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27定住
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「ローズたん、何をやったんだ?」
「エールデ国の王宮を焼き払ってやった」
「なんだって、それじゃローズたん」
「ああ、また『魔法』が使えるようになった」
「そうか、良かったな。ローズたん」
「心配かけたな、ルーシー」
エールデ国の王宮はローズの手によって徹底的に焼き払われた、逃げられたのは女と子どもだけだった。エールデ国はそれから幼い王子を王にしたが、各国から攻め入れられて滅亡することになった。私を弄んだと思ったローズの怒りは相当のものだった、一国を滅亡させるほどローズは怒っていた。私たちは戦争に巻き込まれる前にエールデ国を離れ、隣国のスウィアに移動していた。スウィア国もエールデ国に攻め入って豊かな農地の一部を手に入れていた、おかげで私はお米がまた食べられる生活をしていた。
「ローズたん、そろそろ住みたい国を見つけたいな」
「定住するのか、ルーシー。どうして?」
「ローズたんの子どもが産みたいからだ、安全な国がいい」
「ぶはっ!? そ、そういう理由か」
「大国の方が安全だろうか、それとも田舎の小国の方がいいだろうか」
「うーん、ルーシー。それはよく考えないとな」
大国の方が安全そうにみえるが王位争いが激しかったりもする、それよりは辺境の誰も狙わない小国のほうが安全そうだった。ローズももう十八歳になる、私は二十八歳だ。どこか安全な国でローズの子を産んで育てたかった。私たちはいろいろと話し合ったが、最終的に辺境の国のルヴァを選んだ。ルヴァ国までは長い旅をしなければならなかった、早速ローズが護衛依頼を見つけてきた。そうして私たちはルヴァ国への第一歩を踏み出した、途中にいくつかの国と街を通るが楽しみだった。
「ローズたん、住みやすい国だといいな」
「そうだな、ルーシー」
「調べたところによれば、読書が盛んなのがルヴァ国らしい」
「本が読めるってことは国民の識字率が高いってことだな」
「そのとおりだ、ローズたん」
「字が読める奴が多いってことはいい、それだけ生活に余裕があるってことだ」
ローズの言う通り識字率が高いということは学業に力を入れている証拠だった、私たちはまだ見ぬ国のやり方に関心した。ローズの転移魔法でとんでいければよかったが、まだ行ったことのない国へは転移できなかった。だから私たちは地道に旅を続けていった、途中でまた盗賊がでたりしたが、ローズの魔法で吹き飛んでいた。私も大剣を使って盗賊たちを殺していった、矢がとんできたりもしたが大剣で防いだ。少しずつだがルヴァ国に近づいていた、しかしその途中でよったグアポ国でローズが呼び出された。
「おお、貴方が『雷撃』のローズ、是非我が国に仕えてもらいたい」
「悪いが俺は先を急いでいる、この国に仕えるつもりはない」
「ローズたんと私はもっと遠くの国へ行くんだ」
「国に仕えるというまで、この国から出さないと言ったら?」
「簡単だ、転移魔法でこの国を出て行く」
「ローズたんの機嫌を損ねない方がいいぞ」
「どうしても我が国に仕えないというのか」
「くどい!! 俺がいく国はもう決まっている」
「エールデ国みたいに滅亡したくないよな。ローズたん」
それからグアポ国は何も言ってこなくなった、エールデ国の滅亡がローズの仕業だと分かったからだった。私とローズはホッとした、何も国を滅亡させて歩きたいわけじゃなかった。だが私たちには監視役がつけられた、何もせずにグアポ国を出ていって欲しいというわけだ。私は監視役がついているのを知っていてローズにキスをした、ローズからもキスをされて幸せだった。監視役の連中がもう嫌だといいだすくらい、私はローズといちゃいちゃしていた。ローズも監視役を快く思っていなくて、俺たちに手をだしたら殺すぞと脅していた。
「グアポ国をやっとでれたな、ローズたん」
「ああ、監視役がうざかったな、ルーシー」
「はははっ、ローズたんが失禁するくらい脅していたじゃないか」
「当たり前だ、あいつらがついていたからよく眠れなかった」
「確かに交代で寝ることになったもんな、ローズたん」
「いつ襲ってくるか分からなかったからな、ルーシー」
