シークレット・ミッション

一二三

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 パーティー用に予約してあったコテージは、念入りな下見の上で清文といくつかの調整を重ね、なんとか北条から使用の許可を出してもらえた。
 良いニュースというのはこれのことだったようだ。
 使用にあたっては、コテージ内に北条と木山が、入り口、裏口、ガーデンスペースに一人づつ警護士を配置することが条件で、清文と北条は連日めまぐるしくその手配に追われていた。
 木山プラス警護の人間が3人となると、それなりの金額がかかることも仕方がないと思っていたが、北条自らが手配したという3人には、ギャラは発生しないと言っていた。
 もしかしなくても、伯父である柴田の権力を使ったのだろうかと心配になる。
 
 当日は何の因果かひどい悪天候で、横殴りの雨が朝から降り続いていた。

 車から下りるなり、雨が叩きつけるように体を濡らす。
 健吾を雨から庇った北条の体は、服の色が変わるほどひどく濡れてしまっていた。
 リビングテラスから見渡せるオーシャンビューが売り物のコテージだったのだが、こんな天気ではその景色は到底望めないだろう。
 コテージには先発隊として、清文と清文の恋人の美咲、それに木山がすでに到着していた。
 他にも警護士と思われる屈強な大男たちが、健吾を出迎えるように玄関フロアに立っている。

「森本さーん!!お久ぶりっスーーー!!!」
 一人が健吾の姿を見つけて飛びかかるように走り寄ってきたのを、北条が素早く阻止する。
「調子に乗るな、相沢」
 北条にがっつりと顔面をわしづかみにされた状態で、「ひろいれすひどいですほうりょうはんほうじょうさん」と男が訴えると、まわりから明るい笑いが起こった。
 見覚えがある男たちだと思ってよく見てみたら、警護訓練の時に健吾に襲い掛かった3人組だった。

「相沢です」
「池上です」
「高橋です」
 
 そういえばあの時名前を聞いていたような気がするが、寝不足で頭も回っていなかった上に余裕もなかったせいか、さっぱり覚えていなかった。

 健吾に抱き着こうとした、一番賑やかな茶髪が相沢。
 落ち着いた風貌で、北条に負けず劣らず長身の池上。
 がっしりした体形で、寡黙な印象の高橋。
 彼らは揃って、今日は光沢のある黒っぽいスーツ姿だ。

「森本さんにまたお会いできてうれしいです!」
「出入り口は、俺たちにまかせて下さい」
「不審者は絶対に通しません!」

 と、3人は揃いでガッツポーズを見せる。
 北条は、実地訓練をすると柴田に説明して研修生であるこの3人を借りてきたらしい。
「なかなか使えるし、お得だろ?」
 と、北条がさらりと言い放つ。
 報酬なしで問題ないのか?と聞くと、会社からはきちんと給料が出ているので問題ないそうだ。
「あとはうまいメシでも食べさせておけばいい」と北条が言うのに、3人がこくこく頷いて同意している。
 黒スーツの3人とは対照的に、今日の北条は私服姿だ。
 ホームパーティーの雰囲気を壊さないようにするための配慮だが、その姿は、見ていて思わずため息がでるほどかっこいい。
 ただの黒いシンプルなニットを着ているだけなのに、それがこんなにサマになる男が他にいるだろうか。
 もちろん健吾は自宅で何度も北条の私服姿を見ているが、警護が必要な場面でそれを見るのは初めてで、とても新鮮に感じる。
 あまりじっと見つめていると変に思われそうなので、北条に合わせて今日は私服姿の木山のもとに行って、ゴツイ外見を裏切るおしゃれさほめたてて気を紛らわした。

 健吾が木山のもとにいるのを確認すると、北条は相沢たちに指示を出しながら、移動途中で仕入れてきた食材や飲み物を、車から次々に下ろしていった。
 天気がよければガーデンスペースでバーベキューの予定だったのだが、叩きつけるように降り続く雨の中では到底無理だろう。
 招待客は20名ほど。
 昼頃から入れ替わり立ち替わりやってくる予定で、その中の約半分は泊まりの予定だ。
 招待していない客が訪れることも予想し、食材は多めに用意してある。

