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16魔力量
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「ローズたん、また神殿から呼びたしがきてるぞ」
「はぁ!? あの大神官のじじい、まだ諦めてねぇのか!!」
「いやこれはまた別の大神官らしい、神殿ごとに大神官がいるんだ」
「そんな奴が俺に一体何の用だ?」
「分からないが面白そうだから行ってみないか?」
「ルーシーがそう言うなら行ってもいい」
そうして私たちはお手紙を持って神殿まできた、ここの神殿はまともなようで孤児院の子どもたちが無邪気に遊んでいた。そうしてお手紙をくれたのはレーヴェ大神官という人だった、私たちが神官の一人に声をかけて事情を説明すると、レーヴェ大神官さまは講義の最中だからと神殿の中をあちこち案内してくれた。私とローズはどこからなら逃げやすいかと話していた、また変なショタ趣味のおじいちゃんだったとしたら逃げるためだ。ほどなくして応接室に通され紅茶が出された、もちろん私もローズも手はつけなかった。やがて白い髪に青い目を持っている小父様が現れた、優しそうな顔をしていておかしな様子はみせなかった。
「これはすまない、講義が長引いてしまってね。随分お待たせしたようだ、申し訳ない」
「はぁ、待ちましたけどまぁいいですよ」
「俺に一体何の用だ?」
「単刀直入でよろしい、私には人の魔力量が分かるというギフトがあってね」
「それでローズたんの魔力量に何か問題があったんですか?」
「少なすぎるとかいう話か!?」
「いや君の魔力量は膨大すぎる、もしかしたら『魔法』のギフト持ちかもしれないという話だ」
「ほう、ローズたんは魔力量が多いのか」
「俺はギフトなんて持ってないぜ」
レーヴェ大神官が話してくれたのはこんな話だった、膨大な魔力量を持っている者は『魔法』のギフトに目覚めやすいということだった。ちなみに私の魔力量を聞いたら、ローズほどではないが多い方だと言われた。魔力量とギフトにはなんらかの関係があるとレーヴェ大神官は言っていて、もう今までに二人『魔法』のギフト持ちを見つけているそうだ。彼らはそれぞれブレスベイヤ国で立派に働いているらしかった、私はローズが『魔法』のギフト持ちだとあかす気はなかった。ローズも同じだったのだろう、俺にはギフトはないと言い切っていた。
「その膨大な魔力量だ、いつかギフトに目覚めるかもしれない。その時はその力を正しく使って欲しい」
「ローズたんは良い子だから、変なことはしませんよ」
「誰が良い子だ、でもおかしな真似はしねぇよ」
「そう言って貰えて安心した、せっかく神からギフトを授かっても、犯罪に走ってしまう者もいる」
「ああ、以前に会った盗賊に『敏捷』のギフトもちがいましたね」
「そういえばそんなこともあったな」
「それでは時間をとらせてしまい悪かった、君たちに神のご加護があるんことを」
「貴方にも神のご加護がありますように」
「ふん!! 神のご加護がありますように」
レーヴェ大神官は至って常識人でこちらが不快になることは何もしなかった、神官に聞けばレーヴェ大神官は魔力量が多い人をみつけたら呼び出して今のように話をしているらしかった。良い小父様でカッコいい大人だった、私にローズがいなかったら惚れてしまいそうな良い男だった。だから私はローズもあんな立派な大人になるといいと主張した。ローズも何か感じるところがあったようで、素直に私の意見を聞いて納得して頷いていた。久しぶりの良い出会いだった、きっとこの出会いは忘れないはずだ。
「確かに魔力量によってギフトを貰えるのかもしれないな、ローズたん」
「うん、俺もそんな気がしてきた」
「私の『怪力』だって、『再生』だって魔力を消費しているはずだ」
「そういえば『再生』ってギフトは使っていて危なくないのか?」
「いやあまりに多く『再生』をすると、体重が減って死にそうになる」
「怖いギフトじゃないか!? ルーシーあまり『再生』を使うなよ!!」
私の体重は秘密だが、『再生』で腕を生やしたりすると私はその分痩せる。だからそう何度も使えるギフトではないのだ、下手に何度も使えばそれは死を意味するのだ。私は『再生』のギフトを使う時には気をつけていこうと心に決めた、ローズの『魔法』だって魔力を使いすぎればやっぱり死が待っている。私たちはお互いに気をつけようと言いあった、そうして宿屋に帰って貴重な話が聞けたことに感謝した。
「さてローズたん、そろそろこの国を出ないか? 私は隣国のミエル国に行ってみたい」
「ミエル国に一体何があるんだ?」
「私が行きたいミエル国は山が多いところで、温泉があちこちで湧いているらしい」
「温泉か、それはいいな。あのお湯は気持ち良かった」
