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3章 商人への道?
109.これは序章?
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イザベラちゃんたちを連れてやって来たのはナンバーワン・スイーツフル。異世界の住人のお店への評判を回復させる足掛かりになればいいな、と思って選んだ。
「桃カフェではないのね……」
「あそこはお客さん多すぎて、長時間待つ必要があるし、深い話をできる場所じゃないからねぇ」
今だけはちょっと閑散とした状況が好都合。ライアンさんには悪いけど。
すでにプレイヤーのお客さんが増え始めてるみたいだから、許してよ~。
残念そうなイザベラちゃんを宥めながらテーブル席に着く。
いつの間にか合流してた護衛のリシェードさんが、離れたカウンター席に座ってた。たぶん店の外にも騎士の人がいるんじゃないかな。
それぞれ注文をして、スイーツが届いたところで本題に入る。
ちなみに僕は、蜂蜜レモンかき氷を頼んでみた。爽やかで冷たくて美味しい!
イザベラちゃんはレモンタルトを食べてご機嫌になってるし、シシリーは蜂蜜レモンのパンケーキを食べて満足そう。
ルトは鶏レモンパスタを食べてる。軽食系も美味しそうだなぁ。
「それで、どうなったの?」
話を切り出した僕に、シシリーが真剣な表情で口を開く。
「お嬢様に呪いを掛けた実行犯は、使用人でした。指示役はすでに姿を消していたのですが、どこかの貴族が背後にいる可能性が高いと考えています」
思わずルトと顔を見合わせる。
これ、完全に解決したわけじゃないよね。もしかして、他の街でも何か事件があって、ストーリーが進行していく感じなのかな?
「……真相を追ってくのも面白そうだな」
「面白がるのは不謹慎だよ」
小声で楽しそうに呟くルトを軽く咎めたら、肩をすくめて口を閉ざした。
ゲームのストーリーなんだから、楽しむのがダメとは言わないけど、シシリーたちの前で言うことじゃないよ。
シシリーには僕たちのやりとりが聞こえなかったのか、小さく首を傾げてきょとんとしてる。
「実行犯の人は何が目的でイザベラちゃんを呪ったの?」
誤魔化すように質問すると、シシリーとイザベラちゃんが複雑な表情で視線を交わした。
「……その人は『お嬢様が周囲の者と仲良くなるために必要なことだ』と信じ込んでいたようです」
「はっ? えっと……どういうこと?」
僕の理解を超えてる。
「もしかして、オジョウサマは元々、周囲の人とあまり仲良くなかったってことか?」
「仲良くなかったというより、扱いに困っていた方はいたかもしれませんね……」
ルトの遠慮のない問いかけに、シシリーが苦笑まじりに答える。
つまり、好悪感情を反転させる呪いは、イザベラちゃんが嫌われてる状況を変えるためだった、ということ?
「呪い、全然意味なくない?」
呆れちゃう。
呪いによって仲良くなったとしたら、それは本心では嫌われてるってことだ。そして、本気でイザベラちゃんを好きな人を遠ざけることになる。
意味がないどころか、状況を悪化させるだけだよね。
実際、シシリーとか領主さんとかを遠ざけることになって、イザベラちゃんは孤立してたわけだし。
「——あ、でも、本気で嫌ってる人はいなかったってことかな。呪いの影響がある間、イザベラちゃんに好き好きアピールしてきた人はいないんでしょ?」
それは唯一の朗報かもしれない。イザベラちゃんが少しホッとした感じの表情なのは、それが理由だろうな。
「そうですね。終わってみれば、良かったと言えなくもありません」
シシリーが複雑な表情でため息をつく。
「背後にいるかもっていう貴族は何が目的だったんだ? そっちは絶対悪意あるだろ。こんなちっこい女の子孤立させて、どんなメリットがあるんだよ」
ルトがイザベラちゃんの頭を撫でてから、少し怒った感じで呟く。ルトなりに、イザベラちゃんのことを心配してくれてるみたい。
イザベラちゃんは少し驚いた表情を浮かべた後、嬉しそうに口元を綻ばせてた。可愛いねぇ。
「……現在有力な理由は、閣下の後妻にご令嬢を押し込みたい、というところでしょうか。再婚後に生まれる子どもの継承権を確実にしたい、というのもあるでしょうね」
「うわっ……貴族ってすごい……」
そういうことね。というかその場合、イザベラちゃんの命がなくなってた可能性あったよね? こわっ!
