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第四章:地味に平和が一番です
5-1.精霊の女神様(爆)、待ち合わせもセオリー通りいかない残念さ
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「親父…王は2年程前に原因不明の病に倒れ、それ以降寝所から離れることなく過ごされている。我々はあれから、王の病を治すためにポーションや治癒魔術の研究に力をいれ、治療に当たっていたのだが…症状は徐々に悪くなっていった。
最近は、テルミ村から良質のポーション定期的に手に入れることができる様になっているので、随分容態も良くなってはいるのだが、何故か完治に至らないんだ。我々魔法省が総力を以てして原因追及に勤しんでいるというのに…。
そこで、これまでのポーション分類の概念を覆すような良質なポーションの作り手であるあなたに、一度王を診てもらいたいと思ったんだ」
再会の翌日、「村のランドマーク的な場所で会いましょう」なんて、まるでデートの待ち合わせの様なシチュエーションで再会した私は、「お待たせしました」と、隠密のブレスレットで認識誤認モードで現れて声をかけた後、王子の「いいや、今来たところだから…」みたいなカップル定番の返しも待たずに問答無用で精霊さんに王子の視界やら嗅覚やらの五感を封じてもらい、何が何やらわからないうちにガシッと抱き着いて転移に巻き込み、我が家に連行した次第である。…拉致ともいうかもしれない。
五感を封じた瞬間、王子や陰の中で待機していたジェロームは「なんだ!?」と、戦闘モードに入りかけていたが、一瞬にして我が家に移動させられていたとわかると、しばし呆然と佇んで周りをキョロキョロと見回し、スライム池を目に入れると、
「なんでキング種のピンクスライムがこんなところに!? しかも、淫欲王エドワルドか!?」
と、大層ビックリしていた。
……あいつ、やっぱ有名なんだ。ていうか、なんでそんなカッコいい名前付いてるんだよ、エロスライムのくせに。
タロウやマーリンは何となくあいつに対して一目置いているような節があったため、「らめぇ」されちゃって身体から陥落させられた系? と思っていたのだが、どうも脳の位置もわからないような粘体生物のくせして中々のインテリだったそうで、時々悩み相談をしてるらしい……って、知らんがな。
それより、何、“淫欲王”って…そんなの池で飼ってるとか思われたら、私の淑女としての尊厳ヤバくね?
そう思いながら、「そろそろ、ヤる時が来たか…」と不思議な程凪いだ気持ちでピンク池を見つめていると、その水面がブルブルと騒めいてピンクパープル色に瞬き、大型犬姿のタロウと家猫姿のマーリンがさり気なく私の視界の前に立ちふさがった。
ちっ。勘のいい奴らめ。
その後、普段の落ち着きもどこへやら、キラキラと瞳を輝かせながら物珍しそうに落ち着きなく庭の植物を眺める王子を営業スマイルで素早く誘導し、やはり家の中でもおもちゃ屋に放り込まれた子供のようにワクテカした様子の王子を何とか宥めすかしてリビングのテーブルにつかせ、お茶の用意を整える。カチャカチャと軽い音をたてつつ準備をしていると、その間に気持ちが静まったのか王子は冒頭のセリフを口にした。…のだが、その言葉を聞いて、今度は私の方が落ち着きなく視線を泳がせていた。
元々医学的な素養や素材そのものに対する知識を元にしてポーション作りを研究していたわけではなく、むしろ調理や自家製コスメ造りの一環の様な姿勢でレシピ通り―――時々機材やら材料の下処理方法やらにアレンジを加えることもありましたが―――作ることが出来ちゃってただけなので、正直そんなまともに期待されると、その内情が軽すぎて申し訳ない気分になってしまうわけで。
…病気も疾患も何もわからなくても、飲んだり振りかけたりするだけでなんかいい感じに治せてしまう出鱈目感がもう異世界。
そんな風に、しみじみと香草茶を味わう振りをしながら、この世界の不思議なシステムに思いを馳せ、ちらりと王子の様子を窺うと、王子は大層真剣な様子で私を見つめており、その縋るような表情を目にすると視線を外すことができなくなったのだった。
王…というか、自分の親の病気を治せるかもしれない存在だと思ってたら、私なんかにでも縋りたくなる気持ちもわかるんだよね…
