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第三章:巻き込まれるのはテンプレですか? ふざけんな
4-3.森の姫君(笑)、ペットに好き放題されるお話 ※※
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『じゃあ、主、今度は我の番であるな』
…………はい? なんて?
脱力して仰向けで寝転がっていた私の顔を見下ろし、覗き込んで、タロウがそう言った。
ぐったりしているマーリンは、何故か離れたところで横たわっている。 どうもタロウがどかしたようだ。
……え、ちょっと、本気で何言ってるのかわかんないんだけど?
こんなでも初めてのえっちでドロドロにされ、疲労困憊になって起き上がることもできない私に、何言ってんの?
そんな感じで、言葉が頭に入ってこない。 何も反応できずにただただタロウを見守っていると、タロウは仰向けに寝そべっている私の唇に覆いかぶさって、口移しで何かの液体を流し込んできた。それと同時にクリーンもかけてくるので、身体もさっぱりする。
って、これ、ポーションじゃん…。
「さすが、私作成のポーション。すっかり元気いっぱい……って、マジで!?」
『マーリンだけでなく、我も主と睦合いたい。今度は我の番である』
…う。 えこひいきとかじゃないんだけどっ! 純粋に体力がね!? 回復しちゃったけどね!? 気持ち的にねっ!?
そんな言い訳をしようとしたのだが、再び唇を合わせられて、唾液と共に言葉も吸い取られてしまった。 はう。
くちゅ…くちゅ…
微かな水音を立てて、お互いの舌をこすり合わせ、後頭部を支えた手で耳をくすぐられると、すっかり蕩ける様に力が抜けた。
『その気になってくれたようだな』
……随分、肉体的快楽に弱い体になっちゃったなぁ…とは、さすがに自覚している。
ちょっと触られただけでもグズグズになるとか、どんな淫乱体質なんだよ!?
「うるさい…」
そう言って睨み上げると、タロウは嬉しそうに
『そんな目で見られても、煽られてるようにしか見えぬな』と、再び唇を合わせて来た。
長い舌で私の舌の裏側も表面もこすり合わせ、人では届かないような舌の奥とか、上あごとかをチロチロと舐めくすぐられると、下腹部が落ち着かなくなって、モゾモゾとしてしまう。 ヤバい。
『ふふ、こちらはすっかり準備できているではないか』
そう言いながら、クチュクチュと割れ目をなぞって、まぶすまでもなくヌルヌルに滑る隘路を上下に辿っては、その突起を揉みこんで刺激してくる
「あっあっあっ…そこ…そこだめっ!」
思わず自分の親指を口にあてながら、すっかり固くしこって敏感になった陰核に与えられた刺激に身悶えする。
クリクリと陰核をくすぐられながら膣孔の浅い所をなぞられ続け、イキそうな位高められても、決定的な刺激も与えられずに急にその動きをやめられて、ホッとしながらももどかしさを感じていた。
『これなら、すぐに入れることができるな』
そう言いながら、蜜をまとわりつかせた指を見せてくる。
「やだ。見せないでよ」
そこが大洪水になってることなんて、ちゃんと自覚していた。
すると、私に見せつける様にテラテラ濡れて、微かな光を反射しているその指を口に含んで、ニヤリと笑う。
『では、準備もできているようであるので…』
そう言うと、前触れもなくすっかりバッキバキに勃起した大きな性器をズズッと性急に押し込んできた。
「ああっ!! くっ…」
一度イって、敏感になった膣孔に、再度衝撃を受けて、思わず体を強張らせて抱き着くと、タロウは
『くぅっ! 狭い……』
と、はぁはぁと息を切らしつつグッグッと、サイズオーバーな性器を根元まで押し込んだ後、動かなくなった。
私は、その圧迫感に一瞬息が止まったが、少しずつ深呼吸をして呼吸を元に戻していった。
マーリンの物よりも、幾分幹が太いため、その圧迫感も強い。
身体が強張った時に、思わずタロウにしがみついてしまったが、ひょっとして、無意識に爪を立てて引っ掻いたりしなかっただろうか?
