異世界に召喚されたんだけどスキルが農業系しかなかった件

2章 才能開花編

デスマーチ からの？

「おーい、弟子よー。デスマーチ起きそうじゃから、薬草でも育てないか？」

「えっ？デスマーチってなんすか？」

「あれじゃよ、魔物の大行進」

「それってまずくないっすか？」

「そりゃ、魔物の大行進なんだからまずいじゃろな」

「薬草作りましょか」

「それがいいと思うぞ」

（父ちゃん、ふぁいと！）

″″″″″
  とりあえず、薬草の種でも買いに行くかな。多分、農業ギルドに売ってるだろ？

  ビンゴ！ 農業ギルドに種売り窓口があったぜ！

「こんにちは。どのような種が欲しいのでしょうか？」

「薬草の種ってありますか？」

「少しお待ちください」


  あ、買う前に財布を確認しないとな！

  確か、お金はPパルだったな。
 1Pパルが、銅貨1枚
 100Pパルが、銀貨1枚
 10000Pパルが、金貨1枚
 だいたい、1Pパルが、10円ぐらいだと思う。
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金貨・・・3枚
銀貨・・・97枚
銅貨・・・13枚
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 師匠の畑の手伝いは結構、実入りがいいんだと思うんだな？？

  んで、薬草の種はいくらなんだろーな。

「はい、お待たせいたしました。薬草の種1袋20P パルなんですけども、Aランク農家の特権として1袋5Pパルになります。何袋いりますかー？」

「じゃ、100袋お願いします」

「ひゃ、100袋ですか……
    しばらくお待ちくだしゃい！？」

「へ？？」

  受付嬢さんは、裏に消えていった。。。

  5分ほど待たされていると、サンタクロースのように大きな袋を方にかけながら、受付嬢さんがやってきた。

「はひ！これが、100袋です」

「結構多いんですねー」

「そりゃ、1袋で1畑用なんですから、100袋だと、100畑ぶんなんですよ」

「あ、マジっすか」

  まー、師匠の畑ならどうにかなるなろう。