私はそう思い、「ふぅ」と一息ついてカップをテーブルに戻して席を立ち…
「ちょっと……考えたいことがあるので、待っててください」
と、王子の相手をマーリンやタロウに任せ、一度書斎に移動して、スマホをタップしてうってつけの相手に相談する。
「王様の病って……わかります?」
もちろん、困った時の精霊さまさまである。
<ひめのまどうぐでみえるはず>
<おうじになんどかいったけど、おうじはききとれなかったの>
<あれはぽーしょんじゃきえない>
<人の強い思いが王の体を蝕んでいる>
<なんかへんなもようがあるよね>
<まがまがしくてすきくない>
<カーバンクルの里でもらった小刀がいい仕事すると思うよ>
<ひめがねがえばふかのうはない>
<ちーとちーと>
………ほほぉ…。
…ていうか、姫呼び固定ですか? …ああ、もう人の子として逸脱してるって思われてるんですね…悲しいわー……
そして相変わらず、入り乱れてコメントしておりますが……どうも、病気と言い切るには、様子が違うッポイ。
重要なのは、原因はスマホで見ることができるものの、ポーションじゃ治らない…こと。
…わかったような…わからないような内容であったが、とりあえず行ってみないことには始まらないような感じである。
「私、見に行った方が良さそう? 行ってできること…ありますか?」
私は自信無さげに、おずおずと問いかける。自信満々に「やってやりますわ!」と出ていけるほど、自己肯定感の強い方じゃなくてすみません。
<むしろ、姫が行かないと治らないだろう。…治せる者はもういないのだから>
黒電話さんから、まるで「当たり前だろう」とでもいうような返答があり、私は心を決めてリビングに戻ると、神妙な顔をして待っていた王子に、王都に行くことを了承したのだった。
そして、一旦王子たちが帰って3日後の現在。
私は4度目の王都は、ロイヤルガーデンにて王子と合流したのだった。
なんか、不法侵入とかは諦められていたッポイので、そこで一人で待っていた王子は、何故か苦笑しながら私たちの姿を確認すると、早速王様の寝室へと案内してくれた。他の侍従や騎士たちには、なるべくこの辺りに近寄らないよう、言い含めているらしい。
再会した時のような仕立ての良いローブ姿ではなく、まるで高級将校が着る軍服の様なデザインの、濃紺の衣服を身に纏っており、その細身でありながら鍛えられた体躯から匂い立つような男の色気を感じ、思わず情熱迸る何かを吹き出しそうな気がして鼻を押さえてしまうではないか。
”ぐんぷくとうとい”
…そんな謎のダイイングメッセージを残して召されてしまったらどうしてくれるというのだ。…いや、どうもせんですね。すみません。
え、私の今の姿? もちろんここで目立ってもメンドクサイことになるので、いつもの魔法衣装着した上で、認識誤認モード発動中ですけれども、何か? あの黒いドレスは、この時期もう寒くて着られませんので、無理はしないことにしました。
通路で出会う人たちには王子に付き従う部下か侍女にでも見えると思います。
…職場なのに猫抱いてるけど、多分それも見た人それぞれの認識が、勝手に自分が理解しやすい状況に変化させて見せているのだろう。内情の分かっている王子ですら、白いカバンでも抱えていると思っていたそうなのだから。
…タロウはもちろん陰に潜んで待機中です。
しかし王子は、そんな私のシンプル過ぎる姿を見て、少し残念そうにしていたが、
「…あなたの、本来の姿じゃないのが残念だが……他の男に見せるのも嫌だから、仕方ないか。
でも、二人になった時には、あなたのありのままの姿を見せてほしい」
と、何ともギリギリな感じのセリフを吐きつつ私の手をとって、微笑み見つめながらその指先にチュッと口付けを落とす。軽く屈んで上目遣いになった王子と目が合った瞬間、ドキンと心臓の拍動を感じ、急に襲ってきた甘い空気にいたたまれず、「あぅう…」とおかしな声を上げ、空いている方の腕で抱いているマーリンの毛皮に顔を埋めた。
いや、喪女生活長かったから、こんなインテリ細マッチョっぽい軍服イケメンに口説かれるとか…指チュとか軍服とか(大事なので2回言います)。刺激強すぎて、鼻血でそう……。
『……ふむふむ……こういうクサい感じの攻めに弱いニャ?』
マーリンが耳元で何やらつぶやいているが、頭がグルグルと煮えている私の耳には入らなかったのだった。
「では、お姫様。ご案内いたしましょう」
