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番外27.眠り姫は新入社員に嫉妬する 中編
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本日の社員食堂のAランチはミックスフライ、Bランチは豚の生姜焼きだった。
冬夜と小沢はBランチを、山口と藤堂はAランチを選択し、空いていた窓側近くの席に腰を落ち着ける。
藤堂は何も言わずに、手を付ける前にエビフライを箸で持ち上げ、向かい合わせに座った冬夜の皿の上に乗せる。
冬夜の好物をちゃんと覚えていて、いつも必ず譲ってくれる藤堂の行動にくすぐったさを覚えながら、冬夜も豚の生姜焼きの一部を、黙々と藤堂の皿へと移し替えた。
「ああ、もう!毎度のことながら、あんたらは長年連れ添った夫婦ですか?!」
なんですかその阿吽の呼吸は!と山口が藤堂の隣で髪を掻きむしる。
「この二人はいつものことでしょ」と言いながら、小沢が許可も取らずに山口の皿からエビフライをかすめとり、お返しにとばかりに、プチトマト2個ときゅうりのスライスを山口の皿に移していた。
そこで喧嘩が始まるのも、いつものことだ。
二人の醜い争いをスルーしながら、藤堂と二人でいただきます、と手を合わせて食べ始める。
するといくらもたたないうちに、小さなお弁当箱を抱えた鎌田と伊藤が、冬夜と藤堂の隣の席に滑り込んできた。
この二人はいつも自分の同期たちと食事を共にしているので、冬夜たちの所に現れるのは大変珍しい。
昼の食堂で、三課第二グループが勢ぞろいだ。
「瀬川主任!あーんですぅ!」
伊藤が小柄な体を冬夜におしつけるようにして、耳元でそう囁く。
あーん、って?と首を傾げながら、豚の生姜焼きをひと切れ箸でつまみあげ、伊藤の顔の側まで持って行くと、「違いますぅ!私じゃないですぅ!」とぶんぶん首を横に振られてしまった。
「後方に敵発見。ささ、瀬川主任!いまこそ!あーんです!」
鎌田が真剣な顔で身を乗り出してくる。
「早く早く!あーんですってば!」
せっつく二人に、だからあーんってなんだ?とさらに首を傾げると、伊藤が豚肉を指差し、それから藤堂を指さした。
ああ!藤堂にあーんしろってことなんだね!と冬夜は納得する。
っていうか、なんで?!
「ここで二人の仲の良さを見せつけておけば、藤堂くんがあいつから迷惑こうむることもなくなるかもしれないでしょ?!」
「そうですよ!ささ、お早く、あーんなのです!」
なるほど。
藤堂の後方、ドリンクコーナー付近に篠宮の姿を確認。
つまり、冬夜が藤堂にあーんしてるところを見せつけて、仲の良いところをアピールしろ、というわけらしい。
って、いやだよ!なんでこんな所で?!
それに、伊藤さんしっかりスマホ構えてますよね?!目的違いませんか?!
藤堂の肩越しに、篠宮が全開の笑顔を浮かべて近づいて来るのが見えた。
やるなら今しかないけど、これ、本当にやらなきゃダメなの?
戸惑いが冬夜の箸先を鈍らせるが、鎌田と伊藤が「やれ!」とゴ〇ゴ13並みの強烈な視線で冬夜を睨んでいる上に、目の前では藤堂がおもしろがって、かぱっと口を開いて待っている。
ええい、こうなったらやるしかない!
