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第1章:炎上プロジェクトと問題児(エリート)たち
第24話:最初のKPT(振り返り)
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ウィスパーウッドでの死闘から、一夜が明けた。
王都に帰還した一行は、国王から与えられた、街で一番と評判の宿屋「木漏れ日の亭」に滞在していた。昨夜は、傷の手当てと、溜まりに溜まった疲労を癒すため、全員が泥のように眠りこけていた。
そして、今日の夕暮れ。
宿の一番大きな個室には、豪華な食事がテーブルいっぱいに並べられていた。こんがりと焼かれた鳥の丸焼き、湯気の立つ黒パンの盛り合わせ、色とりどりの温野菜のサラダ、そしてなみなみと注がれた芳醇な香りの赤ワイン。
これらはすべて、今回のゴブリン討伐の成功を祝して、国王が特別に手配してくれたものだった。
「いやー、やっぱり死線を乗り越えた後の飯と酒は格別だな!」
シーナが鳥の足を豪快に手で掴みながら、満足げにそう言った。その顔にはいつもの皮肉な表情はなく、ただ純粋な喜びが浮かんでいる。
「ふん。当たり前ですわ。この天才魔術師ルリエルの華麗なる活躍があったのですからね。この程度の持て成しは当然の権利ですわ」
ルリエルもまた、上質な赤ワインをグラスで味わいながら、得意げに胸を張っている。その口調は相変わらず傲岸不遜だったが、声の響きにはどこか弾むような明るさがあった。
ゴードンは、黙々としかし普段の倍はあろうかというペースで、黒パンと肉を口へと運んでいた。その姿は、彼が心からこの勝利の宴を楽しんでいることを雄弁に物語っている。
昨日まで互いを罵り合い、不信感を抱いていた彼ら。
だが、共に死線を乗り越えた今、その雰囲気は驚くほど和やかだった。
一つのプロジェクトを成功させたチームだけが分かち合える、心地よい達成感と連帯感。
ケンジは、そんな仲間たちの姿を穏やかな笑みを浮かべて見守っていた。
(…よかった)
心からそう思う。
この光景を守れたのだ。それだけで、あの地獄のような戦いを戦い抜いた価値があった。
シーナがワインの満たされたジョッキを高く掲げる。
「よし! それじゃ、あたしたちの輝かしい初勝利と! そして、まあなんだ…たまには役に立つあたしたちの変人ボスに! 乾杯しようじゃないか!」
「賛成ですわ!」「うむ」
ルリエルとゴードンも、それに力強く応える。
三人の視線が自然とケンジへと集まった。
さあ、ボス、あなたの音頭で。
その無言の視線がそう語りかけていた。
ケンジは、にこやかに頷くとゆっくりと席を立った。
そして高らかに乾杯の音頭を…
――取る、と誰もが思った、その瞬間だった。
ケンジは祝杯のグラスではなく、懐からおもむろに一枚の真新しい羊皮紙を取り出したのだ。
「その前に、皆さん。やっておかなければならないことがあります」
彼のあまりにも場違いで、そしてあまりにも真剣な言葉に、三人が掲げかけたグラスをピタリと空中で止めた。
ケンジはそんな仲間たちの困惑した表情を意にも介さず、持っていた羊皮紙をテーブルの中央、鳥の丸焼きのすぐ隣に広げた。
そこにはまだ何も書かれていない。ただ完璧な直線で三つの領域に区切られているだけだった。
「…ボス? なんだい、そりゃ…」
シーナが怪訝な顔で尋ねる。
ケンジはその問いに、プロジェクトマネージャーとしての完璧な笑顔で答えた。
「これより我々は、今回のプロジェクトの成功と失敗の要因を分析し、次なる成功へと繋げるための、最も重要なプロセスを開始します」
ケンジが広げた真新しい羊皮紙。
祝宴の席にあまりにも不釣り合いなその仕事道具の登場に、仲間たちの陽気な雰囲気は一瞬にして凍り付いた。
「…ボス。あんた、本気で言ってるのかい?」
シーナが呆れを通り越してもはや若干引いているような目でケンジに尋ねる。
「当然です」
ケンジはきっぱりと答えた。その表情はどこまでも真剣だった。
「プロジェクトは、完了報告をもって終わりではありません。その結果を分析し、評価し、次なるプロジェクトの糧とする。そのプロセスまで含めて一つのプロジェクトなのです」
