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2章 才能開花編
やっぱり師匠は師匠でした
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「おぬしはバカなのかの?」
「な、なんてひどい言葉を~」
「100畑分の種を買うとか馬鹿としか言いようがないから仕方がないことじゃ」
「けど、たくさんの人を助けたいと思ったんすよ」
「その気持ちは、良いものなんじゃがの、、、 何事にも限度というものは存在すると思うんじゃが」
「常識にとらわれているようでは、強くなれないっすよ」
(父ちゃんかっこいい)
「おぬし、やっぱりバカじゃの。常識を知ったうえで、常識を超えて来るのが、真の強者じゃよ」
「じゃあ、俺はなれないんすか? 」
「そうはいっておらんじゃろ? 今おぬしは、常識を知った。そのうえでどのように超えるかをワシは、見せてもらうんじゃもん。これも師匠の特権じゃもん」
「あ、手伝ってくれないんすか?」
「いつまでも手伝ってたら、強くなれないんじゃぞ?? それでよいのか? 」
「分かった。俺一人でガンバる」
(私も手伝うなの)
「ありがとな」
----------
ということで、師匠の畑にやってまいりました、やらかした系農家の上野 翔一です。
ま、まず、畑に種をまいて、っと ぅえ!? 種を買いすぎたから撒けないんだった(てへ)
ということで、これを解決していきたいと思います。その為に、まず、1袋分の種を撒きます。そして、成長促進を本気で使います。これによって、5分ほどで薬草が生えてくるはずなんです(願望)
5分後・・・
はい、な、なんと!
畑一面に薬草を生やすことに成功しました。やっぱり意志の力ってすごいんだね。でも、本気でやったせいで、MPが空っぽに近くなってしまいました。これを解決するために、その辺に生えている薬草を品種改良を使って、魔力回復草(仮名)に変えていきます。はい、ここでもMPを使うのですが、今回は、娘ちゃんに少し手伝ってもらおうと思います。
「なー、父ちゃんを少し手伝ってくれないか? 」
(んー、いいよ! 何をてつだったらいいのー? )
「この薬草を、魔力を回復させられる薬草に改良したいんだ。これを手伝ってくれないか」
(それぐらいなら、任せてよ!! ちょちょいのちょいとね)
「え、畑全部にエフェクトが・・・」
(特別サービスだよ! 父ちゃんファイト! )
「ありがとな」
はい、では、この娘ちゃんの協力によって完成した魔力回復草()をかじっていきたいと思います。
「うぇ。苦ぇ」
とっても苦いんですけど、これもみんなのため、我慢して食べようとおもいます。ん? 水で流し込めばいいじゃんて?? なにそれ、めっちゃ賢いじゃん。けど、この辺水を汲める場所ないからなー。 ん? ないなら魔法を使えって? 今日の俺の脳内は冴えてるねー!
こんなくだらないことを考えているうちに、MPが回復したので、品種改良などのすべての工程を自分の力でやることにして、永遠リピートだな!!
9時間後・・・
お腹たぷたぷで死にそう。途中で畑のすべての薬草変えたら意味ないじゃんって気づいた俺、流石だわ。もっと早くに気づいておけばよかった。
そんなこんなで、作れた薬草は、63袋分! これを、早く納品しにいかないと。
「あら、できてしまったのか」
「師匠、やり切りましたよ」
「ほんとは頼ってほしかったのに(ボソッ) 」
「どうしたんですか、師匠? 」
「何もないんじゃ、早く納品してくるのじゃよ」
「は、はい! 」
「な、なんてひどい言葉を~」
「100畑分の種を買うとか馬鹿としか言いようがないから仕方がないことじゃ」
「けど、たくさんの人を助けたいと思ったんすよ」
「その気持ちは、良いものなんじゃがの、、、 何事にも限度というものは存在すると思うんじゃが」
「常識にとらわれているようでは、強くなれないっすよ」
(父ちゃんかっこいい)
「おぬし、やっぱりバカじゃの。常識を知ったうえで、常識を超えて来るのが、真の強者じゃよ」
「じゃあ、俺はなれないんすか? 」
「そうはいっておらんじゃろ? 今おぬしは、常識を知った。そのうえでどのように超えるかをワシは、見せてもらうんじゃもん。これも師匠の特権じゃもん」
「あ、手伝ってくれないんすか?」
「いつまでも手伝ってたら、強くなれないんじゃぞ?? それでよいのか? 」
「分かった。俺一人でガンバる」
(私も手伝うなの)
「ありがとな」
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ということで、師匠の畑にやってまいりました、やらかした系農家の上野 翔一です。
ま、まず、畑に種をまいて、っと ぅえ!? 種を買いすぎたから撒けないんだった(てへ)
ということで、これを解決していきたいと思います。その為に、まず、1袋分の種を撒きます。そして、成長促進を本気で使います。これによって、5分ほどで薬草が生えてくるはずなんです(願望)
5分後・・・
はい、な、なんと!
畑一面に薬草を生やすことに成功しました。やっぱり意志の力ってすごいんだね。でも、本気でやったせいで、MPが空っぽに近くなってしまいました。これを解決するために、その辺に生えている薬草を品種改良を使って、魔力回復草(仮名)に変えていきます。はい、ここでもMPを使うのですが、今回は、娘ちゃんに少し手伝ってもらおうと思います。
「なー、父ちゃんを少し手伝ってくれないか? 」
(んー、いいよ! 何をてつだったらいいのー? )
「この薬草を、魔力を回復させられる薬草に改良したいんだ。これを手伝ってくれないか」
(それぐらいなら、任せてよ!! ちょちょいのちょいとね)
「え、畑全部にエフェクトが・・・」
(特別サービスだよ! 父ちゃんファイト! )
「ありがとな」
はい、では、この娘ちゃんの協力によって完成した魔力回復草()をかじっていきたいと思います。
「うぇ。苦ぇ」
とっても苦いんですけど、これもみんなのため、我慢して食べようとおもいます。ん? 水で流し込めばいいじゃんて?? なにそれ、めっちゃ賢いじゃん。けど、この辺水を汲める場所ないからなー。 ん? ないなら魔法を使えって? 今日の俺の脳内は冴えてるねー!
こんなくだらないことを考えているうちに、MPが回復したので、品種改良などのすべての工程を自分の力でやることにして、永遠リピートだな!!
9時間後・・・
お腹たぷたぷで死にそう。途中で畑のすべての薬草変えたら意味ないじゃんって気づいた俺、流石だわ。もっと早くに気づいておけばよかった。
そんなこんなで、作れた薬草は、63袋分! これを、早く納品しにいかないと。
「あら、できてしまったのか」
「師匠、やり切りましたよ」
「ほんとは頼ってほしかったのに(ボソッ) 」
「どうしたんですか、師匠? 」
「何もないんじゃ、早く納品してくるのじゃよ」
「は、はい! 」
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※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
何度も感想すみません。
続きを楽しみにしてます(´・ω・`)
すいません。受験等で忙しかったため、そろそろ次を書き始めます!
更新ヾ(*'∀`*)ノ
めっちゃ強くなってますね( *ω*) グッ!
これからが、楽しみですよ!