「ねえ…傷、つけてない?」
すると、タロウはとても嬉しそうに微笑んで
『主のやわな爪などで傷つくほど、我の体は脆弱ではない』
そう言って、ふんわりと抱き返して、チュッチュと私の頬にキスを落としていく。
え、なにこれ。 雰囲気甘すぎない? イケメン? イケメンなの?
元々、まだ幼い顔だちとはいえ、男らしいタイプのイケメンになりそうな位に整ってはいるのだ。
私は、そんな少年のような容貌で見せる、年上の男性のようなしぐさに、不覚にもドキっとして、頬が赤くなっていくのを自覚して目をそらす。
すると、突然タロウの尻尾がブンブン振られて…。
なになに?どうした?
『…主がかわいすぎて辛い……』
そう言いながら、再びチュッチュチュッチュと、私の頬や額や唇にキスの雨あられが降ってきた。
おいおいおいおい、落ち着け。
あまりの猛攻に身動きが取れず、されるがままにキスを受け止めながら、不意に空いた手で背中をさすり、尻尾の付け根をコリコリ引っ掻いて尻尾を逆撫でると、タロウはビクリと腰を揺らし、胎内に埋められていた肉棒が一際膨張したのを感じた。
「あぁんっ!なんで大きくなってんの!?」
『せっかく、落ち着くまで待ってから、優しくしようと思っていたのに……』
グルㇽと唸り声を上げながら、急に余裕のない表情になったタロウを、恐る恐る見上げた。
「なんでよ? これからも優しくしようよ!? ……ああぁっ」
タロウは、それには答えずググっと私の両脚を持ち上げて大きく開脚させて、性急な動きで腰を振って穿ち始めた。
「あんあんあんっ」
膨張しきった肉棒の根元から先端まで、一回一回のストロークが長く、グリグリと常とは違う角度で膣孔をえぐりパンパンと激しく音を立てるので、私は頭を横に振りながら、その衝撃に耐えようと身悶える。
「あっあっあっ……っん」
脳髄にまで衝撃が走り、されるがままに体を揺さぶられて何も考えられなくなり、ただただ意味のない声だけを発してしまう。
限界にまで広げられた、膣孔は隙間なくぴっちりと肉棒に占領され、愛液と精液の滑りで滑らかに抽挿されながらも、後から後からよだれをたらすように、かき混ぜられた愛液や先走りなどの体液が、私のお尻まで濡らして滴っていくのを感じた。
『ふっふっふっ』
と、機械的な動きで前後に腰を動かしながらも、私の反応が変わった部分は念入りに責めたてるので、
「ああああっ、だめぇ、そこばっかりやめてっ!」
と、イヤイヤと体を震わせながら快感を逃がそうと必死に首を振ってしまう。
そして、徐々に持ち上げられた足を肩の上に引っ掛けられ、上から押し込まれるように突かれて責められると、腹部を圧迫される苦しさと共に、隙間なく押し込められる性器の勢いに、耐えることもできず、
「らめ、らめぇっイクイクイクっ」
と、叫び、私は意識が途切れる様に達し、身体をビクビクと痙攣させて脱力した。
しかし、その後も責めは止まらず、力が抜けてぐったりした体を正面から抱き上げて対面座位にすると、再び体を揺らし始める。
『主よ、我はまだイっていないので、付き合ってほしい』
言葉少なくそう言いながら、チュッチュと首筋や鎖骨にキスを落とし、ゆるゆると抽挿を続ける。
「ま、まって……まだ、イってる…イッてるからぁっ……」
そう言って懇願する言葉も耳に入らず、イッた余韻で収縮を繰り返している膣孔を、下から遠慮なく穿ち続ける。私は必死になって振り落とされないように、隙間なくギュウッとその細いながらにしっかりと筋肉のついた胸板にしがみついた。
『あるじ、あるじっ…腰がとまらない…っ。きもちいいっ』
そう言いながら、ガンガンと突き上げてくるので、私は叫ぶ余裕もなく、ただただ吐息の様な声を漏らし続け、「…あぁっ!」と小さな声を上げて再び絶頂していたが、そんなことにはお構いなしに、タロウの責めは止まなかった。
そして、しばらく打ち付けられていると、急にパンパンと腰を穿つ勢いが増し、『はっ、イクっ』と小さい声が聞こえ、胎内に熱い飛沫が流れ込むのを感じて私も絶頂を迎えたが、その性器はまるで萎えていなかった。
そうして、気が付くと、私が何度もイって気を失いそうになりつつ、放った後でも全く萎えない性器に穿たれながら、仰向けになったタロウの腰に座り込んでおり、騎乗位になって下から責め上げられていた。
あああ、もう、なにがなんだかわからないけどっ。こいつ、しつこいっ!!