そうやっていくつもの国や街を通り過ぎて、ようやく私とローズはルヴァ国に着いた。ルヴァ国は本を大事にしているから、その知識をいかして下水道が充実していた。水道も通っていて良い国だった、私とローズは家探しを始めた。そうしたら街の中に良い屋敷が見つかった、ちょっと私とローズが住むには広かったが、メイドを雇えばいい話だった。ここにくるまでの間に私とローズはかなりの金額を貯めていた、それは『魔法の箱』に入っていてローズだけが取り出せた。
「それじゃ、ルーシー。子ども作り頑張ろうぜ」
「なんかそいう言うと恥ずかしいぞ、ローズたん」
「恥ずかしがるなよ、ルーシー。コンドームを使わなくていいとか最高だ」
「コンドームを付けてると子どもができにくいからな」
「俺いっぱいルーシーを抱きたい」
「私もローズたんにいっぱい抱かれたいぞ」
新しく購入した屋敷で私たちは交わった、ローズはいつも私を優しく抱いてくれるのだ。コンドームを使わなくていいので、ローズは生で私を抱いていた。やっぱりコンドームを使うより、生で抱く方が気持ちが良いらしいかった。私はローズからいっぱいキスされて、こっちからもいっぱいキスをした。ローズの愛撫が気持ち良くて、私もローズの感じやすいところを愛撫した。お互いに気持ちが良くて仕方がなかった、私はローズの背中にしがみついた。
「ひゃん、ローズたん。ああっ!! ああっ!! 気持ちがいいよぉ!!」
「ルーシー、俺も凄く気持ち良い。生でするのがこんなにいいとは思わなかった」
「ああっ!! らめぇ!! ローズたんが奥まで入ってきて、やあぁぁ!!」
「辛かったら言えよ、ルーシー」
「全然辛くなくて気持ちがいい!! あん、ああっ!! ああっ!! あぁ――――――!!」
「いっちゃったか、ルーシー。でも俺はまだなんだ、つきあってくれ」
もう気持ちが良くて堪らなくて、私はローズの背中にしがみついていた。ローズがどんどんと攻めてくるから、体の中が爆発しそうだった。とにかく気持ちが良くて、私は何度もいった。ローズも何度もいっていた、お腹の中にローズを感じて、そうして温かいものが流れ込んでくるのが分かった。私は絶対妊娠したと思ったが、ローズは私を放してくれなかった。まだまだ足りないと言って、私を激しく抱いた。絶対に妊娠したと思ったが、そんなことはなかった。だから私はまたローズに抱かれることになった、とにかく気持ちが良くて堪らなかった。
「エールデ国の王宮を焼き払ってやった」
「なんだって、それじゃローズたん」
「ああ、また『魔法』が使えるようになった」
「そうか、良かったな。ローズたん」
「心配かけたな、ルーシー」
エールデ国の王宮はローズの手によって徹底的に焼き払われた、逃げられたのは女と子どもだけだった。エールデ国はそれから幼い王子を王にしたが、各国から攻め入れられて滅亡することになった。私を弄んだと思ったローズの怒りは相当のものだった、一国を滅亡させるほどローズは怒っていた。私たちは戦争に巻き込まれる前にエールデ国を離れ、隣国のスウィアに移動していた。スウィア国もエールデ国に攻め入って豊かな農地の一部を手に入れていた、おかげで私はお米がまた食べられる生活をしていた。
「ローズたん、そろそろ住みたい国を見つけたいな」
「定住するのか、ルーシー。どうして?」
「ローズたんの子どもが産みたいからだ、安全な国がいい」
「ぶはっ!? そ、そういう理由か」
「大国の方が安全だろうか、それとも田舎の小国の方がいいだろうか」
「うーん、ルーシー。それはよく考えないとな」
大国の方が安全そうにみえるが王位争いが激しかったりもする、それよりは辺境の誰も狙わない小国のほうが安全そうだった。ローズももう十八歳になる、私は二十八歳だ。どこか安全な国でローズの子を産んで育てたかった。私たちはいろいろと話し合ったが、最終的に辺境の国のルヴァを選んだ。ルヴァ国までは長い旅をしなければならなかった、早速ローズが護衛依頼を見つけてきた。そうして私たちはルヴァ国への第一歩を踏み出した、途中にいくつかの国と街を通るが楽しみだった。
「ローズたん、住みやすい国だといいな」
「そうだな、ルーシー」
「調べたところによれば、読書が盛んなのがルヴァ国らしい」
「本が読めるってことは国民の識字率が高いってことだな」
「そのとおりだ、ローズたん」
「字が読める奴が多いってことはいい、それだけ生活に余裕があるってことだ」
