異世界に召喚されたんだけどスキルが農業系しかなかった件

１章 異世界転移編

か、神との、ご対面！？

単語ルビ

 教会で、お祈りしたあと、農場へ、戻った。

”””””
「どうじゃった？ 祝福はしてもらえたかの？」
「はい。あんな簡単に貰っても良かったのですか？」
「農業を愛していない奴にはつかないのじゃよ。貰えたということはケッアルコアトル様に気に入られたという事じゃよ」
「それは、良い事なのでしょうか？」
「悪い事ではないじゃろうな」
「じゃあよかったです」

  そして、お爺さんから種を貰った。
「この種はなんですか？」
「植えてからのお楽しみじゃよ」
「楽しみですね」

”””””
 畑に植え終わったあと、成長促進をかけた。

「成長促進をかけたのかの？」
「はいっ！」
「じゃあ、明日の朝にはできるだろうの。他の種もやるから育てるのじゃよ」
「はいっ！」

”””””
  他の種も成長促進をかけていたら、夕方になったので今日の作業は終わりで、教会に帰ります！


「お帰りなさい」
「おー、ただいまー」
  帰ってきて早々リンと、挨拶を交わした。
「今日はどうでしたか？」
「お爺さんに種もらって植えて、成長促進かけてたなー」
「それは、大変ですね」
「他の奴らは？」
「今、街の近くにあるダンジョンで、鍛えているでしょう」
「そんな中で俺はゆっくりしているのか。みんなに悪いな」
「そんな事ないですよ。戦闘系のスキルがないんですから仕方がないですよ」
「そう言ってくれると嬉しいな」


  そして、ご飯を食べて寝ました。


”””””
  起きて、ご飯を食べてすぐに農場に向かった。
【あなたですか？この私を作ったのは？】
 ん？誰だ？
【あなたが、昨日植えた種ですよ】
 えっ？？種って喋るの？
【普通は喋らないですよ。私はケッアルコアトルの種から生まれたケッアルコアトルの分体のようなものです】
  あの種って凄いものだったんだな。
【凄いものではないですよ。世界に一つしかない神器の欠片のようなものなんですから貴重なものだったんです】
  まじか。
【てゆうか、普通は育たないんですよ】
 じゃあなんで育ったの？
【成長促進の能力のおかげですね】
 じゃあ、成長促進かけたら誰でも育てられるんじゃないの？
【成長促進を持っているのはあなたの師匠とあなただけですよ】
 まじか、流石爺さん
【まぁー、育てられたのであなたには祝福の上の寵愛を与えますね】
 うん、ありがとー