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11章 夏の海ではしゃいじゃお
469.うっかり厳禁
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驚くこともありつつ、そろそろパーティーは終わりそうになっていたんだけど──
「あ、待って、ナルージャさんに水精術教えてもらってない!」
不意に思い出して、ダロンとメーアの近くでニコニコと食事を続けているナルージャさんを指す。
「うわっ、完全に忘れてたな」
「ナルージャ様ー、水精術教えてくださーい!」
ルトが慌てた感じで立ち上がると、リリも両手でメガホンの形を作って、ナルージャさんに呼びかける。
「あら? そうだったわね」
ナルージャさんはきょとんとした後、フフッと笑いながら近づいてきた。
ちゃんと思い出してくれてよかったよー。
「水精術? それって、あれか。宮殿でのミッションをクリアして、素質をゲットできるやつ」
オジさんが不思議そうに言うから、僕が説明してあげた。
実は、宮殿でのミッションをクリアしてる人はあまり多くないらしい。強敵との戦いが待ってるわけじゃないし、水精術の有用性も定かじゃないから、攻略を優先してる人からの人気がないんだって。
「オジさんもクリアしてないの?」
「しようとは思ってるんだけど、レベリングを優先しちゃうんだよなぁ」
苦笑したオジさんに僕が「ふーん」と返したところで、ナルージャさんが傍まで来た。そしてすぐに、水精術の解説を始めてくれる。
「水精術は、その名前の通り、水精の力を借りる術なのよ」
「どんなことができるの?」
「基本的には、水中での動きの補助ね。わたくしがここに来る際に使ったみたいに、水中での素早さを上げてくれるわ。そのために、水圧の影響もほとんどなくしてくれるのよ」
ナルージャさんの説明に、オジさんが一気に関心を高めたのがわかった。
水中での素早さが下がる問題は、結構障害になってたもんね。
「それは凄いね! 役立ちそう!」
「どう使えばいいんすか?」
ルトが尋ねると、ナルージャさんが微笑んで立てた指を揺らす。
「素質がある子は、海のハイエルフの指示で使ってみれば、すぐにコツを掴めるはずよ。素早さのコントロールは、習熟度が高くないと難しいけれど」
どうやら、使うのは簡単でも、思いのままに、というのは難しいらしい。
言われただけじゃ、あんまりイメージができないなぁ。
「とりあえず、使ってみていい?」
僕がワクワクとねだると、ナルージャさんが微笑ましそうな顔で頷いた。
「ええ。使う時は、周りにある水を意識して。それで、水精が耳を傾けてくれるから。その後は、水精と呼びかけながら、移動の指示を出せばいいのよ」
「なるほどー」
「でも、気をつけないといけないのが──」
ナルージャさんが何かを言いかけていたけど、僕は周りの水に意識を集中していて聞いてなかった。だって、早く水精術を使ってみたかったし。
なんか周りで僕に興味津々な気配を感じる気がするー。
「水精、僕を運んで」
ナルージャさんが使ったのと同じ言葉を唱えた途端、ぎゅっと水精が僕の周囲に集った感覚があった。
そして──
「ふぎゃああああっ!?」
体が勢いよく海へと運ばれて、ドンドン突き進んじゃうから、思わず叫んだ。
あっという間に海精霊の里が見えなくなった。
水圧でぺしゃんこにならないのは嬉しいけど、僕が今どこにいるかもわからないのは困る!
僕、海で迷子になってるよぉ……
〈スキル【水精術】を習得しました〉
今、そのアナウンスはいらないー!
暗い暗い海の中をビュンビュンと運ばれて、僕はちょっと涙目です。
これ、どうやったら止まるの? 元の場所に帰してもらえる……?
泣きそうになっていたら、ポンッと通知音が聞こえた。慌てて開く。ルトからの連絡だ。
——————
ルト:
説明は最後まで聞け! お馬鹿ウサギ!
モモ:
はい、僕はお馬鹿です……ルト、助けて……
ルト:
いいか? 水精に移動をお願いする時は、明確に場所をイメージして指定しないと、知らない場所に連れて行かれるらしいぞ。
つまり、何も指定しないで水精術を使ったお前は、いつか水精の気が済んで止まるまで、ずっと移動し続けるってことだ。
ちなみに、移動中にモンスターと遭遇したら、普通にバトルを挑まれるらしい。
まあ、お前の移動速度だと、敵も置き去りにするだろうから、戦うことはそうそうないと思う。
停止した時に敵に囲まれることがないようにだけ、気をつけろ。
——————
長文で説明をくれたのはありがたい。でも、それって、僕はしばらく一人で海の中を突き進み続けるってこと?
