【本編完結】妹に婚約者を寝取られましたが、幼馴染の冷徹公爵に溺愛されています

藍沢真啓/庚あき

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氷の公爵邸での甘すぎる保護

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 漆黒の馬車の扉が閉まると、土砂降りの雨音が一瞬にして遠のいた。

「ここをすぐに離れてくれ」

 私を抱いたまま、ラファエルが御者に命じると、馬車はゆっくりとヒルトマン子爵家から離れていった。カラカラと車輪が音を重ねるたび、私を縛り付けていた家や家族や婚約者が遠ざかっていく。きっとこの雨では、私がどこに行くか分からないだろう。やっと逃げられたという意識からか、深い息が自然とこぼれていた。

「寒いのか?」

 ラファエルの不安げな問いかけに、緩く首を振って否定する。外套とラファエルの体温がとても温かくて、寒いという感覚はなかった。

「いえ……。それよりも、アインハルト公爵閣下は、どうして……」

 隣に座るラファエルを見上げて質問を投げかける。ふわりと彼自身の香気――冬の森のように清涼で、微かに白檀のような甘く清々しい香りが鼻腔をくすぐる。ラファエルはそっと目を細めると、額にかかる私の濡れた前髪を、長い指先で流してくれた。整った指先が肌に触れる度、柔らかな熱が伝わってくる。

「先ほども言ったが、お前があの男との関係が解消されるのを、ずっと待っていた。正直、ヒルトマン子爵家に賊が入ったと聞かされても、これほどまでに早く駆けつけることはなかっただろうな。……だが、お前がランベルト伯爵家の三男と別れ、ヒルトマン子爵家と縁を切ったと知れば話は別だ」

 まっすぐに見つめられ、思わず心臓がときめいたが、いや待てと脳が冷静になれと訴える。

(賊よりも早く駆けつけるって……。というか、やけに完璧なタイミングで現れたわよね。この人、まさか、私を監視していたとか言わないわよね? いやいや、偶然よ、偶然。お願いだから、偶然だと言って!)

 頭の中はぐるぐると混乱で渦巻いている。私はラファエルに気づかれないよう、天正魔法を発動させた。


  対象 ラファエル・アインハルト
  現在の行動 保護
  悪意 皆無
  執着 計測限界値を超え、解析不能な感情の渦を確認


 何故か、私の天正魔法は彼に対してだけ、正常に機能しなくなる。天正魔法は、対象が隠している欲望や真実を暴くはずなのに。彼から流れ込んでくる感情は、天正魔法の天秤の皿を容易に叩き割るほど膨大だった。

「ディアナ」
「っ、ちょ、閣下!?」

 呆然としている私の腰を引き寄せ、ラファエルが自身の膝の上に軽々と乗せる。

「ま、待ってください! 重いですし、ドレスも濡れて……っ」
「構わない。俺の魔力で乾かしてやるから、じっとしていろ」

 低く囁く声が近くで響いた途端、私の周りの空気が微かに凍るのを感じる。だけど、それは冷たさではなく、私にまとわりつく不快感を排除するようなラファエルの魔力。瞬く間にドレスに染みた湿気が消え、サラリとした感触が蘇る。同時に乾いた髪が頬を滑っていった。

「ありがとう、ございます……。でも、このように抱きかかえられるのは……」

 淑女としていかがなものか、と口に出す前に「契約だろう?」と淡々とした声が遮ってくる。

(あの膨大な魔力を難なく制御させるだけでなく、私が凍えないように魔力膜で覆って乾かしてくれたなんて……)

 脳裏にヴェルテ侯爵祖父の邸で、たった数年だったけど、一緒に過ごした少年の面影が甦った。

「契約……ですか?」
「ああ。君は家を捨てた。更には行き場もない。ヒルトマン子爵がお前を除籍してしまえば、貴族令嬢でもなくなる。日和見主義のランベルト伯爵家は別にして、ヒルトマン子爵家の連中が執着する恐れもある。……だから、俺が盾になろう」

 そう言ってラファエルは私の手を取り、指先の一本ずつへ丁寧に、まるで壊れ物を扱うような優しさで唇を落としていく。薄い唇が爪に触れるたび、私の心臓がドキドキと暴れまわった。

「俺とお前の間で結婚という名の契約を結ぶ。除籍されていない今なら、子爵令嬢がアインハルト公爵家に嫁ぐことも可能だ。……まあ、多少身分差を問われるかもしれないけど。だが、お前は学園でも優秀な成績を修めた才女だからな。その能力と天正魔法で、アインハルト公爵領に蔓延る腐敗の割り出し……俺の仕事を手助けしてほしい」

