460 / 555
11章 夏の海ではしゃいじゃお
426.報酬ルンルン
しおりを挟む
宿借蛸の体力バーが赤色になって尽きかけている。
ここまで、宿借蛸の強さが増したり、攻撃の種類が増えたりしたけど、なんとかなったみたいだ。
ルトたちだけじゃなくて、ユウシャたちがいてくれたおかげだよ。
意外と強いんだよね、ユウシャたち。実はその名に恥じない実力者? ここまで泳いで来ただけあって、水中戦がめちゃくちゃ上手かった。
僕のシャボリンが割れないように守ってくれたりして……ありがとね!
ともかく、さっさと宿借蛸を倒しちゃお。最後の一撃を打ち込むぞー!
そう考えたのは僕だけじゃないようで、同じタイミングで、ルトが目をギラッと好戦的に輝かせながら剣を振りかぶった。
「これで、終わりだーっ! 【光空斬】!」
あ、先を越された! 僕も攻撃だー。
「【竜巻】!」
僕の風魔法に続いて、ヒスイたちもスキルを放つ。
「にゃっ(【旋風】!)」
「ぴぅ(【浄化】!)」
「きゅぴっ(【発射】!)」
「くるる(【水噴射】!)」
「【浄化】!」
「キュルルンッ」
全員で一斉に攻撃したから、宿借蛸の姿さえ見えず、もうわけがわからない状態になってる。ユウシャたちも同じタイミングでスキルを放ってたみたいだし。
この感じだったら宿借蛸を倒せてると思うんだよねぇ。
攻撃の影響でブクブクと生じた泡の向こう側に目を凝らす。
──果たして、貝殻の隙間から伸びていた触腕も、こちらを覗いていた金の目も、その姿を消していた。
〈〈とあるプレイヤーによって、デビル系モンスター【宿借蛸】が倒されました。これより、レイドイベント【深海の悪魔を倒せ!】が開催されます〉〉
ちゃんと倒せてたみたいだね!
それはそれとして、レイドイベント開催? なにそれ?
首を傾げつつ、詳細を確認してみる。
――――――
イベント【深海の悪魔を倒せ!】
リュウグウ近くにあるダンジョン『海中窟』に悪魔が巣食ってしまった……
みんなで力を合わせて悪魔を倒して、ダンジョン探索を始めよう!
六パーティまで参加可能なレイドイベントです。
一度悪魔を倒すと、その後はこのバトルをせずにダンジョン探索が可能になります。
*再戦も可能です。
――――――
ほうほう……つまり、僕はもう倒してるから、再度宿借蛸を倒さなくてもダンジョン探索できるってことか。
頷いていると、再びアナウンスが聞こえてくる。
〈【宿借蛸】討伐報酬として、アイテム【悪魔の欠片】【宿借蛸の触腕】が贈られます〉
〈シーズンイベントのドロップアイテム【虹色の貝殻】を二つ入手しました〉
「おお! シーズンアイテムもゲットできたのは嬉しい!」
期待はしてたけど、こういうモンスターからもシーズンイベントのドロップアイテムをもらえるんだね。
ということは、海中窟ダンジョン内でもシーズンアイテムをゲットできる可能性が高い。さらにやる気が高まる!
――――――
【悪魔の欠片】レア度☆☆☆☆☆
禍々しい気配がする結晶の欠片
集めるとなにかが起きるらしい……?
【宿借蛸の触腕】レア度☆☆☆☆
黒色のタコの触腕
浄化すれば食べられる
――――――
報酬のアイテムの詳細を確認して首を傾げちゃった。
宿借蛸の触腕が浄化しないと食べられないのは、なんとなく納得できる。見るからに禍々しい感じだったし。
でも、悪魔の欠片が何に使えるのかまったく予想できない。
レイドイベントの報酬なんだから、レアアイテムなのは間違いないんだけど……禍々しい気配がする欠片を集めちゃって大丈夫? なんか変なこと起きない?
「……とりあえず、アイテムボックスにぽーい!」
謎は謎のまま放置!
