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醒めない夢
醒めない夢(5)
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署に戻ると、ソファで御堂が口を開けて爆睡していた。なるほど、こう見ると、やっぱり50前のおっさんだな。おしゃれなネクタイは丸めてデスクに投げてあって、胸元のボタンはだらしなく外れている。
「あっ、ああ、あ、おかえり」
慌てて目を覚まして、髪をなおしてる。白髪もないし、薄くもないし、相当気つかってんだろうなあ。
「夜勤だっけ」
「新人くんが帰っちゃってさ。犬が退院したからお祝いだって」
ライフワークバランスね、大切だ。
「どうだった?」
いつものイケてる御堂に戻って、足を組んだ。
「まあ、そうだな……なあ御堂、おまえさ、あの女のどこがいいと思う。見た目か? そこまで美人ってこともないし、普通の40の女だろう。おまえなら、もっといい女と付き合ってんじゃん」
「遊び相手ならね、でも、彼女は違う。なんていうか、自分が守ってやらないと、って気になる。うまくいえないけど……自分の存在を感じられるっていうのかな、ひとりで生きてる女は、いい女だけど、自分じゃなくてもって思うじゃん、それの逆だよ。俺もこの歳になってさ、そろそろ落ち着きたいなー、なんて思ってたから、運命なのかなー」
「惚れてんだ」
「そうかも。でも、残念ながら片思いだ。聡子ちゃんの心の中には、誰か違うやつがいる」
「桐山龍二、まだあの女に惚れてるみたいだった」
「だろうなあ、あんな子、いないもん。俺なら絶対離さないけどなあ」
正直、俺には桐山や御堂の気持ちがわからない。たぶん、本気で女に惚れたことがないからだろう。
「夜勤、替わろうか、どうせ仕事あるし」
「いいよ、今日は休みだろ? もう帰りなよ。あ、そうだ。夕方に中ちゃんが面会行ったみたいなんだけどさ、元気なかったらしいわ。顔、見せてやったら?」
「こんな時間にか?」
「寝てたらそれでいいじゃん。明日には退院して釈放かもしれないし」
駐車場に出て、エンジンをかける。どうしよう、行ってやるべきか……帰り道だし、寄ってみるか。なんとなく、顔が見たい。
病院の受付で面会できるかと聞くと、今回だけですよ、と許可してくれた。薄暗い廊下を抜けて、病室のドアを少し開けると、ベッドサイドのライトがついていた。起きているのかと、そっと顔を覗くと、ふと、目を覚ました。
「わっ、びっくりした」
「すみません、起こしましたか」
聡子は少し笑って、体を起こそうとするけど、それすら辛いらしい。
「そのままで」
化粧の落ちた聡子は、より、痩せて見える。病院着の首元から、痩せた鎖骨と、火傷の痕が見えた。
「体調、どう?」
「まだ熱が下がらないの。迷惑かけてごめんなさい」
頬が少し赤い。熱のせいだろうか。
「釈放って、聞いたかな」
「うん、聞いたわ……辰巳さん、私……」
そこまで行って、聡子は苦しそうに咳をした。
「無理しないで、話はまた、元気になったら聞きますから」
「今日は、出張って聞いてたのに、わざわざ来てくれたの?」
「帰り道だから、少し寄っただけ。こんな時間に、申し訳ない」
「ううん、嬉しい。眠れなくて……」
夢……あの夢をまた、見てたんだろうか。たったひとり、この病室で、あの広い部屋で……
「大阪に行ってた。キミのことを、聞いてきたよ」
「そう、大阪……ロクな話なかったでしょ」
聡子は寂しそうに笑った。
「桐山龍二にも会った」
「……あの人、生きてたんだ」
「大阪の組で、若頭になってた。なかなかの出世だ」
「バカねえ、そんな人じゃないのに。優しい人なの、悪かったけどね、優しい人……初めて、本気で好きになったの」
「キミのことを、随分心配してたな」
「もう忘れてたわ……これからもね、忘れるの」
まだ、好きなんだな。さすがの俺でも、それくらいわかる。
「辰巳さんも、優しい人ね」
少し掠れだ声で、熱で潤んだ目で、聡子はそう言った。
「優しくなんかないよ」
「優しいわ。だって、こうやって来てくれたもの」
「俺は……」
きみを、犠牲にしようとしてた……
「でも、悲しそう。ずっと、悲しそう」
心臓を掴まれるような痛みが走って、気がつくと、聡子の熱い手が、俺の頬に触れていた。
