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3章 商人への道?
110.ついに開幕だよ
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いつの間にかストーリーをクリアしちゃって、ルトに「スレが阿鼻叫喚」と報告されたけど、気にしなーい。
今日もほのぼのゲームライフを満喫します。なんといっても、ようやくパフォーマンスを披露できるからね! ……あれ? ほのぼのではない?
「――まぁ、いっか。写真撮影会、楽しむぞ~」
ナンバーワン・スイーツフルの店内で、用意されたステージを確認する。タマモが作ってくれたんだけど、キラキラとした装飾でいい感じ。
「ほぼ、お前のコンサートだよな」
お手伝いとして早めに来てくれたルトが、呆れた表情で呟く。その横に立つライアンさんは準備段階から見ていたのか、驚きを越えて悟った感じの表情だ。
「コラボスイーツは準備できてますよ。コンサートの後にお出しすればいいんですよね?」
「うん。最初にみんなと交流して、その後コラボスイーツの試食会にするよ」
ステージ前にはたくさんのテーブルが並んでる。そこにはプチケーキとか軽食が並んでて、ステージを見ながらつまめるようにしてるんだ。ディナーショーに似てるかな。
「あ、そうだ。リリから衣装預かってるぞ」
「おー! 楽しみにしてたんだよ」
ルトから渡された衣装を確認する。
ステージに合わせたのか、キラキラした石が縫い付けられた衣装が一着。ライトで映えそうだけど、普段着にはできないなぁ。
他にも、バレエ服のようなチュールがついたものやゴシック服、騎士のコスプレなどさまざま。……みんな、遊び過ぎじゃない?
「……たぶん似合うぞ」
「笑いながら言われても信じられないよ!」
顔を背けて肩を震わせてるルトにジャンピングキック。効果は全然ないっぽい。というか、足掴まれて逆さ吊りにされたんだけど、ルトひどくないっ!?
〈スキル【足蹴】を習得しました〉
まさかのタイミングでスキルを入手した。喜びたいのに、なんだか微妙な気分。
「ほら、リハーサルするんだろ。着替えるタイミングとか考えるとも言ってたよな」
「するよ! するから、離してー!」
バタバタする前にあっさりと解放されたので、空中で身を翻す。そして、見事に着地。――モモ選手、百点満点!
最近アクロバットを練習してたから、このくらいお茶の子さいさいだよ。
「決めポーズ、体操選手かよ」
「夢はオリンピックです」
「お前、リアルじゃ運動音痴って言ってなかったか?」
「そこまで言ってないよ! 苦手なだけ! それに夢は誰が持っててもいいんだよ!」
必死に言ってみるけど、ルトは「あっそ」って答えるだけで冷めてる。
ひーどーいー! プンプンしながらリハーサルを始めることになっちゃったじゃん。
「シェルさーん、準備いいですかー?」
「は、い……! このような素晴らしいステージで演奏するなんて、夢のようです……」
涙で濡れた顔で振り向かれて、ちょっと後ずさりする。
さっきから泣いてるのはわかってたんだけど、対応するのが面倒くさくてスルーしてたんだよね。ルトに助けを求めても、気づかないフリをされた。
「……そうだねー、僕もそう思うよー。良いパフォーマンスになるように、リハーサルがんばろっかー」
適当に宥めてみる。これで泣き止まなかったらどうしよう。
不安になったけど、シェルさんは袖で涙を拭って満面の笑みを浮かべてくれた。
「もちろんですっ。演奏始めますよ!」
「いつでもどうぞ! もうパフォーマンスの構成は頭の中でできてるからね。ルト、打ち合わせ通り演出のお手伝いよろしく」
「へーへー」
やる気のない返事だけど、ルトは意外と真面目くんだから完璧にこなしてくれるってわかってるよ!
というわけで、リハーサル開始だー。
◇◆◇
ナンバーワン・スイーツフルの店内を人が埋め尽くす。最近はこんな状態になることがなかったからか、自ら給仕スタッフにまじって動き回ってるライアンさんの表情に歓喜が溢れてる。
ざわざわとしながら、今か今かと始まりを待っているみんなを舞台袖から眺め、「ワクワクする~」と声が漏れた。
みんな、どれくらい喜んで楽しんでくれるかな?
反対の舞台袖にいるルトに視線を向け、合図をする。途端に店内の明かりが落ちた。この演出のために夜の時間に開催することにしたんだ。
……窓の外から覗いてる人がいるのは、周囲の迷惑になってないなら良いことにしよう。
固唾をのんで静まり返る店内に、笛の音色が響いた。同時にシャラシャラと音がしてるのは、僕が錬金術で作った自動演奏機の音色。
音楽が最高潮を迎える直前に、飛翔を使ってステージ中央へ移動。僕とシェルさんを照らすようにライトがついた。ルト、いい感じだよ!
