪我じゃないので恥ずかしくなるから慌てないでほしいです。
 イチャついていたカップルたちも何事かとコチラを注視している。

 両腕を拘束されたみたいに掴まれて、案内された部屋にはベッドが設置されていた。
 なんだろうこれ? シーツはなくエアマットみたいな見た目なんだけど。

「では、怪我の治療させていただきますので、そこに服を脱いで横になってください」
「はい……はい?」

 また脱ぐの!?
 手の怪我の治療に来たのにどうして服を脱ぐ必要があるの!?

「ちょっと、こっちむきなさい」
「え、むぐっ」

 ちびっこシスターに突然キスされてる!?
 何かを口に流し込まれる。少しだけ苦みのある液体だ。吐き出すわけにもいかないから飲みこむけれど、その後もチェックをされるみたいに舌が侵入してきて絡んできた。

 小さな舌がチロチロと口内を舐め回してくすぐったい。
 熱い息が漏れる。エッチな音がくちゅくちゅ鳴る。少女のやわい舌と密着した唇のプリプリした肌触りで頭が白くなってしまう。

「っふぅ、って、何を呆けてるのよ! ただの鎮痛剤よ。苦いけどちゃんと飲みなさいよね」

 呆けているのは、その鎮痛剤を口移しで飲ます必要があったか悩んだからです。
 長身シスターは特に何も言わず気にしていないから、この異世界の流儀らしい。

「服を脱いで横になって下さいね?」

 このシスター、一度も目を開けていないけど見えているのかな?

 徐々に色々麻痺して慣れてきたので、諦めて素直に服を脱いで裸になると長身シスターに促されてエアマットの上に寝転がった。
 うつ伏せになろうとしたら「仰向けでお願いします」と澄まし顔で指摘される。
 恥ずかしいのを我慢して、仰向けになってペニスを手で隠す。

「男でしょ? 怪我くらいでクヨクヨしない!」

 いえ、怪我が原因でモジモジしている訳じゃないです。丸出しで恥ずかしいからです。
 両シスターは動揺したり赤面したりしなかった。お医者さんなんだから当たり前なのかも。

「こちらがすべての傷を癒やす秘薬です」

 ガラスの容器になみなみと注がれている透明な液体を見せられる。
 ポーションというやつかな? ちょっとだけテンションが上がる。

 2人のシスターは胸元のボタンを外すと、透け透けのシスター服の胸部の部分をペロリと下に下げた。
 大小の白いおっぱいだけが晒された。かなりおエロい格好なんですけど!

 どういうこと!?

 どうしておっぱいだけを出すの? 全裸で隠しようがない状態だから官能を催す悪戯はやめて欲しい。
 大事な所が隠れなていない下着みたいな強烈パンチにペニスがひくひくしちゃいます!

 両シスターは屈み込むと、僕に見せつけるようにゆっくりとおっぱいの上に秘薬を注ぐ。
 おっぱいが透明な液でテラテラと光りエロさが増していく。

 紺色メッシュの生地の色とは対称的な雪みたいな色白のおっぱいは、気品すらあるというのに恥知らずな格好だから僕の興奮は歯止めがきかない。

 着ているのか着ていないのか曖昧な格好だったけど、直接見える肌はやっぱり衝撃的だった。

 秘薬は粘度が高いのかねっとりとした感触でおっぱいにべっとり貼り付いている。
 ゆっくりと手でおっぱいに秘薬を広げていく姿はとてもエロい。直視できない。

 というか、これローション?
 ああ、このために濡れても平気なエアマットなんだ。シーツだと掃除が大変だもんね。

「では、はじめますね」

 長身シスターが間を取った後に、威厳たっぷりに言った。

「あんまり動かないでよね!」

 ちっこいシスターがふんと鼻を鳴らす。

 それから2人は四つん這いになって、僕の身体に覆い被さる格好で、ねっとりと粘つくローションたっぷりのおっぱいを使って擦り付け始めた。

「これ、なんの儀式なの?」
「あなたの怪我の回復力を高める儀式ですよ」

 長身シスターがお椀型のおっぱいを僕の胸元に擦り付けながら静かに説明してくれた。

 すべすべで角のない肌が密着して、いやらしい音を立てる。
 柔らかくて溶けちゃいそうなおっぱいが、形をひしゃげさせて僕の身体を舐めている。
 ちっこいシスターの慎ましい胸のふくらみも、可愛らしい弾力で僕の腕をマッサージする。

