S級冒険者の子どもが進む道

干支猫

文字の大きさ
149 / 724
廻り合い、交差

第百四十八話 決意と打開策

しおりを挟む
「ら、ラウル様っ!」

一体ラウルが何を考えているのか甚だ疑問に思い、いくらなんでも悪ふざけが過ぎると声を発しようとしたのだが、それよりも早くラウルに声を掛けたのはエレナ。

「無茶を言わないで下さいませ!」

綺麗な声なのだが、大きな声量の声がその場に響いた。

「エレナ?」

共に過ごしてきたモニカどころか、後ろにいたマリンですら聞いたことのない程のそのエレナの焦燥感に駆られた大声。

「エレナ様!?それにマリン様も――」

エレナ達と直接話したことなど数えるだけのアマルガスも困惑するのは、この場の納め方がどうにもわからない。
ヨハンの素性はともかくとして、王女であるエレナはもちろん、公爵令嬢であるマリンも戻って来ていた。早く、今すぐにでも避難してもらいたい。
既にラウルがどういうつもりでヨハンに声を掛けたなどということがどうでもよくなるほどのこの状況。慌ててエレナの下に走り、その両肩をがっしりと掴む。

「エレナ様!どうして戻って来られたのですか!?とにかく今は避難してください!マリン様も!」

首だけ回してマリンに声を掛けるのだが、マリンは困惑した顔を見せた。

「えっ?でも……」

マリンの視線の先にはエレナの後ろ姿。マリンはエレナを追ってここに来たのだから。その後ろにはマリンと飛竜を交互に見やるカニエスの姿。
そこにパシッと小さな音が響くのは、エレナが肩に置かれたアマルガスの手を叩いた音。

「どういうおつもりでしょうか?お答えくださいラウル様!」

語気を強めたエレナは真剣な眼差しを向けて真っ直ぐにラウルを射抜く。

「(この子は確か……ローファスの娘の……。そうか、ヨハンと知り合いなのか?)」

その様子を見るだけでいくらかの関係性は理解したのだが、今はそんなことは関係ない。
ラウルはチラッとエレナに視線を送っただけですぐさまヨハンに視線を戻した。

「……で? どうなんだ?」

問い掛けられたヨハンは状況の理解に努めるよりも、ラウルの問い掛け、その答えについて考える。

「(あの飛竜……どうなんだろう? 見た感じ確かに驚異的ではあるけど、ラウルさんが僕にできない提案をするだろうか?……いや、それとも何か試されているのかな?)」

問い掛けの意味がわからないまま疑問符を浮かべているとラウルと目が合った。

「最強を目指すんだろ? ならあの程度のヤツに手こずってるようじゃその頂きには一生辿り着けないぞ」
「あっ……」

笑顔で現状を示す言葉を返されたことで理解する。
ラウルは確かに今『あの程度のヤツ』と言った。

つまり、目指すモノはその遥か先にある。
この程度で尻込みしているようじゃ到底辿り着けない極致に頂きがあるのだと。

「わかりました。やってみます……僕一人で」

真っ直ぐに、決意を持って飛竜を見た。

「ヨハンさんっ!」
「大丈夫だよエレナ」

妙に心臓がバクバクと脈打っているのを感じるのは、これが恐れからなのか高揚感からなのかわからない。
それでもどこかでこの緊張感を楽しんでいる自分もいるのがわかる。思っているよりも冷静な自分を自覚する。

「……ヨハンさん…………」

エレナはそのヨハンの落ち着いた表情を見て、どれだけ声を荒げたしても結果は変わらないだろうと判断して小さく息を吐いた。

「――……わかりました。ではわたくし達も一緒に戦いますわ。モニカ、レイン。やりますわよ」

振り返り、モニカとレインの顔を見る。

「チッ、しゃあねえな。サイクロプスの次は巨大飛竜ワイバーンかよ。ったく、ほんと飽きさせねぇな」
「いいわよ私は。私達ならアレにも勝てるわ」
「ええ」

モニカとレインが決意を胸に宿してヨハンを見るのだが、ヨハンは小さく首を振った。

「ごめん。さっきも言ったけど、今回は僕一人でやらせて欲しいんだ」
「ッ!? どうしてっ!?」

いつものように四人で戦えばいいのではないかと疑問でならないのだが、すぐさま考えるのは横に立つラウルの存在。

「ラウル様はヨハンさんがアレに勝てると本当に思っていらっしゃるのでしょうか?」

キッと睨みつけるようにラウルを見る。例え相手が帝位継承権第一位だろうと、剣聖だろうと、どんな相手だろうとここで遠慮など一切不要。
失敗すれば大事な人を亡くしてしまう。

「何言ってんだ。こいつ、ヨハンの目指す頂きを知らないのか?」
「目指す……頂き?」
「ああ。どうやら知らないみたいだな。こいつは最強を目指すって俺に宣言したんだ。ならこれぐらい越えてもらわないと最強なんておこがましいにも程がある」

