全スキルが使える俺が世界最強

アキナヌカ

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04トーナメント

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 昼食が終わったら俺たちは大学進学を目指してまた自己学習に戻った。そして学校が終わったらハンターギルドに行った。またダンジョンのことが放送されていた。俺たちはハンターギルドから一番遠いダンジョンに行った。一番遠いのにもう人がいて戦っていた、俺たちはその人の邪魔をしないようにすりぬけようとした。

「待て!! このダンジョンは俺のものだ!!」
「ダンジョンに所有者はいないはずだけど」

「煩ぇ!! このダンジョンは俺のものだ!!」
「さやか、こいつ面倒くさい。他のダンジョンに行こう」

 仕方がなく俺たちは他のダンジョンに行った、そこにも人がいたが俺たちが入ってきても何も言われなかった。オークのたくさんでるダンジョンで、さやかはオーク一匹五万円と張り切っていた。そうしてさやかはオークを『四大魔法』の風で真っ二つにしていった。そうしながら魔石を拾っていた。俺も『切断』でオークを倒し魔石を拾い集めた。他の人もそうしていた。こうして自分が倒した分だけを頂いた。

「オークばっかりでしっかり稼げるね!!」
「さやか、油断するなよ」

「もちろんよ、油断はしないで稼ぐわ!!」
「俺も負けないからな」

 結局俺はオーク五十体、さやかはオーク四十七体をしとめた。ここのボスであるハイオークは他のハンターに狩られてしまった。そうしてモンスターがいなくなると地震が起こりゲートが閉まる。俺たちはすれすれでゲートから出てきた。ええと俺の稼ぎが二百五十万だった、さやかは二百三十五万を稼いだ。ハンターギルドでそれぞれお金を貰って俺は『アイテムボックス』に、さやかは銀行に入れていた。そうして真っ暗な道を一緒に帰った。

「さやか、五百万なんてハンターだとあっと言う間に貯まるだろ」
「うん、もうすぐ大地にお金返すからね」

「気長に待ってる、さぁいつものレストランに寄ってくか」
「えへへっ、お金があるからご飯が美味い」

 二人ともレストランで好きに注文してたっぷり食べた。俺はステーキ五枚くらいいただいた、さやかは鳥の照り焼きなんかを食べていた。そうして二人で家に帰った。

「大地、私の部屋で寝ない?」
「俺は自分の部屋で寝る」

「ちぇ、誘惑してものってこないかぁ」
「さやかは仲間だが、恋人じゃない」

「いつか恋人になろうね」
「さぁ、未来のことは分からない」

 そうして俺たちはそれぞれ眠った、俺はいつもどおり警戒を怠らなかった。そうしてぐっすり眠った翌日は平日だったので俺たちはまた高校にいった。そして高校が終わればハンターギルドに行った。

「今日もダンジョンがあちこちにできてるなぁ」
「オークが出るダンジョンなら当たりなんだけど」

「行ってみないとどんなダンジョンか分からん」
「よっし、行ってみよう。大地」

 そうして行ってみたダンジョンは最悪だった、まずさっそくさやかが悲鳴を上げた。それも無理はなかった。

「きゃあああぁぁ!! ゴキブリ、でっかいゴキブリじゃんこれ!?」
「落ち着けさやか、こいつらもモンスターだ」

「私大地の背中から離れない!!」
「やれやれ仕方ない『切断』」

 俺はゴキブリのモンスターを『切断』でバラバラにしていった。さやかは俺の背中にひっつていて、戦闘はせず当然魔石も拾わなかった。俺は次々に魔石を拾っていた。そうして一際でかいゴキブリのモンスターがボスだった。そいつを倒すと魔石を落ちてダンジョンが閉じ始めた。俺とさやかはさっさとこのダンジョンから飛び出した。そしてハンターギルドに行ってゴキブリの魔石を売ってみたら、一個七万だということだった。オークよりもゴキブリのモンスターは高かった。

「私は駄目、いくら高くてもゴキブリのモンスタ―とは戦わないわ」
「そうか、次のダンジョンはゴキブリでないことを祈ろう」

「大地、手を洗ってきてよ。じゃないと何かヤダ」
「はいはい、手を洗ってくるよ」

 そうして俺はハンターギルドのトイレの洗面台で手を洗った。そうしたらようやくさやかの表情が明るくなった。俺たちはレストランで飯を食べて家に帰って寝た。そして翌日も平日なので高校に行った、高校が終わってからハンターギルドに行くのもかわりなかった。