あんまり集める気ないし。宿借蛸と何度も戦いたくない。
悪魔の欠片を見なかったことにして、再び聞こえてきたアナウンスに集中する。
〈〈あるプレイヤーにより、ダンジョン【海中窟】が開放されました〉〉
〈ダンジョン開放特典として、スキル【解放】を獲得しました〉
――――――
スキル【解放】
自分または味方のスキルのクールタイムを一時間短縮する
解放自体にスキルを使うことはできない
クールタイム一時間
――――――
「結構すごいスキル!」
クールタイムを短縮させるスキルがあったのか。
これを使えば、僕の杖に付属したスキル【天兎の光】も連続して使えちゃうね。クールタイムが一時間だもん。
〈ペタのレベルが30になりました。スキル【水流鉾】を習得しました〉
――――――
スキル【水流鉾】
水でできた鉾で敵を攻撃する
貫通効果があり、敵の防御力を無視してダメージを与える
――――――
「くるる(強くなった気がする~)」
「レベルアップおめでとう! いいスキルも覚えられたみたいだね」
ペタが嬉しそうに泳いでる。
僕が拍手で称えたら、さらに上機嫌になって、水中で宙返りのようなパフォーマンスをしてくれた。カッコよくて可愛いねぇ。
水流鉾はビアンが使ってたスキルと同じだと思う。
敵の防御力を無視してダメージを与えられるのは強い! 今後たくさん活躍してくれそうだね。
「モモも解放スキルをゲットできたか?」
「うん! ルトたちも?」
ルトに聞かれて僕が頷きつつ問い返すと、「ああ。初めて宿借蛸を倒したメンバー全員に贈られるスキルだったみたいだな」と納得された。
全員が報酬ゲットできてよかったね。
「ラストアタック報酬は俺がもらった! 悪いな!」
ユウシャが笑いながら言う。
途端に、ルトやユウシャ以外の『輝かしき勇者と仲間たち』のパーティメンバーが、「「「はぁああ!?」」」と非難の声を上げた。
「なんでお前が!」
「普通、ルトとか、モモとか、このイベント発見者が入手すべきだろ!」
「ちょっと、横取りしちゃった感がありませんかね……?」
僕はそんなに責めなくていいと思うんだけど。
文句を言われてるユウシャは「悪かったって」と言いながらも、大して気にした様子がないから、フォローしなくてもいっか。
ユウシャ、ラストアタック成功おめでとう!
ユウシャを囲んでワイワイしているルトたちをよそに、僕はスラリンたちとグルメ談義。
宿借蛸の触腕で何を作ろっかな♪
「宿借蛸ってどんな味なんだろうね?」
「にゃ(イカに似てるにゃ?)」
「ぴぅ(楽しみだね)」
「きゅぃ(美味しかったら、また倒さないとね!)」
「くるる(キュウリ食べたい)」
とりあえず、レベルアップのお祝いに、ペタにはキュウリの一本漬けをプレゼント。
すっごく喜んでもらえて、僕も嬉しいよ。
ここまで、宿借蛸の強さが増したり、攻撃の種類が増えたりしたけど、なんとかなったみたいだ。
ルトたちだけじゃなくて、ユウシャたちがいてくれたおかげだよ。
意外と強いんだよね、ユウシャたち。実はその名に恥じない実力者? ここまで泳いで来ただけあって、水中戦がめちゃくちゃ上手かった。
僕のシャボリンが割れないように守ってくれたりして……ありがとね!
ともかく、さっさと宿借蛸を倒しちゃお。最後の一撃を打ち込むぞー!
そう考えたのは僕だけじゃないようで、同じタイミングで、ルトが目をギラッと好戦的に輝かせながら剣を振りかぶった。
「これで、終わりだーっ! 【光空斬】!」
あ、先を越された! 僕も攻撃だー。
「【竜巻】!」
僕の風魔法に続いて、ヒスイたちもスキルを放つ。
「にゃっ(【旋風】!)」
「ぴぅ(【浄化】!)」
「きゅぴっ(【発射】!)」
「くるる(【水噴射】!)」
「【浄化】!」
「キュルルンッ」
全員で一斉に攻撃したから、宿借蛸の姿さえ見えず、もうわけがわからない状態になってる。ユウシャたちも同じタイミングでスキルを放ってたみたいだし。
この感じだったら宿借蛸を倒せてると思うんだよねぇ。
攻撃の影響でブクブクと生じた泡の向こう側に目を凝らす。
──果たして、貝殻の隙間から伸びていた触腕も、こちらを覗いていた金の目も、その姿を消していた。
〈〈とあるプレイヤーによって、デビル系モンスター【宿借蛸】が倒されました。これより、レイドイベント【深海の悪魔を倒せ!】が開催されます〉〉
ちゃんと倒せてたみたいだね!
それはそれとして、レイドイベント開催? なにそれ?
首を傾げつつ、詳細を確認してみる。
――――――
イベント【深海の悪魔を倒せ!】
リュウグウ近くにあるダンジョン『海中窟』に悪魔が巣食ってしまった……
みんなで力を合わせて悪魔を倒して、ダンジョン探索を始めよう!
六パーティまで参加可能なレイドイベントです。
一度悪魔を倒すと、その後はこのバトルをせずにダンジョン探索が可能になります。
*再戦も可能です。
――――――
ほうほう……つまり、僕はもう倒してるから、再度宿借蛸を倒さなくてもダンジョン探索できるってことか。
頷いていると、再びアナウンスが聞こえてくる。
〈【宿借蛸】討伐報酬として、アイテム【悪魔の欠片】【宿借蛸の触腕】が贈られます〉
〈シーズンイベントのドロップアイテム【虹色の貝殻】を二つ入手しました〉
「おお! シーズンアイテムもゲットできたのは嬉しい!」
期待はしてたけど、こういうモンスターからもシーズンイベントのドロップアイテムをもらえるんだね。
ということは、海中窟ダンジョン内でもシーズンアイテムをゲットできる可能性が高い。さらにやる気が高まる!
――――――
【悪魔の欠片】レア度☆☆☆☆☆
禍々しい気配がする結晶の欠片
集めるとなにかが起きるらしい……?