「泣かないで、私も悲しくなるから」
「ごめん……」
「つらいのね」
そう呟いた聡子の唇に、引き寄せられて、俺は、熱で乾いた唇に重ねていた。
「寂しくないか、いつもひとりで、寂しくないか?」
「うん、熱が出たときはね、先生が往診に来てくれるの。それでね、眠るまで、手を握っててくれる。目が覚めたらいないけど……」
聡子は、火傷の痕が目立つ左手を出した。そっと握ると、熱で熱いはずなのに、なぜかとても冷たい。
「眠るまで、いてくれる?」
「ああ、いるよ」
「優しいのね、やっぱり……」
唇に絡まった長い髪を解く。
「左目、治るんだろ?」
「いいのよ、このままで、私なんて、このまま……いつになったら、死ねるのかしらね……火事の時ね、雅子じゃなくて、私が死ねばよかったの。事件のときもそう、私……死ねないの、辰巳さん、私ね、死にたいのよ、もうね……つらいの……」
「死んでないだけ、か」
「辰巳さんも? ねえ、辰巳さんも同じ?」
甘い匂いがして、周りが見えなくなった。気がついたら、俺の手は、聡子の首にかかっている。
「一緒に死のうか」
俺の両手の中で、聡子は目を閉じて、うう、と小さく呻いた。
「ご、ごめん、俺、なにやってんだ……」
「私なんて殺したら、損なだけよ」
「そんなこと言うな、言わないでくれよ」
無防備な、痩せた体を抱きしめた。腕の中で、壊れてしまいそうなくらい、聡子は柔らかくて、脆い。もう一度、乾いた唇にキスをして、熱い口の中を漂う。薄い服の上から、体を弄るけど、聡子はただ、目を閉じている。
「感じてくれよ」
バカな俺は、力づくで彼女の体を弄るけど、虚しさがこみ上げてくるだけだ。きっと、俺はこうやって女を抱いているんだろう。酒の力に任せて、ただ、自分の感情を吐きだすために……
「辰巳さん、私のこと、好き?」
聡子は、寂しい目で、俺を見た。
「好きって言ってくれたら、私、それでいいの」
なにをやってるんだ、俺は。これじゃあただ彼女を傷つけに来ただけじゃないか!
「すまない、許してくれ」
「好きじゃないんだ……」
「そうじゃない、そうじゃないけど……」
聡子はふと笑って、俺の手の甲に、自分の手を重ねた。
「手、握って」
「ああ、もう寝なよ」
「ありがとう、辰巳さん。おやすみなさい」
「おやすみ」
彼女は目を閉じて、直に、寝息が聞こえてきた。
「おやすみ」
俺は寝顔にもう一度そう言って、握った手を、布団の中に入れてやった。時計は、午前2時になっていた。
翌日から、また次々に事件に駆り出されて、聡子には会えないままだ。一週間ほどして、聡子が退院して、そのまま、釈放になった。
「聡子ちゃん、もう大丈夫なんだ」
「うん、ご迷惑をおかけしました」
「釈放になってよかったね」
受付から、声が聞こえてる。御堂がシビレを切らしたように、俺を呼びにきた。別にいいのに、余計なことを。
「辰巳さん、いろいろ、お世話になりました」
「あ、ああ……また、お話を伺うかもしれませんが、そのときはご協力ください」
思わず目をそらした俺に、聡子はちょっと寂しそうに微笑んだ。
「では、辰巳さん、これで」
こいつもいたのか! えのきめ、なんかムカつくな。
えのきと聡子は楽しそうに腕を組んで帰っていく。後ろ姿を見送って、御堂が、つきあってるよなあ、って呟いた。
「俺の方がイケてるけど、医者には敵わないかあ」
まあ、えのきえのきと言ってるけど、あの八田という医者も、スマートな方だろう。御堂とはタイプの違うイケメンだ。
「一真、メシ行こうよ」
ひとりで行けよ、と言いかけたけど、たまにはいいかな。昔はよく、こいつとメシ食いに行ったし。
「なに食う?」
「ラーメン、あの店、まだやってたんだよ」
チャーハンセットは550円に値上がりしていて、うまくもまずくもない味は安定だ。
「俺、思うんだけどさあ」
「また聡子のことか」
「やっぱり、運命だと思うんだよね。もし、聡子ちゃんとうまくいったら、遊ぶのはやめる、一切やめる、仕事も、もうちょいがんばる」
「うまくいかなくても真面目になれ、そして仕事もがんばれ。いい加減、いい歳だろうが」
「さっき、なんで一真のこと呼んだと思う?」
「班長だから。責任者だから」
「そうじゃないよ、聡子ちゃん、おまえのこと探してたから。なあ、彼女のこと、どうなんだよ、俺さあ、本気になったら落とす自信あるよ、いいの?」
