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プロローグ
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昼休憩終了のベルが鳴った。作業員たちが持ち場へ戻ってくる。入れ替わりに、私はラインの点検と調整を終えて、事務所へ戻って、遅い昼食。コンビニパスタをあっためていると、事務所の女の子に声をかけられた。
「野江さん、専務が呼んでましたよ」
「わかった、すぐ行くわ」
できあがったパスタを持って、専務室へ。
「おつかれさまー」
普段通り声をかけたけど、彼女は少し、気まずい顔。
「今からお昼やったん」
「そうなんよ、ここで食べていい?」
「ええよ」
彼女は社長の奥さんで、この会社の専務。そして、親友でもあり、恩人でもある。
「さとちゃん、昨日のことやねんけど」
昨日、ケンカしてしまった私たち。私は特別、なにもなかった返事をする。
「ごめんね、私が悪かったわ」
「うん、気にせんでええって。それより、雅子、体調はどうなん、しんどいんちゃうの。今日も顔色、ちょっと悪いみたいやけど」
東京に来て8年になる。関西弁は抜いたつもりだけど、ついつい、雅子とふたりの時は、昔みたいに、関西弁が出てしまう。
「昔から体弱いんやから、無理したらあかんで」
「なあ、さとちゃん、私な……」
彼女が重く何か切り出したとき、胸の携帯が鳴った。
「ちょっとごめん、ラインからやわ……はい、野江です……え? わかった、すぐ行く」
「なんかあったん?」
「うん、エラー出て、止まってるみたい。ちょっと見てくるわ、すぐ戻ってくるから、ゆっくり話しよ」
8年前、雅子に東京に呼んでもらって、この会社に就職させてもらった。プラスティック製品の製造工場で、もうかなり設備も古い。昔ながらの町工場だけど、アットホームで、私は働きやすかったし、仕事も合っていたのか、今では工場長にしてもらった。といっても、スタッフはパート合わせて5人だけど。
現場では、エラーブザーがなっていた。おかしいな、さっき調整したときはなんともなかったんだけど。
「ちょっと見せて」
ラインの機械に不具合は見つからない。どこが悪いんだろう。しばらく、ラインを止めたまま、あちこち点検していると、奥の倉庫から、嫌な臭いがしてきた。
「なんか、焦げ臭くない?」
「たしかに……」
そう言っているうちに、倉庫から、人が飛び出してきた。
「火事です! 煙が!」
たちまち、火災報知器がけたたましく鳴り響く。倉庫と出入り口は反対側、私は作業員たちを外に出した。
「落ち着いて、大丈夫だから! 早く外へ!」
二階の事務所からも何人か降りてきて、私も外へ。黒い煙が出始め、倉庫に火が上がった。近所の人が、通報してくれたらしい、遠くから消防車のサイレンが聞こえる。
「みんないる? 逃げ遅れた人はいない?」
「あの、野江さん……専務がいません」
まさか、逃げ遅れたの? うそでしょ! 倉庫には新しく入ったばかりの、可燃性の材料が大量に積まれている。それに引火したら、爆発するかもしれない。
「専務室のまま?」
「わかりません、誰も見てないみたいで……」
中には煙が蔓延して、入れそうもない。
「野江さん、危ないって、消防車を待ったほうがいい!」
そんな時間ない。私は水をかぶって、非常階段を上がった。誰かが開けて逃げたらしい。非常ドアは開いていた。
「雅子! 雅子どこや!」
まだ火はまわっていないけど、煙で息が苦しい。なんとか専務室までたどり着いて、ドアを蹴り開けた。
「雅子! いてるん! いてるんやったら返事して!」
この下は倉庫。早くしないと!