 ちゅ、と唇音が聞こえ、氷を思わせる碧眼が私を射抜く。

(つまり、お互いの『利害の一致』ってことね。宰相補佐をやりつつ、領地の経営もってなると、いくら有能と言われる彼でも大変だもの。確かに、私の天正魔法は事務作業や監査に適しているから、多忙な閣下を補助できるわ。……それなら、契約って言葉も納得だわ)

 わずかでもラファエルの意図を理解でき、私は内心で盛大に頷いた。

「私の天正魔法が、アインハルト公爵家……閣下のお役に立てるなら、可能な限り果たさせていただきます」

 私の言葉に、ラファエルはふわりと唇を笑みに綻ばせる。

「ディアナ、ひとつ訂正する。可能な限り、ではない。君は俺の隣に、永遠に居続けるんだ」

 ラファエルの言葉に隠された意図に気づかないまま、私は温かな馬車とラファエルの体温に包まれ、一路アインハルト公爵邸へと揺られていった。


 ◇ ◇ ◇


 馬車が止まったのは、王城に近く、王都の喧騒が届かない、深い森の奥に佇む白亜の城砦みたいな屋敷だった。

「これがアインハルト公爵邸……」

 かつて、祖父母に連れられ訪れたことがあった。その時は門の外から眺めるだけだったから、屋敷自体を見たのは初めてだった。

「手を」
「は、はい」

 先に降りたラファエルに手を差し出されて、私は慌てて手を乗せる。エスコートされて降りた私は広がる光景に、目も口も開いたまま、固まってしまった。屋敷の玄関には、整然と並んだ使用人たちが、深々と頭を下げていたからだ。

「おかえりなさいませ、旦那様。……そして、ディアナ様。アインハルト家へようこそ。我々一同、あなた様を歓迎いたします」
「あ、あの。急にこのような時間に押しかけてしまい、申し訳ございません。着替えさえ済めば、客室で大人しくしていますので……」
「客室だと? 何を言っている」

 壮年の執事からの歓待に慌てて返していると、ラファエルの硬質な声が降ってくる。隣を見上げると、柳眉を寄せた不機嫌な尊顔が私をじっと見ていた。

「君の部屋は、俺の隣だ。主寝室の隣の部屋が、今日からそこが私室となる」
「主寝室って……」

 迷いも戸惑いもないその声に、反論する言葉も尻すぼみになる。

(待って……主寝室って、それってつまり夫婦の部屋ってことよね? いくら、契約上の夫婦になることは承諾したけれど、初日から距離感おかしくない? ……いや、彼の距離感がおかしいのは、昔からだったわ)

 目で『おかしいです』と訴えたものの、ラファエルは厳しい顔で口を開く。

「ディアナ、言いたいことはのちほど聞く。今はその冷えた体を温めるほうが先だ。風呂の用意はさせてあるから」

 きっぱりと言い切ったラファエルと別れ、私は侍女の案内で浴室へと連れて行かれたのだが……

「え、えっと……これがお風呂?」

 広がる浴室を前に、私はうわ言のような声を漏らしていた。

 ヒルトマン子爵邸にあった私の部屋がすっぽり入るほどの広い浴室は、床には大理石が敷き詰められ、何人も入れそうな大きな浴槽には滔々と湯が満たされている。ふわりと鼻先に届く香りは、貴族令嬢が好む薔薇の匂いではなく……懐かしい月見草の甘く控えめな芳香だった。

 それは、ヴェルテ侯爵祖父母の邸の庭に咲いていたものと同じ香り。


 ――ディア、この花ってなんて名前?
 ――それは、月見草って花よ。王都ではここにしかなくてね、私の一番好きな花なの!
 ――ふうん……


(まさか、偶然ってことはないわよね……? だって、私が月見草の香りが好きって話をラファエルにしたの、十年以上前のできごとよ? うわぁ、あの人、そんな大昔のなんともない話を覚えていたっていうの?)