「ルールルン♪」
ハミングのように歌う。歌詞を作るセンスも時間もなかったんだよー。
曲に合わせてダンス開始! 自動演奏機で奏でる曲もにぎやかな感じで、シェルさんの笛の音色も楽しそう。
ステップ、ターン、ジャンプ――振り付けの合間にみんなを指さしたり、ウインクしたり、ファンサービスをする度に歓声が上がる。気持ちいい!
キラキラの衣装が光を反射して、今の僕すっごく輝いてるよ。
ひと通りステージでダンスを披露したら、一旦停止。ここからは衣装チェンジをしてアクロバット飛行の時間だよ。シェルさんも瞬時に曲を切り替えてくれる。
みんなの頭上を飛んで、天井に設置してた輪っかをくるりと回りながらくぐったり、【雪花】を降らせたり。
雪花は小さな氷の結晶でできた花びらなんだ。レナードさんに教えてもらって作ったよ。空中で自然と消えるから、店を濡らす心配がないっていう素晴らしいもの。
「きゃー! モモさん、素敵!」
誰かが我慢しきれない感じで叫ぶと、我先にというように声が重なった。
曲がかき消されちゃう! って心配したけど、ルトが瞬時に笛と自動演奏機に設置したマイクの音量を上げてくれたから問題なかった。
マイクも錬金術で作ったんだ。本来は歌系スキルの効果を戦場で広範囲に拡散させるためのアイテムなんだけど、こういう場面でも便利だよね。
まぁ、それはともかく、僕のパフォーマンスは続く。
みんなにファンサービスをして笑顔を振りまきながら、たくさんの衣装にチェンジしつつ、終盤へ。
ステージに戻って、またダンス。
ファンのみんながうちわやペンライトを振って盛り上げてくれる。ペンライトは光苔っていうアイテムで作ってあるらしい。生産職の人が全員分用意したんだって。良い仕事してるね!
「――みんな~、今日は集まってくれてありがとう! たくさんおしゃべりして、美味しいもの食べようね!」
曲の終わりと同時に挨拶。
みんなが歓声で応えてくれるから、嬉しくてたまらない。たくさん考えただけあって、良いパフォーマンスができたんじゃないかな♪
今日もほのぼのゲームライフを満喫します。なんといっても、ようやくパフォーマンスを披露できるからね! ……あれ? ほのぼのではない?
「――まぁ、いっか。写真撮影会、楽しむぞ~」
ナンバーワン・スイーツフルの店内で、用意されたステージを確認する。タマモが作ってくれたんだけど、キラキラとした装飾でいい感じ。
「ほぼ、お前のコンサートだよな」
お手伝いとして早めに来てくれたルトが、呆れた表情で呟く。その横に立つライアンさんは準備段階から見ていたのか、驚きを越えて悟った感じの表情だ。
「コラボスイーツは準備できてますよ。コンサートの後にお出しすればいいんですよね?」
「うん。最初にみんなと交流して、その後コラボスイーツの試食会にするよ」
ステージ前にはたくさんのテーブルが並んでる。そこにはプチケーキとか軽食が並んでて、ステージを見ながらつまめるようにしてるんだ。ディナーショーに似てるかな。
「あ、そうだ。リリから衣装預かってるぞ」
「おー! 楽しみにしてたんだよ」
ルトから渡された衣装を確認する。
ステージに合わせたのか、キラキラした石が縫い付けられた衣装が一着。ライトで映えそうだけど、普段着にはできないなぁ。
他にも、バレエ服のようなチュールがついたものやゴシック服、騎士のコスプレなどさまざま。……みんな、遊び過ぎじゃない?
「……たぶん似合うぞ」
「笑いながら言われても信じられないよ!」
顔を背けて肩を震わせてるルトにジャンピングキック。効果は全然ないっぽい。というか、足掴まれて逆さ吊りにされたんだけど、ルトひどくないっ!?
〈スキル【足蹴】を習得しました〉
まさかのタイミングでスキルを入手した。喜びたいのに、なんだか微妙な気分。
「ほら、リハーサルするんだろ。着替えるタイミングとか考えるとも言ってたよな」
「するよ! するから、離してー!」
バタバタする前にあっさりと解放されたので、空中で身を翻す。そして、見事に着地。――モモ選手、百点満点!