いつまでも終わらない快楽責めに、そこから降りることもできずに思考もドロドロに犯されている。
過ぎた快感も責め苦になる…という説は、正しかったと実感した。…したくなかったけど!
騎乗位とは言っても、もはや自分の力で体を起こすこともできず、ほとんどタロウに覆いかぶさらんばかりにしな垂れかかっており、下から上体を起こされつつ胸を揉まれて乳首をくすぐられながらズンズンと突かれ
「あっ…あっ…もうらめ……もうできにゃい……」
とすすり泣きながら、揺さぶられた。 その時…
『あーーー……、気持ちはわかるが、ちょっとやりすぎニャ』
途中から起きだしてきたマーリンが、声をかけてきたので、思わず振り向いて助けを求める。
「えっ、えっ…もうやらぁ……できにゃいよぉ…」
理性も何もなく子供じみた口調になってしまいつつも、ただただあふれる涙は止まらない。
心の底から何とかしてほしいと訴えたのだが、マーリンは何故か相好を崩し、
『ウニャッ! グズグズに快楽責めで蕩かされて、ドロドロになって人格崩壊したご主人とか、たまらんニャ!』
と、真っ赤になってチュッチュと唇を落としてベロベロ舐めてくる。 なにしとんじゃゴラァっ!!
『グルㇽㇽ…余計な手を出すな』
今まで無心に腰を突き上げていたタロウは、情欲に染まった目を向けては唸り声を上げ、何度も放ってサイズダウンしていたはずの性器を再度膨張させたので、その衝撃が私のナカにダイレクトに伝わり
「きゃんっ。…またおっきくなったぁ……」
と、途方に暮れて、エグエグとすすり泣いてしまう。
うえぇ…終わらないよぉ………
『まあ、気持ちはわかるが、落ち着くニャ。別に邪魔しに来たわけじゃニャイが、御主人が快楽に弱くて抵抗しないからと言って、あんまりやりすぎると、嫌がられるニャ』
『はっ!』
はっ! って……今更ですか? 今更気づいたのですか!? 嫌だよ、やめようよ!?
『ご主人も、今日が初めてなので、あんまり無理させニャい方がいい』
そーだそーだぁっ! もっと労わって! と、全私がシュプレヒコールをあげた。
すると、タロウは
『グルㇽㇽ……済まない』
と、ようやく腰を揺らすのをやめてくれたので、ホッと力をぬいた。
…よかった、もう終わるみたいで。 マーリンでかした!
そう思いながら、自分ではすでにあまり身動きが取れない位に消耗していたので、二人が私を開放してくれるのを待っていた。 これで眠れる…そう思って安心していたのに…
『じゃあ、あと一回吾輩も参加して、おしまいニャ』
そう言いながら、いそいそとマーリンが私の背後に回ってくるまでは。
なんですとっ!? これで終わりじゃないの!?
