自由な女神様!~種族人族、職業女神が首を突っ込んだり巻き込まれたりの物語。脇に聖女を添えて~

時雨

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本編

22.魔族の男

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 襲撃から一夜明け、王から話が聞きたい、と呼び出されたのは昼過ぎだった。
 通された部屋には、王であるツェリス、シュヴァルツ、シリウス、リカルド、レスニア、レイトラル、瑞姫、ゆりあ、魔族の男のみが座っている。壁際には、王、又は殿下の側近たちがフォリア含め立っていた。侍女たちが、全員分の紅茶を淹れ退室していく。

「昨日は、危険なことに巻き込んですまないことをした」

 いの一番に、ツェリスは若干疲れたように言葉を発した。

「まさか、とは思ったが、あの場で仕掛けてくるとは……」
「頭が痛いことです……」

 頭を抑えるしぐさをするレスニアに、お疲れ様です、と言いたくなった。しかし、すぐさま表情を切り替える。

「まず先に、こちらの魔族の方をご紹介いたします。現魔王ゼウス様のご子息で、第二王子殿下ロキ様でいらっしゃいます」
「うむ。紹介に預かったロキだ。気軽に接してくれ、かたっ苦しいのは苦手でな。よろしく頼む」
「こちらの方は、女神ミズキ・カグラ様。こちらの方は聖女ユリア・シノノメ様でございます」
「瑞姫・神楽と申します。私も堅苦しいのはあまり好きではないので、気軽にお願いしますね。どうぞよろしくお願いいたします」
「私はゆりあ・東雲って言います。えっと、私も気軽にしてください。よろしくお願いしますっ」

 瑞姫は表面上にこやかに言葉を交わしたが、内心混乱していた。
 元の世界でゼウス、といえば、ギリシア神話の主神であり、全知全能神。対してロキは、北欧神話に登場する悪戯好きの神だ。元の世界の事柄にこちらの世界の事柄を当てはめてはいけないのはわかっているが、どうしても比べてしまう。あと、家系図間違えそう。
 ちなみに、魔族はほとんど家名を持たない。曰く、名前は短いほうが覚えやすいから、とのこと。魔族は完全実力主義で魔王を決めるため、世襲制ではない。故に、人族のように貴族制度はなく、一部を省いて皆平等。さすがに、魔王に側近がいないと困るので、それは魔王もしくは先代側近の指名で六人決められるようだ。魔王は実力主義で決まるから、魔王になる魔族は脳筋がほとんどである。その側近になる魔族たちは故に、殆どが頭脳派だった。この第二王子殿下ロキは、殿下とは名ばかりで、魔王の側近ではないらしい。

「女神……、女神か。俺は五百年生きているが、初めてお会いする」

 さすがは魔族、長寿の種族は半端がない年数を生きていくのだな、と驚いた。好奇心の色を隠さず向けてくるので、苦笑いである。

「さて、今日お呼び立てしたのは、昨日の事です。さすがに、まだ調査中ではありますが、現時点で分かっていることをお話しします」

 レスニアは、手元の資料をめくりながら話し始めた。
 襲撃者は暗殺者ギルド“ナイトメア”の下っ端たちだったらしい。半分は自害してしまったが、残りの半分はやけになっていたのかペラペラと話してくれたらしい。ただ、やはり下っ端なので詳しいことは知らなかったようだ。ただ単に、王族を殺せ、との命に従っただけらしい。上は切羽詰まった感じだった、と供述している。それでなぜ下っ端に任せた。呪い返しを受けた男は、まだ意識不明、とのこと。
 そして、朝になって急に倒れたという者の報告が上がってきた。倒れた時間帯は、いずれも瑞姫が呪い返しを行った頃である。一人は奴隷商の店主。もう一人は子爵。
 奴隷商の店主は、双子らしく、顔は似ているらしい。しかし、性格は正反対。双子で合法奴隷商を営んでいた。しかし、弟は表を営みつつそれを隠れ藪に、裏で非合法の奴隷商を営んでいて荒稼ぎしていたようだった。兄はそれを知らなかったらしい。
 いくらなんでも信用ができないので、今はまだ調査中。しかし、呪い返しはされてないので、軟禁という形で、丁寧な扱いにはなっているようだった。

「ふむ……。確か、兄は馬鹿だとか何とか言っているのは、聞いた気がするな」
「でしたら、詳しく後でお聞かせ願えますか?彼が白である、という証拠が欲しいのです」
「構わんぞ」