「ぷろせす…」
ルリエルが、まるで未知の呪文でも聞くかのようにその言葉を繰り返す。
ケンジは羽ペンを手に取ると、三つに区切られた羊皮紙の一番左の領域を指し示した。
「これより我々は、今回のゴブリン討伐プロジェクトに関する『KPT(ケーピーティー)ミーティング』を開始します」
「けーぴーてぃー…?」
「はい。すなわち、『振り返り』の会議です」
ケンジは彼らが理解できるように、できるだけ簡単な言葉を選んで説明を始めた。
「これは誰かを責めるための反省会ではありません。今回の我々の戦いを次に繋げるための、前向きで建設的な議論の場です」
彼は羊皮紙にアルファベットを書き込んでいく。
【K:Keep】
「まず、K。Keep。今回の戦いで良かった点。そして今後も我々の強みとして続けるべき(Keep)ことです」
【P:Problem】
「次に、P。Problem。今回発生した問題点。そして我々がチームとして改善すべき課題です」
【T:Try】
「そして、最後に、T。Try。その課題を解決するために、我々が次に挑戦する(Try)ことです」
そのあまりにも体系だった説明に、三人はただ唖然と口を開けていた。
「要するに…」
最初に沈黙を破ったのは、やはりシーナだった。
「『良かったこと』『悪かったこと』『次どうするか』を話し合おうって、ただそれだけのことかい? 随分と回りくどい言い方をするんだな…」
「その通りです! シーナさん、ご理解が早くて助かります!」
ケンジは満面の笑みで頷いた。シーナは「別に褒められたって何も出ないよ」とそっぽを向く。
ケンジは咳払いを一つすると、改めて仲間たちへと向き直った。
プロジェクトマネージャーとして彼が熟知している事実。
それは、振り返りの会議は必ず「良かった点」から始めなければならないということだ。
最初にポジティブな事実を共有することで、チームの心理的安全性を確保し、建設的な議論の土台を作る。それは、どんな炎上プロジェクトにおいても鉄則だった。
「では、まず『Keep』から始めましょう」
ケンジは穏やかな口調で切り出した。
「今回の我々の最大の勝因。それは終盤における皆さんの完璧な連携にあったと私は分析しています」
彼はまずゴードンへと視線を向けた。
「ゴードンさん。あなたがゴブリン・チャンピオンを5秒間完璧に拘束してくれたおかげで、我々は勝機を掴むことができました。あなたのその圧倒的な防御力と屈強な精神力は、このチームのまさに揺るぎない基盤です。これは我々の最大の強みとして、今後も間違いなく『Keep』すべき点です」
ゴードンはそのストレートな賞賛の言葉に、少しだけ戸惑ったように視線を彷徨わせた後、兜の奥でかすかに頷いた。
次に、ケンジはシーナへと向き直る。
「そして、シーナさん。あなたが自らの危険を顧みず、あの絶望的な状況で決定的機会(クリティカルパス)を創出してくれたこと。あなたのあの勇気ある判断と卓越した技術がなければ、我々の作戦は100%失敗していました。本当に感謝しています」
そのあまりにも真っ直ぐな感謝の言葉に、シーナは一瞬虚を突かれたように目を丸くした後、「…ふん。当然のことをしたまでさ」と照れ隠しのようにぶっきらぼうに答えた。
そして最後に、ケンジはルリエルへと微笑みかけた。
「ルリエルさん。あなたのあの最大火力の魔法。あれはまさしく戦況を一撃で覆す最高の一撃でした。あなたのその圧倒的な攻撃力は、我々の最強の矛です。これもまた間違いなく、我々が誇るべき『Keep』です」
「ふ、ふふん! 当然ですわ! この天才魔術師ルリエルにかかれば、あれくらい朝飯前ですもの!」
ルリエルはこれ以上ないほど得意げに胸を張り、その銀色の髪をかき上げた。
ケンジの巧みな進行によって、祝杯をお預けにされた仲間たちの不満の空気は、いつの間にか消え失せていた。
代わりにそこにあったのは、自らの功績を認められたことによる心地よい高揚感と、チームへのかすかな誇りだった。
彼らはまだ気づいていない。
この心地よい雰囲気が、次なる議題のための巧妙な布石であることに。
ケンジは内心で頷くと、羊皮紙の次の項目を羽ペンで指し示した。
その表情は穏やかな笑みのままだった。
