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お嬢様と騎士の衆人環境下での初セックス
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女騎士は慌てて二人に駆け寄った。
「だから言わんこっちゃない! 感度上昇といってもそのレベルが段違いなのだ! こうなったら仕方ない! おいそこの騎士! さっさっとこのお嬢様とセックスしろ!」
「え!? ここでですか!?」
「馬車があるだろうが! その中でやれ! 野外プレイとか見れられていた方が興奮するとか! そういう性癖があるならこの場でも構わん! 我々としてはどこでヤっても一向に構わん!」
「い、いえ、そういう性癖はないので、せめて馬車の中で……」
「ならば早くしろ!」
騎士が慌てて鎧を脱ぎ始めた間に、女騎士はお嬢様を抱え上げた。
お嬢様は「ひぃやぁ!? ち、乳首とあそこがこすれてぇ——あっ、いぃっ!? なっ、なにかきちゃう!? 何かきちゃってますのおおおおおおおおおおおお!!!」と想像以上の快感に快楽神経をやられていたようで盛大に潮を吹き散らかしており、女騎士はそれを浴びせかけられたが、嫌がる素振りなど一切見せずに素早く馬車の中へ叩き込んだ。
「そら! ヤれっ! セックスセックス!」
「は、はいっ!」
お嬢様とセックスをするという念願叶った喜びを味わう暇もなく、騎士はパンツ一枚の格好で馬車に入り扉を閉めた。
「あ、あの、このドレスはどうやって脱がせば……」
「い、いいですからああああ!!! このままでいいですからあああああああ!!! 早く!!! 早く出しなさいいっ!!! あそことお尻の中に出しなさいいいいいいい!!!!」
「は、はいっ! 畏まりました! くっ——うっ、わ!? な、なんだこれ!? 熱くて、ドロドロで、き、気持ち良すぎて——うわああああ!!!」
ドピュ。
という音をその場にいた人々は聞いたわけではないが、想像はついた。
「んんっ——! こ、これで、一発ぅ……うっ、う~~~……さ、さあ! は、早くなさい! 子宮にあと九発でしてよ!」
「ちょ、ちょっと待ってください……思った以上に、気持ち良過ぎて……うっ!」
ドピュ。
という音は聞こえなかった。が、その場にいた皆はそうであろうと想像した。
「はぁ……! はぁ……っ! あ、あと八発ですわ! は、早くっ! 早くしてくださらないと——おっ!? おっ、お~~~っ!!! あっ、あそこの、大事なところが、あっああっ! ひっ!? あ、熱いぃ! 熱いのおっ! は、早く! 早く出してっ、淫紋をどうにかしてぇええええ!!!」
「うっ…うぅっ……」
悲しい声が響いた。
精力の限界に達した男が漏らす哀しみの声であった。
「ちっ! 聞いていられんなこれは! おい! 誰か精力増強回復薬を持っていないか? 代金はこいつらが払う」
女騎士の呼びかけに一人の冒険者の女性がすぐに応え、懐から精力増強回復薬を取り出した。何故ダンジョンに入る前からこれを持っていたのか。大方出てすぐ彼氏と野外セックスにしけこむつもりだったのだろうが、それについて尋ねたりはしない。
「あの、私ので良ければ」
「すまん。恩に着る」
精力増強回復薬を受け取りながら、女騎士はメイドに言った。
「後でいいからそこの女性にこれの代金を払ってやってくれ」
「しょ、承知致しました……んぅ……っ」
「む……? お前……いや、我慢出来るなら今は待て。すぐに最高のおっさんが来る」
「さ、最高のおっさん……?」
「最高にセックスの上手いおっさんだ——ほら! 騎士! これを飲め!」
メイドに答えつつ、女騎士は馬車の扉を開けた。中ではお嬢様が騎士に跨り激しく腰を振っているところであり、本来であればお嬢様も騎士も痴態を見られたことに対する悲鳴をあげるところであったが、今はそれどころではない。
お嬢様は快楽を貪っており、騎士はそれに応えられず死に体である。
「騎士よ! これを飲めば一時的にだが精力が回復する!」
「あ、ありがとうございま——うおぇぇっ!? なんだこれ!? まっずっっっ!? おええええええええええ!?」
「飲め! 飲め! 不味くとも飲み干せ!」
精力増強回復薬は飲めば精力が増強し、更には回復もする素晴らしい飲み薬だが、今ひとつ流行っていない理由がこれであった。
不味いのだ。