「清文さん、こっちオーブンで焼いちゃって下さい。美咲さん、トマトスライスしてそこに飾って」
 キッチンに立つ北条が、清文と美咲をアシスタントに、手際よく出来合いの前菜やサラダを皿に盛りつけていく。
 さらには、持ち前の料理の腕を振るい、本格的なパーティー料理まで追加で作っていた。
 いつだったか、なぜ料理ができるのかと聞いてみたところ、「小さい頃の夢がシェフになることだったから」と言っていた。
 冗談だと思っていたのだが、どうやらあれは本当だったらしい。
 健吾と二人の時には食卓に並ばない、やたらに凝ったおしゃれ料理が、次々に大きなテーブルに並べられていく。

 自分がうろうろすると北条が料理に集中できないのがわかっていたので、健吾は一人、清文の淹れてくれたコーヒーを飲みながらテレビを見ていた。
 けれどしばらくすると、自分以外の全員が忙しくしている時に仕事がないという状況が、だんだんと苦痛になってきた。
 何かを手伝いたいと申し出ても、北条に止められているのかみんなが口をそろえて「いいから大人しくしてろ」と言い放つ。
 悪い意味でそう言われているわけではないのはわかるが、役に立たない自分嫌さに、不機嫌に膝を抱えて床を睨みつけるぐらいしかすることがない。
 うだうだと落ち込んでいた健吾に真っ先に気付いたのは、やはり北条だった。

「木山、悪いが健吾がそこで機嫌損ねてるから、見回りかねて邸内を巡ってきてくれ。健吾、まだ自分の部屋を見てないだろう?木山と行ってこい」
 忙しく働いていても、北条はいつでも健吾を気にかけてくれる。
 そのことで気分が浮上し、さらに木山がかまってくれることになって機嫌も回復したので、2階にあるという自分たちの部屋を見に行くことにした。
 部屋の割り当ては清文と北条で決めたらしく、健吾は確か2階海側の寝室を割り振られているはずだった。もちろん、北条と同室だ。
「お天気が残念で外の景色は楽しめないかもしれませんが、素敵なお部屋でしたよ。高橋が荷物を運んでくれているはずですから、確認しに行きましょうか」
 ころころと機嫌を変える健吾に苦笑しながら、木山が優しい顔で邸内の案内をしてくれる。

 エントランスホールからうねるようにして曲線を描く、まるで一本の大木のような艶のある木製の階段を一歩一歩ゆっくりと上がっていくと、2階の一番手前にある飴色のドアの前で、ここが自分の部屋なのだと木山が教えてくれた。
 その隣が清文と美咲の部屋。
 さらにその奥が健吾と北条の部屋になっているらしい。
 2階だけでも7つの部屋とプレイルームのあるこの建物は、以前は大御所芸能人の持ち物だったのだと聞いている。
 世の中お金があるところにはあるんだよな、と、こんな豪邸を別荘に持つには到底及ばない自分の収入を思い浮かべてわびしく思いながら、健吾は北条と自分に割り当てられた部屋のドアを開ける。
 
 視界の開けた先の薄暗い室内で、窓を背に、大きな人影が動くのが見えた。

 ひくり、と恐怖で喉が引きつり、大きく悲鳴を上げそうになるのは、意思の力でなんとか抑え込むことができた。
 しかし体は極度の緊張状態にさらされて動けなくなり、頭の天辺から急激に血液が下がっていくのを感じる。
 誰かに耳をふさがれてしまったかのように、音が体に入らなくなり、どろりとした恐怖が手足にからみついて、健吾はそこから一歩も動けなくなった。

 健吾の緊張を見てとった木山が警戒して前に出たが、人影の正体を知り、ほっと気を緩める。
「健吾さん、大丈夫です。高橋ですよ。高橋、みんなの荷物運んでくれたんだな。ありがとう」
 木山が室内に向かって礼を言うと、人影が照れたようにいいえ、と頭をかくのが見えた。
 
 そうだ、これは高橋だ。さっき挨拶したじゃないか。
 必死に自分にそう言い聞かせるが、体の強張りは一向にほどけてくれない。
 じっとりと嫌な汗をかきながら、この部屋にいるのは高橋だ、と、健吾は頭の中で呪文のように何度も繰り返す。
「素敵なお部屋ですね。俺の部屋もオーシャンビューなんですけど、景色は健吾さんの部屋の方がきれいだなあ」
 天気が悪くて残念です、と高橋がカーテンを開けながら、無邪気に笑っている。
 
 これは高橋だ。
 あの男の顔は、見ていないから知らない。
 ここにいるのは、あの男なんかじゃない。
 覆面をかぶって、健吾の上に覆いかぶさった、あの大柄の男なんかじゃない。