「勝手にすりゃいいけど、他の遊び相手みたいにゲーム感覚なら、やめとけ。これ以上、傷つけるな」
俺の言葉に、御堂は、ふふっと笑って、わかってるよ、と言った。でも、それは自分に言ったセリフだ。でも、聡子を傷つけることは、許せない、単純にそれだけだった。
「あっ、ああ、あ、おかえり」
慌てて目を覚まして、髪をなおしてる。白髪もないし、薄くもないし、相当気つかってんだろうなあ。
「夜勤だっけ」
「新人くんが帰っちゃってさ。犬が退院したからお祝いだって」
ライフワークバランスね、大切だ。
「どうだった?」
いつものイケてる御堂に戻って、足を組んだ。
「まあ、そうだな……なあ御堂、おまえさ、あの女のどこがいいと思う。見た目か? そこまで美人ってこともないし、普通の40の女だろう。おまえなら、もっといい女と付き合ってんじゃん」
「遊び相手ならね、でも、彼女は違う。なんていうか、自分が守ってやらないと、って気になる。うまくいえないけど……自分の存在を感じられるっていうのかな、ひとりで生きてる女は、いい女だけど、自分じゃなくてもって思うじゃん、それの逆だよ。俺もこの歳になってさ、そろそろ落ち着きたいなー、なんて思ってたから、運命なのかなー」
「惚れてんだ」
「そうかも。でも、残念ながら片思いだ。聡子ちゃんの心の中には、誰か違うやつがいる」
「桐山龍二、まだあの女に惚れてるみたいだった」
「だろうなあ、あんな子、いないもん。俺なら絶対離さないけどなあ」
正直、俺には桐山や御堂の気持ちがわからない。たぶん、本気で女に惚れたことがないからだろう。
「夜勤、替わろうか、どうせ仕事あるし」
「いいよ、今日は休みだろ? もう帰りなよ。あ、そうだ。夕方に中ちゃんが面会行ったみたいなんだけどさ、元気なかったらしいわ。顔、見せてやったら?」
「こんな時間にか?」
「寝てたらそれでいいじゃん。明日には退院して釈放かもしれないし」
駐車場に出て、エンジンをかける。どうしよう、行ってやるべきか……帰り道だし、寄ってみるか。なんとなく、顔が見たい。
病院の受付で面会できるかと聞くと、今回だけですよ、と許可してくれた。薄暗い廊下を抜けて、病室のドアを少し開けると、ベッドサイドのライトがついていた。起きているのかと、そっと顔を覗くと、ふと、目を覚ました。
「わっ、びっくりした」
「すみません、起こしましたか」
聡子は少し笑って、体を起こそうとするけど、それすら辛いらしい。
「そのままで」
化粧の落ちた聡子は、より、痩せて見える。病院着の首元から、痩せた鎖骨と、火傷の痕が見えた。
「体調、どう?」
「まだ熱が下がらないの。迷惑かけてごめんなさい」
頬が少し赤い。熱のせいだろうか。
「釈放って、聞いたかな」
「うん、聞いたわ……辰巳さん、私……」
そこまで行って、聡子は苦しそうに咳をした。
「無理しないで、話はまた、元気になったら聞きますから」
「今日は、出張って聞いてたのに、わざわざ来てくれたの?」
「帰り道だから、少し寄っただけ。こんな時間に、申し訳ない」
「ううん、嬉しい。眠れなくて……」
夢……あの夢をまた、見てたんだろうか。たったひとり、この病室で、あの広い部屋で……
「大阪に行ってた。キミのことを、聞いてきたよ」
「そう、大阪……ロクな話なかったでしょ」
聡子は寂しそうに笑った。
「桐山龍二にも会った」
「……あの人、生きてたんだ」
「大阪の組で、若頭になってた。なかなかの出世だ」
「バカねえ、そんな人じゃないのに。優しい人なの、悪かったけどね、優しい人……初めて、本気で好きになったの」
「キミのことを、随分心配してたな」
「もう忘れてたわ……これからもね、忘れるの」
まだ、好きなんだな。さすがの俺でも、それくらいわかる。
「辰巳さんも、優しい人ね」
少し掠れだ声で、熱で潤んだ目で、聡子はそう言った。
「優しくなんかないよ」
「優しいわ。だって、こうやって来てくれたもの」
「俺は……」
きみを、犠牲にしようとしてた……
「でも、悲しそう。ずっと、悲しそう」
心臓を掴まれるような痛みが走って、気がつくと、聡子の熱い手が、俺の頬に触れていた。
「泣かないで、私も悲しくなるから」
「ごめん……」
「つらいのね」
そう呟いた聡子の唇に、引き寄せられて、俺は、熱で乾いた唇に重ねていた。
「寂しくないか、いつもひとりで、寂しくないか?」
