異世界チートで世界を救った後、待っていたのは逆ハーレムでした。

異文

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北欧系戦士兄弟編

12※


 イッた余韻で体が震える。はぁはぁと息を荒らげていると、ビョルンがまたキスを降らせてきた。
「上手にイけたな?」
「うるっさい…!」
 いちおう悪態を吐くけど、自分の声が甘ったるいのがわかる。ああ、もう、ホントに。私のことよくご存知で…!体を開く覚悟ができてないけど、じゃあ覚悟が決まったら教えてくれ、何て言われたらいつまでも言えない自信があるわ!だからこうして押し切ってくれるのは、ある意味ありがたいのかもしれない。
 相変わらず口に、頬に、目尻にと。たくさんのキスをくれるビョルンの顔を、両手で捕まえる。じっと瞳を覗き込む。
 ああ、この深い青。ずっと前、ビョルンに美人の恋人がいたころ。この青を独り占めできる彼女さんを羨ましいと思ったんだよね。でも今は、今だけは、私のものだ。
 首を持ち上げて、ビョルンに口付ける。唇、口の端、頬、眉間。彼がくれるように、たくさんの好きが彼に伝わるように。
「いっぱい、気持ちよくして…?ビョルンもいっぱい、気持ちよくなって…?」
 手をいっぱいにのばして、ビョルンのに触れる。布越しだけど、すごく硬くなってて、ピクンと震えたのがわかる。
 そろそろ挿れてってアピールのつもりだけど、通じてるかな?
「ああ、シャーラ…!」
「んッ」
 ずるっとビョルンの指が抜けて、両腕で抱きしめられる。唇を深く吸われ、舌を絡め取られる。ぎゅうぎゅうと締め付ける腕も、ちょっと苦しいくらいだけど気持ちいい。ビョルンは私の首元に顔を埋めながら、呟いた。
「俺も今すぐそうしたい。だが、まだ、ダメなんだ」
「えぇぇ…?」
 2回もイかせといて、太い指2本も入れといて、まだダメってなんなの?硬くなってるのも太ももにグリグリ当たってますけど…?
 不思議に思ってると、ガチャリとドアの開く音が聞こえた。
 えっ、ドア?!
「おーおー、やってんなぁ、お二人さん」
 焦って音のした方を見ると、現れたのはロルフだった。上半身裸で髪をガシガシ拭きながら入ってきて、湯を使っていたのだとわかる。裸になると露わになる、体を覆うタトゥーにドキリとする。これも彼らの故郷の風習で、戦士が己の戦いを神に捧げ、加護を受けるために彫るのだそうだ。マジマジと見ていると、視線に気づいたのかロルフが近づいてきた。
「ろ、ロルフ…」
「ん?」
 ちゅ、と私の額にキスを落とす。最近はいつも三つ編みにしてる髪が今は降ろされていて、水気を含んで緩やかにウェーブを描いている。ポタリ、水滴が頬に落ちる。こちらを見下ろす灰色の目に、確かな情欲が見える。色気やばぁ!
「俺の番か?」
 ロルフの言葉に、ビョルンは体を起こして、唸るようにして答えた。
「まだだ。まだ、2本しか入ってない」
 2本しか?!
 ビックリして私もピョンと身を起こす。
「狭ェなぁ。そんなんでガキ産めんのか?」
「その前に入らん」
 入らないの?!
 え、まって2人とも当たり前のように言ってるけど。そ、そんなに大きいわけ…?!
 驚愕の目で2人を交互に見ると、視線に気づいたロルフがニヤッとする。
「見るか?責任取れよ?」
「いやちょっ…こら!」
 止める前にズリっとズボンを下ろす。おいぃ!
 逸らす間もなく見えてしまって、目が釘づけになる。
 ベチっとお腹につきそうな勢いで出たロルフのロルフさんは、見たことないほどご立派なモノで。
 これは確かに…指2本じゃぁ無理かも…!ていうか入るのアレ…?
 口を手で覆って呆然としている私に、ロルフはヤラシイ目でニヤニヤしていた。
