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混血系大公編:第一部
08
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「イスは、何がいい?」
「何でもいい」
相変わらず、食に興味ないなー。
「自分で食べるものは自分で決めてよー。あ、でもピザも美味しそうじゃない?今日は新鮮なイカがいっぱい入ったからイカがオススメです!って言ってたもんね。こうなったらイカづくしでいくかー。イス、ピザも頼んでシェアしようよ!」
「構わない」
「決まり!すみませーん、注文お願いしまーす!」
声を掛けると、ちょうど他のお客さんを席に案内し終わったヴィッテさんが、こちらにピュッとやって来た。うーん、ごめん。アンツィラットみあるわー。
ヴィッテさんに注文を頼んでから、イスとの会話を再開した。
「引っ越した時から、あのヴィッテさんのお母さんが良くしてくれてね。娘さんである彼女も話しやすい子で、仲良くなったの」
そして我が傭兵団の団員と、周囲が見ててもどかしくなるようなモダモダの恋愛中…。ヴィッテさんは頑張ってアピールしてるんだけど、シュエンがなー、あいつなー、本当に反応がわからん…。誘われたら応じてるし、自分から誘ってもいるみたいなんだけどね。
「イスもよくわかったね?塔所属の魔術師さん、いっぱいいるだろうに」
「塔内のメンバーは全員、名と顔と研究内容は把握している」
「おおん…」
イス、自分が覚える必要がないと判断した人の名前は、一切覚えないくせに。自分の部下はちゃんと覚えてるのね…。まあ塔長だものね。責任持って務めていらっしゃって、何よりです。
「だが、家が近所ならちょうどいいな」
「何が?」
「バイオトイレのテストだ。ドゥーロの後に責任者になったのが、先ほどのアンツィラットの兄…マシューだ。父親のサイモンはそのサポートだな」
「おい!」
ヴィッテさんをアンツィラット呼ばわりすんな!
でもバイオトイレ開発の責任者って、ヴィッテさんのお兄さんだったんだ!世間は狭いね。
「テストする地域をどこにするか、悩んでいた。自分の住む地域に声を掛けるのが1番だろうが、2人ともあまり家に帰ってないから近所との交流もなく、2番街だから地域の賛同が得られるか不明だと」
ああー、ウチの魔術師も、たまにしか帰って来れないもんね。そりゃご近所さんのことわからないか。
「じゃあ、プレゼンしようよ。ちょうどイスの紹介も兼ねて、地区長さんと宴会やりたいねーって話してたとこなの。そこで人集めてバイオトイレのプレゼンして、みんなの賛同をもらうの。そうすればイスとサイモンさんとマシューさんも顔覚えてもらえるし、テストだってやりやすくない?テスト期間はサイモンさんとマシューさんがいつでも対応できるように自宅待機してもらえば、家にも帰れるし。どう?」
提案すると、イスが何度も頷いてくれる。
「それはいい案だな。あの地区…11区の住民は、協力的な人間が多いか?」
「結束力は強い感じよ。しっかり趣旨を理解して貰えば、賛同してもらえると思う」
「それは重畳。発案者に、お前の名前を出してもいいか?賛同を得やすそうだ」
「もちろん。ついでに皇帝陛下の肝入りって言っちゃってもいいんじゃない?スポンサーでしょ?」
「そうだな。聞いてみよう」
そんな風に話を詰めていると、料理が届けられたので中断する。さすがに料理の前で、トイレの話をするのもどうかと思うので。
ヴィッテさんは別の接客中みたいで、料理はスレンダーで雰囲気イケメンな感じのお兄さんが届けてくれた。…誉め言葉ですよ。男って髪型と眉毛(+αで髭)でイケメン具合が決まるってマジで思うわー。素がイケメンってわけじゃなくても、自分を魅力的に見せるやり方を知ってる人ってすごいよね。私はそういうセンスあんまりないし、傍から見ておかしくならないようにするのが精一杯。誰か私を毎日コーディネートしてくれ。センスのいい人求む。
爽やかに「ごゆっくり」と去って行く彼にお礼を言い、後ろ姿を目で追う。彼はヴィッテさんに声を掛け、二人でニコニコ雑談を交わしている。うーん、これは。傍から見ると、いい雰囲気に見える。シュエン、うかうかしてられないんじゃない?
そちらが気になって、パスタを取り分けつつチラチラと様子を伺っていると、手の甲のところをツン、と摘ままれた。
「んっ、なに?」
「他の男を見ないでくれ」
あらやだ、イスさんたら嫉妬してくれてるの?