【宿借蛸の触腕】レア度☆☆☆☆
黒色のタコの触腕
浄化すれば食べられる
――――――
報酬のアイテムの詳細を確認して首を傾げちゃった。
宿借蛸の触腕が浄化しないと食べられないのは、なんとなく納得できる。見るからに禍々しい感じだったし。
でも、悪魔の欠片が何に使えるのかまったく予想できない。
レイドイベントの報酬なんだから、レアアイテムなのは間違いないんだけど……禍々しい気配がする欠片を集めちゃって大丈夫? なんか変なこと起きない?
「……とりあえず、アイテムボックスにぽーい!」
謎は謎のまま放置!
あんまり集める気ないし。宿借蛸と何度も戦いたくない。
悪魔の欠片を見なかったことにして、再び聞こえてきたアナウンスに集中する。
〈〈あるプレイヤーにより、ダンジョン【海中窟】が開放されました〉〉
〈ダンジョン開放特典として、スキル【解放】を獲得しました〉
――――――
スキル【解放】
自分または味方のスキルのクールタイムを一時間短縮する
解放自体にスキルを使うことはできない
クールタイム一時間
――――――
「結構すごいスキル!」
クールタイムを短縮させるスキルがあったのか。
これを使えば、僕の杖に付属したスキル【天兎の光】も連続して使えちゃうね。クールタイムが一時間だもん。
〈ペタのレベルが30になりました。スキル【水流鉾】を習得しました〉
――――――
スキル【水流鉾】
水でできた鉾で敵を攻撃する
貫通効果があり、敵の防御力を無視してダメージを与える
――――――
「くるる(強くなった気がする~)」
「レベルアップおめでとう! いいスキルも覚えられたみたいだね」
ペタが嬉しそうに泳いでる。
僕が拍手で称えたら、さらに上機嫌になって、水中で宙返りのようなパフォーマンスをしてくれた。カッコよくて可愛いねぇ。
水流鉾はビアンが使ってたスキルと同じだと思う。
敵の防御力を無視してダメージを与えられるのは強い! 今後たくさん活躍してくれそうだね。
「モモも解放スキルをゲットできたか?」
「うん! ルトたちも?」
ルトに聞かれて僕が頷きつつ問い返すと、「ああ。初めて宿借蛸を倒したメンバー全員に贈られるスキルだったみたいだな」と納得された。
全員が報酬ゲットできてよかったね。
「ラストアタック報酬は俺がもらった! 悪いな!」
ユウシャが笑いながら言う。
途端に、ルトやユウシャ以外の『輝かしき勇者と仲間たち』のパーティメンバーが、「「「はぁああ!?」」」と非難の声を上げた。
「なんでお前が!」
「普通、ルトとか、モモとか、このイベント発見者が入手すべきだろ!」
「ちょっと、横取りしちゃった感がありませんかね……?」
僕はそんなに責めなくていいと思うんだけど。
文句を言われてるユウシャは「悪かったって」と言いながらも、大して気にした様子がないから、フォローしなくてもいっか。
ユウシャ、ラストアタック成功おめでとう!
ユウシャを囲んでワイワイしているルトたちをよそに、僕はスラリンたちとグルメ談義。
宿借蛸の触腕で何を作ろっかな♪
「宿借蛸ってどんな味なんだろうね?」
「にゃ(イカに似てるにゃ?)」
「ぴぅ(楽しみだね)」
「きゅぃ(美味しかったら、また倒さないとね!)」
「くるる(キュウリ食べたい)」
とりあえず、レベルアップのお祝いに、ペタにはキュウリの一本漬けをプレゼント。
すっごく喜んでもらえて、僕も嬉しいよ。
1,082
あなたにおすすめの小説
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
異世界に召喚されたけど、戦えないので牧場経営します~勝手に集まってくる動物達が、みんな普通じゃないんだけど!?~
黒蓬
ファンタジー
白石悠真は、ある日突然異世界へ召喚される。しかし、特別なスキルとして授かったのは「牧場経営」。戦えない彼は、与えられた土地で牧場を経営し、食料面での貢献を望まれる。ところが、彼の牧場には不思議な動物たちが次々と集まってきて――!? 異世界でのんびり牧場ライフ、始まります!
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
嘘つきと呼ばれた精霊使いの私
ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました ~定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
辺境の町バラムに暮らす青年マルク。
子どもの頃から繰り返し見る夢の影響で、自分が日本(地球)から転生したことを知る。
マルクは日本にいた時、カフェを経営していたが、同業者からの嫌がらせ、客からの理不尽なクレーム、従業員の裏切りで店は閉店に追い込まれた。
その後、悲嘆に暮れた彼は酒浸りになり、階段を踏み外して命を落とした。
当時の記憶が復活した結果、マルクは今度こそ店を経営して成功することを誓う。
そんな彼が思いついたのが焼肉屋だった。
マルクは冒険者をして資金を集めて、念願の店をオープンする。
焼肉をする文化がないため、その斬新さから店は繁盛していった。
やがて、物珍しさに惹かれた美食家エルフや凄腕冒険者が店を訪れる。
HOTランキング1位になることができました!
皆さま、ありがとうございます。
他社の投稿サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。