 レスニア自身は、白であるといいと思っているようだ。なんでも、捜査にとても協力的だったし、弟の不正証拠が出てきたときには絶望的な顔をしていて、それが嘘には見えなかったらしい。そして、驚いたことに、現在城下で多発している人さらいの証拠が出てきたらしい。

「あぁ、そういえば城下で聞きましたね。一瞬目を離したすきにいなくなるっていうやつですよね」
「はい、それです。ご存じでしたか」
「ちょうど、またいなくなった、という話をしていた方々の傍にいたので」

 お披露目が終わったら、少し探りに行こうかと思っていたところだった。どうやら必要なくなったらしい。
月に二人ずつ攫われていた事しかわかっていなかったが、ここ五ヶ月以内に攫われた女性や子供たちは、別の場所で監禁されており、既に保護されているとか。痩せ細ってはいたが、命に別状はなかったらしい。順次家に帰される、とのこと。
 芋づる式に、売られた、又は売られる先、闇オークション等の情報も舞い込んできたので、騎士団はいわずもがな、城内全体でてんやわんやらしく、超忙しい、とはレイトラル談。荒事の際は、冒険者ギルドにも、信頼できる者達に応援を頼んでいる状態のようだ。

 そして子爵。スキアーヴォ子爵で、前から黒い噂はあったようだ。しかし、どれもこれも噂の域を出ず、また証拠もないため注意するようにはしていたがそれだけだった。
 昨日は挨拶だけ顔を出し、一足先に帰ったらしい。曰く、妻が病気で臥しているので早めに戻りたい、と。倒れた、という報告を受け騎士団が子爵家へ行けば、使用人たちは皆逃げたあとで、家には倒れ伏した子爵と、ベッドで亡くなっている子爵夫人がいたそうな。夫婦の間に子供がいなかったのは幸いである。こちらも、現在調査中だ。
以上が、現在判明していることである。

「それで、どうしてロキ殿のような方が、捕まっていたのかを知りたいのだが……」
「うむ。こればかりは、俺の失態だな。実はな、俺は悪戯が好きで、父上の部屋の窓に、開けたら爆発する仕掛けを施したのだ」

 なんかいきなりハードな話が来たがこれいかに。父上、ということは魔王ゼウスの事だろう。実の父親に、普通だったら死ぬような仕掛けを施す息子がどこにいる。全員ドン引きしている。

「爆発する前に父上にバレて、不発に終わったのだがな。さすがに悪戯をしかけ過ぎたのか、百年ほど魔力を半分封じられて外に放り出されてな。今は八十年ほど経ったか」

 魔力を半分に封じられて追放されたことが罰のようだ。きっかり百年。それまで帰ってくるな、ということらしい。魔力封じは、百年たてば勝手に解除される仕組みなので、それを目安にぶらぶらとあちこちを一人旅しているようだった。
 とある日、少し飲みすぎて酔っ払っていたところに(下戸ではないが、弱い方らしい)仕掛けられ、抵抗もできずに眠りに落ちて起きたら首輪をつけられていた、というオチらしい。言ってはいけないが、大変に間抜けな理由である。仕掛けた人間のことは酔っていて覚えてない。だが、計画的ではなく、偶然見かけた魔族をダメもとで捕獲したらあら不思議。かかっちゃったよこれ、と言った感じだったようだ。その指示を出したのは子爵で、元々失敗予定だったと語っていたとか。
 幸いだったのは、ロキの主人になっていた子爵が綺麗好きだったことだ。行動制限はあったが、人と同じ生活をさせてもらっていたらしく、暴力などは振るわれなかったらしい。

「すまぬな。まあ、魔族から、こちらに報復とかは絶対にありえないので安心してほしい」
「そ、そう、ですか……、なんというか……、その」
「間抜けだろ?自分でもあほだなと思ったものだ」

 うんうん、と腕組をして頷くものだから、笑っていいのか同意していいのか反応に困った。まあしかし、外交問題にはならない、とわかっただけでも安心できるものだ。
 基本的に、魔族は子供が一人立ちすれば放任主義らしく、誰に何かをされたところで親が出ることはそうそうないとのこと。

「昨日も言ったが、俺は奴隷商人と主人、使役しようとしていた男としか会ってないのでな。他はわからん」
「ありがとうございます」
「俺個人も、別に復讐する気はないのでな。まあ、昨日はノリで呪い返しをお願いしたが、俺はそれで充分だ」

 ノリなんだ。しかし、本人は本当にそう思っているようで、からからと笑っている。王たちは、肩の荷が一つ降りたようで、ほっとした顔をしていた。

「寛大な心、感謝します」
「なに。俺のいたずらに比べれば、可愛いものだ」

 他はどんな悪戯を仕掛けたのだろう。聞きたいけど聞いたらいけない気がする。瑞姫は、顔が引きつりそうになるのを必死で抑えた。
 それで、と今度は全員が瑞姫のほうを向く。聞きたいことがあるのはわかっていた。