「じゃあ、ミエル国に行くか? ローズたん」
「おう、いいぞ。俺も温泉は好きだ」
こうして私たちはミエル国に行くことになった、冒険者ギルドで探したら商隊の護衛依頼も見つかった。またどうせ盗賊が出るんだろうが、そんなことを気にしていたらどこへも行けなかった。そうして私たちはミエル国へと旅立ったが、その前に神殿に寄付をしておいた。あのレーヴェ大神官なら寄付を正しいことに使ってくれるだろう、そろそろ懐も寂しくなってきたので、ミエル国で一稼ぎしたいところだった。
「ミエル国に魔物の討伐依頼があるといいな、ローズたん」
「そうだな懐も寂しくなってきてるしな」
「護衛任務はあまり金にならないからなぁ、ローズたん」
「いぜとなったら金の輪や宝石を売らなきゃいけないなぁ」
「デザトで買った装飾品は売りたくないぞ、ローズたんが似合うと言ってくれたからな」
「まぁ、ミエル国で稼げばいいさ」
私たちは財布を共有していた、だからローズも最近になって懐が寂しくなっていることに気がついていた。だから魔物退治の依頼は大歓迎だった、だけどまさか商隊がダークウルフの群れに襲われるとは思わなかった。私はダークウルフは私が倒すから、ローズにその魔石の回収を頼んだ。荷馬車を守りながらのダークウルフ退治は少々難しかった、でも私は大剣で確実にダークウルフを殺していった。ローズも私が殺したダークウルフからしっかりと魔石をとっていた、ダークウルフの魔石は金貨一枚するから貴重な収入源だった。やがて三十匹くらいいたダークウルフたちは死んだ、私はその半分十五匹を倒していた。他のダークウルフは冒険者たちが倒していて、皆が魔石を手に入れて喜んでいた。
「やったぞ、ローズたん。これで懐もあったかくなるぞ」
「うん、十五個。確かにあるな、相変わらず良い腕だルーシー」
「ローズたんがしっかり魔石をとってくれたからだぞ」
「ルーシーが守ってくれてるから、簡単に魔石をとれたぜ」
「私たちは良い仲間だな!!」
「ああ、そうだな」
こうしてダークウルフの襲撃を乗り越えて私たちはミエル国に入国した、早くも温泉の匂いがただよっていて護衛依頼の賃金を貰ったら、すぐに私もローズも温泉に入りにいった。貴重な物はローズの『魔法の箱』に入れておいた、マロンという街だったが温泉が豊富で。街の中にはただで入れる足湯まであった。温泉は肌にも良いということで女性客がとても多かった、ここも混浴だったから私とローズは湯着を身に着けて一緒に温泉を堪能した。
「はぁ!? あの大神官のじじい、まだ諦めてねぇのか!!」
「いやこれはまた別の大神官らしい、神殿ごとに大神官がいるんだ」
「そんな奴が俺に一体何の用だ?」
「分からないが面白そうだから行ってみないか?」
「ルーシーがそう言うなら行ってもいい」
そうして私たちはお手紙を持って神殿まできた、ここの神殿はまともなようで孤児院の子どもたちが無邪気に遊んでいた。そうしてお手紙をくれたのはレーヴェ大神官という人だった、私たちが神官の一人に声をかけて事情を説明すると、レーヴェ大神官さまは講義の最中だからと神殿の中をあちこち案内してくれた。私とローズはどこからなら逃げやすいかと話していた、また変なショタ趣味のおじいちゃんだったとしたら逃げるためだ。ほどなくして応接室に通され紅茶が出された、もちろん私もローズも手はつけなかった。やがて白い髪に青い目を持っている小父様が現れた、優しそうな顔をしていておかしな様子はみせなかった。
「これはすまない、講義が長引いてしまってね。随分お待たせしたようだ、申し訳ない」
「はぁ、待ちましたけどまぁいいですよ」
「俺に一体何の用だ?」
「単刀直入でよろしい、私には人の魔力量が分かるというギフトがあってね」
「それでローズたんの魔力量に何か問題があったんですか?」
「少なすぎるとかいう話か!?」
「いや君の魔力量は膨大すぎる、もしかしたら『魔法』のギフト持ちかもしれないという話だ」
「ほう、ローズたんは魔力量が多いのか」
「俺はギフトなんて持ってないぜ」
レーヴェ大神官が話してくれたのはこんな話だった、膨大な魔力量を持っている者は『魔法』のギフトに目覚めやすいということだった。ちなみに私の魔力量を聞いたら、ローズほどではないが多い方だと言われた。魔力量とギフトにはなんらかの関係があるとレーヴェ大神官は言っていて、もう今までに二人『魔法』のギフト持ちを見つけているそうだ。彼らはそれぞれブレスベイヤ国で立派に働いているらしかった、私はローズが『魔法』のギフト持ちだとあかす気はなかった。ローズも同じだったのだろう、俺にはギフトはないと言い切っていた。
「その膨大な魔力量だ、いつかギフトに目覚めるかもしれない。その時はその力を正しく使って欲しい」
「ローズたんは良い子だから、変なことはしませんよ」