 呆然としている間に服を侍女たちによって剥かれて浴槽に浸かった私は、ラファエルの執着に引きつつも、今日一日で起きた騒動を振り返っていた。

 婚約者と妹に裏切られ、ふたりを庇う両親に見切りをつけ、予想外の雨の中歩いていたらラファエルに保護されて。

(それなのに、今は王族ですら頼りにしている男の屋敷で、贅沢な湯舟に浸かっている)


  対象 ディアナ・ヒルトマン
  現状の幸福度 計測不能
  均衡 ラファエル・アインハルトの好意に大きく偏重


 そっと発動した天正魔法の結果に、恥ずかしいやら困惑やらで顔を両手で覆った。

(……ラファエル……エル……)

 幼い頃のラファエルは、感情が魔法に影響されてしまい、すぐに周囲を凍らせてしまうような少年だった。私が魔法の天秤で彼の心の均衡を計ってあげると、彼は少しだけ安心したように微笑んで私の名を呼んだ。


 ――ディア、君だけだよ。僕を普通に見てくれるのは


 はにかむように笑って、私の髪に月見草の花を挿してくれた。

「……ラファエル」

 あの頃の彼と、今の氷の公爵が、どうしても重ならない。だけど、今日彼に抱き上げられた時に聞いた、彼の心臓の音。私の魔法を介さなくても伝わってきた、真実の響き。

「本当のあなたは……」

 密かに呟いた疑問は、誰にも届くことなく、白く煙る湯気に吸い込まれていった。


 ◇ ◇ ◇


 風呂から上がり、用意されていた着替えを、侍女に手伝ってもらい袖を通す。それは驚くほど肌触りの良い絹の寝衣だった。デザインは清楚だけど、どこか官能的な光沢を放っている。

 またも月見草から抽出したオイルで髪を乾かし終えると、案内に従って寝室になった部屋へと向かう。開かれた扉に足を踏み入れると、暖炉の火を見つめながら座るラファエルの姿があった。彼はすでに寛いだ格好をしていた。しっとり髪が濡れているのを見るに、別の浴室で湯浴みを済ませたのだろう。シャツの襟元が少しだけ開かれ、そこから見える鎖骨のラインが男性的で、思わず視線を逸らしていた。

「十分温まったようだな」
「はい、ありがとうございます。とても良いお湯でした」
「そうか、良かった。……ディアナ、こちらへ」

 ラファエルはそう言って、ソファに座る自分の隣を手で叩く。促されるままに腰を下ろすと、テーブルに温かなお茶を置いて、音もなく侍女たちが部屋から去っていった。まるでそれが合図のように、ラファエルの手が自然に私の頭に触れ、アッシュブラウンの髪の間に長い指を滑り込ませた。

「……ディアナ。君は、あの男……エドガー・ランベルトのことを、まだ思っているのか?」
「は?」

 唐突に投げかけられた質問に、私は思わず間抜けな声を出してしまった。しかし、ラファエルの私を見つめる目は、どこか不安が混じっていて、すぐに「いいえ」と言葉を返した。

「彼と妹が私を裏切ったと知り、私の中の天秤は完全に彼らを切り捨てる方に傾きました。私は、無能な男とそれ以上に無知な妹に、自分の人生をいいようにされるのは我慢できませんから」

 ラファエルは「そうか、……ならいい」と呟くようにこぼし、私の額に自身の額を合わせた。

 鼻先が触れ合うほどの距離。重なる場所から彼の熱が私の中に浸透し、私のささくれだった心が凪いでいく。

「君は、この家では自由だ。だが、約束してほしい。決して俺の前から消えないでくれ。俺が生きている理由は、ディアナ……世界で君しかいないんだからな」
(……んん? どういうこと? 私とラファエル閣下とは、仕事上の夫婦なんだ……よね?)

 私はラファエルが告げる言葉の意味に気づかないふりをしていた。ううん、多分気づくのが怖いんだと思う。

 ふと、彼の指が私の頬を滑り、首筋へとゆっくり降りてくる。くすぐったいのに、触れる熱があまりにも愛おしげに感じて、心臓が早鐘を打った。

(て……天正、発動……っ)


  警告 天秤の均衡が崩壊。ラファエル・アインハルトの強い独占欲により、ディアナ・ヒルトマンの情緒が混乱状態に瀕しています。


「ラ……ファエル、閣下」
「今日は疲れただろう。もう休むといい。明日は色々片付けなくてはならないからな」

 ラファエルは私の髪に一度だけ口づけを落とし、流れるようなエスコートで私を寝室へと送ってくれた。

「おやすみ、ディアナ」
「おやすみなさい、ラファエル閣下」

 背後で内扉が閉まる音が響く。薄暗い部屋の中を、ふらふらとした足取りでベッドに近寄り、脱力するようにベッドに飛び込み、火照った顔を枕に埋めた。

(待って。明日から、契約妻としての仕事が始まるのよね? というか、あの人、仕事相手にあんなに甘い態度するのって、どうなのよ!?)

 アインハルト公爵邸の第一夜。

 それは甘い毒がじわじわと浸透するような、静かで、しかし確実な侵食が忍び寄る夜だった。
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