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サウスサウサ編
8話 到着、サウスサウサ
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「なぁラック。仲良くしようぜ」
「グルルルル......」
鎖を木にぐるぐる巻きにされ、身動きが取れないようにされているラックに俺が話しかけても、ラックは威嚇の声をだすのみだった。
「はぁ」
ここはルンバス小国の領土内の街、サウスサウサ。
結構大きめのこの街の外れ、というか、壁の外にいるので完全に外だが、とにかくここでエリュが帰ってくるのを待っているのだ。
エリュが離れてしまったら俺達腐るのでは、と懸念したが、国跨ぐくらい離れない限りは大丈夫と言われた。
「遅いな、お前のご主人様」
ラックも、これから長くなる旅の中で、ずっと共にいることになるのだ。少しは仲良くなろうと話しかけるが。
「バウッバウッ!」
何故か今日一番吠えられた。
「バウッバウッ!バウッバウッ!」
「......?」
何故か自棄に吠え出したラックを不審に思いつつも、俺はエリュの帰りを待った。
数分の後、エリュが姿を現す。
「ごめんなさい。遅くなって」
エリュは服の入った紙袋を、俺が背もたれにしている木の横にぼすっと置いた。
「サンキュー、エリュ。近いうちに金は返すよ」
俺はそう言いながら紙袋を手にする。
服を取り出してみると、黒いシャツのようなものに、灰色のズボンが入っていた。
「エリュ、ちょっと後ろ向いてて」
俺は背を向けたエリュを他所に、早速着替えを始めた。
なんだこの誰も喜ばないサービスシーンは。
「もういいぞ」
「うん。結構似合うものね」
感想らしきものを受け取った俺は、この後どうするのかとエリュに聞く。
「取り敢えず冒険者ギルドで冒険者登録を済ませましょう。それからクエストを受けて、暫くはこの街を拠点にしてクエストでお金稼ぎね」
俺は成る程と頷く。
「じゃあ早速その冒険者ギルドとやらに行くか」
「そうね。ラック、貴方を街中に歩かせる訳にはいかないから、ここでお留守番ね。できる?」
「バウッ」
この犬、ご主人様には忠実なんだよな。
「じゃ。行きましょう、コウキ」
俺はエリュの後を追うように冒険者ギルドへ向かった。
......順調だ。
今の所殆ど順調だ。
よく分からん奴らに殺されたり、ゴツいペットがいたりと大変だったが、俺は今、順調に異世界ライフを送っている。
このままいけば、神の力で主人公最強な感じになるぞ。
「着いたわよ」
そんな妄想をしていた俺は、エリュの声で我に帰る。
「ここが冒険者ギルドか、意外とでかいな」
「冒険者ギルドは街のシンボルだからね」
そして遂に俺達は、ギルド内に入った......!
「グルルルル......」
鎖を木にぐるぐる巻きにされ、身動きが取れないようにされているラックに俺が話しかけても、ラックは威嚇の声をだすのみだった。
「はぁ」
ここはルンバス小国の領土内の街、サウスサウサ。
結構大きめのこの街の外れ、というか、壁の外にいるので完全に外だが、とにかくここでエリュが帰ってくるのを待っているのだ。
エリュが離れてしまったら俺達腐るのでは、と懸念したが、国跨ぐくらい離れない限りは大丈夫と言われた。
「遅いな、お前のご主人様」
ラックも、これから長くなる旅の中で、ずっと共にいることになるのだ。少しは仲良くなろうと話しかけるが。
「バウッバウッ!」
何故か今日一番吠えられた。
「バウッバウッ!バウッバウッ!」
「......?」
何故か自棄に吠え出したラックを不審に思いつつも、俺はエリュの帰りを待った。
数分の後、エリュが姿を現す。
「ごめんなさい。遅くなって」
エリュは服の入った紙袋を、俺が背もたれにしている木の横にぼすっと置いた。
「サンキュー、エリュ。近いうちに金は返すよ」
俺はそう言いながら紙袋を手にする。
服を取り出してみると、黒いシャツのようなものに、灰色のズボンが入っていた。
「エリュ、ちょっと後ろ向いてて」
俺は背を向けたエリュを他所に、早速着替えを始めた。
なんだこの誰も喜ばないサービスシーンは。
「もういいぞ」
「うん。結構似合うものね」
感想らしきものを受け取った俺は、この後どうするのかとエリュに聞く。
「取り敢えず冒険者ギルドで冒険者登録を済ませましょう。それからクエストを受けて、暫くはこの街を拠点にしてクエストでお金稼ぎね」
俺は成る程と頷く。
「じゃあ早速その冒険者ギルドとやらに行くか」
「そうね。ラック、貴方を街中に歩かせる訳にはいかないから、ここでお留守番ね。できる?」
「バウッ」
この犬、ご主人様には忠実なんだよな。
「じゃ。行きましょう、コウキ」
俺はエリュの後を追うように冒険者ギルドへ向かった。
......順調だ。
今の所殆ど順調だ。
よく分からん奴らに殺されたり、ゴツいペットがいたりと大変だったが、俺は今、順調に異世界ライフを送っている。
このままいけば、神の力で主人公最強な感じになるぞ。
「着いたわよ」
そんな妄想をしていた俺は、エリュの声で我に帰る。
「ここが冒険者ギルドか、意外とでかいな」
「冒険者ギルドは街のシンボルだからね」
そして遂に俺達は、ギルド内に入った......!
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