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信号機だ信号機
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「さてと、私は右側のほうを見るから夏芽は左側を確認………ってあれれ?いつのまにかいないし」
隣にいたはずの夏芽が忽然と消えていた。
ちょっと周囲を把握するために立ち止まった隙に、勝手にずんずん前に言っちゃったってこと?
今はスマホが使えないからはぐれないようにしようって言ったのに。
はぁ、と声と共にため息を漏らした。
もう、一体どこ行ったの?マヨネーズが見つかったとして、まずやることがあるってこと、忘れてるんじゃないだろうね。
私はつま先たちになって辺りを一瞥してみる。
あ~、人がたくさんいすぎてわかんないわ。色んな髪色がそこかしこにありすぎて、目が回ってくる。
もう、いいや。この市場にいることは確かなんだからのんびり探すとしよう。
私はスマホを撮影モードにしながら、足を進める。
それにしても、皆すごい髪の色。
これだけの人数のカラフルだらけの髪色は現実世界でも早々お目に掛かれないかも。この光景も写真に収めておくとするかな。
私は周囲の髪の色に焦点を当てながら、シャッターボタンを押し続けた。
顔はできるだけ映らないように角度に気を付けながら。
目立つのを避けるため、城を出るときシャッター音を低く設定している。
そのおかげか、シャッター音は周囲のざわめきがかき消してくれていた。しかも、ほとんどが市場の売り買いに夢中になっているので、スマホを掲げている私を気にする人間はいなかった。
おお、あのじいさんの髪すっごいピンク。
うわぁ、あの男の髪の毛すごい。なんて目がチカチカする黄緑なんだ。
赤、オレンジ、黄、緑、青、藍。完璧な配列の虹だ。
あれも完璧な配列だ。緑、黄、赤。信号機だ信号機。
あれも、撮っておこうかな。
私は後ろを向いている三人にカメラを向けた。あくまで顔を撮らず、髪の毛だけに集中して。
えっと、信号機だから縦じゃなくて横のほうがいいよね。あっ、ちょっと黄信号動かないでよ。
黄信号に重点的にカメラを向けているが、黄信号がじっとしてくれないため、あちこちに動かす羽目になる。
真ん中からズレないでってば、フレームアウトするじゃん。
ほら、もっと右に寄って。違う違う、しゃがまないでってば。あ~あ、完璧にズレちゃった。私は青信号と黄信号の真ん中に立ってほしいんだって。
私は黄信号に『真ん中に立て、真ん中に立て』とカメラ越しに念じ続けた。
黄信号の動きをカメラで追っていると、見事なオレンジ色の髪の毛がフレームの中に入ってきた。
いやいや、オレンジ色とセットなんて意味ないってば。
あれ?あのオレンジ色なんだか震えてるな。それに見たことがあるオレンジ色のような。
私は髪の毛ばかりに当てていた視点をカメラのフレームと共に下げた。
「え?リオン君?」
パシャン。
「あ」
驚きのあまり、シャッターボタンを押してしまった。
「あ?なんだ今の音は」
フレーム中に映っていた赤信号、黄信号、青信号とリオン君は振り返る。
あれ?音に気付いちゃった、てっきり周囲の人間と同じように気づかないと思っていた。
離れて撮ってるし。
「なんだ、お前」
「ミ、ミフユ様?」
4人の視線が私に集中する。
あれ?そのうえ、私がパシャリの音を出したって思われた。私はスマホを降ろし、自分の立ち位置を改めて確認する。
あ~らら、いつのまにか最初に立っていた場所から被写体の近くまで移動していたんだ。フレームの中の信号機に意識を集中していたから気づかなかった。
しかも、ここって市場の裏路地辺りじゃん。ざわめき声があんな遠くから聞こえる。
ていうか、この空間にいるのって私を含め5人しかいないし。
そりゃ、私が撮ったってわかるか。
「おい、聞いてるのか」
私は男の声を右から左に流して、初めて信号機の3人をまじまじと見た。
うっわぁ、いかにもって感じのチンピラ顔だ。
3人とも内面のクズさが顔面に滲み出てる。
私はついでにリオン君の様子を見てみた。
リオン君はたくさんのリンゴが入った紙袋を片手に抱えながら、涙目になっていた。よく見ると、紙袋を抱えていないほうの手には財布が握られていた。
ここは人通りの少ない裏通り。
3人のガラの悪そうな信号機。
その三人に取り囲まれている、涙目の男の子。その男の子の手には財布。
数秒で理解した。
ああ、カツアゲか。
あるんだ、やっぱりこの世界にも。
まぁ、いいや。ちょうどいい。
「もしかして、このガキの姉貴か」
ずっと黙っていた私に痺れを切らした青信号が苛立ち交じりで言った。
「え」
いやいや、似てないでしょ。
否定しようとすると、黄信号は私よりも先に口を開きだした。
