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話
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しおりを挟む森から広い道に出たら、ルーフィリと同じくらいの身長の男が1人と翼を広げたら3~4mくらいはあるのではないかと思う程の大きな鳥が2匹いた。
「すまん、待たせた」
裕志達は、男が居るとこまで来た。
「いや、大丈夫だ。その子が?」
「…ん?ああ、裕志だ。…裕志、この男はジルだ」
ルーフィリは2人を交互に紹介した。
「よろしく裕志、本名はジル・ダイメーク・シェルってんだ、気軽にジルって呼んでくれ」
「…よろしく、……なあ、それって」
挨拶もそこそこに、裕志は後に居る、鳥に目をやった。
「この鳥は、移動用の鳥だよ。すごく大人しいから大丈夫」
ルーフィリは言いながら裕志の手を引いて右側の鳥に近づいた。
「この鳥の名前は、エイシャナで、あっちはキナック、俺が何時も乗ってるのはエイシャナ。裕志、エイシャナの背に乗ってくれるか?」
ルーフィリは言い終わった後、エイシャナの背に乗り、裕志に掴まってと、手を差し出した。
裕志は手を掴んで、ルーフィリが引っ張り自分の後ろに座らせて、キナックに乗ってるジルを見て、声をかけた。
「ジル、準備はいいか?」
「おう、何時でもいいぜ!」
「裕志、しっかり掴まってて、落ない様にねっ…」
その言葉を聞き、裕志はルーフィリの腰に腕を回し、その直後エイシャナとキナックは飛んだ。
「…す、すごっ……!?」
丁度いい高さまで来たので、速度を落とした。
下を見ると、さっきまで居た場所と裕志が現れた大木が見えた、そこから少し目線を上げると、森が続いていて、遠くの方に建物が密集して、所々に点々とあった。
「…気に入ってくれた?」
裕志の言葉を聞いてルーフィリは、顔を後ろに少しだけ向き、首を傾げ直ぐ前を向いた。
「…うん、凄く綺麗な場所だな、俺が居たあの大きい木って何なんだ……?」
「…ん?……あー、あの木は母体樹って言うんだ」
裕志はそれを聞いて、もう遠くにある母体樹の方を少しだけ振り返って見て、直ぐに前に戻した。
「もう少しで着くから、この話は後でね……」
裕志は頷き、それから一言も話さず、暫くして、見ていた中で一番大きいんじゃないかと思うくらいの街があった。
その中で離れた所に、一際大きな建物、城がありました。
エイシャナとキナックはその城に向かって飛び、暫くして城の中の広い場所に降りた。
――――……
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