「大地、大地、ハンターのトーナメントをするんだって!!」
「はぁ、一番強いハンターを決めようってことだな」

「もちろん大地出るよね!!」
「おう、出る。そして優勝してやる」

 俺がそう言うと周囲のハンターから笑われた、でも俺は本気で優勝するつもりだった。暫く経ったらそのトーナメントが始まった、もちろん俺もさやかも参加していた。

「『シールド』、この『シールド』が壊れたりしたら負けです」
「なるほど分かった、それじゃ戦ってみるか」
 
 この『シールド』は一定のダメージを受けると壊れるようだった。俺は『シールド』を防御魔法で覆った。これで簡単に俺の『シールド』は破壊できない、俺は順調に勝ち進んでいった。さやかとも対戦したがもちろん俺の圧勝だった。そうして俺はとうとう優勝した。

「やっぱり大地が優勝か」
「俺が優勝に決まってるだろ」

「まぁね、大地のスキルを考えたら当然か」
「おい、さやか。スキルの内容は言うなよ」

「もちろんよ、信用できる人間にしか言わないわ」
「それじゃ今のところ俺だけだな」

「私のスキルも知ってる?」
「『看破』のスキルで知ってる、『打撃』『大治癒』『四大魔法』だろ」

「小声で言ってくれてありがと、そのとおりよ」
「なかなかのスキルだ、さやかは敵にまわしたくないな」

 俺は優勝したので賞金とかあるのかとおもったら、ダンジョンを一つ貰えたのでさやかといってみた。ワイバーンたちが飛ぶダンジョンだった。気をつけて攻撃しないと魔石が崖から落ちていってしまった。

「『切断』」

 俺は崖からワイバーンを落とさないようにしながら『切断』した。さやかも『四大魔法』の風の攻撃でワイバーンを倒していた。そうして崖に落ちた魔石は諦めてそれ以外の魔石は拾っておいた。俺が四十羽、さやかが三十八羽を倒していた。そうして一際大きなワイバーンがボスだった、俺の『切断』とさやかの『四大魔法』風の刃が同時に奴を襲った。ボスはあっけなく死んで魔石が残った。俺はさやかに魔石を譲った。ワイバーンの魔石は一個十万で俺は四百万、さやかが三百八十万稼いでいた。さやかは俺に五百万を返した。

「律儀な奴だなさやかは」
「借りたらしっかり返さないとね」

「まぁ、そうだな」
「あー、スッキリした」

 さやかは俺に五百万の借金を返してすっきりした顔をしていた、そうしていつもどおりに一緒に帰った。さやかからまた誘惑されたが俺はそれにのらなかった。そうして寝て次の日は土曜日だった。お休みだからさやかと一緒にウィンドウショッピングにいってみた。お互いに似合う服を贈りあったりした。

「むっ、休みくらいダンジョンにはいりたくない」
「でもダンジョンに出会っちゃったね」

「仕方がない行くか、さやか」
「はーい、大地」

 入ってみたらそこはエルフのダンジョンだった、もっとも人に危害を加えないエルフじゃない。耳がとんがっていて顔は白く髪は真っ白なエルフたちは遠慮なく俺たちに襲い掛かった。

「『防御魔法』」
「『四大魔法』風よ」

 おれが『防御魔法』で俺たち二人を守りながら、さやかが『四大魔法』の風の刃でエルフを倒していった。エルフからはたえず矢が飛んできて『防御魔法』を解くわけにはいかなかった。だから俺は『防御魔法』に集中して、敵はさやかの風の刃で倒して貰った。そうして一番強いエルフに勝ったらゲートが閉じ始めた。素早く魔石を拾って、俺たちはダンジョンの外に出た。

「さやか何人しとめた?」
「えっとね、七十八人」

「ボスも含めてか」
「うん」

「それじゃ、ハンターギルドに換金にいくか」
「行こう、行こう」

 エルフの魔石も一個十万だった、俺たちは七百八十万稼いで山分けして三百九十万ずつ貰った。金銭感覚がおかしくなりそうだった、それぐらい俺たちは稼いでいた。

「うぅ、五百万で身を売ろうとしてた私って」
「勿体ない話だ、さやかはこんなに稼げるのに」

「そうよね、あー。身を売らずに済んでよかった」
「そうだな」
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