様々な薬草やらモンスターの肝やらを混ぜ、その上即効性を高める為にあれこれ生っぽい状態にしているらしく、とにかく生臭く、素面では飲めたものではない。
またこれを飲んでキスをすると相手にも嫌がられるので、それも問題である。
また、これは欠点ではないが——
「おえっ! うおぇ! うお——おおおおおおおおおおお!!!」
ドピュ、ドピュ。
「おおおおおお……! おお……! お、お、おぉ……お……」
追加で二度射精して、それから騎士はがくりと力を失った。
「あっ、あぁん! ちょっ! ちょっと!!! まだまだ出してもらいませんと! まだ全然足りませんのよお!?」
「無理だ。もう限界だ」
高ぶるお嬢様とは打って変わって冷静な女騎士。
彼女は知っていたのだ。こうなるということを。
そう。これは欠点ではない。ないのだが、精力が最大値まで回復するということは——つまり、自らの限界を超えた回数の射精をすることは不可能なのである……(無論、最大値の高い者であればその効果を十全に活かせるが、一般的な男ではやはり恩恵が薄いと言わざるを得ないのは事実である)。
「こ、こんなはずでは……うぅっ……」
萎えたちんぽが、きつきつのお嬢様のおまんこからぬるりと抜け出てしまった。
騎士の名誉の為に書き記すが、彼は遂にお嬢様とヤレるということに緊張してしまい、前日しっかりと体を休めることが出来ていなかった……。
また、お互いにとっての初めてのセックスが衆人環境で行われるという事態による緊張……。ちんぽよりも心ががちがちになってしまい、全力の半分も性力を発揮出来ていなかったのである。
このような状況下でなければ、薬を一本飲めば中出し十発をギリギリキメられるくらいのポテンシャルはあったのだ……が、時既に遅し。
騎士は力尽きた。
お嬢様は半端に中出しされたせいで淫紋の疼きに苛まれている。
メイドも発情しており、メガネの奥の瞳はお嬢様のおまんこから垂れてきた精液を凝視し、濡れ濡れに濡れている。
不完全なセックスにより取り返しのつかない状況になってしまった——と、絶望する者もいたが、そういう者たちは知らないだけであった。
この街に、尋常ならざる性力の持ち主がいるということを。
「あのー、出張依頼を受けてここまで来たのですが」
「来たか!」
女騎士が振り向いた先に、その男はいた。
おっさん——それも、既に準備万端。全裸のおっさんであった。
「だから言わんこっちゃない! 感度上昇といってもそのレベルが段違いなのだ! こうなったら仕方ない! おいそこの騎士! さっさっとこのお嬢様とセックスしろ!」
「え!? ここでですか!?」
「馬車があるだろうが! その中でやれ! 野外プレイとか見れられていた方が興奮するとか! そういう性癖があるならこの場でも構わん! 我々としてはどこでヤっても一向に構わん!」
「い、いえ、そういう性癖はないので、せめて馬車の中で……」
「ならば早くしろ!」
騎士が慌てて鎧を脱ぎ始めた間に、女騎士はお嬢様を抱え上げた。
お嬢様は「ひぃやぁ!? ち、乳首とあそこがこすれてぇ——あっ、いぃっ!? なっ、なにかきちゃう!? 何かきちゃってますのおおおおおおおおおおおお!!!」と想像以上の快感に快楽神経をやられていたようで盛大に潮を吹き散らかしており、女騎士はそれを浴びせかけられたが、嫌がる素振りなど一切見せずに素早く馬車の中へ叩き込んだ。
「そら! ヤれっ! セックスセックス!」
「は、はいっ!」
お嬢様とセックスをするという念願叶った喜びを味わう暇もなく、騎士はパンツ一枚の格好で馬車に入り扉を閉めた。
「あ、あの、このドレスはどうやって脱がせば……」
「い、いいですからああああ!!! このままでいいですからあああああああ!!! 早く!!! 早く出しなさいいっ!!! あそことお尻の中に出しなさいいいいいいい!!!!」
「は、はいっ! 畏まりました! くっ——うっ、わ!? な、なんだこれ!? 熱くて、ドロドロで、き、気持ち良すぎて——うわああああ!!!」
ドピュ。
という音をその場にいた人々は聞いたわけではないが、想像はついた。
「んんっ——! こ、これで、一発ぅ……うっ、う~~~……さ、さあ! は、早くなさい! 子宮にあと九発でしてよ!」
「ちょ、ちょっと待ってください……思った以上に、気持ち良過ぎて……うっ!」
ドピュ。
という音は聞こえなかった。が、その場にいた皆はそうであろうと想像した。