中に入ると、ソファに人影が見えた。雅子が、うとうとと、眠っていた。
「雅子! しっかり、目覚まして!」
もしかしたら、薬を飲んだのかもしれない。よく眠いって、薬の後は寝ていたから……
「あ……さとちゃん……」
「雅子、よかった、早よ逃げなあかん、爆発するかもしれん」
でも雅子は、ぼんやり天井を見上げたまま、動こうとしない。
「さとちゃん、私、ええわ」
「なにがええん! ほら、早くつかまって、雅子!」
私は無理やり、彼女を立たせた。床が熱気で熱い。ふらふらと歩く雅子をかかえて、廊下へ向かった。
「あかんわ、出られへん。事務所から飛び降りよう」
廊下はもう煙で前が見えなくなっていた。隣の事務所のドアは開いていて、外に出れる窓がある。二階なら飛び降りても、酷くて骨折くらいだろう。
「窓までがんばるんや」
外から消防車の音が聞こえる。よかった、到着したみたい。早く、飛び降りないと……
その時、専務室から大きな音がした。どうやら、下で爆発したらしい。ここもやばい、時間の問題ね、窓まで……もう少し……
「さとちゃん、私な……」
「雅子、喋ったらあかん。あとでゆっくり聞くから、今は口開けたらあかん」
「さとちゃんのこと、友達やと思てるねんで」
「わかった、わかったから」
一瞬、地震かと思うほどの揺れがあって、壁と一緒に、吹き飛ばされた。
1分か3分か、わからない。意識を失っていたらしい。気がつくと、周りは火に囲まれていて、雅子がスチールロッカーの下に倒れていた。
「雅子!」
さすがに女の力ではびくともしない。なんとか雅子を引っ張り出そうとするけど、びくとも動かない。
「さとちゃん、私はええから……逃げて」
「なにゆうてんねん! 雅子おいて逃げるなんかでけへんやろ!」
なんでこんなに重いの……全然動かない……
まごまごしてるうちに、また爆発が起こったらしい。私はそのまま吹き飛ばされて、デスクか何かに激突した。炎は大きくなって、もう、息もできない。やばい、ほんとに死ぬかもしれない。だんだん意識が薄れて、私は、遠くで消防隊の声を聞いた。
「誰かいますか! いたら合図してください!」
必死で声を出そうとするけど、喉が焼けてしまったらしい。まったく声が出ない。
「こっちじゃないのかなあ、向こうを探すか」
待って、ここに……うっすら目を開けると、パーテーションの影になって、こちらは見えてないのかも……どうしよう、何か、音の出るもの……携帯! 胸に携帯が!
力一杯、胸ポケットの携帯を、消防隊へ投げた。お願い、気がついて!
「おい、今なんかとんでこなかったか? あ、携帯がある、この辺にいるんじゃないか!」
よかった、気がついてくれて……
消防隊が戻ってきて、私はもう一度、手探りで投げられるものはないか探す。指先に棒のようなものが当たって、左手でそのまま、思いっきり握りしめた。
「う、うう……!」
スチールか何かだったらしい。熱で熱くなったそれは、私の掌にへばりついた。皮膚が溶けたのかもしれない。激痛に耐えて、最後の力で消防隊めがけて投げつけた。
「そっちか! あっ、いた! ここにいるぞ!」
よかった……薄れゆく意識と視界の中で、雅子が抱き上げられるのを確認した。
「わかりますか!」
消防隊の呼びかけに、私は、浅く、うなずいた。
「もう大丈夫ですよ! 助かりますからね!」
喉が痛い、掌が熱い。丸焼きにされるチキンになったみたいに、全身が焦げてるみたい。……雅子、あんたも助かったやんな? 私ら、ずっと、ずっと一緒って、約束したもんな……雅子……
「野江さん、専務が呼んでましたよ」
「わかった、すぐ行くわ」
できあがったパスタを持って、専務室へ。
「おつかれさまー」
普段通り声をかけたけど、彼女は少し、気まずい顔。
「今からお昼やったん」
「そうなんよ、ここで食べていい?」
「ええよ」
彼女は社長の奥さんで、この会社の専務。そして、親友でもあり、恩人でもある。
「さとちゃん、昨日のことやねんけど」
昨日、ケンカしてしまった私たち。私は特別、なにもなかった返事をする。
「ごめんね、私が悪かったわ」
「うん、気にせんでええって。それより、雅子、体調はどうなん、しんどいんちゃうの。今日も顔色、ちょっと悪いみたいやけど」
東京に来て8年になる。関西弁は抜いたつもりだけど、ついつい、雅子とふたりの時は、昔みたいに、関西弁が出てしまう。
「昔から体弱いんやから、無理したらあかんで」
「なあ、さとちゃん、私な……」
彼女が重く何か切り出したとき、胸の携帯が鳴った。
「ちょっとごめん、ラインからやわ……はい、野江です……え? わかった、すぐ行く」
「なんかあったん?」
「うん、エラー出て、止まってるみたい。ちょっと見てくるわ、すぐ戻ってくるから、ゆっくり話しよ」
8年前、雅子に東京に呼んでもらって、この会社に就職させてもらった。プラスティック製品の製造工場で、もうかなり設備も古い。昔ながらの町工場だけど、アットホームで、私は働きやすかったし、仕事も合っていたのか、今では工場長にしてもらった。といっても、スタッフはパート合わせて5人だけど。
現場では、エラーブザーがなっていた。おかしいな、さっき調整したときはなんともなかったんだけど。
「ちょっと見せて」
ラインの機械に不具合は見つからない。どこが悪いんだろう。しばらく、ラインを止めたまま、あちこち点検していると、奥の倉庫から、嫌な臭いがしてきた。
「なんか、焦げ臭くない?」
「たしかに……」
そう言っているうちに、倉庫から、人が飛び出してきた。
「火事です! 煙が!」
たちまち、火災報知器がけたたましく鳴り響く。倉庫と出入り口は反対側、私は作業員たちを外に出した。
「落ち着いて、大丈夫だから! 早く外へ!」
二階の事務所からも何人か降りてきて、私も外へ。黒い煙が出始め、倉庫に火が上がった。近所の人が、通報してくれたらしい、遠くから消防車のサイレンが聞こえる。
「みんないる? 逃げ遅れた人はいない?」
「あの、野江さん……専務がいません」
まさか、逃げ遅れたの? うそでしょ! 倉庫には新しく入ったばかりの、可燃性の材料が大量に積まれている。それに引火したら、爆発するかもしれない。
「専務室のまま?」
「わかりません、誰も見てないみたいで……」
中には煙が蔓延して、入れそうもない。
「野江さん、危ないって、消防車を待ったほうがいい!」
そんな時間ない。私は水をかぶって、非常階段を上がった。誰かが開けて逃げたらしい。非常ドアは開いていた。
「雅子! 雅子どこや!」
まだ火はまわっていないけど、煙で息が苦しい。なんとか専務室までたどり着いて、ドアを蹴り開けた。
「雅子! いてるん! いてるんやったら返事して!」
この下は倉庫。早くしないと!