「誰が良い子だ、でもおかしな真似はしねぇよ」
「そう言って貰えて安心した、せっかく神からギフトを授かっても、犯罪に走ってしまう者もいる」
「ああ、以前に会った盗賊に『敏捷』のギフトもちがいましたね」
「そういえばそんなこともあったな」
「それでは時間をとらせてしまい悪かった、君たちに神のご加護があるんことを」
「貴方にも神のご加護がありますように」
「ふん!! 神のご加護がありますように」
レーヴェ大神官は至って常識人でこちらが不快になることは何もしなかった、神官に聞けばレーヴェ大神官は魔力量が多い人をみつけたら呼び出して今のように話をしているらしかった。良い小父様でカッコいい大人だった、私にローズがいなかったら惚れてしまいそうな良い男だった。だから私はローズもあんな立派な大人になるといいと主張した。ローズも何か感じるところがあったようで、素直に私の意見を聞いて納得して頷いていた。久しぶりの良い出会いだった、きっとこの出会いは忘れないはずだ。
「確かに魔力量によってギフトを貰えるのかもしれないな、ローズたん」
「うん、俺もそんな気がしてきた」
「私の『怪力』だって、『再生』だって魔力を消費しているはずだ」
「そういえば『再生』ってギフトは使っていて危なくないのか?」
「いやあまりに多く『再生』をすると、体重が減って死にそうになる」
「怖いギフトじゃないか!? ルーシーあまり『再生』を使うなよ!!」
私の体重は秘密だが、『再生』で腕を生やしたりすると私はその分痩せる。だからそう何度も使えるギフトではないのだ、下手に何度も使えばそれは死を意味するのだ。私は『再生』のギフトを使う時には気をつけていこうと心に決めた、ローズの『魔法』だって魔力を使いすぎればやっぱり死が待っている。私たちはお互いに気をつけようと言いあった、そうして宿屋に帰って貴重な話が聞けたことに感謝した。
「さてローズたん、そろそろこの国を出ないか? 私は隣国のミエル国に行ってみたい」
「ミエル国に一体何があるんだ?」
「私が行きたいミエル国は山が多いところで、温泉があちこちで湧いているらしい」
「温泉か、それはいいな。あのお湯は気持ち良かった」
「じゃあ、ミエル国に行くか? ローズたん」
「おう、いいぞ。俺も温泉は好きだ」
こうして私たちはミエル国に行くことになった、冒険者ギルドで探したら商隊の護衛依頼も見つかった。またどうせ盗賊が出るんだろうが、そんなことを気にしていたらどこへも行けなかった。そうして私たちはミエル国へと旅立ったが、その前に神殿に寄付をしておいた。あのレーヴェ大神官なら寄付を正しいことに使ってくれるだろう、そろそろ懐も寂しくなってきたので、ミエル国で一稼ぎしたいところだった。
「ミエル国に魔物の討伐依頼があるといいな、ローズたん」
「そうだな懐も寂しくなってきてるしな」
「護衛任務はあまり金にならないからなぁ、ローズたん」
「いぜとなったら金の輪や宝石を売らなきゃいけないなぁ」
「デザトで買った装飾品は売りたくないぞ、ローズたんが似合うと言ってくれたからな」
「まぁ、ミエル国で稼げばいいさ」
私たちは財布を共有していた、だからローズも最近になって懐が寂しくなっていることに気がついていた。だから魔物退治の依頼は大歓迎だった、だけどまさか商隊がダークウルフの群れに襲われるとは思わなかった。私はダークウルフは私が倒すから、ローズにその魔石の回収を頼んだ。荷馬車を守りながらのダークウルフ退治は少々難しかった、でも私は大剣で確実にダークウルフを殺していった。ローズも私が殺したダークウルフからしっかりと魔石をとっていた、ダークウルフの魔石は金貨一枚するから貴重な収入源だった。やがて三十匹くらいいたダークウルフたちは死んだ、私はその半分十五匹を倒していた。他のダークウルフは冒険者たちが倒していて、皆が魔石を手に入れて喜んでいた。
「やったぞ、ローズたん。これで懐もあったかくなるぞ」
「うん、十五個。確かにあるな、相変わらず良い腕だルーシー」
「ローズたんがしっかり魔石をとってくれたからだぞ」
「ルーシーが守ってくれてるから、簡単に魔石をとれたぜ」
「私たちは良い仲間だな!!」
「ああ、そうだな」
こうしてダークウルフの襲撃を乗り越えて私たちはミエル国に入国した、早くも温泉の匂いがただよっていて護衛依頼の賃金を貰ったら、すぐに私もローズも温泉に入りにいった。貴重な物はローズの『魔法の箱』に入れておいた、マロンという街だったが温泉が豊富で。街の中にはただで入れる足湯まであった。温泉は肌にも良いということで女性客がとても多かった、ここも混浴だったから私とローズは湯着を身に着けて一緒に温泉を堪能した。
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