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07昇格試験
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「分かりました!! 『風刃』!!」
僕は風の刃でかなり盗賊を減らした。そして『結界』を広げて荷馬車と僕を守るようにした。盗賊からは矢が飛んできたが僕も荷馬車も被害は無かった。向こうのパーティでは怪我をした者が出たようだった。だけど今はそんなことに構っていられなかった。近づいてくる盗賊を僕は斬り殺した。二つの剣を使って近づいてくる盗賊を片っ端から殺していった。やがて盗賊は逃げようとした。
「逃がすか!! 『落雷』!!」
逃げようとした盗賊たちは雷の一撃を受けてその場に倒れた。元仲間たちが盗賊の始末をしていた。…………いや死んだ盗賊が金銭を持っていないか懐を探っていた。その行動に僕は呆れた。それより向こうのパーティで怪我をした子がいたはずだ。
「怪我をした方は? 僕は『治癒』が使えます」
「あたし、矢を背中に受けちゃった」
「矢を引き抜きますよ、『治癒』!!」
「うぅ!!」
「大丈夫ですか?」
「あれっ、もう痛くない。大丈夫よ、ありがとう」
僕は他にも怪我人がいたら治していった。ただし元仲間たちを除いてだ。元仲間たちはこんなことを言っていた。
「私、矢がかすった」
「魔法使いの我は何だか気分が悪くて」
「俺も『治癒』使って欲しい」
「私も両手に少し怪我をしましたわ」
どれもこれもかすり傷程度だったから僕は放っておいた。向こうのパーティも昔何かあったんだろうと察して何も言わなかった。依頼主も同じく何かを察して何も言わないでくれた。
「リック、治してよ」
「そうです、リック。こっちに來るのです」
「俺を先に治せ」
「いいえ、私が先ですわ」
僕は何を言われようが無視した。まったく元仲間たちがこんなにしつこいとは思いもしなかった。どうして昔このパーティにいたのか、昔の自分の選択に疑問を抱いたほどだ。一応、あの一言を伝えておいた。
「僕はパーティを追放されたんだね」
そう僕はパーティを追放されたんだからもう何もできないのだ。何かしようとしてはいけない、それは元仲間たちの僕への執着を増やすだけだ。そうして僕は『結界』を張り続けた、元仲間が近づいてこようとして『結界』に弾かれたときには笑った。どうやら元仲間たちは僕に害意をもっているらしかった。これは絶対に元仲間たちのパーティに戻るわけにはいかなかった。後ろから矢で打たれるのはもうごめんだ。そうして無事に次の街へ着いた。僕は冒険者ギルドに向かった。元仲間たちも追いかけてきた。
「銀の冒険者へのランクラップをお願いします」
「はい、それじゃ得意なものはなんですか?」
「剣と魔法です」
「それではまずは筆記試験を受けて貰います」
僕が銀の冒険者になろうとしているのを見て、元仲間たちもそれぞれ試験を受けていた。筆記試験は簡単だ、冒険者として基礎的なことが守れればいい。例えばダンジョンで仲間を見捨てないとかだ。この問題を見た時には僕は声を殺して笑った。元仲間たちは硬直していた。僕は筆記試験を合格できた。後は実技試験だったが、剣なら先輩の冒険者と模擬戦。魔法なら十個の的をいくつ射抜けるかという試験だった。僕は魔法の試験を選んで十個の的を『落雷』で全て燃やしてしまった。
「おめでとうございます!! 今日から貴方は銀の冒険者です」
こうして僕は試験に合格したが、元仲間たちは落ちたようだった。リリーやサイファ、それにユイファは試験官との模擬選に勝てなかった。魔法使いのジョエルは十個の的のうち四個しか射抜けなかった。僕はこっそり舌をだして言った。
「ざまぁ」
そうして銀の冒険者になったことだし、僕は宿屋探しに出かけまた風呂付の宿屋に泊まった。銀貨八枚と出費が激しいが宝物庫の宝物はまだまだあった。元仲間たちは安宿に泊まることにしたようだ。僕を追いかけてこなかった。僕は風呂付の宿屋に泊まってゆっくりと休むことができた。食事も美味しい物が出た。