「見てたのは、ヴィッテさんと仲良さそうだったからだよ。そういう意図はないって」
「本当か?お前はよく、私といる時もイケメンだとか言っては男を目で追っていたではないか」
おっと、イケメンだって思ってたのバレてるわー。
「それは婚約する前でしょ?もー。イスだって、周囲に美女がいたら思わず見ちゃわない?」
「見ない。お前のいう美女は、皮膚の健康状態がいい者のことか?骨格が均等に配置されている者のことか?だからと言って、興味を惹かれることはない」
「そういう認識…?」
その皮膚と骨格でみんな悩むんですけどね。でも確かに、イスって誰が相手でも態度が変わらないか。
「そもそもその美女とやらに、目を惹かれるのはお前だろう。ここに来る途中も化粧が濃く露出度の高い女に目をやって…」
「濃くないよめっちゃ映えるメイクだったじゃーん。健康的なセクシーさで素敵だったよね。メイクの上手な女性も好きなんだよねー」
「隣に私がいるというのに…」
イスはピザをカットしつつ、ブツブツと文句を言うのを止めない。イスだってイケメンだから、周囲の人にチラチラ見られてたけどね。うーん、めんどくさい感じになってきたぞ。
「ハイハイ、ごめんね。ホラ、せっかくのパスタが冷めちゃうから食べよ!ピザもカットしてくれてありがとねー」
「……」
少々強引に話題を変えて、イスの前に取り分けたパスタをひょいっと置く。自分の取り分け皿を差し出すと、ジトリとこちらを見つつカットしたピザを載せてくれた。
「うわっ、すごい美味しい!イカが肉厚ー!イスはどう、好きな味?」
「…まあ、いいと思う」
「それってけっこう好きってことよね。よかったー」
そうして美味しい料理を堪能しながら、今日のこの後の予定を話し合う。イスの雰囲気も普通に戻ってきたな、よしよし。
それで上手いことイスの気分を切り替えられたと思ったんだけど、ここでちゃんとイスのご機嫌を取っておかなかったことを私は夜にちょぴっと後悔することになる。後悔は後にするもんだから仕方ないんだけどね。読みの浅かった自分が悪いんだけどね。
ああ、もう少しヨイショしとけばよかった…。
「何でもいい」
相変わらず、食に興味ないなー。
「自分で食べるものは自分で決めてよー。あ、でもピザも美味しそうじゃない?今日は新鮮なイカがいっぱい入ったからイカがオススメです!って言ってたもんね。こうなったらイカづくしでいくかー。イス、ピザも頼んでシェアしようよ!」
「構わない」
「決まり!すみませーん、注文お願いしまーす!」
声を掛けると、ちょうど他のお客さんを席に案内し終わったヴィッテさんが、こちらにピュッとやって来た。うーん、ごめん。アンツィラットみあるわー。
ヴィッテさんに注文を頼んでから、イスとの会話を再開した。
「引っ越した時から、あのヴィッテさんのお母さんが良くしてくれてね。娘さんである彼女も話しやすい子で、仲良くなったの」
そして我が傭兵団の団員と、周囲が見ててもどかしくなるようなモダモダの恋愛中…。ヴィッテさんは頑張ってアピールしてるんだけど、シュエンがなー、あいつなー、本当に反応がわからん…。誘われたら応じてるし、自分から誘ってもいるみたいなんだけどね。
「イスもよくわかったね?塔所属の魔術師さん、いっぱいいるだろうに」
「塔内のメンバーは全員、名と顔と研究内容は把握している」
「おおん…」
イス、自分が覚える必要がないと判断した人の名前は、一切覚えないくせに。自分の部下はちゃんと覚えてるのね…。まあ塔長だものね。責任持って務めていらっしゃって、何よりです。
「だが、家が近所ならちょうどいいな」
「何が?」
「バイオトイレのテストだ。ドゥーロの後に責任者になったのが、先ほどのアンツィラットの兄…マシューだ。父親のサイモンはそのサポートだな」
「おい!」
ヴィッテさんをアンツィラット呼ばわりすんな!
