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混血系大公編:第二部
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「何があったか、教えてくれる?」
とりあえず状況を把握しようと、私は子ども達に近寄って話しかける。彼らは戸惑った顔でミンミを見たけれど、
「大丈夫、私たちの傭兵団の団長だよ」
と彼女が頷いて見せると「英雄だ…!」「英雄さん…!」と顔を見合わせて頷いて、年嵩らしき男の子が口を開いた。
「それが5番街に、魔獣が…魔獣が出たんだ!!」
「何ですって…?!」
興奮している子どもたちの話は、前後の文脈が乱れたりしたけれど、質問を繰り返して状況を把握していく。
彼らは5番街に住む孤児で、同じく5番街出身のカッツェが弟妹分として面倒を見ている子たちだそうだ。生活費を全て出すというより、自立できるよう援助しているという感じらしいけれど…。
「孤児院は…?」
思わずといった感じでヴァレさんが聞くと、
「あそこは小さい子どものためのモンだよ。孤児なんて無茶苦茶いるんだから、俺らぐらいになったら出てくんだよ。当たり前だろ?」
怪訝そうな顔で言われたけれど、彼らだってまだ充分子どもだ。それでも、出ていかなければ孤児が多くなりすぎて、孤児院の運営が立ち行かないんだろう。
「そうか…すまない、話を続けてくれ」
ヴァレさんが悔しそうに歯噛みするのがわかったけれど、とりあえず話を続けさせてもらう。
彼らは早朝、仕事のために4番街へ行っていた。そこで店の手伝いなどをして多少の賃金を得て、生活の足しにするのだそうだ。
一仕事終えて帰って来たとき、ちょうど出かけようとしていたカッツェに出くわした。聞けば訓練に行くというので「彼女に振られちゃうぞー!」とからかうと慌ててその後デートがあると言うので、さらにからかって…そんな感じでじゃれついていると、何やら妙な音が聞こえた。何かを引きずるような、水音のような、奇妙な物音。不思議に思い、少年はカッツェを誘って音のした方を探る。普段なら『触らぬ神に祟りなし』とやっかいごとからはさっさと逃げる少年たちだが、その時はカッツェがいたから強気だった。
朝なのにどこか薄暗い、朽ちかけの建物の陰で見つけた『ソレ』は…。
今まさに建物を飲み込もうとしている、巨大なスライムだった。
「スライム…?!」
全員が息を呑む。
スライムは、通常であれば低級に分類される魔獣だ。それこそ目の前にいるふたりの子どもくらいの年齢であれば、注意すれば倒せる程度の強さ。最近はサークルでスライム素材を使った魔道具の開発が進んでいるから、子どもたちがスライム退治をして、サークルに売りに来るなんて話もイスから聞いたことがある。
ただスライムは獲物を捕食して、体内で溶かして自身の栄養素とすることで成長する。つまり獲物を捕食すればするだけ、巨大化するというのはありえる話なんだけど…。
「そんなデカいスライム、あり得るのか?」
「ねぇこたねぇだろ。前に、ホラ、『対するもの(コントラ)』と戦った時にこーんなデケェの出たろうがよ」
こーーーんな、とロルフが手をいっぱいに広げて大きさを示す。それで当時を思い出したのか、ヴァレさんがコクリと頷く。
「確かに、ビョルンも軽く飲み込まれそうなくらいデカかったな。だがあれは多分、その『対するもの(コントラ)』が意図的に育てたものだろう。理論上は、栄養さえ与えておけばスライムは無限に体を大きくすることができるはずだから…。そうだろう、シャトラ?」
ヴァレさんがこちらを見たので、私も頷いて答える。
「そう。でもだいたいはそんなに大きくなる前に他の魔獣に捕食されたり、人に倒されたりするでしょ?特に今なんか、スライム素材の開発が盛んで需要が多いし…人の生活圏の近くで、そんなに大きく成長できるなんて考えにくいんだけど…」
チラッと子どもたちに目をやると、男の子は心外だと首を振った。
「でも本当なんだ!あんなデカいのカッツェの兄貴だけじゃ無理だから、助け呼んでこいって言われて…」
「本当に本当なの!4番街の衛兵所にも行ったけど、全然話聞いてくれなくて…!それでシュエンさんとミンミさんと待ち合わせしてるっていうの思い出して、助けてくれるかもって思ってここまで来たの!」
「…そのスライムの大きさはどのくらい?」
