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02地図作り
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僕がそう言うと元仲間たちは気まずげな顔をした。でもすぐに笑顔になって口々にこう言い始めた。
「私たちがリックを追放するわけないじゃない!!」
「誤解です、我らは仲間じゃないですか!!」
「リックに追放なんて言っていない」
「そうですわ、きっとリックの気のせいですわ」
僕は何を言われてももう元仲間のパーティに入る気はなかった。だからしつこくこう言ってやった。
「僕はパーティを追放されたんだね」
するとさすがに元仲間たちも黙ってしまった。彼らはしばらく目配せしていたが、リリーを指さしてこう言い始めた。
「そもそもリリーがリックを誤射したのが悪いのです」
「ええ――!?」
「そうだな、それでリックが誤解した」
「そうですわ、リリーさんが悪いのですわ。謝って」
元仲間たちは全てリリーが悪いのだと言って、自分たちは悪くないと主張した。リリーはしゅんとして何も言えなくなった。でも僕が彼らに言いたいことは一つしかなかった。
「僕はパーティを追放されたんだね」
ここまで三回も言えば元仲間も分かったのだろう。僕に元仲間のパーティに戻る気がないということが実感できたようだ。顔色を白黒させながら皆して黙ってしまった。だから僕は今日泊まる宿屋を探して冒険者ギルドを出ていった。そうして宿屋についたらお腹が空いていたのでパン粥を注文した。三日も何も食べていなかったのだ、お腹に優しいメニューがいいと思った。そして僕は元仲間とは違う宿屋で眠った。翌日、僕は仕事を探しに冒険者ギルドを訪れた。すると元仲間たちが声をかけてきた。
「今日は早いじゃん、リック」
「さぁ、ダンジョンに行きますよ」
「嫌なことなんて忘れてしまえ」
「そうですわ、私たちは仲間ですもの」
どうやら元仲間たちは何がなんでも僕をまたパーティにいれたいようだった。正確に言えば僕が手に入れたお宝が目当てなのだろう。でも何と言われても僕は彼らにはこの一言しか言わなかった。
「僕はパーティを追放されたんだね」
そう言って僕は依頼版を見た、特に良い依頼はなかったので一人でダンジョンに行くことにした。元仲間は僕の後をついてきた、面倒になって走って僕は逃げ出し一人でダンジョンに入った。すると僕はレベル999になっていたから、ここのダンジョンは簡単すぎた。せっかくだから一階から最下層の十階まで詳細な地図を作り始めた。元仲間が追いつてきた時には高レベルの魔物のところにいって、その魔物を飛び越えて先に進んだ。そうして十日間が過ぎた。僕はこのベヘルのダンジョンの地図を作り終わっていた。そこには元宝物庫も記してあった。
「この地図、買ってくれますか?」
「これはベヘルのダンジョンの詳細地図!? お待ちください。ギルド長と相談します」
そうして僕は冒険者ギルドのギルド長に会うことになった。ギルド長は僕も持ってる『鑑定』を持っていたのだろう、僕のレベル999を見て腰を抜かしかけた。
「リック、お前はいつの間にそんなに強くなったのだ」
「あははっ、これはレベルが上がるポーションのおかげです」
「そのレベルが上がるポーションはまだあるのか? 売ってくれんか!?」
「駄目です、僕が使う予定なので」
「そうか、それもそうよのう。お主ほどのレベルが高い者が作った地図だ。信用して買い取ろう」
「でもまだ隠し部屋とかあるかもしれませんよ」
「それを謳い文句にさせてもらおう、このダンジョンでレベル999になった者が出たとな」
「あははっ、また宝物庫が見つかるといいですね」
こうして僕はベヘルのダンジョンをクリアした。この街には他にダンジョンが無かったから、僕は別の街のダンジョンに行ってみることにした。商隊の護衛を引き受けたら、元仲間たちもその仕事に飛びついて来た。まったく迷惑な話だった。