「姉貴だったらちょうどいい。このガキ、いきなり前を歩いていた俺の靴を踏みやがったんだ。高級な靴がこのガキのせいで傷ついちまった。どう責任取ってくれんだ?弟の責任は姉の責任だ。弁償してもらうぞ」
カツアゲじゃなかったか、因縁だったか。
いや、この場合カツアゲと因縁のミックスか。
ん?ちょっと待って。今がチャンスじゃない?この配列、この並び、まさに信号機そのもの。
しかも、3人とも同じくらいの背丈。今がいい写真を撮る、シャッターのチャンス。
私は信号機トリオを急いで撮ろうとスマホを掲げた。
「な、なんだそれは。ぶ、武器か」
黄信号が見たことのないスマホにビビっているが今はそんなことに意に介する時間はない。
うん、やっぱり縦より横のほうが信号機の映りがいいな。
あれ、さっきは後ろからだったから気づかなかったけど前から見ると、黄信号の髪色って夏芽が殴った大司教に似てる。色だけじゃなくても長さや髪型も。
こりゃ、夏芽に見つかったらこの黄信号大変なことになるな。
「おい、なんとか言えよ!」
赤信号は盛大な舌打ちをしながら、私を睨みつけてきた。
「あ~、ちょっと動かないでよ」
「ああ?」
「ごめんごめん、何かを言ってほしかったんだっけ?はいはい『なんとか』。言ってあげたんだから動かないで」
あらら、言葉選びに失敗しちゃったかも。3人の青筋が浮き立ってる。
「ざっけんなこのアマ、ふざけやがって!」
特に黄信号がものすごいブチ切れてるのがわかる。
待って待ってブチ切れてもいいけど数枚撮ってからにしてよ。
「ま、待ってよ!その人は僕の姉じゃ―」
必死の形相をしたリオン君がフレームの中に入ってきた。
リオン君、お願いだからフレームに入ってこないで。オレンジ色は今、必要ないんだから。
「うるせぇ!もうそんなことはどうでもいい!」
黄信号に軽く突き飛ばされたリオン君がフレームから消えた。
よし、オレンジ色がなくなったぞ。
黄信号が2、3歩前に出た。
あ~もう、ズレちゃった。せっかくいい並びだったのに。
すると、黄信号の両隣にいた青信号と赤信号も同じ歩幅で近づいてきた。
おお、ズレたと思ったけどちょうどよくなった。
このまま、撮ろうと思った時だった。
後ろから気配を感じた。強くて速い、よく知っている気配。
すごい勢いで近づいてくる。
5秒後、現状がどうなるか嫌でもわかる。
早く撮らないと。
「このアマ、覚悟し――ぐふあ!!」
パシャン。
5秒後じゃなく、3秒後だった。
私が今撮ったのは完璧な配列な信号機ではなく、黄信号のみぞおちに膝蹴りを当てている夏芽の姿だった。
隣にいたはずの夏芽が忽然と消えていた。
ちょっと周囲を把握するために立ち止まった隙に、勝手にずんずん前に言っちゃったってこと?
今はスマホが使えないからはぐれないようにしようって言ったのに。
はぁ、と声と共にため息を漏らした。
もう、一体どこ行ったの?マヨネーズが見つかったとして、まずやることがあるってこと、忘れてるんじゃないだろうね。
私はつま先たちになって辺りを一瞥してみる。
あ~、人がたくさんいすぎてわかんないわ。色んな髪色がそこかしこにありすぎて、目が回ってくる。
もう、いいや。この市場にいることは確かなんだからのんびり探すとしよう。
私はスマホを撮影モードにしながら、足を進める。
それにしても、皆すごい髪の色。
これだけの人数のカラフルだらけの髪色は現実世界でも早々お目に掛かれないかも。この光景も写真に収めておくとするかな。
私は周囲の髪の色に焦点を当てながら、シャッターボタンを押し続けた。
顔はできるだけ映らないように角度に気を付けながら。
目立つのを避けるため、城を出るときシャッター音を低く設定している。
そのおかげか、シャッター音は周囲のざわめきがかき消してくれていた。しかも、ほとんどが市場の売り買いに夢中になっているので、スマホを掲げている私を気にする人間はいなかった。
おお、あのじいさんの髪すっごいピンク。
うわぁ、あの男の髪の毛すごい。なんて目がチカチカする黄緑なんだ。
赤、オレンジ、黄、緑、青、藍。完璧な配列の虹だ。
あれも完璧な配列だ。緑、黄、赤。信号機だ信号機。
あれも、撮っておこうかな。
私は後ろを向いている三人にカメラを向けた。あくまで顔を撮らず、髪の毛だけに集中して。
えっと、信号機だから縦じゃなくて横のほうがいいよね。あっ、ちょっと黄信号動かないでよ。
黄信号に重点的にカメラを向けているが、黄信号がじっとしてくれないため、あちこちに動かす羽目になる。
真ん中からズレないでってば、フレームアウトするじゃん。
ほら、もっと右に寄って。違う違う、しゃがまないでってば。あ~あ、完璧にズレちゃった。私は青信号と黄信号の真ん中に立ってほしいんだって。
私は黄信号に『真ん中に立て、真ん中に立て』とカメラ越しに念じ続けた。
黄信号の動きをカメラで追っていると、見事なオレンジ色の髪の毛がフレームの中に入ってきた。