「なんだか、元仲間たちも気にならなくなってきたぞ」
僕は風の刃でかなり盗賊を減らした。そして『結界』を広げて荷馬車と僕を守るようにした。盗賊からは矢が飛んできたが僕も荷馬車も被害は無かった。向こうのパーティでは怪我をした者が出たようだった。だけど今はそんなことに構っていられなかった。近づいてくる盗賊を僕は斬り殺した。二つの剣を使って近づいてくる盗賊を片っ端から殺していった。やがて盗賊は逃げようとした。
「逃がすか!! 『落雷』!!」
逃げようとした盗賊たちは雷の一撃を受けてその場に倒れた。元仲間たちが盗賊の始末をしていた。…………いや死んだ盗賊が金銭を持っていないか懐を探っていた。その行動に僕は呆れた。それより向こうのパーティで怪我をした子がいたはずだ。
「怪我をした方は? 僕は『治癒』が使えます」
「あたし、矢を背中に受けちゃった」
「矢を引き抜きますよ、『治癒』!!」
「うぅ!!」
「大丈夫ですか?」
「あれっ、もう痛くない。大丈夫よ、ありがとう」
僕は他にも怪我人がいたら治していった。ただし元仲間たちを除いてだ。元仲間たちはこんなことを言っていた。
「私、矢がかすった」
「魔法使いの我は何だか気分が悪くて」
「俺も『治癒』使って欲しい」
「私も両手に少し怪我をしましたわ」
どれもこれもかすり傷程度だったから僕は放っておいた。向こうのパーティも昔何かあったんだろうと察して何も言わなかった。依頼主も同じく何かを察して何も言わないでくれた。
「リック、治してよ」
「そうです、リック。こっちに來るのです」
「俺を先に治せ」
「いいえ、私が先ですわ」
僕は何を言われようが無視した。まったく元仲間たちがこんなにしつこいとは思いもしなかった。どうして昔このパーティにいたのか、昔の自分の選択に疑問を抱いたほどだ。一応、あの一言を伝えておいた。
「僕はパーティを追放されたんだね」
そう僕はパーティを追放されたんだからもう何もできないのだ。何かしようとしてはいけない、それは元仲間たちの僕への執着を増やすだけだ。そうして僕は『結界』を張り続けた、元仲間が近づいてこようとして『結界』に弾かれたときには笑った。どうやら元仲間たちは僕に害意をもっているらしかった。これは絶対に元仲間たちのパーティに戻るわけにはいかなかった。後ろから矢で打たれるのはもうごめんだ。そうして無事に次の街へ着いた。僕は冒険者ギルドに向かった。元仲間たちも追いかけてきた。
「銀の冒険者へのランクラップをお願いします」
「はい、それじゃ得意なものはなんですか?」
「剣と魔法です」
「それではまずは筆記試験を受けて貰います」
僕が銀の冒険者になろうとしているのを見て、元仲間たちもそれぞれ試験を受けていた。筆記試験は簡単だ、冒険者として基礎的なことが守れればいい。例えばダンジョンで仲間を見捨てないとかだ。この問題を見た時には僕は声を殺して笑った。元仲間たちは硬直していた。僕は筆記試験を合格できた。後は実技試験だったが、剣なら先輩の冒険者と模擬戦。魔法なら十個の的をいくつ射抜けるかという試験だった。僕は魔法の試験を選んで十個の的を『落雷』で全て燃やしてしまった。
「おめでとうございます!! 今日から貴方は銀の冒険者です」
こうして僕は試験に合格したが、元仲間たちは落ちたようだった。リリーやサイファ、それにユイファは試験官との模擬選に勝てなかった。魔法使いのジョエルは十個の的のうち四個しか射抜けなかった。僕はこっそり舌をだして言った。
「ざまぁ」
そうして銀の冒険者になったことだし、僕は宿屋探しに出かけまた風呂付の宿屋に泊まった。銀貨八枚と出費が激しいが宝物庫の宝物はまだまだあった。元仲間たちは安宿に泊まることにしたようだ。僕を追いかけてこなかった。僕は風呂付の宿屋に泊まってゆっくりと休むことができた。食事も美味しい物が出た。
「なんだか、元仲間たちも気にならなくなってきたぞ」
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