「はぁ、いつまで付き纏う気なんだろう」
「私たちがリックを追放するわけないじゃない!!」
「誤解です、我らは仲間じゃないですか!!」
「リックに追放なんて言っていない」
「そうですわ、きっとリックの気のせいですわ」
僕は何を言われてももう元仲間のパーティに入る気はなかった。だからしつこくこう言ってやった。
「僕はパーティを追放されたんだね」
するとさすがに元仲間たちも黙ってしまった。彼らはしばらく目配せしていたが、リリーを指さしてこう言い始めた。
「そもそもリリーがリックを誤射したのが悪いのです」
「ええ――!?」
「そうだな、それでリックが誤解した」
「そうですわ、リリーさんが悪いのですわ。謝って」
元仲間たちは全てリリーが悪いのだと言って、自分たちは悪くないと主張した。リリーはしゅんとして何も言えなくなった。でも僕が彼らに言いたいことは一つしかなかった。
「僕はパーティを追放されたんだね」
ここまで三回も言えば元仲間も分かったのだろう。僕に元仲間のパーティに戻る気がないということが実感できたようだ。顔色を白黒させながら皆して黙ってしまった。だから僕は今日泊まる宿屋を探して冒険者ギルドを出ていった。そうして宿屋についたらお腹が空いていたのでパン粥を注文した。三日も何も食べていなかったのだ、お腹に優しいメニューがいいと思った。そして僕は元仲間とは違う宿屋で眠った。翌日、僕は仕事を探しに冒険者ギルドを訪れた。すると元仲間たちが声をかけてきた。
「今日は早いじゃん、リック」
「さぁ、ダンジョンに行きますよ」
「嫌なことなんて忘れてしまえ」
「そうですわ、私たちは仲間ですもの」
どうやら元仲間たちは何がなんでも僕をまたパーティにいれたいようだった。正確に言えば僕が手に入れたお宝が目当てなのだろう。でも何と言われても僕は彼らにはこの一言しか言わなかった。
「僕はパーティを追放されたんだね」
そう言って僕は依頼版を見た、特に良い依頼はなかったので一人でダンジョンに行くことにした。元仲間は僕の後をついてきた、面倒になって走って僕は逃げ出し一人でダンジョンに入った。すると僕はレベル999になっていたから、ここのダンジョンは簡単すぎた。せっかくだから一階から最下層の十階まで詳細な地図を作り始めた。元仲間が追いつてきた時には高レベルの魔物のところにいって、その魔物を飛び越えて先に進んだ。そうして十日間が過ぎた。僕はこのベヘルのダンジョンの地図を作り終わっていた。そこには元宝物庫も記してあった。
「この地図、買ってくれますか?」
「これはベヘルのダンジョンの詳細地図!? お待ちください。ギルド長と相談します」
そうして僕は冒険者ギルドのギルド長に会うことになった。ギルド長は僕も持ってる『鑑定』を持っていたのだろう、僕のレベル999を見て腰を抜かしかけた。
「リック、お前はいつの間にそんなに強くなったのだ」
「あははっ、これはレベルが上がるポーションのおかげです」
「そのレベルが上がるポーションはまだあるのか? 売ってくれんか!?」
「駄目です、僕が使う予定なので」
「そうか、それもそうよのう。お主ほどのレベルが高い者が作った地図だ。信用して買い取ろう」
「でもまだ隠し部屋とかあるかもしれませんよ」
「それを謳い文句にさせてもらおう、このダンジョンでレベル999になった者が出たとな」
「あははっ、また宝物庫が見つかるといいですね」
こうして僕はベヘルのダンジョンをクリアした。この街には他にダンジョンが無かったから、僕は別の街のダンジョンに行ってみることにした。商隊の護衛を引き受けたら、元仲間たちもその仕事に飛びついて来た。まったく迷惑な話だった。
「はぁ、いつまで付き纏う気なんだろう」
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