【R18】「いのちだいじに」隠遁生活ー私は家に帰りたいー

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その後のお話編:彼女にまつわるエトセトラ

颯太くんの成長日記 ③ ー姉ー※※

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 大学3年生―――当時21歳の頃だった。
 割と順調に単位習得がかなったため、私は世間より早めの冬休みに突入することができており、一時的に実家に帰省しようと、最小限の手荷物を抱えて帰ってきていた。

 一応、母には前からそのことを知らせてあったのだが、母はあいにく昼から用事があると言って家には不在だったし、弟も学校がまだ夕方まであるだろう。
 なので、彼らが帰ってくるまでの間、私は自分の部屋で待とうと2階の階段を上がって行ったのだったが…何やら物音と人の声がして、自室の扉の前で立ち止まった。

「?? 颯太、帰ってるの?」

 私は隣の弟の部屋の扉に耳を当てたが、部屋からは何も音はしなかった。しかし、

『…ン…ぁは…』

 やはり、自分の部屋から人の声…それも女の子の声のようなものが聞こえてくるので、誰かが忍び込んだのだろうかと不安になった。

 やだ、泥棒?
 しかも、よりによって私の部屋に?
 変質者だったらやだなぁ………

 そう思ったものの、私はとりあえず中を確認してから警察に連絡しないといけないと考え、恐る恐る音を立てないように注意しながら自室の扉をソォーッと開いて中を覗き見た。すると…


「ぁんっあんっ…イイ…やだっ、彼氏よりイイっ……っ!」

「ンっ…ココ?…はは、もうグッチョグチョじゃん?
 後ろからヤラれるの、好きなんだ。
 ……あー、ここならと思ったけど…やっぱなんか違うなぁ…
 お姉さん…悪いけど、もう彼氏とかいいからイっちゃってよ」

「やぁぁんっ!グリグリしないでっ! そこダメぇっ!
 イクっイクっイっちゃうぅぅぅぅっ!!」

「ぁはっ、いいよ、イッちゃってよ、このビッチ」


 ………裸の若い男女が組んず解れつの真っ最中だったため、一瞬思考が機能停止した。

 え……えぇぇっ!?
 ここ、私の部屋だよね!?
 ていうか、あの女の子、誰!?

 思わず目をそらすこともできずに扉の隙間を覗く体勢で体が固まったまま、弟と見知らぬ女の子のやり取りを呆然と眺めて数秒経ち、ハッと我に返ると何度も扉と中の人間を確かめた。
 しかし、状況に適応できずに思考停止していると、うつ伏せで弟に組み敷かれ、抱えられて突き上げた腰を容赦なく穿たれている女の子があげた嬌声にビクッとした。
 その後徐々に思考が戻ってくると、自分のベッドで行われている暴挙に怒りが沸くとともに、こんな奴らに必要以上にビビらされたことに一層怒りがこみ上げた。

 おまえら、人の部屋で何しとんじゃい!!
 ヤりたかったらホテルでも行けや!!

 扉をバーンっと開けて、そう怒鳴り込んでやろうと思った。

 しかし、気持ちはそのつもりだったのだが、枕を抱えて腰を打ち付けられている女のお尻を後ろからガン責めしている男が…
 しかも、会話の流れ的に中々のビッチ&ヤリチン的カップルの会話を織りなしている男の方が、中学生である自分の弟だと知った時の衝撃たるや筆舌に尽くし難く……

 そーたん………


 私はこれ以上彼らの痴態を見ていられず、ましてあそこに飛び込む蛮勇もなかったため、静かに涙を流しながらそっと扉を閉めると、そのまま誰にも会わずに下宿先のアパートへ帰っていった。

 私の可愛い天使たんは、あの時死んだ。

 あそこにいるのは得体の知れない、弟という名のヤリチンだった。

「いやっ!不潔っ!」…と言うほど子供でもないつもりだったが…可愛がっていた弟のあの姿は流石に見たくなかった。

 ほんの2年ほど離れて暮らしていただけだと言うのに、可愛い天使のようだった弟はすっかり鬼畜ヤリチン様と成り果てて、20歳オーバーにして処女という、私の手から遥か遠くに離れていってしまったと感じて、涙に暮れた。