初めて聞いた。
そのようなことを話したことなどなかった。

「そうなのですか?」
「うん。最近決めたことなんだけどね」

悩む必要もなく返された言葉にいくらかの呆れを抱いたのだが、その言葉を聞いてエレナも覚悟を決める。

「はぁ。わかりましたわ。ではもし危ないようでしたらすぐさま加勢に入りますので」
「好きにしろ」

「いいのエレナ?」
「ええ。こうなっては仕方ありませんわ。わたくし達は大人しく見守っていますわよ」

剣聖ラウルがこうまで断言するのだ。その関係性はわからないが、恐らくラウルはヨハンの実力を知ってのことなのだろうということは理解した。

「……マリン様?」
「黙っててカニエス!」
「は、ハッ!」

その様子を見ていたマリンもいつの間にかその先、行く末を見届ける気でいる。
状況的にはこれほどのんびり話をしている暇などない、それこそ早急に話をまとめないといけないのだが、そのまとまる方向がまるでわけのわからない方向に進んでいた。

「ど、どうすればいいのだ……」

逃げる方がいいのだろうか、ここに居ればいいのだろうか判断できないカニエスは周囲を見回し、この場にいる顔ぶれを見て決断した。

「(いや、こうなればここに居る方が恐らく安全だ)」

この場には騎士団大隊長どころか剣聖ラウルがいるのだ。大陸最高峰の剣士がいれば少なくとも他にいるより安全なのは先程証明されたばかり。

「ラウルさん?」
「ん?」
「あの飛竜ですが、さすがに下に来てもらわなければ戦いようがないかと思うんですが?」

そこでラウルが顔を上げ、飛竜のことについて思案する。
チラリと遠くにいるシェバンニに視線を向けた。

「あー。確かにそうだな。シェバンニさんにでも落としてもらおうか?」

そこには学生達の避難をあらかた終えたシェバンニが走って来る姿があった。

「いえ。そこも含めて僕がやりたいんです」
「……いけるのか?」

ラウルが疑問に思うのは、ヨハンに見せてもらった魔法は確かに凄い。だがあの大きさの飛竜を撃ち落とせる程の威力がある魔法を使えるとは思えない。
剣も魔法も何もしないで強くなれるわけではない。魔法に関することは何も教えていないし、見えないところで何か知らに取り組んでいたとしてもそこまでとは思えなかった。

どうするつもりなのかと疑問に思いながらヨハンを見ると、ヨハンは苦笑いをする。

「まぁちょっとズルになっちゃうんですけどね」
「ズル?」
「はい」

振り返り、ヨハンはカニエスに向かって歩く。

「ごめん、えっとカニエスだったよね?」
「あ、ああ」
「あの時の魔石、今日も持ってる?」

その問い掛けに対して理解出来たのはヨハン以外に三人だけ。
エレナとマリンとカニエスの三人のみ。

「魔石って……これのことか?」

問い掛けに応える形でポケットから魔石を取り出して手の平に乗せてヨハンに見せた。
しかし疑問に思うのは、あの時と言われたとはいえ、あの時は魔石を使ったのをヨハンには見られないようにしていた。

「(なぜ……)」

どうしてバレているのかなどと、余計なことを考える。

「ごめん、ちょっと借りるね。ちゃんと返すから」
「あっ。いや、お前……――」

パッと魔石を取られたのだが、そもそもこれを使ってどうする気なのだと。まさかそれを使って飛竜に対して魔法を使うのだろうか疑問を抱く。
だが更に疑問を積み重ねるのは、どんな魔法を使う気なのかは知らないが、「(そもそも貴様も魔石なりなんなりを用いて魔法の威力を底上げしていたのではないのか?)」だろうとも考えた。
ヨハンがあの時どんな道具を使ったのか知らないが、効果の似た魔石の重ね掛けはよっぽど特殊な物でなければその効果は激減する。

そんなことは授業でも習うことでクルドのようなバカでなければ大体が知っている事。

魔石自体が高価で希少でもあるのは別問題だとして、あの時にあれだけの魔法を使ったヨハンがそんなことも知らないということはありえないと思いながら何も言えずにその姿を見送った。

「じゃあ行ってきますね」
「なるほど。そういうことか」

ヨハンが手にした魔石をラウルも理解する。

「それならばズルでもなんでもない。お前の力の一端に違いないな」
「なら良かったです」

ラウルは理解したのだが、他の誰も理解できていない。
厳密にはエレナとマリンだけはなんとなくだがそれを理解しているのだが、これから何をするのかに対しては理解できていなかった。

しおりを挟む
感想 35

あなたにおすすめの小説

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました

向原 行人
ファンタジー
 僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。  実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。  そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。  なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!  そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。  だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。  どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。  一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!  僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!  それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?  待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!? 成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに! 故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。 この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。 持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。 主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。 期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。 その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。 仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!? 美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。 この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる

静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】 【複数サイトでランキング入り】 追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語 主人公フライ。 仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。 フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。 外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。 しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。 そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。 「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」 最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。 仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。 そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。 そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。 一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。 イラスト 卯月凪沙様より

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話

紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界―― 田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。 暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。 仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン> 「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。 最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。 しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。 ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと―― ――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。 しかもその姿は、 血まみれ。 右手には討伐したモンスターの首。 左手にはモンスターのドロップアイテム。 そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。 「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」 ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。 タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。 ――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――

老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!

菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは 「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。  同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう  最初の武器は木の棒!?  そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。  何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら 困難に立ち向かっていく。  チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!  異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。  話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい! ****** 完結まで必ず続けます ***** ****** 毎日更新もします *****  他サイトへ重複投稿しています!

処理中です...