「見たな?責任取れよ?」
「いッ、いずれは取るけど!ちょっと待って!」
 私の返答に、ロルフは上機嫌で腰を振る動作をしてみせた。サイテー!
「あーー、クソ。今すぐぶち込みてぇなぁ」
「絶対にダメだ。時間がかかるから、いっぺん抜いて来いって言っただろう!」
「勿体ねぇだろ。ここまで待ったんだから全部中に出してぇよ」
「ヒィィ、なんてことを!望まぬ妊娠は女を不幸にするんだぞ!」
「いーだろ。結婚するんだから」
「そういう問題じゃないの!絶対外に出してよね!」
「知らねぇよ」
「ロルフ、お前は…!ああ、クソッ…」
 私たちの言い合いに、ビョルンが珍しく悪態をつく。私は慌てて彼に向き直り、広い背中をポンポンと叩く。
「はぁ…少し落ち着いた。スマン、続きをさせてくれ」
「う、うん」
 落ち着いたと言ったけど、私から見るとビョルンの目つきはけっこうヤバく見える。戦ってる時みたいに、目がギラついている気がする。怖い。
 だけどキスをされると、すぐ力が抜けてしまう。キスもご無沙汰だったからか、すごく気持ちいいんだよね。さっきより少し乱暴なのも、またいい。
 …私チョロすぎん?
「ん、ビョルン、キス好きぃ…」
「シャーラ、煽らないでくれ…!我慢が効かなくなる」
 ビョルンは切なそうな声を上げて、唇にキス。半端に着てた服を全部脱がされ、やさしくベッドに押し倒されて、首にキス。鎖骨、胸、おへそ、どんどん下へ伝っていく。
 足を開かされ、膝、太もも、内ももをチュッチュッと唇で吸われ、彼がこれからしようとすることがわかってしまった。
「あっ、やだ…!ビョルン、そんなとこ、んむッ」
 ダメ、と言おうとした口が塞がれる。抵抗しようとした手を取られ、ベッドに押さえつけられる。内ももの付け根を、ちゅ、と吸われる。下唇を、軽く噛まれる。
「俺の相手もしてくれよ、シャーラ?」
 情欲を灯した灰色の瞳が、覗き込んでくる。
 その瞬間、ビョルンに剥き出しにされたクリトリスをジュウッと強く吸われて。
「ロルフッ!あ、ああッ」
 ロルフの名前を呼びながら、軽く達してしまった。
「ッあ~~~、クソッ、煽るんじゃねぇ!こっちはギリギリなんだよ!」
「そんな、こと、言ったってぇッ!ビョルンが、あッ、あッ、やぁッ」
 ビョルンはこっちのことなどお構いなしに、突き進むことにしたのかもしれない。敏感なところを舐めて、吸って、指も多分2本、中に入れてくる。進め方はさっきより性急で、でも、ちゃんと中を解そうとしてくれていて。ロルフが言う通り『ギリギリ』我慢してくれているんだと思う。
 私を、傷つけないようにするために。
 胸の奥が熱くなって、ついでに中に入っている指もキュウ、と締めつけてしまって。ビョルンがはぁ、と苦しそうな息を漏らす。
 あぁ、もう、挿れてほしい。傷ついたっていい。だけどロルフがキスで口を塞ぐから、声に出せない。ロルフの左手が、右胸を這う。手つきがちょっとぎこちない?乳首に触れる指が、意外なほど優しい。もどかしいくらい。キスが離れた。声が出せる。でもロルフが今度は左胸にキスをする。乳首をチュウっと強く吸われる。声が、喘ぎ声しか、出せない。
「あッ、はぁ、あッ、あッ、あッ!」
 刺激が、刺激が、たくさんすぎる。敏感なところが全部、2人の男に蹂躙される。快感が波のように襲ってきて、高みに押し上げられる。
「いやッ、いやぁッ!イくッ、イっちゃうッ!」
 その瞬間、指がもう1本、ジュポッと突き入れられて。
「ひんッ?!うああッ、あ、ああッ!」
 体をビクビクと震えさせながら、ひどい絶頂を味わった。

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