 確かに、赤ちゃんの頃から周囲のマダムや熟女を笑顔一つで悩殺し、赤ちゃんモデルのスカウトも来るほど可愛らしい子供だった(ちなみに、両親は断った)。

 その後も幼稚園、小学校と成長するにつれて周囲の少女たちに群がられる…ではないが、肉食系女子には取り合われ、清純派乙女たちには遠巻きにチラチラと気にされる程度にはモテモテだったので、そんな弟にひっつかれていた私の鼻も高くなり、内も外も完璧な自慢の可愛い弟だった。

 しかし、どちらかというと『女子なんてメンドクセー!』と言って男の子とばかり遊んでいるような、硬派でヤンチャなお子様だったというのに…っ!
 そういうところも可愛かったのに!


 その後、母には急に人手が足りなくなって、バイトのシフトが大幅に変更になったため、家に帰ることができなくなったと嘘をついて、実家に帰省することを避けた。
 颯太から一度だけ「何で帰ってこないのか?」と電話が来たが、焦りと怒りと羞恥と…様々な感情が入り乱れた状態で言葉少なに何か言ったような気がしたけれども、自分で自分の言葉を覚えておらず………それ以降ぱったりと連絡が途絶えた。




 そして、現在。

 あれから何年もの時が経ち、私もあの頃のような潔癖さというか純粋さを失いつつあると思う。
 なぜなら…



「ふぁっ…ぁっ………らめっ…。そこ、最近ちょっと敏感だから…ぁっ!」

『ダメ…じゃないニャ。
 弟とは言え、他のオスの唾液に塗れたココの匂いを塗り替えないといけないのニャ』

 ペロペロと擬音が聞こえそうなほど、尖りきった胸の先を舐め回されて、吐息を漏らしながら鼻にかかった声が出る。
 時折イタズラに乳輪ごと吸われて甘噛されると、ビクリと腰が震えた。

「ふぁ…やぁっ! そんな舐め方、されて…ない…っン」

 中央に左右の胸を寄せられて、固く凝った乳首を左右交互に舐め回され、指で弾かれると、しとどに濡れた股間が切なくなって、思わず腰をくねらせた。

 腿をすり合わせてやり過ごそうにも、足の間に陣取った体が邪魔で慰めることもできなかった。
 その上、すっかり立ち上がって固くなった性器にクチュクチュと隘路をなぞられ、敏感な部分を中心にゴリゴリと擦られる度に漏れる嬌声を抑えるのに両手で口を覆うしかなくて。

「ふぁっ…ぁあっ…だめ…だめっ…ン」

 卑猥な動きで絡みつく舌にキュウっと胸の尖りを引き絞られ、勃ちあがって固くなった性器でグリグリと陰核の辺りを押しつぶされて、声を押えながらイカされた。

 そして、ハァハァと息を整える間もなく口づけられ、空いた片手で先程からすっかりドロドロに濡れた秘所の周りをヌルヌルと嬲られたかと思うと、ヌププと指を差し込まれ掻きまぜられる。

「あ、あ……ン…んーーーっ」

 上も下もどこから発しているのかわからない、卑猥な水音がヌチャヌチャと耳に響き、足に絡みつく毛皮のしっぽに逆なでられて、興奮を煽られる。

『クフ…もう、上も下も大洪水なのニャ。…はぁ…いい匂い…甘い…』

 上から覆いかぶされ、両手を片手で纏められ抵抗を封じられながら互いに舌をこすり合わせていると、どちらともない唾液が頬を伝っていった。
 そして、いつの間にか3本に増やされた指にジュプジュプと秘所を掻きまぜられて、ツボを掴んだ指にイイ所を何度も責められると、ガクガクと腰を揺らして声も上げられずにイッてしまう。