中に入ると、ソファに人影が見えた。雅子が、うとうとと、眠っていた。
「雅子! しっかり、目覚まして!」
もしかしたら、薬を飲んだのかもしれない。よく眠いって、薬の後は寝ていたから……
「あ……さとちゃん……」
「雅子、よかった、早よ逃げなあかん、爆発するかもしれん」
でも雅子は、ぼんやり天井を見上げたまま、動こうとしない。
「さとちゃん、私、ええわ」
「なにがええん! ほら、早くつかまって、雅子!」
私は無理やり、彼女を立たせた。床が熱気で熱い。ふらふらと歩く雅子をかかえて、廊下へ向かった。
「あかんわ、出られへん。事務所から飛び降りよう」
廊下はもう煙で前が見えなくなっていた。隣の事務所のドアは開いていて、外に出れる窓がある。二階なら飛び降りても、酷くて骨折くらいだろう。
「窓までがんばるんや」
外から消防車の音が聞こえる。よかった、到着したみたい。早く、飛び降りないと……
その時、専務室から大きな音がした。どうやら、下で爆発したらしい。ここもやばい、時間の問題ね、窓まで……もう少し……
「さとちゃん、私な……」
「雅子、喋ったらあかん。あとでゆっくり聞くから、今は口開けたらあかん」
「さとちゃんのこと、友達やと思てるねんで」
「わかった、わかったから」
一瞬、地震かと思うほどの揺れがあって、壁と一緒に、吹き飛ばされた。
1分か3分か、わからない。意識を失っていたらしい。気がつくと、周りは火に囲まれていて、雅子がスチールロッカーの下に倒れていた。
「雅子!」
さすがに女の力ではびくともしない。なんとか雅子を引っ張り出そうとするけど、びくとも動かない。
「さとちゃん、私はええから……逃げて」
「なにゆうてんねん! 雅子おいて逃げるなんかでけへんやろ!」
なんでこんなに重いの……全然動かない……
まごまごしてるうちに、また爆発が起こったらしい。私はそのまま吹き飛ばされて、デスクか何かに激突した。炎は大きくなって、もう、息もできない。やばい、ほんとに死ぬかもしれない。だんだん意識が薄れて、私は、遠くで消防隊の声を聞いた。
「誰かいますか! いたら合図してください!」
必死で声を出そうとするけど、喉が焼けてしまったらしい。まったく声が出ない。
「こっちじゃないのかなあ、向こうを探すか」
待って、ここに……うっすら目を開けると、パーテーションの影になって、こちらは見えてないのかも……どうしよう、何か、音の出るもの……携帯! 胸に携帯が!
力一杯、胸ポケットの携帯を、消防隊へ投げた。お願い、気がついて!
「おい、今なんかとんでこなかったか? あ、携帯がある、この辺にいるんじゃないか!」
よかった、気がついてくれて……
消防隊が戻ってきて、私はもう一度、手探りで投げられるものはないか探す。指先に棒のようなものが当たって、左手でそのまま、思いっきり握りしめた。
「う、うう……!」
スチールか何かだったらしい。熱で熱くなったそれは、私の掌にへばりついた。皮膚が溶けたのかもしれない。激痛に耐えて、最後の力で消防隊めがけて投げつけた。
「そっちか! あっ、いた! ここにいるぞ!」
よかった……薄れゆく意識と視界の中で、雅子が抱き上げられるのを確認した。
「わかりますか!」
消防隊の呼びかけに、私は、浅く、うなずいた。
「もう大丈夫ですよ! 助かりますからね!」
喉が痛い、掌が熱い。丸焼きにされるチキンになったみたいに、全身が焦げてるみたい。……雅子、あんたも助かったやんな? 私ら、ずっと、ずっと一緒って、約束したもんな……雅子……
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