王子はふふっと余裕のある笑みを浮かべつつも、色々真っ赤にして黙り込んでしまった私の手を取り、お姫様をエスコートするかの様にそっと傍らに寄り添うと、王様の寝室へと案内してくれたのだったが…。
…いや、近いって…。
私は抵抗もせず、なんとも落ち着かない気持ちでされるがままに誘導されていったのだった。
最近は、テルミ村から良質のポーション定期的に手に入れることができる様になっているので、随分容態も良くなってはいるのだが、何故か完治に至らないんだ。我々魔法省が総力を以てして原因追及に勤しんでいるというのに…。
そこで、これまでのポーション分類の概念を覆すような良質なポーションの作り手であるあなたに、一度王を診てもらいたいと思ったんだ」
再会の翌日、「村のランドマーク的な場所で会いましょう」なんて、まるでデートの待ち合わせの様なシチュエーションで再会した私は、「お待たせしました」と、隠密のブレスレットで認識誤認モードで現れて声をかけた後、王子の「いいや、今来たところだから…」みたいなカップル定番の返しも待たずに問答無用で精霊さんに王子の視界やら嗅覚やらの五感を封じてもらい、何が何やらわからないうちにガシッと抱き着いて転移に巻き込み、我が家に連行した次第である。…拉致ともいうかもしれない。
五感を封じた瞬間、王子や陰の中で待機していたジェロームは「なんだ!?」と、戦闘モードに入りかけていたが、一瞬にして我が家に移動させられていたとわかると、しばし呆然と佇んで周りをキョロキョロと見回し、スライム池を目に入れると、
「なんでキング種のピンクスライムがこんなところに!? しかも、淫欲王エドワルドか!?」
と、大層ビックリしていた。
……あいつ、やっぱ有名なんだ。ていうか、なんでそんなカッコいい名前付いてるんだよ、エロスライムのくせに。
タロウやマーリンは何となくあいつに対して一目置いているような節があったため、「らめぇ」されちゃって身体から陥落させられた系? と思っていたのだが、どうも脳の位置もわからないような粘体生物のくせして中々のインテリだったそうで、時々悩み相談をしてるらしい……って、知らんがな。
それより、何、“淫欲王”って…そんなの池で飼ってるとか思われたら、私の淑女としての尊厳ヤバくね?
そう思いながら、「そろそろ、ヤる時が来たか…」と不思議な程凪いだ気持ちでピンク池を見つめていると、その水面がブルブルと騒めいてピンクパープル色に瞬き、大型犬姿のタロウと家猫姿のマーリンがさり気なく私の視界の前に立ちふさがった。
ちっ。勘のいい奴らめ。
その後、普段の落ち着きもどこへやら、キラキラと瞳を輝かせながら物珍しそうに落ち着きなく庭の植物を眺める王子を営業スマイルで素早く誘導し、やはり家の中でもおもちゃ屋に放り込まれた子供のようにワクテカした様子の王子を何とか宥めすかしてリビングのテーブルにつかせ、お茶の用意を整える。カチャカチャと軽い音をたてつつ準備をしていると、その間に気持ちが静まったのか王子は冒頭のセリフを口にした。…のだが、その言葉を聞いて、今度は私の方が落ち着きなく視線を泳がせていた。
元々医学的な素養や素材そのものに対する知識を元にしてポーション作りを研究していたわけではなく、むしろ調理や自家製コスメ造りの一環の様な姿勢でレシピ通り―――時々機材やら材料の下処理方法やらにアレンジを加えることもありましたが―――作ることが出来ちゃってただけなので、正直そんなまともに期待されると、その内情が軽すぎて申し訳ない気分になってしまうわけで。
…病気も疾患も何もわからなくても、飲んだり振りかけたりするだけでなんかいい感じに治せてしまう出鱈目感がもう異世界。
そんな風に、しみじみと香草茶を味わう振りをしながら、この世界の不思議なシステムに思いを馳せ、ちらりと王子の様子を窺うと、王子は大層真剣な様子で私を見つめており、その縋るような表情を目にすると視線を外すことができなくなったのだった。
王…というか、自分の親の病気を治せるかもしれない存在だと思ってたら、私なんかにでも縋りたくなる気持ちもわかるんだよね…
私はそう思い、「ふぅ」と一息ついてカップをテーブルに戻して席を立ち…
「ちょっと……考えたいことがあるので、待っててください」
と、王子の相手をマーリンやタロウに任せ、一度書斎に移動して、スマホをタップしてうってつけの相手に相談する。
「王様の病って……わかります?」
もちろん、困った時の精霊さまさまである。