「あっ…あっ…もう…もう…ダメぇ……」

 何度も何度も絶頂させられるのに、一番欲しいモノは与えられず、ダラダラと蜜を漏らすアソコが切なくてたまらない。

『フフフ…もうドロドロ…食べごろニャ』

 それでもマーリンは、自分でもガチガチに昂ぶって苦しいだろうに、脱力しきって抵抗することもできない私の両足を肩に乗せると、ドロドロに濡れた秘所に舌を這わせた。

「あっあっあぁっ! ダメダメダメぇっ!!」

 ジュルジュルと溢れ出る蜜を啜られ、長くザラついた舌で隘路を上下に舐め擽られると、どこにそんな力が残っていたのかと言うほど、何度も腰を跳ね上げてしまう。
 散々指で解されてトロトロになった蜜孔に人より長い舌を差し込まれ、その上の陰核を押しつぶされると、

「ぁああっあっあっ、やらっやらっ」

 自分でも何を言っているのか分からなくなる程乱されて、プックリと膨れ上がった陰核をコリコリと舐めしゃぶられて、両手で尖りきった乳首をピンピンと弾かれれば、

「はぁああンっ!!」

 声も枯れる程の嬌声を上げながら、頭が真っ白になる程絶頂を極めたのだった。しかし、

『ご主人…可愛いニャ』

 そう言いながらそっとベッドに私を横たえるものの、ノリに乗ったマーリンの責めはそこで終わらなかった。

 流石に限界を感じて、ぐったり脱力仕切って指も動かせないほど息を切らしている私をうつ伏せにしたかと思うと、ぐいっとお尻を突き上げさせ…ガチガチに昂ぶった己の性器で2回3回と隘路をなぞったかと思うと、

 ズプズプ…

 ゆっくりと鈍い音を立て、ドロドロにぬるつく秘所に差し込んでいく。

「ンぁ………ぁ…ぁあっ」

 徐々に狭い孔を押し広げられ、異物を埋め込まれる感触に、ゾワゾワと腰から背中を快感が走り抜ける。

『ぁ……ふ…ご主人…入れたただけでイキそうニャ…』

 何度も何度も貫かれ、何も考えられなくなるほどイカされてきた快感を思い出し、挿入されただけで期待にキュッと力がこもって背中を丸めた。

 しかし四つん這いに成るほどの力はとうに失っており、腰はマーリンに持ち上げられているものの、ベッドにヘタっていたお腹を引き上げただけで、力の入らない上半身は枕を抱えて顔を埋めてしまっている。

 それだけだったのだが、マーリンは背後で苦しそうな声をあげ、

『ンぁっ……締めちゃダメニャっ! まだ動いてないのにっ』

 そう言いながら、長めの性器の全てを埋め込んだまま、私の背中に顔を押し付けるように抱きついて、何かを我慢するようにしがみついて動かない。

「やだっやだっ…もう、動いてよぉっ」

 枕に顔を埋めながら、切なく蜜をこぼす秘所に埋め込まれたまま動かない性器の存在にもどかしくなり、いやいやと頭を振りながらすすり泣いた。

『ぁあーーっ、もうっ、たまんないニャっ』

 そんな私の痴態に堪えきれなくなったというのか、急に声を上げて背中に覆いかぶさったかと思うと、グチョグチョと腰を揺らし始めたので、私は望んだ刺激を与えられた快感に声を上げる。

「あっあっあっ…イイっ…そこっもっとグリグリしてっ」

 マーリンの長めの性器は私の奥を穿ち、ゴツゴツと音が聞こえるほど最奥を責め立てた。

「やぁっ…ハァン…ンっンっ…」

 無意識にギュッと抱きしめた枕に顔を埋めながら腰を揺らすと、たまらないと言った様子のマーリンに、ギュッと背中から抱きつかれ、項に当たる温かい吐息に背筋がゾワゾワとした。

『ぁっ…ご主人っご主人っ……一緒にイキたい………孕んでっ』

 そう言って背中から回した手で胸を揉み上げられ、尖りきった乳首を押しつぶされながら弄られて、性急な動きでパンパンと肉がぶつかる音を聞いていると、徐々に高まる絶頂の気配に意識を持っていかれ……