「ちょっと、終わってよ! 休ませてくれよ!」
『まーまー、これでラストニャ。ご主人も、気持ちいいの嫌いじゃないニャ?』
好きとか嫌いとかのレベル超えちゃってるでしょぉ!?
しかし、そう言いながら、背後から私の胸を持ち上げ、クリクリとその先端を転がしては弾いてくるので、思わず
「あんっ」と、反射的に背中をそらして胸を突き出してまい、
『うむ、これで終わりなので、しっかり達してもらいたい』
と、下からの抽挿を再開した性器の穿ちに「はぁんっ」と、身を震わせた。
どんだけなんだよ、私!? 腹上死とか勘弁なんだけど!?
そう思ってるのに、ついつい反応してしまう自分が憎い…
その後、タロウの胸に手を置き、その胸の飾りを撫でさすりながら、下から激しく突き上げられ、その背後のマーリンに後ろから抱きしめられた。そして、耳の後ろを舐めしゃぶられながら片手で乳首を両方同時に揉みこまれ、空いた手でドロドロになった陰核をクリクリと刺激されて、
「ああっ、また…いろんなとこっいじるの、らめぇっっ」
と、忙しなく収縮している膣内が胎内の肉棒を締め付けているのを感じ、泣きながら腰をグリグリと押し付けると、
『あっあっ……、あるじ、中うごいてっ! だめだっ』
と、ビクンビクンと痙攣しながら、中に熱い飛沫が放たれたのを感じ、私も目の前が真っ白になって、
「はぁあんっ!!」
と、弓なりに背を反らして絶頂しながら、気絶するようにマーリンの胸に倒れ込んだ。
ようやく外された結合から、トプトプと温かいものが流れていくのを感じながら、そっと目を閉じる。
ただただ、今はもう何も考えないで眠りたかった。
…………はい? なんて?
脱力して仰向けで寝転がっていた私の顔を見下ろし、覗き込んで、タロウがそう言った。
ぐったりしているマーリンは、何故か離れたところで横たわっている。 どうもタロウがどかしたようだ。
……え、ちょっと、本気で何言ってるのかわかんないんだけど?
こんなでも初めてのえっちでドロドロにされ、疲労困憊になって起き上がることもできない私に、何言ってんの?
そんな感じで、言葉が頭に入ってこない。 何も反応できずにただただタロウを見守っていると、タロウは仰向けに寝そべっている私の唇に覆いかぶさって、口移しで何かの液体を流し込んできた。それと同時にクリーンもかけてくるので、身体もさっぱりする。
って、これ、ポーションじゃん…。
「さすが、私作成のポーション。すっかり元気いっぱい……って、マジで!?」
『マーリンだけでなく、我も主と睦合いたい。今度は我の番である』
…う。 えこひいきとかじゃないんだけどっ! 純粋に体力がね!? 回復しちゃったけどね!? 気持ち的にねっ!?
そんな言い訳をしようとしたのだが、再び唇を合わせられて、唾液と共に言葉も吸い取られてしまった。 はう。
くちゅ…くちゅ…
微かな水音を立てて、お互いの舌をこすり合わせ、後頭部を支えた手で耳をくすぐられると、すっかり蕩ける様に力が抜けた。
『その気になってくれたようだな』
……随分、肉体的快楽に弱い体になっちゃったなぁ…とは、さすがに自覚している。
ちょっと触られただけでもグズグズになるとか、どんな淫乱体質なんだよ!?
