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9章 もふうさフィーバー
358.特攻びゅーん
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バンバンと攻撃の音がする中で、僕は心配そうな顔のタマモを見上げた。
「じゃあ、行ってくるね!」
「私もご一緒に——」
「タマモは暴走鯱の口を開けてくれるんでしょ?」
「うぅ……」
タマモの耳と尻尾がへにょっと垂れ下がる。
そんなに落ち込まなくてもいいと思うんだけどなー、と僕はちょっと首を傾げた。
僕の横ではルトが「なんでこんなことに……」と呟きながらも、装備の状態を確かめてる。
不満そうに言ってるけど、実は僕が提案したことに納得して、賛同してくれてることはわかってるよ。どんな結果になるか一番興味津々なのはルトだと思う。
「ちゃんと無事に帰ってくるから! ここに転移ピンを設定してるし、危なそうな時は転移で戻ってくるよ」
「……はい、無事のお帰りをお待ちしています」
タマモがしょんぼりとしながらも頷いた。
僕とルトは、これから暴走鯱の口の中に特攻するつもりだ。
何度か口の中を狙って遠隔攻撃したけど、すぐに口を閉じて回避されちゃったから、口の中を攻撃するには直接乗り込むしかないよね、ってことになったんだ。
柔らかい口の中なら、きっと攻撃がよく通る。
僕たちで検証して効果があることがわかったら、他のプレイヤーも挑戦することになってるよ。
「大きな口に入るってどんな感じかなー」
「赤いからちょっとグロい気がする」
「あー確かに……」
ルトに言われて頷くしかなかった。
まぁ、このゲームは血が吹き出すことはないから大丈夫でしょ。
「……では、行きましょうか」
タマモが心に折り合いをつけたのか、情けない表情を消し、キリッとした顔で言う。
それを合図に三人で暴走鯱の側まで飛んだ。
これから、タマモが攻撃をしかけて暴走鯱の口を開けさせ、それが閉じる前に僕とルトが飛び込むのだ。
暴走鯱の近くまで来ると、その大きさに今更ながら圧倒される。
大きいよー、島みたいだよー。
「用意はいいですか?」
「おっけー」
「いつでもいいぞ」
僕たちの返事を確認したタマモが、暴走鯱の鼻先をキックした。それに対して暴走鯱は鬱陶しそうに体を動かし、口を開けて勢いよくタマモに食らいつこうとする。
——今だ!
びゅん、と加速して暴走鯱の口の中を目指す。一拍遅れて、ルトもついて来た。
開いた口にはたくさんの鋭い歯が並んでる。タイミングを間違えたら、その歯でズタズタにされちゃいそうだ。
……想像したらヒェッとなったから、すぐに忘れることにした。
暴走鯱はヒスイたちやプレイヤーにずっと攻撃されてるから、タマモや僕、ルトだけに気を取られていることはできない。だから、隙が生まれた。
「ぬぉ、っとっと!」
「あぶねっ!」
口が閉じきる前に、僕は勢いよく中に滑り込んだ。そして、巨大な舌の上になんとか着地成功!
ルトは歯の隙間に体をねじ込むようにして入ってきて、暴走鯱の舌の上をゴロゴロと転がった。
大丈夫? 齧られてない?
ちょっぴり心配になったけど、すぐに身を起こしたから問題なさそうだ。
ホッとしながら辺りをキョロキョロと観察する。
「……ほえー、これが口の中かぁ」
暴走鯱が暴れてるから、グラグラと足元が揺れた。
口の中は想像していたのと違い、まるで柔らかいクッションのような感触だ。
「唾液がなくてよかったな」
「ベトベトにされるのは嫌だもんねぇ」
ホッと息を吐くルトに笑いながら頷く。
ルトの懸念は僕も考えていたことだ。生活魔術の洗浄を使えばいいとはいえ、そもそも唾液で汚れるのはごめんだよ。
「んじゃ、さっさと検証するぞ」
「はいはーい」
揺れる口内で、なんとか体勢を保てるようになったところで、ルトが剣を抜く。
剣を向けるのは喉の方だ。ルトの攻撃なら喉だけじゃなく口内全体に大ダメージを負わせられそう。
「【光空斬】!」
光の刃が薄暗い口内を明るく照らしながら、大きく空間を斬り裂いた。
途端に、暴走鯱が暴れたせいで体が宙に浮く。
「わあっ! ……と、と……なんか、トランポリンみたーい!」
「うおっ……うげ、気持ち悪……」
柔らかな舌の上で体がバウンドする。僕は飛翔スキルを使って衝撃を和らげた。
ルトは、揺すられるがままに舌の上をバウンドすることになって、ちょっとグロッキー状態だ。確かにあれは酔いそう。
助けるべきかなー、と思いながらもルトが与えた傷の方に視線を向けて、僕は目を丸くした。
大きな切り傷があるのはわかってたけど、それより気になるのは、喉の奥の方にキラキラと輝く宝箱のようなものが見えたことだ。
それはすぐに闇に覆われるように隠されちゃったけど、見間違いじゃないと思う。
あれ、なんだったんだろう?