「何が聞きたいです?秘密なものもあるので、全部は答えることできないんですけど」
「えぇ、それで構いません。……下がらせますか?」
「あ、いえ。大丈夫です」

 壁際に立っている側近たちを下がらせたところで、言えないことはたいして変わらない。

「あぁ、そうだ。護衛がな、女神の声がなければ危なかったと言っておった。感謝する」
「……、……、あ!最初の!」

 うん?と、瑞姫は首を傾げた。自分の声がなければ危なかった?いつの話だ?と、昨日の出来事を襲撃直前まで巻き戻す。思い当たったのは、給仕の所為で視線がそれた直後の、王の後ろに見えた襲撃者にとっさに叫んだことだろう。ぽん、と手を打った。

「忘れていたのかい?ミズキ」
「ははは。咄嗟だったし、そういえば、私の場所から王様のとこまで間に合わないな、と思ったんだ」

 ロキの登場が印象的ですっかり忘れていたが、護衛が間に合って、少しほっとしたのだった。

「そういえば、気づいていたのだったな。あの一瞬の殺意や敵意に」
「そうだ。うちの第二と第五騎士団長共も、感心してたぞ」
「給仕に、護衛が紛れ込んでいたことにも気づいていたとお聞きしました」

 遠慮なくぐいぐい来るので、瑞姫は驚きながらもコクリコクリと頷く。
レスニアに言われて思い出したが、給仕のことで聞きたいことがあったのだった。護衛か敵かわからなかったが、彼女が認知していた数は九人。うち五人はこちらの護衛と確定しており、さらに一人は敵だった。そして、残りの三人は不明。
 少し顔をひきつらせた王によれば、護衛は六人。残りの三人は給仕服で捕らえられたので敵だった。なぜわかったかと言われれば、それはまあ、なものがあったので、とりあえずこの場では言えないから“秘密”としておいた。たかが小娘如きに上からあれこれ多数の人間に、護衛がどうだったとペラペラしゃべるわけにはいかない。ただ、護衛たちに落ち度はなく、それは間違いないことは言っておいた。護衛が聞きたいならあとで聞きに来てくれれば話してもいい、とも言もっておく。
 後からこっそり教えてもらったが、給仕に扮していた護衛たちは所謂、王家の影という存在で、オールマイティに何でもこなす部隊らしい。国王陛下しか動かすことができず、存在する#らしい_・__#という噂しか流れていない、全体は霧に包まれた謎の集団である。

「あ、そうそう。護衛に後から聞いたんだけどね、誘い込んでいたらしいよ」

 おぉ、と瑞姫は目を輝かせた。どうやら、彼女の憶測通り、護衛はあの一瞬に気をとられたふりをしていたようだ。そして、背後に誘い込んで阻止するつもりだったらしい。

「シリウスたちについてた護衛さんは、とても腕が立つ方とお見受けできたので、可能性はあると思ってたの。さすがです」
「それも気づいていたのかい?」
「私もやったことある策だったよ。あの方々だからできた作戦だと。敵も弱かったから良かった。ド三流だったもんねえ、敵。よくあの程度で襲撃できたな、と思ったから」
「ど、ド三流……」
「辛辣だな。私は、女神の戦闘を見れるかと思ってたのだがな」

 それはない、と彼女は首を横に振った。

「レイノートさんと試合したのは、彼がとても強かったので。今回の敵は弱かったので……やだな、と」

 す、と瑞姫は視線をそらす。水の異能を使わなければいいのだが、いかんせん、人が多すぎて獲物も振り回せそうになく。
 の裏の言葉は、言われずとも分かった。つまりは、弱すぎれば敵を倒せず、かといって強すぎると#最悪_・__#殺してしまう可能性がある、と。なお、彼女が言っている状況は、何も敵だけじゃなく、周囲に被害が出ることも懸念しているというのは、内緒だ。それでも、全員絶句である。あぁ、よくされた表情だな、と彼女はちょっと遠い目になった。

「女神様が解呪された隷属の首輪ですが」

 実は、隷属の首輪は襲撃の後、レスニアに渡してあった。それを、解析に回したらしく、その結果、何の問題もなく、元の隷属の首輪と同じように使用可能、と。ただ、旧式だったために破棄したらしい。それならば問題ない、と彼女は頷いた。首輪なぞ貰ったところで絶対に使わないだろう。

