【本編完結】妹に婚約者を寝取られましたが、幼馴染の冷徹公爵に溺愛されています

藍沢真啓/庚あき

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契約妻の初仕事と侯爵様の甘い約束

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 アインハルト公爵――ラファエル・アインハルトに契約結婚という名の保護をされて数日。翌日も早朝からラファエルは私に大量の帳簿を渡して、王宮に慌てて行ってしまった。家令の話では、何かしらの案件で忙しいようだ。そのせいで、契約妻になったものの、私の身は清いままだった。いや? 契約関係なんだから、初夜は必要ないと思いますけど?

「まあ、それはおいおい話し合うとして……」

 王都の喧騒を厚い石壁で遮断したアインハルト公爵邸。その一角にある広大な図書室で、私は積まれた羊皮紙の束を前に「さて」と気合いを入れる。山となった束は、数年分のアインハルト公爵領の帳簿だ。保護された翌日、ラファエルから頼まれた大事な仕事だった。

 アインハルト公爵領は、王都から北方の山脈の麓に広がる広大な領地だ。主な収益は山から産出される永久氷晶(えいきゅうひょうしょう)と呼ばれる魔石で、魔道具の冷却や魔力の安定化に使用されている。ヒルトマン子爵家でも火起こしや、室内を照らす魔導具に使われていた。永久氷晶様々だ。

 この世界では、人々の生活に魔道具は必要不可欠だった。その核たる永久氷晶は、金貨よりも価値があると言われ、王国の産業を支えている。その産出、流通をアインハルト公爵家が一手に担っており、国家の財政に多大な影響を与えていた。それゆえに、アインハルト公爵家の立場は、王家と同格とまで噂があるくらいだ。

「……やっぱり、ここも数字が合わないわ」

 広げた羊皮紙に書かれた数字を指先でなぞると、ジワリと一部の数字が滲む。天正魔法は稀少な魔法であるものの、世間一般には数値の違和感を暴き出すだけの、地味な魔法と認識されている。真髄はそこから深く潜った場所にあるのだが……

 発動した天秤が黄金の光の粒を羊皮紙の上に散らすと、私の目に数字が黒く歪みとなって見えた。

「輸送費の項目の金額が、永久氷晶の産出量に対して不自然に多いわね。一体、どういうことなのかしら」
「……あまり根を詰めるな。今から無理をしては、すぐに力尽きて倒れてしまうぞ」

 集中しすぎたため、背後に立つ気配に気づくのが遅れてしまった。

「真面目な君らしいと言えばそうだが、別に君に無理をさせるために、仕事を頼んだわけじゃないんだが」

 ふと、肩に乗せられたラファエルの大きな掌が、労わるように滑っていく。低く、でも心地好い声に引かれるように振り返ると、朝から目がつぶれそうに眩しいラファエルが立っていた。

「あ……閣下。お仕事はよろしいのですか? 今朝も早くから登城されていたようですし、宰相補佐のお仕事が忙しいのでは……」
「ディアナの顔が見たくて、仕事を抜け出してきた。それに、これを渡したかったのもあるしな」
「……え」

 ラファエルから甘い台詞が聞こえた気がしたけれど、あまりにも淡々と話すものだから、きっと気のせいだろう。呆けている私の左手の上に、ラファエルの大きな手が重なり、ヒヤリとした彼の魔法を感じた。何事かと、左手に視線を移す。そっと手を包んでいたラファエルの手が離れ、そこにあった物を見て、私の目は大きく見開かれた。

「これ……」

 左の薬指に輝く白銀の指輪。一粒のオパールが嵌められ、陽の光を受けて様々な色が弾ける。それは、幼かった頃のラファエルが、もう会えないからと私にくれた大切な宝物だった。

『これ、ディナに預けておく。いつか必ず、ディナを迎えに行くから待ってて』

 なんでもかんでも私から奪うリリアに盗まれるのが嫌で、ずっと祖母に預けてあった指輪がなぜここにあるのだろう。

「ここに戻ってくる前に、ヴェルテ侯爵邸に寄ってきた。ヴェルテ侯爵もご婦人も、今回の件でとてもディアナを心配していた」
「おじい様とおばあ様が……」

 アインハルト公爵邸に来る途中で、指になにもない私にラファエルが聞いたのだ。昔あげた指輪はどうした、と。だから私はリリアが何でも私物化してしまうから、指輪をもらったあとに祖母に預けたと説明した。最初は、眉を寄せて難しい顔をしていたラファエルは、説明を終える頃には目元を和らげた。何が嬉しいのか理由が分からなかったけど、下手に藪をつつくよりはと、そのあと何も言わなかった。