「健吾さん?」
 固まったまま動かない健吾を心配しているのだろう木山の声が、何故か遠い。
「どうしたんですか?」
 高橋が、心配そうに歩み寄り、健吾に向かって手を伸ばすのが見えた。
 ぬっと目前につきだされた手のひらを見て、恐怖で体が縮みあがる。
 ぎゅっと心臓が鷲掴みにされたような衝撃が体に走り、途端に息を吸うことが難しくなった。
「バカ!手を伸ばすなっ……」
 木山が焦って叫んだ瞬間、その声で金縛りが解けた健吾は、はじかれたように身を翻して走り出した。
「健吾さんっ!?」
「健吾さん、いけない!止まって!」
 追いかけてくるものを振り払いたい一心で、健吾はころがるようにして、先ほど上ったばかりの階段を駆け下りる。
 自分でもどうして、と思うほどの恐怖に支配されて体を止めることが出来ず、エントランスを走り抜け、目の前のドアを壊れるほど乱暴に開けてキッチンへと飛び込んだ。
「健吾?」
 清文が、どうした?と顔を向けている。
 その向こうで驚いたようにこちらを見ているのは、北条だ。
 血相を変えて飛び込んでくる健吾を、北条がしっかりと抱き止めてくれた。

「どうした?」
 落ち着いた低い声を直接体に響かせたくて、健吾はぎゅっと北条にしがみつく。
 がくがくと震える体を押し付け、広い肩に顔を埋め込んでこすりつけるようにすると、大きな手がやさしく頭を抱えてくれた。
「すみません、北条さん」
 追いついた木山が、北条に謝罪する声が聞こえた。
「何があった?」
 北条の鋭い口調に、木山に緊張が走るのが伝わってくる。
 違う、そうじゃない。木山は何も悪くない。
「室内に高橋がいました。それに健吾さんが驚かれて……」
 固まって動けなくなっていた所に、心配した高橋がうっかり手をのばしてしまって、と木山が説明するのに、高橋が「すみませんでした!」と謝る声が重なって聞こえた。

「なるほど。びっくりして安全地帯に戻ってきたわけね」
 緊張を孕んだ場にそぐわぬ、清文ののんきな声が聞こえる。
「すみません、手を伸ばすなって言われてたのに、俺、あんまり深く考えてなくて思わず……」
 聞こえてくるのは確かに高橋の声のはずなのに、健吾はどうしても、北条に押し付けたままの顔を上げることができなかった。
 きつく目を閉じ、さらに強く北条の背中に指を立てて薄いニットを握りしめる。
 後ろから聞こえる男の声が、とてつもなく怖かった。

「あー、手を伸ばすなってそういう事だったんだ。わかんねぇよな、高橋くん。俺てっきり、『俺の健吾に触るな』って意味かと思っちゃってて、北条案外嫉妬深ぇのなって思ってたよ」
 茶化すように清文が言うと、「すまない」と北条の謝罪の声が聞こえた。
「きちんと説明しなかった俺が悪い。高橋も木山もすまなかった」
 そっと健吾の頭を撫でながら、北条が声のトーンを落とす。
 この男までもが、健吾の怯えは自分のせいだと感じていることがわかる。それが、身を切られるほど辛かった。
「健吾は、体の大きな男に触れられたり、突然体に向かって手をのばされる事に強い恐怖を感じる。だから、触れる時は先に声をかけて、本人が手を伸ばされることを認知してからにしてくれ。詳しく言わなかったことも、油断して目を離したことも俺のミスだ。すまない」
 北条の謝罪に、木山と高橋が慌てる様子が伝わってくる。
 彼らの口から出るのは、警護の基本だったのに、とか、もっと気を付けるべきだったなど、自分たちを責めるような言葉ばかりだ。
 悪いのは、不甲斐ない健吾であって、彼らではないのに。

 北条たちが自分のせいで謝り合うことになってしまい、申し訳なくて悔しくて涙が出た。
 一体自分はどうなってしまったんだろう。
 いつになったら、あの男の影に怯えなくてすむようになるのだろう。
 目から次々に涙があふれ、今度はぐずぐずと泣きじゃくるのを止められなくなった。
 健吾が北条にしがみついて泣いていると、「けーんご」と清文が頭を撫でてきた。
「泣くな。おまえのせいじゃねーよ?」
 清文のやさしさに、余計に涙が溢れる。
「まだ震えてるじゃねーか。ちょっと落ち着け、な?もう大丈夫だから」
 おまえの安全地帯にいるだろ?と健吾の背中をやさしく叩きながら、清文が笑う。