「隠蔽魔法を見破られたようですが、それに関しては……?」
「ん~……なんで、でしょうかね。私もちょっと……、いや、憶測になるけど仮説は……、いえ、保留、で」

 瑞姫の憶測は、真偽鑑別スキルを持っているから、隠蔽魔法が見破れたのではないか、と思っている。だが、これは大事なことで、憶測で物を言えることではない。話すなら確信してからの方がいい。レスニアは承知しました、と頷いた。

「それでは、解呪の件です。そちらは?」
「あぁ、解呪は専門分野です。言っておきますが、呪術はできません。私が呪いを発動すると、発動したそこから浄化されていくので」

 宝石の中には、呪術に使われている物もあったのだが、瑞姫の場合は浄化作用の方が強く、それは使えないのだ。

「専門分野、ですか。浄化も、呪い返しも得意、という認識でいいのですか?」
「大丈夫です」
「解呪の力は……、いや、なんでもない」
「一つ言っておきますけど、瘴気の浄化は聖女のみ、って精霊たちも言ってるので、間違えないでくださいね」

 解呪の力はどこから、と聞こうとしたのだろうが、リカルドは彼女が首を横に振ったのを見て口をつぐんだ。間違いのないように言うが、瘴気の浄化は聖女のみ、と精霊達にもあらかじめ聞いている。確かに、呪い系統と瘴気はどちらも負の感情が関わっているが、種類が違うので、聖女以外は無理だ。女神ができるのならば、最初から聖女はこの世界に呼ばれていない。一応、念を押しておいた。貴族たちが間違っても、女神のほうに頼みに来ないように、という意味も含めて。

「しかし……、あの場で解呪ができる、と周知してしまったから……、貴族たちが変なことを企まなければいいのだが」

 シリウスの懸念ももっともだ。呪いがかかったかもしれないので見てくれ、と女神に願い出るような馬鹿もいないとは限らない。だが、彼女としては、そのあとの呪い返しのほうに注目してほしかった、というのが本音だ。大体、ロキに浄化か呪い返しか、と選択を迫ったのも、呪い返しをするパフォーマンスをしたのも目的があってのことだ。隷属の首輪が外れたのは予想外だったが。

「元の世界でも、色々あって呪い返しができるぞ、って周知させたんです。そしたら、ぐぐっ、と減ったんですよ。だから、ここでも最初に脅し……、えっと、情報流しといたほうが後楽かなって」
「……、情報ですか。まあ、それは確かにそうですね」
「ならば、あの時俺が浄化、と言っていたら?」

 この女神、案外過激かも、というのはうすうす気づいていたゆりあ以外の面子は、彼女のいい直す前の言葉を聞かなかったことにした。突っ込まずにスルーしたレスニアは、確かに、と頷く。呪い返しができる情報を流せば、呪術師を使ってこそこそしていた者たちは皆、跳ね返ることを恐れてやめるだろう。特に今回の件は、呪いに関わった者達に呪い返しが発動したので、下手なことはできないはずだ。
 あの場では彼女の中で、呪い返しは決定事項だった。あの場で浄化したように見せかけ、あとで呪い返しは可能だ。万が一浄化をしたとて、情報操作でどうとでもなる。彼女は言葉にせず、意味ありげに微笑んだ。絶対に呪い返しはしたよ、と言っている表情に、彼らはこれ以上つつくことはやめ、そうか、と一言。ゆりあだけが分かっていない様子だったが、誰も説明できなかった。

「あの、俺の魔法を自分の物にした力は?」
「あ、ええっと……、女神の加護によって、私には水全般の攻撃が一切効かないようなんです。それで……私の力は、水そのものを操るので、それが魔法でできた水であろうが、水は水なので、水なのです。……あれ?」
「ふっ……、ははっ。つ、つまり、ミズキの力は、魔法だろうが何だろうが関係なく水なら操れる、ということだね」
「そ、それ、です……」

 水、水言いすぎて、ゲシュタルト崩壊を起こした。これだ、と思って口にしたのに、最後は間違えた。シリウスが笑いながらも要約してくれたので、顔を赤くしながらも頷く。ついでに言えば、魔法であれば当然ながら魔力が含まれる。それすらも、彼女は自分の糧にできてしまう。つまり、水の魔法攻撃を受ければ、魔力のみ回復できるということだ。水の攻撃は彼女に効かないので、避けなければ本人が水浸しになるだけである。
 このついで部分は、言わないことにした。聞かれていないことまで、こちらから先走ってペラペラ言わなくても構わないだろう。
 これ以上は質問もないようで、更には王たちにも時間が来たらしく、解散となった。
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