ローズの言う通り識字率が高いということは学業に力を入れている証拠だった、私たちはまだ見ぬ国のやり方に関心した。ローズの転移魔法でとんでいければよかったが、まだ行ったことのない国へは転移できなかった。だから私たちは地道に旅を続けていった、途中でまた盗賊がでたりしたが、ローズの魔法で吹き飛んでいた。私も大剣を使って盗賊たちを殺していった、矢がとんできたりもしたが大剣で防いだ。少しずつだがルヴァ国に近づいていた、しかしその途中でよったグアポ国でローズが呼び出された。
「おお、貴方が『雷撃』のローズ、是非我が国に仕えてもらいたい」
「悪いが俺は先を急いでいる、この国に仕えるつもりはない」
「ローズたんと私はもっと遠くの国へ行くんだ」
「国に仕えるというまで、この国から出さないと言ったら?」
「簡単だ、転移魔法でこの国を出て行く」
「ローズたんの機嫌を損ねない方がいいぞ」
「どうしても我が国に仕えないというのか」
「くどい!! 俺がいく国はもう決まっている」
「エールデ国みたいに滅亡したくないよな。ローズたん」
それからグアポ国は何も言ってこなくなった、エールデ国の滅亡がローズの仕業だと分かったからだった。私とローズはホッとした、何も国を滅亡させて歩きたいわけじゃなかった。だが私たちには監視役がつけられた、何もせずにグアポ国を出ていって欲しいというわけだ。私は監視役がついているのを知っていてローズにキスをした、ローズからもキスをされて幸せだった。監視役の連中がもう嫌だといいだすくらい、私はローズといちゃいちゃしていた。ローズも監視役を快く思っていなくて、俺たちに手をだしたら殺すぞと脅していた。
「グアポ国をやっとでれたな、ローズたん」
「ああ、監視役がうざかったな、ルーシー」
「はははっ、ローズたんが失禁するくらい脅していたじゃないか」
「当たり前だ、あいつらがついていたからよく眠れなかった」
「確かに交代で寝ることになったもんな、ローズたん」
「いつ襲ってくるか分からなかったからな、ルーシー」
そうやっていくつもの国や街を通り過ぎて、ようやく私とローズはルヴァ国に着いた。ルヴァ国は本を大事にしているから、その知識をいかして下水道が充実していた。水道も通っていて良い国だった、私とローズは家探しを始めた。そうしたら街の中に良い屋敷が見つかった、ちょっと私とローズが住むには広かったが、メイドを雇えばいい話だった。ここにくるまでの間に私とローズはかなりの金額を貯めていた、それは『魔法の箱』に入っていてローズだけが取り出せた。
「それじゃ、ルーシー。子ども作り頑張ろうぜ」
「なんかそいう言うと恥ずかしいぞ、ローズたん」
「恥ずかしがるなよ、ルーシー。コンドームを使わなくていいとか最高だ」
「コンドームを付けてると子どもができにくいからな」
「俺いっぱいルーシーを抱きたい」
「私もローズたんにいっぱい抱かれたいぞ」
新しく購入した屋敷で私たちは交わった、ローズはいつも私を優しく抱いてくれるのだ。コンドームを使わなくていいので、ローズは生で私を抱いていた。やっぱりコンドームを使うより、生で抱く方が気持ちが良いらしいかった。私はローズからいっぱいキスされて、こっちからもいっぱいキスをした。ローズの愛撫が気持ち良くて、私もローズの感じやすいところを愛撫した。お互いに気持ちが良くて仕方がなかった、私はローズの背中にしがみついた。
「ひゃん、ローズたん。ああっ!! ああっ!! 気持ちがいいよぉ!!」
「ルーシー、俺も凄く気持ち良い。生でするのがこんなにいいとは思わなかった」
「ああっ!! らめぇ!! ローズたんが奥まで入ってきて、やあぁぁ!!」
「辛かったら言えよ、ルーシー」
「全然辛くなくて気持ちがいい!! あん、ああっ!! ああっ!! あぁ――――――!!」
「いっちゃったか、ルーシー。でも俺はまだなんだ、つきあってくれ」
もう気持ちが良くて堪らなくて、私はローズの背中にしがみついていた。ローズがどんどんと攻めてくるから、体の中が爆発しそうだった。とにかく気持ちが良くて、私は何度もいった。ローズも何度もいっていた、お腹の中にローズを感じて、そうして温かいものが流れ込んでくるのが分かった。私は絶対妊娠したと思ったが、ローズは私を放してくれなかった。まだまだ足りないと言って、私を激しく抱いた。絶対に妊娠したと思ったが、そんなことはなかった。だから私はまたローズに抱かれることになった、とにかく気持ちが良くて堪らなかった。
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