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その後のお話編:彼女にまつわるエトセトラ
エ□フ編その 8:「仕事です」と言い切れば大体大丈夫 ※
しおりを挟むその頃一方、アレフハイム共和国は、アムリア神殿の祭殿の間にて。
オランジェ神官から女神の石像を受け取ったヨナ神官長は、それを寝台の横に置き、夜な夕なに見つめては熱いため息をつきつつ物思いにふけっていた。
そうして日々、眠れない夜を過ごしていると、日常業務にも影響が出るかもしれないとの危惧から、
「これじゃいけない」
とばかりに冷水で身を清め、祭殿の間で己の弱さを振り払うべく、夜中でも祈りを奉げるのが最近の日課となりつつあるのだが…それも悩みの一つになっていたりする。
…何せ、そろそろ冬が到来する季節なので、寒いのだ。
「寒い」といっても、生半可なものではない。
中央大陸でも北側に位置する国であり、その中でも標高高い山脈の上方にある神殿である。
何の準備もなく下手にその辺を出歩くと、遭難して凍死する者だっている程の寒さなのだ。
そんな土地で夜中に水垢離など、自殺行為も甚だしい。
しかし、毎朝神官勢ぞろいで捧げる祈りとは別種のものではあったのだが、それ以外にそのモヤモヤを発散させる方法を考えつかない彼は、それでも毎日毎日凍え死にそうな程の寒さに耐えて頑張っているわけなのだが……なんとも真面目で清らかな思考の持ち主であるとも言えよう。
いや、幼い頃から様々な教育を受けているため、知識や学習としての蓄えはあるのだが、それを私的に実践したことがないため気づけないという意味では、正に聖職者の鑑と呼んでも差し支えないだろうか。
そうして、祈りを奉げた後、彼だけに使うことを許された“遠視の術”で、遠方の情勢を覗うことも忘れない。
この術を使うことを許すのは精霊たちであり、彼は現在この国で唯一の精霊の加護を持つ者なので、おのずと彼の占有スキルとなっている。
そうして、国や有力者のみならず、例えそれが一般市民であろうとも、請われると―――場合によっては有償ではあるものの―――見たいものを見せることができる程、優秀な使い手であるのも歴代の使い手を見渡しても彼だけであったのだが。
…まあ、話がそれてしまったので、元に戻そう。
それ位優秀な精霊使いではあるが故に、大きな力を行使することによる責任やら覚悟やらももちろん人一倍ある人間ではあったはずなのだが、
「我らアムリア神殿の立場を揺るがすかも知れない存在について探るのは、神官長の務め。仕方のない事なのだ」
誰も見ていないのにそう言いながら落ち着きのない態度をとるのは、後ろめたいものでもあるのだろうか。
彼は何度も自分に言い聞かせるようにブツブツと同じ言葉を口ずさんでは、最近彼の心を捉えて離さない、石像の女性に思いを馳せては遠視を試みるも、いつもいつも失敗ばかりしてしまう。
「やはり、あちらの精霊様が守っているので、見られないのだろうか……」
今日もまた、切ない吐息を漏らしながら、がっくり肩を落として呟いた。
そんな様子を見ていた精霊たちは、自分たちが可愛がっているヨナちゃんが悲しんでいる姿を日々眺めていたのだが、その感情に共感して同じように悲しくなってしまい、一緒になって肩を落とす。
―――精霊に肩があるのかどうかは知らないが。
しかし、いつものヨナ神官長であったら、そうして一頻り沈み込んだ後に再び寝室へ帰って、床に就くところであったのだが、今日はちょっと状況が違っていた。
…というのも、神官長に憑いていて、交流可能な精霊たちは下級から中級程度の、割とその辺でフリーダムに漂っているクラスばかりだったが、そんな彼らを庇護する上級の精霊が偶々神殿を訪れていたのだった。