領主さん、これからはしっかりイザベラちゃんを守ってあげて!
「再婚決まってんのか?」
「いくつかのお家から申し出はあるようですが、閣下はお断りしていますね。お嬢様との関係が気薄になっていた頃に執務がお忙しかったのは、今考えると幸運でした。再婚のことを考える暇がなかったそうですから」
おぉう……領主さん、お疲れさま……。僕たちプレイヤーのせいで忙しくなってたのが役に立った(?)なら良かったよ。
ルトと顔を見合わせて肩をすくめる。
今後、黒幕の貴族がゲームに関わってくるのかな。各街に領主の貴族がいるなら、そういうストーリーが展開されるのかも? それで、王都がエンディングの舞台になりそう。
まぁ、僕がストーリーに関わるのは、今回が最初で最後の可能性高いけどね! 自分から見つけに行かないもん。
「お前、ストーリーに関わりそうな出来事あったら、ちゃんと報告しろよ」
「なんで? 僕、わざわざ探さないよ」
「無意識でフラグを踏みまくって回収してるヤツがなに言ってんだ」
呆れた感じで言われる意味がワカリマセーン。
視線を逸らしたら、頭をグリグリと押された。暴力反対!
パンチをしようとしたけど、片手で額を押さえられちゃうと全然届かない。シャドーボクシングをしたいわけじゃないんだよ!
「あの、それで、今回ご迷惑をお掛けしたお詫びをお持ちしたのですが」
僕たちの戯れに、シシリーの声が申し訳なさそうに割り込んでくる。
「お詫び? でも、もう農地もらったよ?」
きょとんと首を傾げる僕の横で、ルトも片眉を上げて不思議そうにシシリーを眺めた。
「それだけでは足りないだろう、と閣下は仰せでした。——こちらがお詫びの品になります。お受け取りください」
シシリーがテーブルの上に箱と紙を並べ、僕に差し出してくる。
〈〈ストーリー1『伯爵家に忍び寄る影』をプレイヤーがクリアしました。ストーリーの詳細は、メニューのストーリー一覧よりご確認いただけます〉〉
……ワールドアナウンスだぁ。
ルトをちらりと見たら、『こうなって当然だったな』って感じで肩をすくめてた。
〈ストーリークリア報酬を入手しました〉
個人向けアナウンスもあった。つまり、シシリーが差し出してきたのは、その報酬ってことかな。
「えっと……【名誉貴族証明書】と【黄金のブレスレット】?」
「はい。名誉貴族は功績のある者に対し、各領主貴族が市井の者に与える爵位です。一般の民より信頼度が高く、他の領地に行っても、優遇を受けられるでしょう」
「優遇……」
よくわからなくてヘルプを見てみる。
名誉貴族のメリットは、各街でホームや農地を入手しやすくなり、定住申請をしなくても住民としてのサービスを受けられることらしい。治療院を無料で利用できたり、ね。
「便利かも。でも貴族かぁ……」
「うさぎの貴族、ファンタジーだな」
「変だって言いたいの?」
「いや、お前らしいと思って」
笑うルトを見上げて、頬を膨らませる。
僕らしい、ってどういうこと。貴族扱いされるなんて、考えたことなかったんだけど。
「こちらのブレスレットは攻撃力強化に特化した宝物です。冒険者として働かれる際に、実用的にご活用いただけるかと。資産として保有されるのもいいですよ」
シシリーが微笑む。
アイテムを鑑定してみたら『攻撃力+20』というシンプルだけど高い性能が示された。
……これ、錬金術の材料にしたら、より便利なものができそう?