でもバイオトイレ開発の責任者って、ヴィッテさんのお兄さんだったんだ!世間は狭いね。
「テストする地域をどこにするか、悩んでいた。自分の住む地域に声を掛けるのが1番だろうが、2人ともあまり家に帰ってないから近所との交流もなく、2番街だから地域の賛同が得られるか不明だと」
ああー、ウチの魔術師も、たまにしか帰って来れないもんね。そりゃご近所さんのことわからないか。
「じゃあ、プレゼンしようよ。ちょうどイスの紹介も兼ねて、地区長さんと宴会やりたいねーって話してたとこなの。そこで人集めてバイオトイレのプレゼンして、みんなの賛同をもらうの。そうすればイスとサイモンさんとマシューさんも顔覚えてもらえるし、テストだってやりやすくない?テスト期間はサイモンさんとマシューさんがいつでも対応できるように自宅待機してもらえば、家にも帰れるし。どう?」
提案すると、イスが何度も頷いてくれる。
「それはいい案だな。あの地区…11区の住民は、協力的な人間が多いか?」
「結束力は強い感じよ。しっかり趣旨を理解して貰えば、賛同してもらえると思う」
「それは重畳。発案者に、お前の名前を出してもいいか?賛同を得やすそうだ」
「もちろん。ついでに皇帝陛下の肝入りって言っちゃってもいいんじゃない?スポンサーでしょ?」
「そうだな。聞いてみよう」
そんな風に話を詰めていると、料理が届けられたので中断する。さすがに料理の前で、トイレの話をするのもどうかと思うので。
ヴィッテさんは別の接客中みたいで、料理はスレンダーで雰囲気イケメンな感じのお兄さんが届けてくれた。…誉め言葉ですよ。男って髪型と眉毛(+αで髭)でイケメン具合が決まるってマジで思うわー。素がイケメンってわけじゃなくても、自分を魅力的に見せるやり方を知ってる人ってすごいよね。私はそういうセンスあんまりないし、傍から見ておかしくならないようにするのが精一杯。誰か私を毎日コーディネートしてくれ。センスのいい人求む。
爽やかに「ごゆっくり」と去って行く彼にお礼を言い、後ろ姿を目で追う。彼はヴィッテさんに声を掛け、二人でニコニコ雑談を交わしている。うーん、これは。傍から見ると、いい雰囲気に見える。シュエン、うかうかしてられないんじゃない?
そちらが気になって、パスタを取り分けつつチラチラと様子を伺っていると、手の甲のところをツン、と摘ままれた。
「んっ、なに?」
「他の男を見ないでくれ」
あらやだ、イスさんたら嫉妬してくれてるの?
「見てたのは、ヴィッテさんと仲良さそうだったからだよ。そういう意図はないって」
「本当か?お前はよく、私といる時もイケメンだとか言っては男を目で追っていたではないか」
おっと、イケメンだって思ってたのバレてるわー。
「それは婚約する前でしょ?もー。イスだって、周囲に美女がいたら思わず見ちゃわない?」
「見ない。お前のいう美女は、皮膚の健康状態がいい者のことか?骨格が均等に配置されている者のことか?だからと言って、興味を惹かれることはない」
「そういう認識…?」
その皮膚と骨格でみんな悩むんですけどね。でも確かに、イスって誰が相手でも態度が変わらないか。
「そもそもその美女とやらに、目を惹かれるのはお前だろう。ここに来る途中も化粧が濃く露出度の高い女に目をやって…」
「濃くないよめっちゃ映えるメイクだったじゃーん。健康的なセクシーさで素敵だったよね。メイクの上手な女性も好きなんだよねー」
「隣に私がいるというのに…」
イスはピザをカットしつつ、ブツブツと文句を言うのを止めない。イスだってイケメンだから、周囲の人にチラチラ見られてたけどね。うーん、めんどくさい感じになってきたぞ。
「ハイハイ、ごめんね。ホラ、せっかくのパスタが冷めちゃうから食べよ!ピザもカットしてくれてありがとねー」
「……」
少々強引に話題を変えて、イスの前に取り分けたパスタをひょいっと置く。自分の取り分け皿を差し出すと、ジトリとこちらを見つつカットしたピザを載せてくれた。
「うわっ、すごい美味しい!イカが肉厚ー!イスはどう、好きな味?」
「…まあ、いいと思う」
「それってけっこう好きってことよね。よかったー」
そうして美味しい料理を堪能しながら、今日のこの後の予定を話し合う。イスの雰囲気も普通に戻ってきたな、よしよし。
それで上手いことイスの気分を切り替えられたと思ったんだけど、ここでちゃんとイスのご機嫌を取っておかなかったことを私は夜にちょぴっと後悔することになる。後悔は後にするもんだから仕方ないんだけどね。読みの浅かった自分が悪いんだけどね。
ああ、もう少しヨイショしとけばよかった…。
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