「だから家飲み込んでんだって!多分この傭兵団の建物だって、飲み込んじまうくらいデカかったんだよ!」
「なんてこと…」
正直信じ難い話ではあるけれど、子ども達の顔は真剣だ。きっと嘘はついていない。でもこの建物も飲み込むくらいって…自慢じゃないけど、ウチの建物そこそこ大きいのよ。
そんな巨大スライムが相手だと、シュエンとミンミを応援に行かせても戦力不足だ。ビョルンとロルフ、あと弓士が欲しい…シュエンで行ける?パワー不足か?ああでも私達はヴァレさんの護衛任務中だし、じゃあアンリを呼び出して…。
「シャトラ、行こう」
この状況を打開するため、目まぐるしく動く思考を、凛とした声が断ち切った。
「ヴァレさん…?」
いつの間にかすぐ側にいた彼が、私の肩を掴む。眼鏡の向こう、複雑な色をしたアースアイが、強い意志を持って私を見つめる。
「ビョルン、弓はあるだろう?マーカスが使っていたヤツだ」
ヴァレさんが私を見つめたまま言う。マーカスは、私たちの前団長の名前だ。
「あるが…5人張りだぞ。行けるか?」
「行けるとも」
ヴァレさんの力強い返事に、ビョルンは頷いて席を立った。
「シャーラ」
ビョルンは次に私に声を掛ける。私が護衛任務を受けているから、判断を仰いでくれたんだろう。躊躇っていると、ヴァレさんの手が私の左耳に触れる。驚いて見返すと、彼の長い指がスリ、とピアスを撫でる。
…録音ピアスだ。
「お願いだ、シャトラ。俺と一緒に5番街へ行って欲しい。一緒に、魔獣を倒しに行こう」
録音ピアスに、自身の声を吹き込んでくれている。ヴァレさんに何かあった時、私が責められないように。ヴァレさんの…依頼主からの要望だったんだと、私はそれに従っただけだと、証拠を残すために。
ヴァレさんの瞳を見つめながら、思考を巡らせる。ヴァレさんが、前団長の弓を装備して、私たちと共に戦う姿を。…見える。勝利への道筋が。どれだけ肥大化したスライムが出てきたって、私たちなら仕留められる。
私は頷く。ヴァレさんがグッと目を細める。覚悟を決めよう。この国で一番高貴な身分のこの人を、戦地に向かわせる覚悟を。そして何かあれば、全ての責任を負う覚悟を。
……この契約が、私個人に対するものでよかった。
ふぅっと大きく息を吐き、私は自分自身に気合を入れ直した。
とりあえず状況を把握しようと、私は子ども達に近寄って話しかける。彼らは戸惑った顔でミンミを見たけれど、
「大丈夫、私たちの傭兵団の団長だよ」
と彼女が頷いて見せると「英雄だ…!」「英雄さん…!」と顔を見合わせて頷いて、年嵩らしき男の子が口を開いた。
「それが5番街に、魔獣が…魔獣が出たんだ!!」
「何ですって…?!」
興奮している子どもたちの話は、前後の文脈が乱れたりしたけれど、質問を繰り返して状況を把握していく。
彼らは5番街に住む孤児で、同じく5番街出身のカッツェが弟妹分として面倒を見ている子たちだそうだ。生活費を全て出すというより、自立できるよう援助しているという感じらしいけれど…。
「孤児院は…?」
思わずといった感じでヴァレさんが聞くと、
「あそこは小さい子どものためのモンだよ。孤児なんて無茶苦茶いるんだから、俺らぐらいになったら出てくんだよ。当たり前だろ?」
怪訝そうな顔で言われたけれど、彼らだってまだ充分子どもだ。それでも、出ていかなければ孤児が多くなりすぎて、孤児院の運営が立ち行かないんだろう。
「そうか…すまない、話を続けてくれ」
ヴァレさんが悔しそうに歯噛みするのがわかったけれど、とりあえず話を続けさせてもらう。
彼らは早朝、仕事のために4番街へ行っていた。そこで店の手伝いなどをして多少の賃金を得て、生活の足しにするのだそうだ。
一仕事終えて帰って来たとき、ちょうど出かけようとしていたカッツェに出くわした。聞けば訓練に行くというので「彼女に振られちゃうぞー!」とからかうと慌ててその後デートがあると言うので、さらにからかって…そんな感じでじゃれついていると、何やら妙な音が聞こえた。何かを引きずるような、水音のような、奇妙な物音。不思議に思い、少年はカッツェを誘って音のした方を探る。普段なら『触らぬ神に祟りなし』とやっかいごとからはさっさと逃げる少年たちだが、その時はカッツェがいたから強気だった。
朝なのにどこか薄暗い、朽ちかけの建物の陰で見つけた『ソレ』は…。
今まさに建物を飲み込もうとしている、巨大なスライムだった。