「清文さん、ゲストのみなさんが到着されるまで、まだ時間ありますよね?」
「あー、あと一時間くらいかな。健吾復活できるか?」
 清文が時計を見ながら答えると、「少し落ち着かせてきます。ここ、離れてもいいですか?」と、北条が健吾を抱き上げた。
「問題ないだろ。料理はほとんど出来てるし、俺と美咲でなんとか盛り付けしとくから。戻ったら仕上げしてくれればいいし、無理な所は残しとくからさ。今は、健吾休ませてやって」
 抱き上げられた健吾の頭をぐりぐりと撫で続けながら、清文が問題ないと笑う。
「すみませんが、お願いします。木山、後はしばらくまかせる。相沢、池上、高橋は打ち合わせ通り15分前にポジション待機だ。食事はすませておけ」
「はい!」
 それと、と北条は清文に向き直る。
「健吾はもう今の部屋には入れない方がいいので、別の部屋を使います。奥から二番目の部屋を使いたいので……」
「了解。おまえらの部屋だったとこと、部屋割り交換しとく」
「お願いします。木山、悪いが俺たちの荷物を運んでくれ。健吾に薬を飲ませたい」
 てきぱきと段取りを決めながら、北条が健吾を休ませる時間を捻出していた。

 その間も北条に抱き上げられ、しがみついて泣いていることしかできない自分が不甲斐なくて、なさけなくて仕方なかった。
 高橋を見るのが怖くて北条から離れることができず、迷惑をかけているだろうに、謝ることもできない。
 体を震わせ、みっともなく泣き続ける自分。
 北条の肩口に顔を埋めながらしゃくりあげて泣いていると、ゆらりと体が揺れ、北条が歩き出したのがわかった。
「いいなぁ健吾くん。清くんも私をお姫様抱っこして歩いてよ~!」
 美咲が清文におねだりをしている声が、後方から聞こえた。
「バカ!お前を抱き上げて階段なんかのぼれるかよ!死ぬだろ!」
「だって、北条さん健吾くん抱っこして上がってるじゃない!」
「あれは、北条が超人すぎなんだよ!」
 一般人の俺とあいつを一緒にするな!、という清文の声と、他のメンバーの笑う賑やかな声が聞こえる。
 美咲と清文のおかげで、場の空気が悪くならずに済んだ。
 そのことが本当にありがたくて、嬉しさに健吾はすんと鼻をならしながら、北条の服に顔をこすりつけた。

 部屋に入るとすぐ、北条は木山が持ってきた荷物から薬を取り出した。
 なかなか状態の安定しない健吾の様子を見かねた北条に、仕事の合間に連れていかれた病院で処方されたものだ。
 気分が落ち込んだ時や不安定な時に飲むと、気分が浮上して少し楽になる。
 不安で北条にしがみついた手を離せない健吾の為に、北条はベッドに座り、立てた両足の間に健吾を挟むこむように後ろから抱いて薬を飲ませた。
 背中を密着させていると健吾が落ち着くことは、今のところ北条だけが知っている。
「飲めたか?」
 小さな錠剤なので飲めない心配はまずないのに、北条は毎回必ず、健吾に口を開けさせて確認する。
 舌の上に薬がないのを確認すると、北条はよくできたというように健吾の頭を撫でる。
「よし。少し寝ろ。招待客が来たら清文さんが起こしにきてくれる」
 そう言うと北条は、健吾を後ろから抱きかかえたまま、ベッドに横向きに寝転がった。
 健吾の男性としては華奢な体が、北条の大きな体にすっぽりと包みこまれる。
 長い腕が健吾の頭の下に差し込まれ、もう片方は脇の下をくぐって、臍のあたりでとどまった。
 完全に添い寝体制だ。
 こんな風に北条と寝るのは初めてで緊張するが、薬の効果にプラスされた背中の温かさに、すぐに眠気に襲われる。
 とろりとした眠気に吸い込まれそうになっていると、北条が髪の中に高い鼻先をすり寄せてきた。
 そのまま髪に、やわらかくキスを落とす。
 子ども扱いされているような気もするが、健吾はそれが大好きで、もっとやって欲しくて頭を後ろに傾ける。
 すると期待に応えるように、こめかみや耳のうしろにもやさしいキスを落とされた。

 信頼できる相手に背中を預け、これ以上はない安全な場所を確保した安心感で、健吾はゆっくりと、深い眠りに落ちていった。

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