いやいや、オレンジ色とセットなんて意味ないってば。
あれ?あのオレンジ色なんだか震えてるな。それに見たことがあるオレンジ色のような。
私は髪の毛ばかりに当てていた視点をカメラのフレームと共に下げた。
「え?リオン君?」
パシャン。
「あ」
驚きのあまり、シャッターボタンを押してしまった。
「あ?なんだ今の音は」
フレーム中に映っていた赤信号、黄信号、青信号とリオン君は振り返る。
あれ?音に気付いちゃった、てっきり周囲の人間と同じように気づかないと思っていた。
離れて撮ってるし。
「なんだ、お前」
「ミ、ミフユ様?」
4人の視線が私に集中する。
あれ?そのうえ、私がパシャリの音を出したって思われた。私はスマホを降ろし、自分の立ち位置を改めて確認する。
あ~らら、いつのまにか最初に立っていた場所から被写体の近くまで移動していたんだ。フレームの中の信号機に意識を集中していたから気づかなかった。
しかも、ここって市場の裏路地辺りじゃん。ざわめき声があんな遠くから聞こえる。
ていうか、この空間にいるのって私を含め5人しかいないし。
そりゃ、私が撮ったってわかるか。
「おい、聞いてるのか」
私は男の声を右から左に流して、初めて信号機の3人をまじまじと見た。
うっわぁ、いかにもって感じのチンピラ顔だ。
3人とも内面のクズさが顔面に滲み出てる。
私はついでにリオン君の様子を見てみた。
リオン君はたくさんのリンゴが入った紙袋を片手に抱えながら、涙目になっていた。よく見ると、紙袋を抱えていないほうの手には財布が握られていた。
ここは人通りの少ない裏通り。
3人のガラの悪そうな信号機。
その三人に取り囲まれている、涙目の男の子。その男の子の手には財布。
数秒で理解した。
ああ、カツアゲか。
あるんだ、やっぱりこの世界にも。
まぁ、いいや。ちょうどいい。
「もしかして、このガキの姉貴か」
ずっと黙っていた私に痺れを切らした青信号が苛立ち交じりで言った。
「え」
いやいや、似てないでしょ。
否定しようとすると、黄信号は私よりも先に口を開きだした。
「姉貴だったらちょうどいい。このガキ、いきなり前を歩いていた俺の靴を踏みやがったんだ。高級な靴がこのガキのせいで傷ついちまった。どう責任取ってくれんだ?弟の責任は姉の責任だ。弁償してもらうぞ」
カツアゲじゃなかったか、因縁だったか。
いや、この場合カツアゲと因縁のミックスか。
ん?ちょっと待って。今がチャンスじゃない?この配列、この並び、まさに信号機そのもの。
しかも、3人とも同じくらいの背丈。今がいい写真を撮る、シャッターのチャンス。
私は信号機トリオを急いで撮ろうとスマホを掲げた。
「な、なんだそれは。ぶ、武器か」
黄信号が見たことのないスマホにビビっているが今はそんなことに意に介する時間はない。
うん、やっぱり縦より横のほうが信号機の映りがいいな。
あれ、さっきは後ろからだったから気づかなかったけど前から見ると、黄信号の髪色って夏芽が殴った大司教に似てる。色だけじゃなくても長さや髪型も。
こりゃ、夏芽に見つかったらこの黄信号大変なことになるな。
「おい、なんとか言えよ!」
赤信号は盛大な舌打ちをしながら、私を睨みつけてきた。
「あ~、ちょっと動かないでよ」
「ああ?」
「ごめんごめん、何かを言ってほしかったんだっけ?はいはい『なんとか』。言ってあげたんだから動かないで」
あらら、言葉選びに失敗しちゃったかも。3人の青筋が浮き立ってる。
「ざっけんなこのアマ、ふざけやがって!」
特に黄信号がものすごいブチ切れてるのがわかる。
待って待ってブチ切れてもいいけど数枚撮ってからにしてよ。
「ま、待ってよ!その人は僕の姉じゃ―」
必死の形相をしたリオン君がフレームの中に入ってきた。
リオン君、お願いだからフレームに入ってこないで。オレンジ色は今、必要ないんだから。
「うるせぇ!もうそんなことはどうでもいい!」
黄信号に軽く突き飛ばされたリオン君がフレームから消えた。
よし、オレンジ色がなくなったぞ。
黄信号が2、3歩前に出た。
あ~もう、ズレちゃった。せっかくいい並びだったのに。
すると、黄信号の両隣にいた青信号と赤信号も同じ歩幅で近づいてきた。
おお、ズレたと思ったけどちょうどよくなった。
このまま、撮ろうと思った時だった。
後ろから気配を感じた。強くて速い、よく知っている気配。
すごい勢いで近づいてくる。
5秒後、現状がどうなるか嫌でもわかる。
早く撮らないと。
「このアマ、覚悟し――ぐふあ!!」
パシャン。
5秒後じゃなく、3秒後だった。
私が今撮ったのは完璧な配列な信号機ではなく、黄信号のみぞおちに膝蹴りを当てている夏芽の姿だった。
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