『もう、だめニャっ……』

 スパートをかけたかと思うような勢いのついた腰の穿ちを感じてギュッと全身に力が入る。
 そして、耳元で掠れるように上げられた少年の声とともに、

「ふぁっ…ンぁあぁっ…イク…っ」

 枕に絶叫を吸い込まれるように声を上げ、体内に注がれる熱を感じながら、二人で同時にベッドへ倒れ込んだのだった。



 というように、まあ、弟が近くにいるというのに、私は相変わらず爛れた毎日を送っている。
 もちろん、弟は別室(かつての書斎兼寝室)でタロウにお守りされながらおネムの時間のハズである。
 その辺りは、マーリンとタロウが交代で見ていてくれるそうなので、助かっていたけども、中身はともかく、体が赤ちゃんだと疲れやすいらしい。


 あの頃のことを思い出すと、やっぱり気まずくて弟の顔を見るのが憚られ、会話の最中でも思わず目を反らしてしまうのだけれども…そんな私を哀しそうに見つめてくるあどけない視線が後ろめたく、思った以上に鋭く心に突き刺さる。

 しかし…今の私がどんな顔してあの時の彼を非難できるというのだろうか。

 あの当時の颯太と同じ年頃の少年と枕を交わし、その他複数の男たちを夜な夜な抱いて抱かれて、あられもない嬌声を上げている私が、ちょっと早めの性行為をしていただけだという弟の何を責める資格があるというのだろうか。

 強いて言うなら、

「二人で汁塗れにした汚物はちゃんと消毒したんだろうな!?」

 という所だろうか? …いや、見てたことバレるから言わないけど。


 しかし、いい加減いつまでも素っ気ない態度をとるのも申し訳なくなってきたのも確かである。
 生活が分かれる前までは、いつもいつも機嫌をとってきた姉が、自分の存在を認めなくなっていたと思って拗ねてしまっているのか、本当にどうでも良くなったのかはよくわからないが、これを機会に仲直り…できたらいいなと思っている。

 うぅ~ん…どうしたものかなぁ…

 私は、下半身にシーツを掛けた状態でベッドの上で胡座をかいて座り込み、傍らで裸のまま隣で眠るマーリンの頭を撫でながら、ため息をついた。

 取り敢えずクリーンを掛けた後ではあるが、シーツを被っただけの全裸で気絶するように一眠りしてから目が覚めたまま、特に下着をつけることもなく座り込んでいた。

 マーリンは『うにゅうにゅ』と謎の可愛い寝言をつぶやきながら、猫科の動物らしく丸めた手の甲で顔を擦って目を細めている。

 はぁ…可愛いなあ…

 元々可愛いものが好きな私は、そんな姿に思わず笑みをこぼし、耳の付け根をコシコシと掻いてはキレイな白い髪を指で梳いて頭を撫でた。

 あの子の髪も、滑らかですべすべしてたなぁ…

 そう思い出して笑みを深めながら、何気なく顔を上げると………狭い寝室の扉の隙間から覗く二つの瞳と目が合って、思わずドキンっと心臓が跳ねた。

「ひぃいっ!座敷わらし!?」

 思わずあんまりな悲鳴だったと思うのだが、この世界に日本の妖怪なんていないはずなのだ。
 いや、日本にだって見たことある人なんて、いないだろうけど。

 それはともかく、扉の向こう側からこちらを覗いている存在は、私と目が合ったと気づくとおもむろ

『ギギィ…』

 と、何故か立て付けの悪い扉を開く音を出しながら、逃げもしないで扉を開けた。

 そこにいるのは…予想通りといえばそうなのだけども、弟の颯太だったのだが…その体は3歳児と言っていい程成長していて驚いた。
 しかし、そんなことを喜ぶ様な雰囲気でもないのを肌でビシバシ感じると、グッと息を飲んで感情を抑えることに努力する。

「姉ちゃん………そいつ、姉ちゃんの何?」

 弟は、いつから見ていたのだろうか?
 まるで妻と間男を見つけて嫉妬に狂った夫の様な表情で微笑みを引きつらせ、瞬きもせずにハイライトの消えた瞳で私を見つめてくるではないか。

 や、ヤダ……なんか怖い…何なの、この雰囲気…

 私は咄嗟に、彼らとの関係をなんて言ったらいいのだろうかと思い悩んだものの、弟がそんな表情で私を睨みつけている原因に思い至らず、顔を引きつらせながら首を傾げた。

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