わーん、そんなのやだー!
「僕最大のピンチ! ……って、そういえば……?」
泣きそうになりながら叫んだ言葉が、最近見たばかりの情報を思い出させた。
称号【海精霊の友】があれば、ピンチの時にヘルプコールをしたら、海精霊が助けにきてくれる可能性があるんだよね?
慌てて初めてのヘルプコールをしてみる。
近くにプレイヤーがいないから、本来なら意味がないんだけど──
『あらぁ、ウサギさん、ピンチなの?』
一人の海精霊が目の前に現れた。
助けに来てくれたー!
大喜びで事情を話すと、海精霊はフフッと笑って『助けてあげるわ』と請け負ってくれる。優しいね、ありがとう!
『水精、もうおやめくださいな。この子は私が里に連れ帰りますわ』
海精霊が周囲に呼びかけると、唐突に動きが止まる。
その変化に戸惑って瞬きした後には、僕はさっきまでいた海精霊の里に戻ってきていた。
ルトの驚いた顔が目の前にある。
「……ルトー! 僕、帰ってこれたー!」
「ふぐっ!? てめっ、顔にしがみつくな!」
喜びと安堵のあまり、僕のお腹アタックをルトの顔面に決めちゃったのは、正直ごめんなさい。
不用意に水精術を使ったことも怒られたけど、一人ぼっちじゃないことが嬉しくて、ニコニコと聞いちゃった。帰ってこれてよかったよー。
海で遊ぶのは楽しいけど、やっぱり友だちと一緒がいいね!
******
モモ
種族:天兎(35)
職業:魔術士(21)、錬金術士(18)
サブ職:テイマー(3)
冒険者ランク:E
所属クラン:もふもふ教
クラン称号:【恐るべき信仰心】
称号:【あなたと仲良し】【採集ダイスキ】【スライムキングを尻に敷く】【愛し愛される者】【初物好き】【芸の道を行く者】【解き放つ者】【友だちたくさん】【もふもふ教・教祖兼アイドル】【世話焼き】【開放王】【希少種集め】【迷走中】【釣り上手】【爆弾魔】【フラグ破壊者】【五属性を制する】【海の覇者】【真なる神】【竜を従える者】【もふもふ神アイドル】【花月の祝福】【秘密を暴く者】【提督】【ウサギと仲良し】【精霊の愛し子】【救世主】【鮮烈なるバーサーカー】【海精霊の友】
【ステータス】〈〉内はテイムモンスターによる変化値。
体力:247 魔力:291
物理攻撃力:47 魔力攻撃力:55
防御力:62 器用さ:23
精神力:21 素早さ:51
幸運値:22〈+10〉
〈スキル〉
◯パッシブスキル
魔力攻撃力強化、魔術詠唱速度向上、魔力自動回復、体力自動回復、決死の覚悟、自由曲芸、神級栽培、詠唱破棄、ターン、フラグ可視化、フラグ折り
◯戦闘系
火魔術(6)
火の玉、火の矢、火炎放射、炎爆烈、火炎絨毯、火炎嵐
水魔術(3)
水の玉、水の槍、水盾
風魔術(4)
風の玉、風の槍、風の刃、竜巻
木魔術(4)
木の玉、木の罠、木の鞭、木の槍
土魔術(3)
土の玉、土の槍、土壁
氷魔術(1)
氷弾
歌唱(2)——意気高揚、回復効果アップ
飛翔(6)、聴覚鋭敏、テイム(2)、召喚(4)、気配察知(6)、見切り、回避(4)、花舞、泥遊び(1)、ステップ、ジャンプ、足蹴、嵐蹴り、投擲(4)、ステルス、神使召喚【角馬】、リズム、影分身(1)、竜操縦(1)
形態変化魔術(1)——サイズ変更
水の戯れ
水精術
水術(1)──水練
水罠
◯耐性系
麻痺耐性(1)、笑撃耐性(1)、毒耐性(1)、混乱耐性(1)
◯種族固有
天からの祝福(3)、天の祈り(3)、天からの光梯子(1)、天の断罪
◯お役立ちスキル
採集(5)、採掘(3)、釣り(4)、全鑑定(5)、特殊採集(1)、精霊視、解放
◯生産系
錬金術二級
宝石強化
料理(4)
1.焼く、煮る、揚げる
2.混ぜる、オーブン焼き、燻製
3.炊く、冷やす、成形
4.発酵、淹れる、伸ばす
調薬
符作製(2)——符:コピー、符:まじない作製
修復
◯遊び系
跳び芸、玉乗り、毛繕い
生活魔術(1)——洗浄
水面渡り、遊泳
「あ、待って、ナルージャさんに水精術教えてもらってない!」
不意に思い出して、ダロンとメーアの近くでニコニコと食事を続けているナルージャさんを指す。