と「ハイ、あーん」と言いながら箸でつまんだ豚の生姜焼きを藤堂の口元に持って行くと、両脇の山口と小沢が、ぶほっと口に含んでいたご飯を吹き出した。
ぱくりと藤堂が箸先をくわえて、冬夜の生姜焼きをさらっていく。
もぐもぐと咀嚼する藤堂に、「おいしい?」と聞くと、加えて山口と小沢が激しくせき込んだ。
鎌田と伊藤は、何が嬉しいのか知らないが「きゃーっ」と小声で叫び、テーブルの下で地団駄を踏んでいる。
藤堂が、おかわりを要求するようにさらに口を開けたので、「ごはん?生姜焼き?どっち?」と聞くと、山口が耐えきれないと言った様子でバンバンと机を叩いた。
しょうがないだろ。鎌田さんと伊藤さんがやれっていうんだから。
はしゃいでいる元凶の二人をじろりと睨むと、二人ともニヨニヨ顔を隠すように口元を押さえて、「すみません、思ったよりも破壊力がありました」ともごもごと言い訳をした。
もらった分を返そうというのか、今度は藤堂が箸を持って、タルタルソースのかかった白身魚のフライを冬夜の口元に近づけてくる。
すかさずカメラを構える伊藤と、ニヨニヨ顔で見守る鎌田。
あーん、と口を開き、フライの衣がさくっと音を立てると同時に、「ぎゃーっ!なにやってるんですか!」と、耳をつんざく悲鳴が響き渡った。
篠宮だ。
「瀬川主任、パワハラですか?!上司の権限を使って部下にあーんを要求するだなんて、ひどすきません?!」
篠宮は後ろから抱き着くように藤堂に圧し掛かり、冬夜にあーんしていた腕をひっぱって戻そうとしている。
藤堂は素直に箸をもった右手をひっこめながら、反対の腕を伸ばして、冬夜の口元についたタルタルソースを指でぬぐった。
そして、当たり前のように指についたそれを舐めとる。
伊藤の持つスマホから「ピピッ」という音がしたところをみると、どうやら録画は終了したらしい。
いつも思うのだが、こんな場面を録画して一体何に使うのだろう?
篠宮は、藤堂の行動が珍しかったのか驚いたようにぽかんと口を開けていたが、次の瞬間我にかえると、山口をぐいぐい押しのけて、藤堂の隣に入ろうとする。
「藤堂さん!瀬川主任にお昼ごはん取られちゃってかわいそう!僕のお弁当食べて下さい!」
別に藤堂のお昼ごはん奪ったわけじゃないけどね、と冬夜がこっそりため息をつくと、藤堂がちらりとそれを見て困った様子で眉を下げ、うるさそうに篠宮の抱き着く腕を振り払った。
「お前の弁当だろ?お前が食え」
「いいの!僕は藤堂さんに食べてもらいたいの!」
「だから、いらん」
「そんな事いわないでぇ~!一口だけでも!ね?ね?」
篠宮を完全に無視して食事を口に運ぶ藤堂と山口に小沢、もう用事は済んだとばかりに、開けてもいなかった弁当箱を持ってそそくさと退散する鎌田と伊藤。
必死に藤堂にすがる篠宮。
なんだかカオスだよなぁ、と、すっかり失せてしまった食欲と闘いながら、残りの生姜焼きをもそもそ口に運んでいると、今度は「ああっ!篠宮!またそんな所で!」という西島の声が聞こえた。
「おっまえぇ!三課のみなさんに迷惑かけんなよっ!」
西島が、乱暴に篠宮の首根っこを掴み上げる。
「だってぇ、瀬川主任がぁ、藤堂さんにあーんさせてたんですよ?パワハラですよ?!」
「はぁ?!いいんだよこの人たちは!本人たちが好きでやってんだから、邪魔すんなって!」
ちょっと西島。その言い方、あんまりに酷くない?と、冬夜はむくれて唇を尖らせる。
途端に、「瀬川さん、ほっぺと口……」と山口からツッコミがはいった。
「邪魔なんかしてません!僕は藤堂さんにちゃんとごはんを食べてもらいたくてっ!」
「いいからもう、つべこべ言わずにこっちでメシ食えって!」
必死に言いつのる篠宮と、それに言い返す西島。
埒が明かないその様子に、藤堂の眉間に深い皴が寄り始める。