「お前、これもらったからにはちゃんとバトルしろよ」
「ガンバルヨー」
ジト目で見てくるルトから視線を逸らす。がんばるつもりはあるんだよ。
「モモ、よかったわね」
にこにこと笑ってくれるイザベラちゃんが癒やしです。
「桃カフェではないのね……」
「あそこはお客さん多すぎて、長時間待つ必要があるし、深い話をできる場所じゃないからねぇ」
今だけはちょっと閑散とした状況が好都合。ライアンさんには悪いけど。
すでにプレイヤーのお客さんが増え始めてるみたいだから、許してよ~。
残念そうなイザベラちゃんを宥めながらテーブル席に着く。
いつの間にか合流してた護衛のリシェードさんが、離れたカウンター席に座ってた。たぶん店の外にも騎士の人がいるんじゃないかな。
それぞれ注文をして、スイーツが届いたところで本題に入る。
ちなみに僕は、蜂蜜レモンかき氷を頼んでみた。爽やかで冷たくて美味しい!
イザベラちゃんはレモンタルトを食べてご機嫌になってるし、シシリーは蜂蜜レモンのパンケーキを食べて満足そう。
ルトは鶏レモンパスタを食べてる。軽食系も美味しそうだなぁ。
「それで、どうなったの?」
話を切り出した僕に、シシリーが真剣な表情で口を開く。
「お嬢様に呪いを掛けた実行犯は、使用人でした。指示役はすでに姿を消していたのですが、どこかの貴族が背後にいる可能性が高いと考えています」
思わずルトと顔を見合わせる。
これ、完全に解決したわけじゃないよね。もしかして、他の街でも何か事件があって、ストーリーが進行していく感じなのかな?
「……真相を追ってくのも面白そうだな」
「面白がるのは不謹慎だよ」
小声で楽しそうに呟くルトを軽く咎めたら、肩をすくめて口を閉ざした。
ゲームのストーリーなんだから、楽しむのがダメとは言わないけど、シシリーたちの前で言うことじゃないよ。
シシリーには僕たちのやりとりが聞こえなかったのか、小さく首を傾げてきょとんとしてる。
「実行犯の人は何が目的でイザベラちゃんを呪ったの?」
誤魔化すように質問すると、シシリーとイザベラちゃんが複雑な表情で視線を交わした。
「……その人は『お嬢様が周囲の者と仲良くなるために必要なことだ』と信じ込んでいたようです」
「はっ? えっと……どういうこと?」
僕の理解を超えてる。
「もしかして、オジョウサマは元々、周囲の人とあまり仲良くなかったってことか?」
「仲良くなかったというより、扱いに困っていた方はいたかもしれませんね……」
ルトの遠慮のない問いかけに、シシリーが苦笑まじりに答える。
つまり、好悪感情を反転させる呪いは、イザベラちゃんが嫌われてる状況を変えるためだった、ということ?
「呪い、全然意味なくない?」
呆れちゃう。
呪いによって仲良くなったとしたら、それは本心では嫌われてるってことだ。そして、本気でイザベラちゃんを好きな人を遠ざけることになる。
意味がないどころか、状況を悪化させるだけだよね。
実際、シシリーとか領主さんとかを遠ざけることになって、イザベラちゃんは孤立してたわけだし。
「——あ、でも、本気で嫌ってる人はいなかったってことかな。呪いの影響がある間、イザベラちゃんに好き好きアピールしてきた人はいないんでしょ?」
それは唯一の朗報かもしれない。イザベラちゃんが少しホッとした感じの表情なのは、それが理由だろうな。
「そうですね。終わってみれば、良かったと言えなくもありません」
シシリーが複雑な表情でため息をつく。
「背後にいるかもっていう貴族は何が目的だったんだ? そっちは絶対悪意あるだろ。こんなちっこい女の子孤立させて、どんなメリットがあるんだよ」
ルトがイザベラちゃんの頭を撫でてから、少し怒った感じで呟く。ルトなりに、イザベラちゃんのことを心配してくれてるみたい。
イザベラちゃんは少し驚いた表情を浮かべた後、嬉しそうに口元を綻ばせてた。可愛いねぇ。
「……現在有力な理由は、閣下の後妻にご令嬢を押し込みたい、というところでしょうか。再婚後に生まれる子どもの継承権を確実にしたい、というのもあるでしょうね」
「うわっ……貴族ってすごい……」
そういうことね。というかその場合、イザベラちゃんの命がなくなってた可能性あったよね? こわっ!