「うるさい…」
そう言って睨み上げると、タロウは嬉しそうに
『そんな目で見られても、煽られてるようにしか見えぬな』と、再び唇を合わせて来た。
長い舌で私の舌の裏側も表面もこすり合わせ、人では届かないような舌の奥とか、上あごとかをチロチロと舐めくすぐられると、下腹部が落ち着かなくなって、モゾモゾとしてしまう。 ヤバい。
『ふふ、こちらはすっかり準備できているではないか』
そう言いながら、クチュクチュと割れ目をなぞって、まぶすまでもなくヌルヌルに滑る隘路を上下に辿っては、その突起を揉みこんで刺激してくる
「あっあっあっ…そこ…そこだめっ!」
思わず自分の親指を口にあてながら、すっかり固くしこって敏感になった陰核に与えられた刺激に身悶えする。
クリクリと陰核をくすぐられながら膣孔の浅い所をなぞられ続け、イキそうな位高められても、決定的な刺激も与えられずに急にその動きをやめられて、ホッとしながらももどかしさを感じていた。
『これなら、すぐに入れることができるな』
そう言いながら、蜜をまとわりつかせた指を見せてくる。
「やだ。見せないでよ」
そこが大洪水になってることなんて、ちゃんと自覚していた。
すると、私に見せつける様にテラテラ濡れて、微かな光を反射しているその指を口に含んで、ニヤリと笑う。
『では、準備もできているようであるので…』
そう言うと、前触れもなくすっかりバッキバキに勃起した大きな性器をズズッと性急に押し込んできた。
「ああっ!! くっ…」
一度イって、敏感になった膣孔に、再度衝撃を受けて、思わず体を強張らせて抱き着くと、タロウは
『くぅっ! 狭い……』
と、はぁはぁと息を切らしつつグッグッと、サイズオーバーな性器を根元まで押し込んだ後、動かなくなった。
私は、その圧迫感に一瞬息が止まったが、少しずつ深呼吸をして呼吸を元に戻していった。
マーリンの物よりも、幾分幹が太いため、その圧迫感も強い。
身体が強張った時に、思わずタロウにしがみついてしまったが、ひょっとして、無意識に爪を立てて引っ掻いたりしなかっただろうか?
「ねえ…傷、つけてない?」
すると、タロウはとても嬉しそうに微笑んで
『主のやわな爪などで傷つくほど、我の体は脆弱ではない』
そう言って、ふんわりと抱き返して、チュッチュと私の頬にキスを落としていく。
え、なにこれ。 雰囲気甘すぎない? イケメン? イケメンなの?
元々、まだ幼い顔だちとはいえ、男らしいタイプのイケメンになりそうな位に整ってはいるのだ。
私は、そんな少年のような容貌で見せる、年上の男性のようなしぐさに、不覚にもドキっとして、頬が赤くなっていくのを自覚して目をそらす。
すると、突然タロウの尻尾がブンブン振られて…。
なになに?どうした?
『…主がかわいすぎて辛い……』
そう言いながら、再びチュッチュチュッチュと、私の頬や額や唇にキスの雨あられが降ってきた。
おいおいおいおい、落ち着け。
あまりの猛攻に身動きが取れず、されるがままにキスを受け止めながら、不意に空いた手で背中をさすり、尻尾の付け根をコリコリ引っ掻いて尻尾を逆撫でると、タロウはビクリと腰を揺らし、胎内に埋められていた肉棒が一際膨張したのを感じた。
「あぁんっ!なんで大きくなってんの!?」
『せっかく、落ち着くまで待ってから、優しくしようと思っていたのに……』
グルㇽと唸り声を上げながら、急に余裕のない表情になったタロウを、恐る恐る見上げた。
「なんでよ? これからも優しくしようよ!? ……ああぁっ」
タロウは、それには答えずググっと私の両脚を持ち上げて大きく開脚させて、性急な動きで腰を振って穿ち始めた。
「あんあんあんっ」
膨張しきった肉棒の根元から先端まで、一回一回のストロークが長く、グリグリと常とは違う角度で膣孔をえぐりパンパンと激しく音を立てるので、私は頭を横に振りながら、その衝撃に耐えようと身悶える。