「うん、熱が出たときはね、先生が往診に来てくれるの。それでね、眠るまで、手を握っててくれる。目が覚めたらいないけど……」
聡子は、火傷の痕が目立つ左手を出した。そっと握ると、熱で熱いはずなのに、なぜかとても冷たい。
「眠るまで、いてくれる?」
「ああ、いるよ」
「優しいのね、やっぱり……」
唇に絡まった長い髪を解く。
「左目、治るんだろ?」
「いいのよ、このままで、私なんて、このまま……いつになったら、死ねるのかしらね……火事の時ね、雅子じゃなくて、私が死ねばよかったの。事件のときもそう、私……死ねないの、辰巳さん、私ね、死にたいのよ、もうね……つらいの……」
「死んでないだけ、か」
「辰巳さんも? ねえ、辰巳さんも同じ?」
甘い匂いがして、周りが見えなくなった。気がついたら、俺の手は、聡子の首にかかっている。
「一緒に死のうか」
俺の両手の中で、聡子は目を閉じて、うう、と小さく呻いた。
「ご、ごめん、俺、なにやってんだ……」
「私なんて殺したら、損なだけよ」
「そんなこと言うな、言わないでくれよ」
無防備な、痩せた体を抱きしめた。腕の中で、壊れてしまいそうなくらい、聡子は柔らかくて、脆い。もう一度、乾いた唇にキスをして、熱い口の中を漂う。薄い服の上から、体を弄るけど、聡子はただ、目を閉じている。
「感じてくれよ」
バカな俺は、力づくで彼女の体を弄るけど、虚しさがこみ上げてくるだけだ。きっと、俺はこうやって女を抱いているんだろう。酒の力に任せて、ただ、自分の感情を吐きだすために……
「辰巳さん、私のこと、好き?」
聡子は、寂しい目で、俺を見た。
「好きって言ってくれたら、私、それでいいの」
なにをやってるんだ、俺は。これじゃあただ彼女を傷つけに来ただけじゃないか!
「すまない、許してくれ」
「好きじゃないんだ……」
「そうじゃない、そうじゃないけど……」
聡子はふと笑って、俺の手の甲に、自分の手を重ねた。
「手、握って」
「ああ、もう寝なよ」
「ありがとう、辰巳さん。おやすみなさい」
「おやすみ」
彼女は目を閉じて、直に、寝息が聞こえてきた。
「おやすみ」
俺は寝顔にもう一度そう言って、握った手を、布団の中に入れてやった。時計は、午前2時になっていた。
翌日から、また次々に事件に駆り出されて、聡子には会えないままだ。一週間ほどして、聡子が退院して、そのまま、釈放になった。
「聡子ちゃん、もう大丈夫なんだ」
「うん、ご迷惑をおかけしました」
「釈放になってよかったね」
受付から、声が聞こえてる。御堂がシビレを切らしたように、俺を呼びにきた。別にいいのに、余計なことを。
「辰巳さん、いろいろ、お世話になりました」
「あ、ああ……また、お話を伺うかもしれませんが、そのときはご協力ください」
思わず目をそらした俺に、聡子はちょっと寂しそうに微笑んだ。
「では、辰巳さん、これで」
こいつもいたのか! えのきめ、なんかムカつくな。
えのきと聡子は楽しそうに腕を組んで帰っていく。後ろ姿を見送って、御堂が、つきあってるよなあ、って呟いた。
「俺の方がイケてるけど、医者には敵わないかあ」
まあ、えのきえのきと言ってるけど、あの八田という医者も、スマートな方だろう。御堂とはタイプの違うイケメンだ。
「一真、メシ行こうよ」
ひとりで行けよ、と言いかけたけど、たまにはいいかな。昔はよく、こいつとメシ食いに行ったし。
「なに食う?」
「ラーメン、あの店、まだやってたんだよ」
チャーハンセットは550円に値上がりしていて、うまくもまずくもない味は安定だ。
「俺、思うんだけどさあ」
「また聡子のことか」
「やっぱり、運命だと思うんだよね。もし、聡子ちゃんとうまくいったら、遊ぶのはやめる、一切やめる、仕事も、もうちょいがんばる」
「うまくいかなくても真面目になれ、そして仕事もがんばれ。いい加減、いい歳だろうが」
「さっき、なんで一真のこと呼んだと思う?」
「班長だから。責任者だから」
「そうじゃないよ、聡子ちゃん、おまえのこと探してたから。なあ、彼女のこと、どうなんだよ、俺さあ、本気になったら落とす自信あるよ、いいの?」
「勝手にすりゃいいけど、他の遊び相手みたいにゲーム感覚なら、やめとけ。これ以上、傷つけるな」
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