「うわっ、完全に忘れてたな」
「ナルージャ様ー、水精術教えてくださーい!」
ルトが慌てた感じで立ち上がると、リリも両手でメガホンの形を作って、ナルージャさんに呼びかける。
「あら? そうだったわね」
ナルージャさんはきょとんとした後、フフッと笑いながら近づいてきた。
ちゃんと思い出してくれてよかったよー。
「水精術? それって、あれか。宮殿でのミッションをクリアして、素質をゲットできるやつ」
オジさんが不思議そうに言うから、僕が説明してあげた。
実は、宮殿でのミッションをクリアしてる人はあまり多くないらしい。強敵との戦いが待ってるわけじゃないし、水精術の有用性も定かじゃないから、攻略を優先してる人からの人気がないんだって。
「オジさんもクリアしてないの?」
「しようとは思ってるんだけど、レベリングを優先しちゃうんだよなぁ」
苦笑したオジさんに僕が「ふーん」と返したところで、ナルージャさんが傍まで来た。そしてすぐに、水精術の解説を始めてくれる。
「水精術は、その名前の通り、水精の力を借りる術なのよ」
「どんなことができるの?」
「基本的には、水中での動きの補助ね。わたくしがここに来る際に使ったみたいに、水中での素早さを上げてくれるわ。そのために、水圧の影響もほとんどなくしてくれるのよ」
ナルージャさんの説明に、オジさんが一気に関心を高めたのがわかった。
水中での素早さが下がる問題は、結構障害になってたもんね。
「それは凄いね! 役立ちそう!」
「どう使えばいいんすか?」
ルトが尋ねると、ナルージャさんが微笑んで立てた指を揺らす。
「素質がある子は、海のハイエルフの指示で使ってみれば、すぐにコツを掴めるはずよ。素早さのコントロールは、習熟度が高くないと難しいけれど」
どうやら、使うのは簡単でも、思いのままに、というのは難しいらしい。
言われただけじゃ、あんまりイメージができないなぁ。
「とりあえず、使ってみていい?」
僕がワクワクとねだると、ナルージャさんが微笑ましそうな顔で頷いた。
「ええ。使う時は、周りにある水を意識して。それで、水精が耳を傾けてくれるから。その後は、水精と呼びかけながら、移動の指示を出せばいいのよ」
「なるほどー」
「でも、気をつけないといけないのが──」
ナルージャさんが何かを言いかけていたけど、僕は周りの水に意識を集中していて聞いてなかった。だって、早く水精術を使ってみたかったし。
なんか周りで僕に興味津々な気配を感じる気がするー。
「水精、僕を運んで」
ナルージャさんが使ったのと同じ言葉を唱えた途端、ぎゅっと水精が僕の周囲に集った感覚があった。
そして──
「ふぎゃああああっ!?」
体が勢いよく海へと運ばれて、ドンドン突き進んじゃうから、思わず叫んだ。
あっという間に海精霊の里が見えなくなった。
水圧でぺしゃんこにならないのは嬉しいけど、僕が今どこにいるかもわからないのは困る!
僕、海で迷子になってるよぉ……
〈スキル【水精術】を習得しました〉
今、そのアナウンスはいらないー!
暗い暗い海の中をビュンビュンと運ばれて、僕はちょっと涙目です。
これ、どうやったら止まるの? 元の場所に帰してもらえる……?
泣きそうになっていたら、ポンッと通知音が聞こえた。慌てて開く。ルトからの連絡だ。
——————
ルト:
説明は最後まで聞け! お馬鹿ウサギ!
モモ:
はい、僕はお馬鹿です……ルト、助けて……
ルト:
いいか? 水精に移動をお願いする時は、明確に場所をイメージして指定しないと、知らない場所に連れて行かれるらしいぞ。
つまり、何も指定しないで水精術を使ったお前は、いつか水精の気が済んで止まるまで、ずっと移動し続けるってことだ。
ちなみに、移動中にモンスターと遭遇したら、普通にバトルを挑まれるらしい。
まあ、お前の移動速度だと、敵も置き去りにするだろうから、戦うことはそうそうないと思う。
停止した時に敵に囲まれることがないようにだけ、気をつけろ。
——————
長文で説明をくれたのはありがたい。でも、それって、僕はしばらく一人で海の中を突き進み続けるってこと?