 これまで様々な物がリリアに奪われてきた。その度に諦めてきた。それでも、この指輪だけはリリアに知られたくなくて、祖母に隠してもらったのだ。両親もリリアも祖父母を苦手にしていたから、唯一の宝物を隠すに適していた。

 それが今、こうして私の指に戻ってきた。

「ありがとうございます、閣下」

 嬉しさに笑顔でお礼を言えば、ラファエルはふいと顔を背けてしまったが、彼の感情は赤く染まった耳で明白だった。

「そ、それで、何か気づいた事があったのだろう?」
「あ……そうですね。これなんですが……」

 話題を切り替えたラファエルに、私は内心でクスリと笑いながらも、帳簿に書かれた項目のある個所を指差す。私の魔法で数字が歪んでいた所だ。

「おそらく……になりますが、アインハルト公爵領の永久氷晶の流通ルートで、組織的な横領が行われている形跡があるかと。産出された永久氷晶の約三割が、表向きは魔力揮発による消失として処理されていますが、私の天正で計ったところ、実数と一致しないんです」
「総量の三割か……かなり大きいな」

 魔石は基本的には魔力を内包したまま存在が可能だ。しかし永久氷晶は『永久』とあるものの、未加工の石は採掘されると時間の経過と共に、内包している魔力が揮発する性質がある。名に『氷』と付けられているのも、氷が溶けるようになくなってしまう事が、由来となっている。とはいえ、魔道具にも使用される魔石が、そうそう簡単に揮発で消えるのはおかしい。それも三割もだなんて。

 普通なら運搬時にこれほどの量が揮発するなんて、と疑問が出て来るだろう。だけど、この帳簿は巧妙に数字が改ざんされていて、おそらく王宮の会計人ですら見抜けなかったはずだ。

 ラファエルは帳簿を見て、眉間に僅かな皺を寄せた。

「……領地の監視は、隠居した両親に任せきりで、父母も深く介入しなかった。俺は政務に追われ、現地の管理人や役人たちにまで、目が届いていなかったようだ。……いや、これは言い訳だな」

 首を緩く振って、彼は私の隣に腰を下ろす。それから、私の手を包むように握ったのだ。その大きな手は、氷の公爵と呼ばれるのが嘘のように、とても熱かった。

「ありがとう、ディアナ。君のおかげで、民からの税が正しく使われる。横領された分はすべて回収し、領内の診療所の拡充に当てることにしよう」
「そうですね。それはとても良い案だと思います」

 自分の魔法にここまで深く感謝をしてくれて、なんだか面映ゆい気持ちになる。ヒルトマン子爵家にいた頃は、両親からも、エドガーからも感謝の言葉なんてくれなかった。彼らが私に求めたのは、帳簿の帳尻合わせと借金の返済についてだけだった。だけど、必死になって作った資金も、母とリリアがあっという間に消費してしまう。自転車操業な日々だったと、ため息が出そうになる。

(役立たずのつまらない魔法だと罵倒され続けたけど、こんなに喜んでくれて、なんだか胸が温かくなるわ)

 二人きりの図書室に流れる空気は、とても穏やかで優しい時間なのもつかの間、図書室の扉を不躾に叩く音が終わりを告げた。

「失礼します、旦那様! 王都守備隊が、ヒルトマン子爵家の家令を名乗る者を連れて参っております!」
「……え?」

 家令の声と共に、ラファエルが今まで浮かべていた、僅かに和らいでいた表情が消えた。

 どうやって父たちが私の居場所を知ったのか分からないけど、胸に広がる不安から、ラファエルに縋るように見つめていた。

「……分かった。そいつらを、応接室に通しておいてくれ。ディアナ、君はどうする? このままここに居てもいいんだぞ」

 無表情で問いかける声は、とても厳しく固い。だけど、こちらを見る氷の瞳は私を心配しているのか、不安げに揺れていた。彼の心遣いがありがたい。だけど、絶縁したとはいえ、この間まで家族だった家の使いがやってきたのだ。私は一度目を閉じて、覚悟を決めた。もう二度とヒルトマン子爵家には帰らないと、自分の口で伝える。

「行きます。私の家の事ですから」

 ゆっくりと目を開き、強い眼差しでラファエルに告げた。


 ◇ ◇ ◇


 アインハルト公爵邸の応接室はいくつかある。中でも一番エントランスから近く、小さいとされる室内にラファエルと共に足を踏み入れた。

 かわいらしい花が描かれた小ぶりな絵画が壁に飾られ、カーテンもソファもディアナが好きな色でまとめられている。寝室もそうだが、まさか屋敷全体が同じように模様替えされているのでは、と背中に冷たい汗が流れる。だが、これ以上考えるのも怖くて、ラファエルにエスコートされながら、彼と一緒のソファに腰を下ろした。そこで客人たちの姿をやっと認めることができた。