―――もちろん、魔力も感受性も人間程度では、中級クラスでお釣りがくるほど凄いのだが。
いや、偶々…というよりも、ヨナちゃんの悲しみや、東北の島の精霊の豹変具合、女神と呼ばれる彼女についての好奇心から、自分たちの頼れる兄やん――姉やんでもいいが――を呼び寄せたと言うべきか。
勿論、神官長の手助けのため…なので、彼を媒介にする必要があり、そんなに無茶はできないことは、幼い精霊たちにも分かっている。
しかし、どうしても…その願いを叶えてあげたいと、懇願したのだ。…森の精霊たちにムカついたというのも、ちょっとあるけど。
―――精霊たちは純粋なだけに、自分の欲求にはすこぶる弱い存在なので、実はこっちの方が強かったりもする可能性が高いが。
上級精霊……いわゆる大精霊は、同胞にとっては気のいい兄やんなので、可愛い子供たち――弟妹でもいいが――がオネダリすることを断ったりすることはほとんどない。
まあ、同胞大事がモットーの、割と孫にはガードがユルユルしてるおじいちゃんみたいな存在だと思って許してほしい。
そして、彼――もしくは彼女――も、実は東北の島にある森の精霊たちの変貌については、かなり関心を抱いていたこともあり、快くその申し出を受け入れた次第であった。
結果、ここに一つの協力体制が生れることとなる。
そうして、意気高くパワーアップした精霊たちは、
≪もう一度行くぜ!≫
…と、ヨナ神官長に話しかけたので、彼は気を取り直して再度準備を整えるのだが、彼らが上中下で一体となり、ヨナ神官長の望みを叶えんと、気勢を上げていることに気づかないのは、当事者のヨナ神官長のみである。
ただ、彼も精霊たちとはつながっていることもあり、なんだか今度は頼もしいな…位は思っていたかもしれないが。
そうしていつもの如く、祭殿の間に設置された、最高純度の精霊水が張られた水鏡に向かってお決まりの文言で祈りを奉げていくと、これまでとは格段に違った力の波動を感じ取り、ヨナ神官長の期待は否応なく増していくのだった。
自分の魔力がすごい勢いで消費されていっていることを感じながら、途中、ちょっとキツイかもしれないと思ったが、そこは気力で乗り切った。
そうして、最初いつものように―――ビデオ画像をザッピングしているかのように、様々な画像が現れては消える現象が現れた後、水鏡にパッと、大きな島を俯瞰した映像が映り込んだ。
全世界を俯瞰で見ている神官長は、瞬時にこれが東北の島…ノルステン島の映像であることに気が付く。
しかし最近は、この映像すら見ることができていなかったため、これが映ったことによって術が成功したことを実感すると、精霊たちは各々サムズアップして成功を喜び合う。
そして、どんどん画像をズームアップしていくと、件の森の情景が鏡に映ったのだが……その魔素の濃さも、普通の人間では見られない現象も、精霊や神官長の視界では、目視できるほど顕著にみることができ、やはり思った以上に只ならない変革が起きていることに驚愕した。
一緒に見ている精霊たちは、「何それ、すごい! うらやましい!」と、歯噛みするほど悔しがるのだが、とりあえずはその先も見ていこうと、一頻り森の情景を眺めていたのだが…
ある一点―――森の中核部分と思わしき地点―――には、流石に視点を移すことはできなかったが、それ以外、どこを探してもお目当ての彼女がいないではないか。
ひょっとしたらその映せない地点こそがアヤシイかもしれないが、 <そんなのダメダメ> とばかりに様々な方向に視線を向けて探していると、島の南方にある王宮の一角に、一際激しい光が明滅している場所が見つかって…
「ここだ!」
とばかりに視点をズームインしていくと……そこはどうやら、王族の住まいである区画の、とある寝室のようだった。
ここに彼女が…?