「ちょっと、どうして胸ばかり見てるのよ! そこは目を逸らせる所でしょ!?」
「あ、ごめんなさい」

 てっきり見られても平気なんだと勘違いしていた。
 そうか。2人のシスターは僕の怪我の治療のために、ちょっと変わっているけど異世界特有の魔法めいた儀式を執り行うために、我慢しておっぱいを出していたのか。

 どうして使用する部位がおっぱいなのかは聞かないでおく。
 おっぱいが気に入らないなら、足の裏でしましょうか! なんて言われたら違う性癖に目覚めちゃいそうだから。

 ゆっくりと全身にローションが塗られていく。
 時折おっぱいにローションを足しては身体に密着してくる。

「さあ、力の循環のためにあなたも私たちに触れて下さい」

 長身シスターは、四つん這いになったお尻をこちらに向けて言った。
 後ろもメッシュで透け透けだから、丸い肉感的なおしりも脚の間も丸見えだった。
 長い脚につけられているガーターベルトもストッキングも官能的だった。

 お触りオッケーなの?
 そっと長身シスターの脚に触れる。

「服越しだと、効果が薄くなりますので、直接お触り下さい」
「はい……」

 紺色メッシュのシスター服の裾の下から手を忍ばせる。痴漢プレイをしているみたいで背徳感に心臓はもう爆発しそう。
 しっとりとしたふとももの感触が至福で昇天間近。

「あら、治療は初めてなのですか? 遠慮せずに指をお入れ下さいね?」

 どこに入れるんですか!?

「あんた、童貞? 恥ずかしがってたら怪我の治りが遅くなるわよ?」

 怪我の完治の速度と羞恥心って影響してたんだ!

 下着を着けていない脚の付け根にそろそろと指を這わす。手に貼り付いてくるようなしっとり感がとてもビューティフルで治療を忘れてすりすりしてしまう。

「んっ……」

 手が触れるくすぐったさか、長身シスターは甘い息を吐いた。
 お医者さんが治療中に出す声じゃないです!

「ちょっと、なにエッチな手つきしてんのよ!」

 この部分をエッチじゃない手つきで触るって、不可能だと思うんだけど。

「さっさと、指を入れなさいって言ってるでしょ?」

 その行為の方がエッチなんだけど!?

「んはっ……」

 ぬるりと潤った長身シスターの割れ目をかき分けて窪みにおそるおそる指を差し込むと、きゅっと穴が収斂して奥へ奥へと吸い込んできた。
 手に当たる陰毛のふわっとした感触も魅力いっぱい。

 ちっこいシスターもお尻を向けてきたので、同じように裾から手を侵入させて、出来るだけエッチな手つきにならないように穴に指を沿わせる。
 ちっこいシスターの身体がぶるると痙攣した。

 にゅるりと指がはいっていく。狭い。コチラは体毛が薄いのか成長過程なのかツルツルだった。
 長身のシスターさんに比べると圧倒的に体温が高い。
 天然ローションが指にまとわりついて指は正に夢見心地。
 きゅっきゅっと定期的に吸い付いてくる幼気な柔襞に溶けちゃいそう。

「くっ……、ちょ、なにこれ……すごい、ぴったりのサイズなんですけど!」

 指にぴったりのサイズってあるんだ。女性の性器というのは神秘だな。

 おっぱいの接触と、指が2人の女性の大事な場所で繋がって輪になった。
 これが循環という形なんだ。どんな意味があるのかさっぱり不明だけど。

 頑張って我慢した。これは治療だと心に強く言い聞かせた。
 だけど当然の帰結なんだけど、思春期男子がそのエロい儀式に反応しないわけがなかった。

「ちょっと! 神聖な教会で、治療中におちん○んを勃起させるとか何考えてんのよ! 恥を知りなさい!」
「……そんなこと言われたって」

 無茶を言われた!