 そこには挙動不審な、執事服を着た男と、静かに立ったままの若い女性の姿が目に入る。

(あれは……)

 女性を見て驚愕する私の隣で、「それで」と絶対零度のラファエルの声が室内に響く。

「ヒルトマン子爵家の者が、アインハルト公爵家になんの用だ」
「我が主、ヒルトマン子爵からの言伝でございます! ディアナお嬢様は、いまだヒルトマン子爵家に籍のある身。許可なく連れ出すのは、公爵閣下といえど誘拐、または略奪に当たると。ただちに、お嬢様をお返しください!」
「誘拐……か。笑わせるな」

 大きな身振り手振りで喚く姿は、とてもじゃないが貴族家の執事がやることではない。まるで道化師だ。しかし、そんな場にそぐわない態度を取る男は、ラファエルが唸るように呟いた声で凍りついた。

「ディアナは既に王宮が発行した絶縁状を子爵に突きつけている。法的には、彼女はヒルトマン子爵家から籍を外した自由の身だ。お前の主は王宮が決定したことを無視するつもりか?」
「そ、それは……しかし、家族の情というものが……」

 男はラファエルの威圧におののきながら、まだも言い募る。

「〝情〟だと? 娘を道具のように扱い、その娘の名を使って借財を重ねるだけでなく、婚約者を妹に譲れとまで言い放つ。厚顔無恥とはお前の主たちのことを言うのだろうな。……尊厳を泥で汚し続けた者が、ディアナの家族を名乗る資格などない」
「あ……あの……」
「失せろ。これ以上、俺の婚約者の心を傷つけるな」

 ラファエルの指先から冷気が立ちのぼる。膨大な魔力を纏った憤怒のラファエルを前に、家令を名乗っていた男は腰を抜かしながらも、必死に逃げようと後退る。

「……お待ちください」

 その時、これまで何も語らず立っていた若い女性が前に出てきた。その姿は、ヒルトマン子爵家から出るまで、傍で仕えてくれた人だった。

「エミリ……。あなた、エミリでしょ?」
「ディアナお嬢様!」

 駆け寄ってきたエミリを、私は慌てて立ち上がって抱き止める。

 エミリは私が個人的に雇用していた侍女だ。平民出身の彼女を、偶然出会った私が個人資産で雇い、仕事の補助をしてくれた。本当は婚約破棄と絶縁騒ぎの時に連れ出そうと思っていたけど、あの時は自分の事で手一杯で、エミリと再会して彼女を思い出すことができたのだ。……薄情よね、私。

「ラファエル閣下」

 振り返り、ソファに座ったままのラファエルに訴えた。

「彼女は……エミリは、私がヒルトマン子爵家で個人的に雇っていた侍女なんです。あの家で唯一助けてくれた、大切な……友人のような存在なんです。彼女をこのままヒルトマン子爵家に戻せば、どのような目に遭わされるか……。お願いです、閣下。彼女を私の侍女として、この屋敷に置いてもらう事はできませんか?」

 ラファエルの透き通る青い瞳は、私を真っすぐに射抜く。まるで私の天秤が傾いているか確かめるように。しばらく見つめ合っていたけど、彼の中で審議が済んだのか、小さくため息をつく。

「君がそう言うのなら。後ほど、我が家の家令から契約についての話をさせよう。それから、そこで無様に座っている男。お前は、ヒルトマン子爵家に戻って伝えろ。子爵に、これ以上俺の領分に踏み込めば、今度は公爵の身分でもって応じる……と」
「……ひゃ……ひゃい!」

 男はへたりこんだまま逃げるように去り、エミリが家令とともに応接室を出ていくのを見送ると、ラファエルが近づいてきた。彼は大きな手で私の肩を抱き寄せる。清涼な香りが強くなり、私の耳に低くも甘い声が降ってきた。

「怖い思いをさせてすまない。だが、もう心配することはない。俺が、君だけでなく、君が守りたいものも一緒に守る」
「ラファエル閣下……ありがとうございます」

 そっと彼の胸に顔を埋めた。冷たいけど、無表情だけど、心根はとても暖かくて優しいラファエル。小さく安堵の息をこぼし、彼の広くて大きな胸に包まれていた。
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