最近アクロバットを練習してたから、このくらいお茶の子さいさいだよ。
「決めポーズ、体操選手かよ」
「夢はオリンピックです」
「お前、リアルじゃ運動音痴って言ってなかったか?」
「そこまで言ってないよ! 苦手なだけ! それに夢は誰が持っててもいいんだよ!」
必死に言ってみるけど、ルトは「あっそ」って答えるだけで冷めてる。
ひーどーいー! プンプンしながらリハーサルを始めることになっちゃったじゃん。
「シェルさーん、準備いいですかー?」
「は、い……! このような素晴らしいステージで演奏するなんて、夢のようです……」
涙で濡れた顔で振り向かれて、ちょっと後ずさりする。
さっきから泣いてるのはわかってたんだけど、対応するのが面倒くさくてスルーしてたんだよね。ルトに助けを求めても、気づかないフリをされた。
「……そうだねー、僕もそう思うよー。良いパフォーマンスになるように、リハーサルがんばろっかー」
適当に宥めてみる。これで泣き止まなかったらどうしよう。
不安になったけど、シェルさんは袖で涙を拭って満面の笑みを浮かべてくれた。
「もちろんですっ。演奏始めますよ!」
「いつでもどうぞ! もうパフォーマンスの構成は頭の中でできてるからね。ルト、打ち合わせ通り演出のお手伝いよろしく」
「へーへー」
やる気のない返事だけど、ルトは意外と真面目くんだから完璧にこなしてくれるってわかってるよ!
というわけで、リハーサル開始だー。
◇◆◇
ナンバーワン・スイーツフルの店内を人が埋め尽くす。最近はこんな状態になることがなかったからか、自ら給仕スタッフにまじって動き回ってるライアンさんの表情に歓喜が溢れてる。
ざわざわとしながら、今か今かと始まりを待っているみんなを舞台袖から眺め、「ワクワクする~」と声が漏れた。
みんな、どれくらい喜んで楽しんでくれるかな?
反対の舞台袖にいるルトに視線を向け、合図をする。途端に店内の明かりが落ちた。この演出のために夜の時間に開催することにしたんだ。
……窓の外から覗いてる人がいるのは、周囲の迷惑になってないなら良いことにしよう。
固唾をのんで静まり返る店内に、笛の音色が響いた。同時にシャラシャラと音がしてるのは、僕が錬金術で作った自動演奏機の音色。
音楽が最高潮を迎える直前に、飛翔を使ってステージ中央へ移動。僕とシェルさんを照らすようにライトがついた。ルト、いい感じだよ!
「ルールルン♪」
ハミングのように歌う。歌詞を作るセンスも時間もなかったんだよー。
曲に合わせてダンス開始! 自動演奏機で奏でる曲もにぎやかな感じで、シェルさんの笛の音色も楽しそう。
ステップ、ターン、ジャンプ――振り付けの合間にみんなを指さしたり、ウインクしたり、ファンサービスをする度に歓声が上がる。気持ちいい!
キラキラの衣装が光を反射して、今の僕すっごく輝いてるよ。
ひと通りステージでダンスを披露したら、一旦停止。ここからは衣装チェンジをしてアクロバット飛行の時間だよ。シェルさんも瞬時に曲を切り替えてくれる。
みんなの頭上を飛んで、天井に設置してた輪っかをくるりと回りながらくぐったり、【雪花】を降らせたり。
雪花は小さな氷の結晶でできた花びらなんだ。レナードさんに教えてもらって作ったよ。空中で自然と消えるから、店を濡らす心配がないっていう素晴らしいもの。
「きゃー! モモさん、素敵!」
誰かが我慢しきれない感じで叫ぶと、我先にというように声が重なった。
曲がかき消されちゃう! って心配したけど、ルトが瞬時に笛と自動演奏機に設置したマイクの音量を上げてくれたから問題なかった。
マイクも錬金術で作ったんだ。本来は歌系スキルの効果を戦場で広範囲に拡散させるためのアイテムなんだけど、こういう場面でも便利だよね。
まぁ、それはともかく、僕のパフォーマンスは続く。
みんなにファンサービスをして笑顔を振りまきながら、たくさんの衣装にチェンジしつつ、終盤へ。
ステージに戻って、またダンス。
ファンのみんながうちわやペンライトを振って盛り上げてくれる。ペンライトは光苔っていうアイテムで作ってあるらしい。生産職の人が全員分用意したんだって。良い仕事してるね!
「――みんな~、今日は集まってくれてありがとう! たくさんおしゃべりして、美味しいもの食べようね!」
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みんなが歓声で応えてくれるから、嬉しくてたまらない。たくさん考えただけあって、良いパフォーマンスができたんじゃないかな♪
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