「あっあっあっ……っん」
脳髄にまで衝撃が走り、されるがままに体を揺さぶられて何も考えられなくなり、ただただ意味のない声だけを発してしまう。
限界にまで広げられた、膣孔は隙間なくぴっちりと肉棒に占領され、愛液と精液の滑りで滑らかに抽挿されながらも、後から後からよだれをたらすように、かき混ぜられた愛液や先走りなどの体液が、私のお尻まで濡らして滴っていくのを感じた。
『ふっふっふっ』
と、機械的な動きで前後に腰を動かしながらも、私の反応が変わった部分は念入りに責めたてるので、
「ああああっ、だめぇ、そこばっかりやめてっ!」
と、イヤイヤと体を震わせながら快感を逃がそうと必死に首を振ってしまう。
そして、徐々に持ち上げられた足を肩の上に引っ掛けられ、上から押し込まれるように突かれて責められると、腹部を圧迫される苦しさと共に、隙間なく押し込められる性器の勢いに、耐えることもできず、
「らめ、らめぇっイクイクイクっ」
と、叫び、私は意識が途切れる様に達し、身体をビクビクと痙攣させて脱力した。
しかし、その後も責めは止まらず、力が抜けてぐったりした体を正面から抱き上げて対面座位にすると、再び体を揺らし始める。
『主よ、我はまだイっていないので、付き合ってほしい』
言葉少なくそう言いながら、チュッチュと首筋や鎖骨にキスを落とし、ゆるゆると抽挿を続ける。
「ま、まって……まだ、イってる…イッてるからぁっ……」
そう言って懇願する言葉も耳に入らず、イッた余韻で収縮を繰り返している膣孔を、下から遠慮なく穿ち続ける。私は必死になって振り落とされないように、隙間なくギュウッとその細いながらにしっかりと筋肉のついた胸板にしがみついた。
『あるじ、あるじっ…腰がとまらない…っ。きもちいいっ』
そう言いながら、ガンガンと突き上げてくるので、私は叫ぶ余裕もなく、ただただ吐息の様な声を漏らし続け、「…あぁっ!」と小さな声を上げて再び絶頂していたが、そんなことにはお構いなしに、タロウの責めは止まなかった。
そして、しばらく打ち付けられていると、急にパンパンと腰を穿つ勢いが増し、『はっ、イクっ』と小さい声が聞こえ、胎内に熱い飛沫が流れ込むのを感じて私も絶頂を迎えたが、その性器はまるで萎えていなかった。
そうして、気が付くと、私が何度もイって気を失いそうになりつつ、放った後でも全く萎えない性器に穿たれながら、仰向けになったタロウの腰に座り込んでおり、騎乗位になって下から責め上げられていた。
あああ、もう、なにがなんだかわからないけどっ。こいつ、しつこいっ!!
いつまでも終わらない快楽責めに、そこから降りることもできずに思考もドロドロに犯されている。
過ぎた快感も責め苦になる…という説は、正しかったと実感した。…したくなかったけど!
騎乗位とは言っても、もはや自分の力で体を起こすこともできず、ほとんどタロウに覆いかぶさらんばかりにしな垂れかかっており、下から上体を起こされつつ胸を揉まれて乳首をくすぐられながらズンズンと突かれ
「あっ…あっ…もうらめ……もうできにゃい……」
とすすり泣きながら、揺さぶられた。 その時…
『あーーー……、気持ちはわかるが、ちょっとやりすぎニャ』
途中から起きだしてきたマーリンが、声をかけてきたので、思わず振り向いて助けを求める。
「えっ、えっ…もうやらぁ……できにゃいよぉ…」
理性も何もなく子供じみた口調になってしまいつつも、ただただあふれる涙は止まらない。
心の底から何とかしてほしいと訴えたのだが、マーリンは何故か相好を崩し、
『ウニャッ! グズグズに快楽責めで蕩かされて、ドロドロになって人格崩壊したご主人とか、たまらんニャ!』
と、真っ赤になってチュッチュと唇を落としてベロベロ舐めてくる。 なにしとんじゃゴラァっ!!