わーん、そんなのやだー!
「僕最大のピンチ! ……って、そういえば……?」
泣きそうになりながら叫んだ言葉が、最近見たばかりの情報を思い出させた。
称号【海精霊の友】があれば、ピンチの時にヘルプコールをしたら、海精霊が助けにきてくれる可能性があるんだよね?
慌てて初めてのヘルプコールをしてみる。
近くにプレイヤーがいないから、本来なら意味がないんだけど──
『あらぁ、ウサギさん、ピンチなの?』
一人の海精霊が目の前に現れた。
助けに来てくれたー!
大喜びで事情を話すと、海精霊はフフッと笑って『助けてあげるわ』と請け負ってくれる。優しいね、ありがとう!
『水精、もうおやめくださいな。この子は私が里に連れ帰りますわ』
海精霊が周囲に呼びかけると、唐突に動きが止まる。
その変化に戸惑って瞬きした後には、僕はさっきまでいた海精霊の里に戻ってきていた。
ルトの驚いた顔が目の前にある。
「……ルトー! 僕、帰ってこれたー!」
「ふぐっ!? てめっ、顔にしがみつくな!」
喜びと安堵のあまり、僕のお腹アタックをルトの顔面に決めちゃったのは、正直ごめんなさい。
不用意に水精術を使ったことも怒られたけど、一人ぼっちじゃないことが嬉しくて、ニコニコと聞いちゃった。帰ってこれてよかったよー。
海で遊ぶのは楽しいけど、やっぱり友だちと一緒がいいね!
******
モモ
種族:天兎(35)
職業:魔術士(21)、錬金術士(18)
サブ職:テイマー(3)
冒険者ランク:E
所属クラン:もふもふ教
クラン称号:【恐るべき信仰心】
称号:【あなたと仲良し】【採集ダイスキ】【スライムキングを尻に敷く】【愛し愛される者】【初物好き】【芸の道を行く者】【解き放つ者】【友だちたくさん】【もふもふ教・教祖兼アイドル】【世話焼き】【開放王】【希少種集め】【迷走中】【釣り上手】【爆弾魔】【フラグ破壊者】【五属性を制する】【海の覇者】【真なる神】【竜を従える者】【もふもふ神アイドル】【花月の祝福】【秘密を暴く者】【提督】【ウサギと仲良し】【精霊の愛し子】【救世主】【鮮烈なるバーサーカー】【海精霊の友】
【ステータス】〈〉内はテイムモンスターによる変化値。
体力:247 魔力:291
物理攻撃力:47 魔力攻撃力:55
防御力:62 器用さ:23
精神力:21 素早さ:51
幸運値:22〈+10〉
〈スキル〉
◯パッシブスキル
魔力攻撃力強化、魔術詠唱速度向上、魔力自動回復、体力自動回復、決死の覚悟、自由曲芸、神級栽培、詠唱破棄、ターン、フラグ可視化、フラグ折り
◯戦闘系
火魔術(6)
火の玉、火の矢、火炎放射、炎爆烈、火炎絨毯、火炎嵐
水魔術(3)
水の玉、水の槍、水盾
風魔術(4)
風の玉、風の槍、風の刃、竜巻
木魔術(4)
木の玉、木の罠、木の鞭、木の槍
土魔術(3)
土の玉、土の槍、土壁
氷魔術(1)
氷弾
歌唱(2)——意気高揚、回復効果アップ
飛翔(6)、聴覚鋭敏、テイム(2)、召喚(4)、気配察知(6)、見切り、回避(4)、花舞、泥遊び(1)、ステップ、ジャンプ、足蹴、嵐蹴り、投擲(4)、ステルス、神使召喚【角馬】、リズム、影分身(1)、竜操縦(1)
形態変化魔術(1)——サイズ変更
水の戯れ
水精術
水術(1)──水練
水罠
◯耐性系
麻痺耐性(1)、笑撃耐性(1)、毒耐性(1)、混乱耐性(1)
◯種族固有
天からの祝福(3)、天の祈り(3)、天からの光梯子(1)、天の断罪
◯お役立ちスキル
採集(5)、採掘(3)、釣り(4)、全鑑定(5)、特殊採集(1)、精霊視、解放
◯生産系
錬金術二級
宝石強化
料理(4)
1.焼く、煮る、揚げる
2.混ぜる、オーブン焼き、燻製
3.炊く、冷やす、成形
4.発酵、淹れる、伸ばす
調薬
符作製(2)——符:コピー、符:まじない作製
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跳び芸、玉乗り、毛繕い
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