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14 【秋道視点】
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折角気を利かせてやったのに聞く耳も持たず勝手な行動をとる女にいささかイラッとした。ワガママな女め、こんな女が一体どうやって時継様をたぶらかしたのだ・・・ここで見失ってなるものか!
そうして私も急いで階段を降りる。
すると女は川原に座って何か作業をしているではないか。思いもしない女の行動に私はたじろいだ。
『何をしておるのだ?』
『秋道さんはこの草花知っていますか?シロツメクサっていって、私がいた国では割と有名な草花なんですよ。』
花?なんでいきなり花なんか・・・とは思ったがとりあえず話を合わせてみる。
『ほう、そうなのか・・・そなたは花が好きなのか?』
すると女はバッサリと私の話を遮った。
『・・・ゆきです。』
『???』
『私の名前です。お主とかそなたとか知っているのに名前で呼んでくれないのって私がいた世界では結構失礼なんですよ?だから、これからはゆきって呼んでくださいね!』
『あ、ああ・・・。』
あまりにも陰りのない真っ直ぐな瞳でこちらを見てくるので私は受け入れるしか無かった。しかし、物怖じしない娘だな。
ゆき・・・か。
相変わらずゆきは花を摘んで何かを作っている。
『よし、出来ました!時間が無いからちょっと小さいですけど!』
手にはシロツメクサという草花で編んだ小さな輪っかみたいなのを持っている。
『本当はもう少し大きく作れたら花冠とか首飾りとかにしたかったんですけど、小さいサイズなんでしょうがないですね。秋道さん、手を出してください!』
言われるがまま手を出すとその輪っかを手にはめられた。
・・・!まさかこれで何かの術を!?
『お団子のお礼です!さあ、先に進みましょう。』
すると気が済んだのかゆきは階段を上がっていく。これを作るために、わざわざ川原に降りたのか?これじゃあまるで本当に子供がやる事ではないか?ますます掴めん奴だ・・・。
やる事なす事突飛すぎて本当に着いていけないな。いや、しかし時継様のご命令だ。離れるわけにもいかぬし・・・。
階段を上がるとゆきはまたキョロキョロと街を見渡していた。
『あの、この辺には神社とかないんですかね?』
『神社?ああ、もう少し山の方へ歩いた所にあるが・・・。』
『じゃあそこに行きたいです!』
『街を、見たかったんじゃないのか?』
『えっと、それもそうなんですけど。』
何故神社にとは思ったがもしかしたら人気の無い場所に連れ込んで私を始末しようとしているのかもしれん。甘く見られたものだな。何故なら霧島家に仕える家臣の中で一番強いのは、紛れもなく私なのだ。
例えいかがな術を使ってこようとも、私がこの子供のような女に負けるはずがないじゃないか!!
『まあ、いいだろう、着いて来なさい。』
私は自信満々でゆきを神社へ案内したのだ。
そうして私も急いで階段を降りる。
すると女は川原に座って何か作業をしているではないか。思いもしない女の行動に私はたじろいだ。
『何をしておるのだ?』
『秋道さんはこの草花知っていますか?シロツメクサっていって、私がいた国では割と有名な草花なんですよ。』
花?なんでいきなり花なんか・・・とは思ったがとりあえず話を合わせてみる。
『ほう、そうなのか・・・そなたは花が好きなのか?』
すると女はバッサリと私の話を遮った。
『・・・ゆきです。』
『???』
『私の名前です。お主とかそなたとか知っているのに名前で呼んでくれないのって私がいた世界では結構失礼なんですよ?だから、これからはゆきって呼んでくださいね!』
『あ、ああ・・・。』
あまりにも陰りのない真っ直ぐな瞳でこちらを見てくるので私は受け入れるしか無かった。しかし、物怖じしない娘だな。
ゆき・・・か。
相変わらずゆきは花を摘んで何かを作っている。
『よし、出来ました!時間が無いからちょっと小さいですけど!』
手にはシロツメクサという草花で編んだ小さな輪っかみたいなのを持っている。
『本当はもう少し大きく作れたら花冠とか首飾りとかにしたかったんですけど、小さいサイズなんでしょうがないですね。秋道さん、手を出してください!』
言われるがまま手を出すとその輪っかを手にはめられた。
・・・!まさかこれで何かの術を!?
『お団子のお礼です!さあ、先に進みましょう。』
すると気が済んだのかゆきは階段を上がっていく。これを作るために、わざわざ川原に降りたのか?これじゃあまるで本当に子供がやる事ではないか?ますます掴めん奴だ・・・。
やる事なす事突飛すぎて本当に着いていけないな。いや、しかし時継様のご命令だ。離れるわけにもいかぬし・・・。
階段を上がるとゆきはまたキョロキョロと街を見渡していた。
『あの、この辺には神社とかないんですかね?』
『神社?ああ、もう少し山の方へ歩いた所にあるが・・・。』
『じゃあそこに行きたいです!』
『街を、見たかったんじゃないのか?』
『えっと、それもそうなんですけど。』
何故神社にとは思ったがもしかしたら人気の無い場所に連れ込んで私を始末しようとしているのかもしれん。甘く見られたものだな。何故なら霧島家に仕える家臣の中で一番強いのは、紛れもなく私なのだ。
例えいかがな術を使ってこようとも、私がこの子供のような女に負けるはずがないじゃないか!!
『まあ、いいだろう、着いて来なさい。』
私は自信満々でゆきを神社へ案内したのだ。
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