「スライム…?!」
全員が息を呑む。
スライムは、通常であれば低級に分類される魔獣だ。それこそ目の前にいるふたりの子どもくらいの年齢であれば、注意すれば倒せる程度の強さ。最近はサークルでスライム素材を使った魔道具の開発が進んでいるから、子どもたちがスライム退治をして、サークルに売りに来るなんて話もイスから聞いたことがある。
ただスライムは獲物を捕食して、体内で溶かして自身の栄養素とすることで成長する。つまり獲物を捕食すればするだけ、巨大化するというのはありえる話なんだけど…。
「そんなデカいスライム、あり得るのか?」
「ねぇこたねぇだろ。前に、ホラ、『対するもの(コントラ)』と戦った時にこーんなデケェの出たろうがよ」
こーーーんな、とロルフが手をいっぱいに広げて大きさを示す。それで当時を思い出したのか、ヴァレさんがコクリと頷く。
「確かに、ビョルンも軽く飲み込まれそうなくらいデカかったな。だがあれは多分、その『対するもの(コントラ)』が意図的に育てたものだろう。理論上は、栄養さえ与えておけばスライムは無限に体を大きくすることができるはずだから…。そうだろう、シャトラ?」
ヴァレさんがこちらを見たので、私も頷いて答える。
「そう。でもだいたいはそんなに大きくなる前に他の魔獣に捕食されたり、人に倒されたりするでしょ?特に今なんか、スライム素材の開発が盛んで需要が多いし…人の生活圏の近くで、そんなに大きく成長できるなんて考えにくいんだけど…」
チラッと子どもたちに目をやると、男の子は心外だと首を振った。
「でも本当なんだ!あんなデカいのカッツェの兄貴だけじゃ無理だから、助け呼んでこいって言われて…」
「本当に本当なの!4番街の衛兵所にも行ったけど、全然話聞いてくれなくて…!それでシュエンさんとミンミさんと待ち合わせしてるっていうの思い出して、助けてくれるかもって思ってここまで来たの!」
「…そのスライムの大きさはどのくらい?」
「だから家飲み込んでんだって!多分この傭兵団の建物だって、飲み込んじまうくらいデカかったんだよ!」
「なんてこと…」
正直信じ難い話ではあるけれど、子ども達の顔は真剣だ。きっと嘘はついていない。でもこの建物も飲み込むくらいって…自慢じゃないけど、ウチの建物そこそこ大きいのよ。
そんな巨大スライムが相手だと、シュエンとミンミを応援に行かせても戦力不足だ。ビョルンとロルフ、あと弓士が欲しい…シュエンで行ける?パワー不足か?ああでも私達はヴァレさんの護衛任務中だし、じゃあアンリを呼び出して…。
「シャトラ、行こう」
この状況を打開するため、目まぐるしく動く思考を、凛とした声が断ち切った。
「ヴァレさん…?」
いつの間にかすぐ側にいた彼が、私の肩を掴む。眼鏡の向こう、複雑な色をしたアースアイが、強い意志を持って私を見つめる。
「ビョルン、弓はあるだろう?マーカスが使っていたヤツだ」
ヴァレさんが私を見つめたまま言う。マーカスは、私たちの前団長の名前だ。
「あるが…5人張りだぞ。行けるか?」
「行けるとも」
ヴァレさんの力強い返事に、ビョルンは頷いて席を立った。
「シャーラ」
ビョルンは次に私に声を掛ける。私が護衛任務を受けているから、判断を仰いでくれたんだろう。躊躇っていると、ヴァレさんの手が私の左耳に触れる。驚いて見返すと、彼の長い指がスリ、とピアスを撫でる。
…録音ピアスだ。
「お願いだ、シャトラ。俺と一緒に5番街へ行って欲しい。一緒に、魔獣を倒しに行こう」
録音ピアスに、自身の声を吹き込んでくれている。ヴァレさんに何かあった時、私が責められないように。ヴァレさんの…依頼主からの要望だったんだと、私はそれに従っただけだと、証拠を残すために。
ヴァレさんの瞳を見つめながら、思考を巡らせる。ヴァレさんが、前団長の弓を装備して、私たちと共に戦う姿を。…見える。勝利への道筋が。どれだけ肥大化したスライムが出てきたって、私たちなら仕留められる。
私は頷く。ヴァレさんがグッと目を細める。覚悟を決めよう。この国で一番高貴な身分のこの人を、戦地に向かわせる覚悟を。そして何かあれば、全ての責任を負う覚悟を。
……この契約が、私個人に対するものでよかった。
ふぅっと大きく息を吐き、私は自分自身に気合を入れ直した。
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