「では、次に『Problem』…今回のプロジェクトで、我々が改善すべきだった点について話し合いましょう」
王都に帰還した一行は、国王から与えられた、街で一番と評判の宿屋「木漏れ日の亭」に滞在していた。昨夜は、傷の手当てと、溜まりに溜まった疲労を癒すため、全員が泥のように眠りこけていた。
そして、今日の夕暮れ。
宿の一番大きな個室には、豪華な食事がテーブルいっぱいに並べられていた。こんがりと焼かれた鳥の丸焼き、湯気の立つ黒パンの盛り合わせ、色とりどりの温野菜のサラダ、そしてなみなみと注がれた芳醇な香りの赤ワイン。
これらはすべて、今回のゴブリン討伐の成功を祝して、国王が特別に手配してくれたものだった。
「いやー、やっぱり死線を乗り越えた後の飯と酒は格別だな!」
シーナが鳥の足を豪快に手で掴みながら、満足げにそう言った。その顔にはいつもの皮肉な表情はなく、ただ純粋な喜びが浮かんでいる。
「ふん。当たり前ですわ。この天才魔術師ルリエルの華麗なる活躍があったのですからね。この程度の持て成しは当然の権利ですわ」
ルリエルもまた、上質な赤ワインをグラスで味わいながら、得意げに胸を張っている。その口調は相変わらず傲岸不遜だったが、声の響きにはどこか弾むような明るさがあった。
ゴードンは、黙々としかし普段の倍はあろうかというペースで、黒パンと肉を口へと運んでいた。その姿は、彼が心からこの勝利の宴を楽しんでいることを雄弁に物語っている。
昨日まで互いを罵り合い、不信感を抱いていた彼ら。
だが、共に死線を乗り越えた今、その雰囲気は驚くほど和やかだった。
一つのプロジェクトを成功させたチームだけが分かち合える、心地よい達成感と連帯感。
ケンジは、そんな仲間たちの姿を穏やかな笑みを浮かべて見守っていた。
(…よかった)
心からそう思う。
この光景を守れたのだ。それだけで、あの地獄のような戦いを戦い抜いた価値があった。
シーナがワインの満たされたジョッキを高く掲げる。
「よし! それじゃ、あたしたちの輝かしい初勝利と! そして、まあなんだ…たまには役に立つあたしたちの変人ボスに! 乾杯しようじゃないか!」
「賛成ですわ!」「うむ」
ルリエルとゴードンも、それに力強く応える。
三人の視線が自然とケンジへと集まった。
さあ、ボス、あなたの音頭で。
その無言の視線がそう語りかけていた。
ケンジは、にこやかに頷くとゆっくりと席を立った。
そして高らかに乾杯の音頭を…
――取る、と誰もが思った、その瞬間だった。
ケンジは祝杯のグラスではなく、懐からおもむろに一枚の真新しい羊皮紙を取り出したのだ。
「その前に、皆さん。やっておかなければならないことがあります」
彼のあまりにも場違いで、そしてあまりにも真剣な言葉に、三人が掲げかけたグラスをピタリと空中で止めた。
ケンジはそんな仲間たちの困惑した表情を意にも介さず、持っていた羊皮紙をテーブルの中央、鳥の丸焼きのすぐ隣に広げた。
そこにはまだ何も書かれていない。ただ完璧な直線で三つの領域に区切られているだけだった。
「…ボス? なんだい、そりゃ…」
シーナが怪訝な顔で尋ねる。
ケンジはその問いに、プロジェクトマネージャーとしての完璧な笑顔で答えた。
「これより我々は、今回のプロジェクトの成功と失敗の要因を分析し、次なる成功へと繋げるための、最も重要なプロセスを開始します」
ケンジが広げた真新しい羊皮紙。
祝宴の席にあまりにも不釣り合いなその仕事道具の登場に、仲間たちの陽気な雰囲気は一瞬にして凍り付いた。
「…ボス。あんた、本気で言ってるのかい?」
シーナが呆れを通り越してもはや若干引いているような目でケンジに尋ねる。
「当然です」
ケンジはきっぱりと答えた。その表情はどこまでも真剣だった。
「プロジェクトは、完了報告をもって終わりではありません。その結果を分析し、評価し、次なるプロジェクトの糧とする。そのプロセスまで含めて一つのプロジェクトなのです」
「ぷろせす…」
ルリエルが、まるで未知の呪文でも聞くかのようにその言葉を繰り返す。
ケンジは羽ペンを手に取ると、三つに区切られた羊皮紙の一番左の領域を指し示した。