「分かっておりますよ、呪いを受けたのですね?」
「いえ、生理現象だと思います」

「このような厄介で大きな呪いは久しぶりですがご安心ください」

 聞いてないし。

「当教会の奇跡の前ではその程度の呪いは一晩で解呪が可能です」

 え……多分、一晩もかからないですよ?
 その呪いというのが勃起したペニスの事を弄っているのなら、そんなに長持ちする自信はないです。

 シスターは2人がかりで窮屈な体勢でペニスにおっぱいを当て始める。
 女性のアソコに指を突っ込んで、2人のおっぱいでペニスがスリスリ。
 これが怪我の治療って、異世界の常識って変すぎるよ。

 マシュマロのような長身シスターのおっぱいも、若い果実のような弾力のあるちっこいシスターのおっぱいも、ペニスに心地よい快楽を与えてくれるけど、射精に至るような刺激には程遠かった。

「なかなか厄介な呪いですね……」
「あんた、その年でこんな大きな呪い貰うなんて、生活が乱れている証拠よ?」

 たしかに乱れてますけど。特に最近は本気で心配になるくらいに。現在進行形で。

「仕方が無いですね……1度指を抜いて頂けますか?」
「はい」

 にゅるにゅるの穴から指を抜くと「んっ」と長身シスターは甘い息を吐いた。

「邪なる呪いよ、聖なる蜜で浄されなさい」

 下半身に移動した長身のシスターは、シスター服をまくり上げ黒のガーターベルトで彩られた白いふとももを剥き出しにして、僕の上に跨がった。
 ゆっくりとゆっくりとペニスを秘所に当てて中に導いていく。

 最初少し抵抗があったけど、亀頭部分がにゅるりと肉壁を丸く広げた後、ペニスは膣に導かれていく。

 あう。凄く狭い。ざらっとした肉壁を無理矢理広げていくような抉るような刺激に反応して、ちっこいシスターの中にいれたままだった指に力がはいってしまう。

「あっ、ちょ、くっっ! いくっ」

 ひくひくとちっこいシスターは身体を痙攣させてびしゃっと潮を噴き、僕の手を盛大に濡らす。

「か、勝手に指を、あんっ、うごかすなっ!」
「ごめん」

 でも、ペニスにかかる刺激の強さに我慢が出来ずに何かにすがりつくように、指を中で折り曲げてしまう。

「あひっ、いやぁっ、また、いくぅぅぅっ」

 ぷしゅっとさっきの倍くらい潮が噴き出る。
 敏感すぎるよ!

 ようやく奥までペニスが届いたのか、強烈な刺激は治った。

「……ん……んんッ、だめ、このおちん○ん、ぴったりで、だめ……い、いくぅぅっ」

 今度は僕に跨がっていた長身のシスターが絶頂していた。
 神に仕える女子ってこんなにすぐに絶頂しちゃうの?

「はぁ……はぁ……なんて、手強い呪いなの」
「あんた……ちょっとおかしいからね!」

 僕の上で何度も何度も絶頂しながら、長身のシスターは腰を振り、息も絶え絶えの中、ついに耐えきれずに中で昇天する。

 どくんどくんという射精に合わせて長身シスターも身体を震わせている。
 なんてことだ……シスターに中出ししてしまった。
 まったくもって気にしている素振りがないところが更にこわい。

 その間も、指は狭い膣内に囚われたまま、ちっこいシスターも体中を痙攣させて絶頂を繰り返していた。

「ふう……邪な心は浄化されました」

 はい。汚れていたのは僕の心です。

「……この、変態」

 ちっこいシスターはそう罵倒してから僕に身体を預けて失神する。

「今日は1日、んっ、様子見のため入院して頂きます。……では、ゆっくりとお休みください……」

 長身のシスターも、動くのも億劫なのか、そのまま上に倒れ込んできて、いつまでも甘い息を乱していた。

 これ、本当に治療だったの!?
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