<ひめのまどうぐでみえるはず>
<おうじになんどかいったけど、おうじはききとれなかったの>
<あれはぽーしょんじゃきえない>
<人の強い思いが王の体を蝕んでいる>
<なんかへんなもようがあるよね>
<まがまがしくてすきくない>
<カーバンクルの里でもらった小刀がいい仕事すると思うよ>
<ひめがねがえばふかのうはない>
<ちーとちーと>
………ほほぉ…。
…ていうか、姫呼び固定ですか? …ああ、もう人の子として逸脱してるって思われてるんですね…悲しいわー……
そして相変わらず、入り乱れてコメントしておりますが……どうも、病気と言い切るには、様子が違うッポイ。
重要なのは、原因はスマホで見ることができるものの、ポーションじゃ治らない…こと。
…わかったような…わからないような内容であったが、とりあえず行ってみないことには始まらないような感じである。
「私、見に行った方が良さそう? 行ってできること…ありますか?」
私は自信無さげに、おずおずと問いかける。自信満々に「やってやりますわ!」と出ていけるほど、自己肯定感の強い方じゃなくてすみません。
<むしろ、姫が行かないと治らないだろう。…治せる者はもういないのだから>
黒電話さんから、まるで「当たり前だろう」とでもいうような返答があり、私は心を決めてリビングに戻ると、神妙な顔をして待っていた王子に、王都に行くことを了承したのだった。
そして、一旦王子たちが帰って3日後の現在。
私は4度目の王都は、ロイヤルガーデンにて王子と合流したのだった。
なんか、不法侵入とかは諦められていたッポイので、そこで一人で待っていた王子は、何故か苦笑しながら私たちの姿を確認すると、早速王様の寝室へと案内してくれた。他の侍従や騎士たちには、なるべくこの辺りに近寄らないよう、言い含めているらしい。
再会した時のような仕立ての良いローブ姿ではなく、まるで高級将校が着る軍服の様なデザインの、濃紺の衣服を身に纏っており、その細身でありながら鍛えられた体躯から匂い立つような男の色気を感じ、思わず情熱迸る何かを吹き出しそうな気がして鼻を押さえてしまうではないか。
”ぐんぷくとうとい”
…そんな謎のダイイングメッセージを残して召されてしまったらどうしてくれるというのだ。…いや、どうもせんですね。すみません。
え、私の今の姿? もちろんここで目立ってもメンドクサイことになるので、いつもの魔法衣装着した上で、認識誤認モード発動中ですけれども、何か? あの黒いドレスは、この時期もう寒くて着られませんので、無理はしないことにしました。
通路で出会う人たちには王子に付き従う部下か侍女にでも見えると思います。
…職場なのに猫抱いてるけど、多分それも見た人それぞれの認識が、勝手に自分が理解しやすい状況に変化させて見せているのだろう。内情の分かっている王子ですら、白いカバンでも抱えていると思っていたそうなのだから。
…タロウはもちろん陰に潜んで待機中です。
しかし王子は、そんな私のシンプル過ぎる姿を見て、少し残念そうにしていたが、
「…あなたの、本来の姿じゃないのが残念だが……他の男に見せるのも嫌だから、仕方ないか。
でも、二人になった時には、あなたのありのままの姿を見せてほしい」
と、何ともギリギリな感じのセリフを吐きつつ私の手をとって、微笑み見つめながらその指先にチュッと口付けを落とす。軽く屈んで上目遣いになった王子と目が合った瞬間、ドキンと心臓の拍動を感じ、急に襲ってきた甘い空気にいたたまれず、「あぅう…」とおかしな声を上げ、空いている方の腕で抱いているマーリンの毛皮に顔を埋めた。
いや、喪女生活長かったから、こんなインテリ細マッチョっぽい軍服イケメンに口説かれるとか…指チュとか軍服とか(大事なので2回言います)。刺激強すぎて、鼻血でそう……。
『……ふむふむ……こういうクサい感じの攻めに弱いニャ?』
マーリンが耳元で何やらつぶやいているが、頭がグルグルと煮えている私の耳には入らなかったのだった。
「では、お姫様。ご案内いたしましょう」
王子はふふっと余裕のある笑みを浮かべつつも、色々真っ赤にして黙り込んでしまった私の手を取り、お姫様をエスコートするかの様にそっと傍らに寄り添うと、王様の寝室へと案内してくれたのだったが…。
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