そう思いながら、ゴクリと唾を飲み込んで、神官長がググっと水鏡に近づくと……
『いやぁあっ……バカバカっ……なんでこうなってんのっ!?』
なぜか水鏡から女の叫び声が大音量で木霊した。
一瞬、神官長も精霊たちも、なにが起こったのかわからず戸惑っていたのだが、やたら肌色も艶めかしいその水鏡の映像を見てみれば、シチュエーションは 「ああ…」と、お察しである。
どういう状況であるかはともかく、彼ら男女と犬一匹が、なんとも淫らな性交を行っている真っ最中を覗き見してしまっていることは理解できた。
ただの男女+αの交わりであるのならば、長い年月、淫らな貴族たちの乱交や、獣のように弱者に襲い掛かる不埒な男たちの振る舞い、戦場での悲惨な情景など、それ以上のものもそれなりに色々見て来たヨナ神官長である。
例え乱交じみていようとも、性交程度のものだったら、人間の営みの一つだと思って、大して感慨もなくスルー出来ただろう。
しかし、何故か神官長は、その映像から目を逸らすどころか、水鏡の中の女性の艶姿に魅入られて動けない。
そもそも、水鏡とは遠方の映像を盗み見る術であり、そこに音声が加わることなど、普通はあり得ない事態なのである。
…なのであるが、神官長はそんな疑問も思い浮かばない程、映像の女性が子犬にぴちゃぴちゃと股間を舐め啜られ、ライオンの半獣人の青年にも後ろから胸を揉みしだかれつつ甚振られている姿から目を離すことも、身動ぐこともできずに見入ってしまう…
―――要所要所で大事な部分を隠すかのように、常に映る犬が邪魔だったが―――
『いぁっ、やぁっ…! おく…奥の方まで……はげしぃっ』
その後も鏡の中の女性がすすり泣き、悦楽にあげる嬌声が木霊している音響に、これ以上はないほど劣情を煽られ、ドクンドクンと心臓が早鐘を打っていることに気づいて、無意識に胸に拳を当ててため息をつく。
股間が熱を持っている自覚もあるが、そこは毎日の修行で培った精神力でスルーした。
今はそんなことよりも、目に焼き付ける方が大事なのだ。
遠視の術を使う者として、視覚記憶は大変重要なスキルだから!…という理論武装も忘れない。
……しかし、時折ライオンの半獣人と目が合っているような気がしてしまうのも、気にはかかるが。
そうして、まるで初めて兄秘蔵のAVを見つけてしまった中坊の様に、一心不乱に映像にのめり込み―――「犬!邪魔!」とは思ったが―――
『やぁあんっ、イクぅっ!!』
と、映像の女性が絶頂を極めたその瞬間、何故か急に音声が最高潮に響き渡り、彼女の艶めかしいイキ顔がズームアップされた。
水鏡一杯に映る、その女性の艶のある長い黒髪や、涙ぐんで潤んだ黒い瞳にハッとして、神官長はここでようやく石像の女神と彼女が同一人物であることに気づいたのだった。
どんだけ集中して見ていたのかはお察しである。――――これも仕事なので。
その後映像はブツリと断ち切られたかのように途絶え、「何事か!?」と、神殿騎士たちが駆けつけてきた頃には、水鏡は常の通り、波一つ立たない鏡面のまま、静かに頬を染めて情欲にウルウルと目を潤ませたヨナ神官長の顔を写し込んでいたのだったが……
神官長の無事を確認するために話しかけて来た、年かさの神殿騎士の言葉にハッと我に返り、一瞬にして何事もなかったかのように鷹揚な態度で
「精霊様方よりお言葉を賜っていただけだ。騒がせて済まなかったな」
と、職務に励む神殿騎士たちを労って自室に帰って行ったのは流石と言えよう。
その夜、外見ではいつも通り颯爽とした歩調に見せることはできていたが、その実ボンヤリ夢心地のまま自室に帰ったヨナ神官長は、徐に石像を抱きしめて、何十年ぶりか記憶にないほど久しぶりに自分を慰めたのだった。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
<……なにあれ。すごくね?>
<すごかったね。まりょくがぶわぁーーーってだいほうしゅつ>
<きっと、あんなことくりかえしてるうちに、まそがあふれだしたんだよ>
<あのおしろ、もうぼくたちのおやまとかわりないよ>
<もりぜんたいも、ぼくたちのふるさとみたいになってるもの>
<ちょっとふつうじゃないよね、あれ>
<ほんとほんと>
<でもさー、のぞきみまほうにおとがはいったのって、あいつらだよね>
<みせびらかしてるんだよ、「いいだろーっ」て>
<きぃーーっ、むかつくむかつく!>
<いいなあ、あのこ、ほしいなあ>
<ねえねえ、うちにこないかなぁ>
<あそびにきてくれないかなぁ>
<つれてこれないかなぁ>
<………案外、やってやれないこともないかも知れないな>
<ほんと? ほんと? できそうなの?>
<あんなにべったりおっきいのがへばりついてるのに?>
<ゆうかいは…ちょっとむりだよね>
<あのこをかなしませるのはいやだなぁ>
<そうだね…きらわれたくないよね…>
<でもさ、かこいこむのはるーるいはんだよね>
<そうだそうだ! るーるってなにかわかんないけど>
<よくわからないけど、ずるいずるい>
<…ふむ、あれは世界みんなで共有すべきものだという主張も、使えるか?>
<おお? おっきいのがわるいかおしてるー。かおないけどー>
<いやいや、たのもしいじゃないの>
<ほんと、ほんと、やっちゃえやっちゃえ>
<おひめさまを、わがちに!>
<おーーっ!>
翌日の朝、精霊のそんな会話を耳にして、眠れない夜を過ごしたためか、やたらと青白い顔をした神官長は、思わずグッと拳を握りしめた。
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