「……西島。いいから早く連れて行け」
イライラが限界を超えたらしい藤堂の、ドスの効いた低い声が響き渡った瞬間、その場が一瞬で凍り付いた。
ああ、やっちゃった、と冬夜はきゅっと肩を縮める。
こうなった藤堂は、冬夜でも怖いと思うのに。
まさか余所のグループの後輩と新人くん相手に雷を落とすつもりじゃあるまいな?とおそるおそる藤堂を窺い見ると、顔は完全に鉄面皮、漂う気配はブリザード、だった。
西島はぴゃっと飛び上がる様に体をしゃきんと伸ばすと、篠宮を立ち上がらせて強引に頭を下げさせ、引きずる様に自分たちのグループが食事をしている場所まで引きずって行った。
その後姿を全員で見送った後、「藤堂、ダメだよ?」と諫めてみるが、機嫌の直らない藤堂は無言で残りの食事を口に運んでいる。
なんだか気まずい空気が漂ってしまい、冬夜は味のしなくなった残りの食事を、強引に胃の中に押し込むことになった。
冬夜と小沢はBランチを、山口と藤堂はAランチを選択し、空いていた窓側近くの席に腰を落ち着ける。
藤堂は何も言わずに、手を付ける前にエビフライを箸で持ち上げ、向かい合わせに座った冬夜の皿の上に乗せる。
冬夜の好物をちゃんと覚えていて、いつも必ず譲ってくれる藤堂の行動にくすぐったさを覚えながら、冬夜も豚の生姜焼きの一部を、黙々と藤堂の皿へと移し替えた。
「ああ、もう!毎度のことながら、あんたらは長年連れ添った夫婦ですか?!」
なんですかその阿吽の呼吸は!と山口が藤堂の隣で髪を掻きむしる。
「この二人はいつものことでしょ」と言いながら、小沢が許可も取らずに山口の皿からエビフライをかすめとり、お返しにとばかりに、プチトマト2個ときゅうりのスライスを山口の皿に移していた。
そこで喧嘩が始まるのも、いつものことだ。
二人の醜い争いをスルーしながら、藤堂と二人でいただきます、と手を合わせて食べ始める。
するといくらもたたないうちに、小さなお弁当箱を抱えた鎌田と伊藤が、冬夜と藤堂の隣の席に滑り込んできた。
この二人はいつも自分の同期たちと食事を共にしているので、冬夜たちの所に現れるのは大変珍しい。
昼の食堂で、三課第二グループが勢ぞろいだ。
「瀬川主任!あーんですぅ!」
伊藤が小柄な体を冬夜におしつけるようにして、耳元でそう囁く。
あーん、って?と首を傾げながら、豚の生姜焼きをひと切れ箸でつまみあげ、伊藤の顔の側まで持って行くと、「違いますぅ!私じゃないですぅ!」とぶんぶん首を横に振られてしまった。
「後方に敵発見。ささ、瀬川主任!いまこそ!あーんです!」
鎌田が真剣な顔で身を乗り出してくる。
「早く早く!あーんですってば!」
せっつく二人に、だからあーんってなんだ?とさらに首を傾げると、伊藤が豚肉を指差し、それから藤堂を指さした。
ああ!藤堂にあーんしろってことなんだね!と冬夜は納得する。
っていうか、なんで?!
「ここで二人の仲の良さを見せつけておけば、藤堂くんがあいつから迷惑こうむることもなくなるかもしれないでしょ?!」
「そうですよ!ささ、お早く、あーんなのです!」
なるほど。
藤堂の後方、ドリンクコーナー付近に篠宮の姿を確認。
つまり、冬夜が藤堂にあーんしてるところを見せつけて、仲の良いところをアピールしろ、というわけらしい。
って、いやだよ!なんでこんな所で?!
それに、伊藤さんしっかりスマホ構えてますよね?!目的違いませんか?!
藤堂の肩越しに、篠宮が全開の笑顔を浮かべて近づいて来るのが見えた。
やるなら今しかないけど、これ、本当にやらなきゃダメなの?
戸惑いが冬夜の箸先を鈍らせるが、鎌田と伊藤が「やれ!」とゴ〇ゴ13並みの強烈な視線で冬夜を睨んでいる上に、目の前では藤堂がおもしろがって、かぱっと口を開いて待っている。
ええい、こうなったらやるしかない!