領主さん、これからはしっかりイザベラちゃんを守ってあげて!
「再婚決まってんのか?」
「いくつかのお家から申し出はあるようですが、閣下はお断りしていますね。お嬢様との関係が気薄になっていた頃に執務がお忙しかったのは、今考えると幸運でした。再婚のことを考える暇がなかったそうですから」
おぉう……領主さん、お疲れさま……。僕たちプレイヤーのせいで忙しくなってたのが役に立った(?)なら良かったよ。
ルトと顔を見合わせて肩をすくめる。
今後、黒幕の貴族がゲームに関わってくるのかな。各街に領主の貴族がいるなら、そういうストーリーが展開されるのかも? それで、王都がエンディングの舞台になりそう。
まぁ、僕がストーリーに関わるのは、今回が最初で最後の可能性高いけどね! 自分から見つけに行かないもん。
「お前、ストーリーに関わりそうな出来事あったら、ちゃんと報告しろよ」
「なんで? 僕、わざわざ探さないよ」
「無意識でフラグを踏みまくって回収してるヤツがなに言ってんだ」
呆れた感じで言われる意味がワカリマセーン。
視線を逸らしたら、頭をグリグリと押された。暴力反対!
パンチをしようとしたけど、片手で額を押さえられちゃうと全然届かない。シャドーボクシングをしたいわけじゃないんだよ!
「あの、それで、今回ご迷惑をお掛けしたお詫びをお持ちしたのですが」
僕たちの戯れに、シシリーの声が申し訳なさそうに割り込んでくる。
「お詫び? でも、もう農地もらったよ?」
きょとんと首を傾げる僕の横で、ルトも片眉を上げて不思議そうにシシリーを眺めた。
「それだけでは足りないだろう、と閣下は仰せでした。——こちらがお詫びの品になります。お受け取りください」
シシリーがテーブルの上に箱と紙を並べ、僕に差し出してくる。
〈〈ストーリー1『伯爵家に忍び寄る影』をプレイヤーがクリアしました。ストーリーの詳細は、メニューのストーリー一覧よりご確認いただけます〉〉
……ワールドアナウンスだぁ。
ルトをちらりと見たら、『こうなって当然だったな』って感じで肩をすくめてた。
〈ストーリークリア報酬を入手しました〉
個人向けアナウンスもあった。つまり、シシリーが差し出してきたのは、その報酬ってことかな。
「えっと……【名誉貴族証明書】と【黄金のブレスレット】?」
「はい。名誉貴族は功績のある者に対し、各領主貴族が市井の者に与える爵位です。一般の民より信頼度が高く、他の領地に行っても、優遇を受けられるでしょう」
「優遇……」
よくわからなくてヘルプを見てみる。
名誉貴族のメリットは、各街でホームや農地を入手しやすくなり、定住申請をしなくても住民としてのサービスを受けられることらしい。治療院を無料で利用できたり、ね。
「便利かも。でも貴族かぁ……」
「うさぎの貴族、ファンタジーだな」
「変だって言いたいの?」
「いや、お前らしいと思って」
笑うルトを見上げて、頬を膨らませる。
僕らしい、ってどういうこと。貴族扱いされるなんて、考えたことなかったんだけど。
「こちらのブレスレットは攻撃力強化に特化した宝物です。冒険者として働かれる際に、実用的にご活用いただけるかと。資産として保有されるのもいいですよ」
シシリーが微笑む。
アイテムを鑑定してみたら『攻撃力+20』というシンプルだけど高い性能が示された。
……これ、錬金術の材料にしたら、より便利なものができそう?
「お前、これもらったからにはちゃんとバトルしろよ」
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