『グルㇽㇽ…余計な手を出すな』
今まで無心に腰を突き上げていたタロウは、情欲に染まった目を向けては唸り声を上げ、何度も放ってサイズダウンしていたはずの性器を再度膨張させたので、その衝撃が私のナカにダイレクトに伝わり
「きゃんっ。…またおっきくなったぁ……」
と、途方に暮れて、エグエグとすすり泣いてしまう。
うえぇ…終わらないよぉ………
『まあ、気持ちはわかるが、落ち着くニャ。別に邪魔しに来たわけじゃニャイが、御主人が快楽に弱くて抵抗しないからと言って、あんまりやりすぎると、嫌がられるニャ』
『はっ!』
はっ! って……今更ですか? 今更気づいたのですか!? 嫌だよ、やめようよ!?
『ご主人も、今日が初めてなので、あんまり無理させニャい方がいい』
そーだそーだぁっ! もっと労わって! と、全私がシュプレヒコールをあげた。
すると、タロウは
『グルㇽㇽ……済まない』
と、ようやく腰を揺らすのをやめてくれたので、ホッと力をぬいた。
…よかった、もう終わるみたいで。 マーリンでかした!
そう思いながら、自分ではすでにあまり身動きが取れない位に消耗していたので、二人が私を開放してくれるのを待っていた。 これで眠れる…そう思って安心していたのに…
『じゃあ、あと一回吾輩も参加して、おしまいニャ』
そう言いながら、いそいそとマーリンが私の背後に回ってくるまでは。
なんですとっ!? これで終わりじゃないの!?
「ちょっと、終わってよ! 休ませてくれよ!」
『まーまー、これでラストニャ。ご主人も、気持ちいいの嫌いじゃないニャ?』
好きとか嫌いとかのレベル超えちゃってるでしょぉ!?
しかし、そう言いながら、背後から私の胸を持ち上げ、クリクリとその先端を転がしては弾いてくるので、思わず
「あんっ」と、反射的に背中をそらして胸を突き出してまい、
『うむ、これで終わりなので、しっかり達してもらいたい』
と、下からの抽挿を再開した性器の穿ちに「はぁんっ」と、身を震わせた。
どんだけなんだよ、私!? 腹上死とか勘弁なんだけど!?
そう思ってるのに、ついつい反応してしまう自分が憎い…
その後、タロウの胸に手を置き、その胸の飾りを撫でさすりながら、下から激しく突き上げられ、その背後のマーリンに後ろから抱きしめられた。そして、耳の後ろを舐めしゃぶられながら片手で乳首を両方同時に揉みこまれ、空いた手でドロドロになった陰核をクリクリと刺激されて、
「ああっ、また…いろんなとこっいじるの、らめぇっっ」
と、忙しなく収縮している膣内が胎内の肉棒を締め付けているのを感じ、泣きながら腰をグリグリと押し付けると、
『あっあっ……、あるじ、中うごいてっ! だめだっ』
と、ビクンビクンと痙攣しながら、中に熱い飛沫が放たれたのを感じ、私も目の前が真っ白になって、
「はぁあんっ!!」
と、弓なりに背を反らして絶頂しながら、気絶するようにマーリンの胸に倒れ込んだ。
ようやく外された結合から、トプトプと温かいものが流れていくのを感じながら、そっと目を閉じる。
ただただ、今はもう何も考えないで眠りたかった。
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高校2年生!葉山空が一妻多夫制の男女比が20:1の世界に召喚される話。そしてなんやかんやあって自分が伝説の存在だったことが判明して…て!そんなことしるかぁ!残念女子高生がイケメンに甘やかされながらマイペースにだらだら生きてついでに世界を救っちゃう話。シリアス嫌いです。
※表紙はAI画像です
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