「おい、モモ……お前も試せよ……」
「うーん、そうだね……わかった!」
ぐったりとしたルトに促されて、ここに来た目的を思い出す。気になることはあるけど、ひとまず攻撃しちゃうぞー。
「——【月光】!」
月の雫から放たれた光が、喉の奥へと向かう。
「もっと攻撃力があるスキルを持ってんじゃなかったか……って、あれなんだ?」
訝しげな表情をしていたルトが、光が向かった先を見てポカンと口を開けた。
僕が放った攻撃は光属性ダメージを与えただけじゃなくて、宝箱を覆い隠していた闇さえもかき消したんだ。
キラキラと輝く宝箱が喉の奥に鎮座している。
「ルトの攻撃で見えた気がしたんだけど、やっぱり見間違いじゃなかった。これ、宝箱だよね?」
「……ああ、ダンジョンとかにあるヤツだよな。めっちゃ光り輝いてるけど」
グラグラと揺れる口内を飛翔スキルで飛んで移動する。ルトもウェッと呻きながら歩いてついて来た。たまに転んでるのは見なかったことにする。
妨害されることなく宝箱に辿り着き、マジマジと観察した。
どう見ても宝箱。これ自体がお宝に見えるくらいキラキラしてる。
「開けていいと思う?」
「……いいんじゃね? たぶん、口内を攻撃することができたプレイヤーへのご褒美だろ、これ」
「なるほどー。でも、浄化しないと入手できないって、条件がシビアだよね? ルトの攻撃で一瞬見えたから浄化を試してみようと思ったけど、普通はしないよ」
僕が首を傾げると、宝箱により掛かるように座って体勢を整えたルトが、少し考えた後に口を開く。
「浄化は必須じゃないんじゃねーか? 俺の攻撃でも見られたってことは、発見さえできれば手探りでも開けられたんだと思うぞ」
「あ、そういうことか」
あくまで、浄化は宝箱を隠していた闇をかき消しただけってことだ。ルトの推測は正しい気がする。
「——なにはともあれ、発見したし開けちゃうぞー」
「おう、頼んだ」
「ルトが開けなくていいの?」
「モモが発見したんだし、俺は別にいい」
ルトの言葉に頷き、遠慮なく宝箱に手をかける。
何が入ってるのかなー。レッツ・オープン!
「じゃあ、行ってくるね!」
「私もご一緒に——」
「タマモは暴走鯱の口を開けてくれるんでしょ?」
「うぅ……」
タマモの耳と尻尾がへにょっと垂れ下がる。
そんなに落ち込まなくてもいいと思うんだけどなー、と僕はちょっと首を傾げた。
僕の横ではルトが「なんでこんなことに……」と呟きながらも、装備の状態を確かめてる。
不満そうに言ってるけど、実は僕が提案したことに納得して、賛同してくれてることはわかってるよ。どんな結果になるか一番興味津々なのはルトだと思う。
「ちゃんと無事に帰ってくるから! ここに転移ピンを設定してるし、危なそうな時は転移で戻ってくるよ」
「……はい、無事のお帰りをお待ちしています」
タマモがしょんぼりとしながらも頷いた。
僕とルトは、これから暴走鯱の口の中に特攻するつもりだ。
何度か口の中を狙って遠隔攻撃したけど、すぐに口を閉じて回避されちゃったから、口の中を攻撃するには直接乗り込むしかないよね、ってことになったんだ。
柔らかい口の中なら、きっと攻撃がよく通る。
僕たちで検証して効果があることがわかったら、他のプレイヤーも挑戦することになってるよ。
「大きな口に入るってどんな感じかなー」
「赤いからちょっとグロい気がする」
「あー確かに……」
ルトに言われて頷くしかなかった。
まぁ、このゲームは血が吹き出すことはないから大丈夫でしょ。
「……では、行きましょうか」
タマモが心に折り合いをつけたのか、情けない表情を消し、キリッとした顔で言う。
それを合図に三人で暴走鯱の側まで飛んだ。
これから、タマモが攻撃をしかけて暴走鯱の口を開けさせ、それが閉じる前に僕とルトが飛び込むのだ。
暴走鯱の近くまで来ると、その大きさに今更ながら圧倒される。
大きいよー、島みたいだよー。
「用意はいいですか?」
「おっけー」
「いつでもいいぞ」
僕たちの返事を確認したタマモが、暴走鯱の鼻先をキックした。それに対して暴走鯱は鬱陶しそうに体を動かし、口を開けて勢いよくタマモに食らいつこうとする。
——今だ!