「これより我々は、今回のゴブリン討伐プロジェクトに関する『KPT(ケーピーティー)ミーティング』を開始します」
「けーぴーてぃー…?」
「はい。すなわち、『振り返り』の会議です」
ケンジは彼らが理解できるように、できるだけ簡単な言葉を選んで説明を始めた。
「これは誰かを責めるための反省会ではありません。今回の我々の戦いを次に繋げるための、前向きで建設的な議論の場です」
彼は羊皮紙にアルファベットを書き込んでいく。
【K:Keep】
「まず、K。Keep。今回の戦いで良かった点。そして今後も我々の強みとして続けるべき(Keep)ことです」
【P:Problem】
「次に、P。Problem。今回発生した問題点。そして我々がチームとして改善すべき課題です」
【T:Try】
「そして、最後に、T。Try。その課題を解決するために、我々が次に挑戦する(Try)ことです」
そのあまりにも体系だった説明に、三人はただ唖然と口を開けていた。
「要するに…」
最初に沈黙を破ったのは、やはりシーナだった。
「『良かったこと』『悪かったこと』『次どうするか』を話し合おうって、ただそれだけのことかい? 随分と回りくどい言い方をするんだな…」
「その通りです! シーナさん、ご理解が早くて助かります!」
ケンジは満面の笑みで頷いた。シーナは「別に褒められたって何も出ないよ」とそっぽを向く。
ケンジは咳払いを一つすると、改めて仲間たちへと向き直った。
プロジェクトマネージャーとして彼が熟知している事実。
それは、振り返りの会議は必ず「良かった点」から始めなければならないということだ。
最初にポジティブな事実を共有することで、チームの心理的安全性を確保し、建設的な議論の土台を作る。それは、どんな炎上プロジェクトにおいても鉄則だった。
「では、まず『Keep』から始めましょう」
ケンジは穏やかな口調で切り出した。
「今回の我々の最大の勝因。それは終盤における皆さんの完璧な連携にあったと私は分析しています」
彼はまずゴードンへと視線を向けた。
「ゴードンさん。あなたがゴブリン・チャンピオンを5秒間完璧に拘束してくれたおかげで、我々は勝機を掴むことができました。あなたのその圧倒的な防御力と屈強な精神力は、このチームのまさに揺るぎない基盤です。これは我々の最大の強みとして、今後も間違いなく『Keep』すべき点です」
ゴードンはそのストレートな賞賛の言葉に、少しだけ戸惑ったように視線を彷徨わせた後、兜の奥でかすかに頷いた。
次に、ケンジはシーナへと向き直る。
「そして、シーナさん。あなたが自らの危険を顧みず、あの絶望的な状況で決定的機会(クリティカルパス)を創出してくれたこと。あなたのあの勇気ある判断と卓越した技術がなければ、我々の作戦は100%失敗していました。本当に感謝しています」
そのあまりにも真っ直ぐな感謝の言葉に、シーナは一瞬虚を突かれたように目を丸くした後、「…ふん。当然のことをしたまでさ」と照れ隠しのようにぶっきらぼうに答えた。
そして最後に、ケンジはルリエルへと微笑みかけた。
「ルリエルさん。あなたのあの最大火力の魔法。あれはまさしく戦況を一撃で覆す最高の一撃でした。あなたのその圧倒的な攻撃力は、我々の最強の矛です。これもまた間違いなく、我々が誇るべき『Keep』です」
「ふ、ふふん! 当然ですわ! この天才魔術師ルリエルにかかれば、あれくらい朝飯前ですもの!」
ルリエルはこれ以上ないほど得意げに胸を張り、その銀色の髪をかき上げた。
ケンジの巧みな進行によって、祝杯をお預けにされた仲間たちの不満の空気は、いつの間にか消え失せていた。
代わりにそこにあったのは、自らの功績を認められたことによる心地よい高揚感と、チームへのかすかな誇りだった。
彼らはまだ気づいていない。
この心地よい雰囲気が、次なる議題のための巧妙な布石であることに。
ケンジは内心で頷くと、羊皮紙の次の項目を羽ペンで指し示した。
その表情は穏やかな笑みのままだった。
「では、次に『Problem』…今回のプロジェクトで、我々が改善すべきだった点について話し合いましょう」
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