と「ハイ、あーん」と言いながら箸でつまんだ豚の生姜焼きを藤堂の口元に持って行くと、両脇の山口と小沢が、ぶほっと口に含んでいたご飯を吹き出した。
ぱくりと藤堂が箸先をくわえて、冬夜の生姜焼きをさらっていく。
もぐもぐと咀嚼する藤堂に、「おいしい?」と聞くと、加えて山口と小沢が激しくせき込んだ。
鎌田と伊藤は、何が嬉しいのか知らないが「きゃーっ」と小声で叫び、テーブルの下で地団駄を踏んでいる。
藤堂が、おかわりを要求するようにさらに口を開けたので、「ごはん?生姜焼き?どっち?」と聞くと、山口が耐えきれないと言った様子でバンバンと机を叩いた。
しょうがないだろ。鎌田さんと伊藤さんがやれっていうんだから。
はしゃいでいる元凶の二人をじろりと睨むと、二人ともニヨニヨ顔を隠すように口元を押さえて、「すみません、思ったよりも破壊力がありました」ともごもごと言い訳をした。
もらった分を返そうというのか、今度は藤堂が箸を持って、タルタルソースのかかった白身魚のフライを冬夜の口元に近づけてくる。
すかさずカメラを構える伊藤と、ニヨニヨ顔で見守る鎌田。
あーん、と口を開き、フライの衣がさくっと音を立てると同時に、「ぎゃーっ!なにやってるんですか!」と、耳をつんざく悲鳴が響き渡った。
篠宮だ。
「瀬川主任、パワハラですか?!上司の権限を使って部下にあーんを要求するだなんて、ひどすきません?!」
篠宮は後ろから抱き着くように藤堂に圧し掛かり、冬夜にあーんしていた腕をひっぱって戻そうとしている。
藤堂は素直に箸をもった右手をひっこめながら、反対の腕を伸ばして、冬夜の口元についたタルタルソースを指でぬぐった。
そして、当たり前のように指についたそれを舐めとる。
伊藤の持つスマホから「ピピッ」という音がしたところをみると、どうやら録画は終了したらしい。
いつも思うのだが、こんな場面を録画して一体何に使うのだろう?
篠宮は、藤堂の行動が珍しかったのか驚いたようにぽかんと口を開けていたが、次の瞬間我にかえると、山口をぐいぐい押しのけて、藤堂の隣に入ろうとする。
「藤堂さん!瀬川主任にお昼ごはん取られちゃってかわいそう!僕のお弁当食べて下さい!」
別に藤堂のお昼ごはん奪ったわけじゃないけどね、と冬夜がこっそりため息をつくと、藤堂がちらりとそれを見て困った様子で眉を下げ、うるさそうに篠宮の抱き着く腕を振り払った。
「お前の弁当だろ?お前が食え」
「いいの!僕は藤堂さんに食べてもらいたいの!」
「だから、いらん」
「そんな事いわないでぇ~!一口だけでも!ね?ね?」
篠宮を完全に無視して食事を口に運ぶ藤堂と山口に小沢、もう用事は済んだとばかりに、開けてもいなかった弁当箱を持ってそそくさと退散する鎌田と伊藤。
必死に藤堂にすがる篠宮。
なんだかカオスだよなぁ、と、すっかり失せてしまった食欲と闘いながら、残りの生姜焼きをもそもそ口に運んでいると、今度は「ああっ!篠宮!またそんな所で!」という西島の声が聞こえた。
「おっまえぇ!三課のみなさんに迷惑かけんなよっ!」
西島が、乱暴に篠宮の首根っこを掴み上げる。
「だってぇ、瀬川主任がぁ、藤堂さんにあーんさせてたんですよ?パワハラですよ?!」
「はぁ?!いいんだよこの人たちは!本人たちが好きでやってんだから、邪魔すんなって!」
ちょっと西島。その言い方、あんまりに酷くない?と、冬夜はむくれて唇を尖らせる。
途端に、「瀬川さん、ほっぺと口……」と山口からツッコミがはいった。
「邪魔なんかしてません!僕は藤堂さんにちゃんとごはんを食べてもらいたくてっ!」
「いいからもう、つべこべ言わずにこっちでメシ食えって!」
必死に言いつのる篠宮と、それに言い返す西島。
埒が明かないその様子に、藤堂の眉間に深い皴が寄り始める。
「……西島。いいから早く連れて行け」
イライラが限界を超えたらしい藤堂の、ドスの効いた低い声が響き渡った瞬間、その場が一瞬で凍り付いた。
ああ、やっちゃった、と冬夜はきゅっと肩を縮める。
こうなった藤堂は、冬夜でも怖いと思うのに。
まさか余所のグループの後輩と新人くん相手に雷を落とすつもりじゃあるまいな?とおそるおそる藤堂を窺い見ると、顔は完全に鉄面皮、漂う気配はブリザード、だった。
西島はぴゃっと飛び上がる様に体をしゃきんと伸ばすと、篠宮を立ち上がらせて強引に頭を下げさせ、引きずる様に自分たちのグループが食事をしている場所まで引きずって行った。
その後姿を全員で見送った後、「藤堂、ダメだよ?」と諫めてみるが、機嫌の直らない藤堂は無言で残りの食事を口に運んでいる。
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