びゅん、と加速して暴走鯱の口の中を目指す。一拍遅れて、ルトもついて来た。
開いた口にはたくさんの鋭い歯が並んでる。タイミングを間違えたら、その歯でズタズタにされちゃいそうだ。
……想像したらヒェッとなったから、すぐに忘れることにした。
暴走鯱はヒスイたちやプレイヤーにずっと攻撃されてるから、タマモや僕、ルトだけに気を取られていることはできない。だから、隙が生まれた。
「ぬぉ、っとっと!」
「あぶねっ!」
口が閉じきる前に、僕は勢いよく中に滑り込んだ。そして、巨大な舌の上になんとか着地成功!
ルトは歯の隙間に体をねじ込むようにして入ってきて、暴走鯱の舌の上をゴロゴロと転がった。
大丈夫? 齧られてない?
ちょっぴり心配になったけど、すぐに身を起こしたから問題なさそうだ。
ホッとしながら辺りをキョロキョロと観察する。
「……ほえー、これが口の中かぁ」
暴走鯱が暴れてるから、グラグラと足元が揺れた。
口の中は想像していたのと違い、まるで柔らかいクッションのような感触だ。
「唾液がなくてよかったな」
「ベトベトにされるのは嫌だもんねぇ」
ホッと息を吐くルトに笑いながら頷く。
ルトの懸念は僕も考えていたことだ。生活魔術の洗浄を使えばいいとはいえ、そもそも唾液で汚れるのはごめんだよ。
「んじゃ、さっさと検証するぞ」
「はいはーい」
揺れる口内で、なんとか体勢を保てるようになったところで、ルトが剣を抜く。
剣を向けるのは喉の方だ。ルトの攻撃なら喉だけじゃなく口内全体に大ダメージを負わせられそう。
「【光空斬】!」
光の刃が薄暗い口内を明るく照らしながら、大きく空間を斬り裂いた。
途端に、暴走鯱が暴れたせいで体が宙に浮く。
「わあっ! ……と、と……なんか、トランポリンみたーい!」
「うおっ……うげ、気持ち悪……」
柔らかな舌の上で体がバウンドする。僕は飛翔スキルを使って衝撃を和らげた。
ルトは、揺すられるがままに舌の上をバウンドすることになって、ちょっとグロッキー状態だ。確かにあれは酔いそう。
助けるべきかなー、と思いながらもルトが与えた傷の方に視線を向けて、僕は目を丸くした。
大きな切り傷があるのはわかってたけど、それより気になるのは、喉の奥の方にキラキラと輝く宝箱のようなものが見えたことだ。
それはすぐに闇に覆われるように隠されちゃったけど、見間違いじゃないと思う。
あれ、なんだったんだろう?
「おい、モモ……お前も試せよ……」
「うーん、そうだね……わかった!」
ぐったりとしたルトに促されて、ここに来た目的を思い出す。気になることはあるけど、ひとまず攻撃しちゃうぞー。
「——【月光】!」
月の雫から放たれた光が、喉の奥へと向かう。
「もっと攻撃力があるスキルを持ってんじゃなかったか……って、あれなんだ?」
訝しげな表情をしていたルトが、光が向かった先を見てポカンと口を開けた。
僕が放った攻撃は光属性ダメージを与えただけじゃなくて、宝箱を覆い隠していた闇さえもかき消したんだ。
キラキラと輝く宝箱が喉の奥に鎮座している。
「ルトの攻撃で見えた気がしたんだけど、やっぱり見間違いじゃなかった。これ、宝箱だよね?」
「……ああ、ダンジョンとかにあるヤツだよな。めっちゃ光り輝いてるけど」
グラグラと揺れる口内を飛翔スキルで飛んで移動する。ルトもウェッと呻きながら歩いてついて来た。たまに転んでるのは見なかったことにする。
妨害されることなく宝箱に辿り着き、マジマジと観察した。
どう見ても宝箱。これ自体がお宝に見えるくらいキラキラしてる。
「開けていいと思う?」
「……いいんじゃね? たぶん、口内を攻撃することができたプレイヤーへのご褒美だろ、これ」
「なるほどー。でも、浄化しないと入手できないって、条件がシビアだよね? ルトの攻撃で一瞬見えたから浄化を試してみようと思ったけど、普通はしないよ」
僕が首を傾げると、宝箱により掛かるように座って体勢を整えたルトが、少し考えた後に口を開く。
「浄化は必須じゃないんじゃねーか? 俺の攻撃でも見られたってことは、発見さえできれば手探りでも開けられたんだと思うぞ」
「あ、そういうことか」
あくまで、浄化は宝箱を隠していた闇をかき消しただけってことだ。ルトの推測は正しい気がする。
「——なにはともあれ、発見したし開けちゃうぞー」
「おう、頼んだ」
「ルトが開けなくていいの?」
「モモが発見したんだし、俺は別にいい」
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