「はぁ……! はぁ……っ! あ、あと八発ですわ! は、早くっ! 早くしてくださらないと——おっ!? おっ、お~~~っ!!! あっ、あそこの、大事なところが、あっああっ! ひっ!? あ、熱いぃ! 熱いのおっ! は、早く! 早く出してっ、淫紋をどうにかしてぇええええ!!!」
「うっ…うぅっ……」
悲しい声が響いた。
精力の限界に達した男が漏らす哀しみの声であった。
「ちっ! 聞いていられんなこれは! おい! 誰か精力増強回復薬を持っていないか? 代金はこいつらが払う」
女騎士の呼びかけに一人の冒険者の女性がすぐに応え、懐から精力増強回復薬を取り出した。何故ダンジョンに入る前からこれを持っていたのか。大方出てすぐ彼氏と野外セックスにしけこむつもりだったのだろうが、それについて尋ねたりはしない。
「あの、私ので良ければ」
「すまん。恩に着る」
精力増強回復薬を受け取りながら、女騎士はメイドに言った。
「後でいいからそこの女性にこれの代金を払ってやってくれ」
「しょ、承知致しました……んぅ……っ」
「む……? お前……いや、我慢出来るなら今は待て。すぐに最高のおっさんが来る」
「さ、最高のおっさん……?」
「最高にセックスの上手いおっさんだ——ほら! 騎士! これを飲め!」
メイドに答えつつ、女騎士は馬車の扉を開けた。中ではお嬢様が騎士に跨り激しく腰を振っているところであり、本来であればお嬢様も騎士も痴態を見られたことに対する悲鳴をあげるところであったが、今はそれどころではない。
お嬢様は快楽を貪っており、騎士はそれに応えられず死に体である。
「騎士よ! これを飲めば一時的にだが精力が回復する!」
「あ、ありがとうございま——うおぇぇっ!? なんだこれ!? まっずっっっ!? おええええええええええ!?」
「飲め! 飲め! 不味くとも飲み干せ!」
精力増強回復薬は飲めば精力が増強し、更には回復もする素晴らしい飲み薬だが、今ひとつ流行っていない理由がこれであった。
不味いのだ。
様々な薬草やらモンスターの肝やらを混ぜ、その上即効性を高める為にあれこれ生っぽい状態にしているらしく、とにかく生臭く、素面では飲めたものではない。
またこれを飲んでキスをすると相手にも嫌がられるので、それも問題である。
また、これは欠点ではないが——
「おえっ! うおぇ! うお——おおおおおおおおおおお!!!」
ドピュ、ドピュ。
「おおおおおお……! おお……! お、お、おぉ……お……」
追加で二度射精して、それから騎士はがくりと力を失った。
「あっ、あぁん! ちょっ! ちょっと!!! まだまだ出してもらいませんと! まだ全然足りませんのよお!?」
「無理だ。もう限界だ」
高ぶるお嬢様とは打って変わって冷静な女騎士。
彼女は知っていたのだ。こうなるということを。
そう。これは欠点ではない。ないのだが、精力が最大値まで回復するということは——つまり、自らの限界を超えた回数の射精をすることは不可能なのである……(無論、最大値の高い者であればその効果を十全に活かせるが、一般的な男ではやはり恩恵が薄いと言わざるを得ないのは事実である)。
「こ、こんなはずでは……うぅっ……」
萎えたちんぽが、きつきつのお嬢様のおまんこからぬるりと抜け出てしまった。
騎士の名誉の為に書き記すが、彼は遂にお嬢様とヤレるということに緊張してしまい、前日しっかりと体を休めることが出来ていなかった……。
また、お互いにとっての初めてのセックスが衆人環境で行われるという事態による緊張……。ちんぽよりも心ががちがちになってしまい、全力の半分も性力を発揮出来ていなかったのである。
このような状況下でなければ、薬を一本飲めば中出し十発をギリギリキメられるくらいのポテンシャルはあったのだ……が、時既に遅し。
騎士は力尽きた。
お嬢様は半端に中出しされたせいで淫紋の疼きに苛まれている。
メイドも発情しており、メガネの奥の瞳はお嬢様のおまんこから垂れてきた精液を凝視し、濡れ濡れに濡れている。
不完全なセックスにより取り返しのつかない状況になってしまった——と、絶望する者もいたが、そういう者たちは知らないだけであった。
この街に、尋常ならざる性力の持ち主がいるということを。
「あのー、出張依頼を受けてここまで来たのですが」
「来たか!」
女騎士が振り向いた先に、その男はいた。
おっさん——それも、既に準備万端。全裸のおっさんであった。
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