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その後のお話編:彼女にまつわるエトセトラ
異世界お宅訪問編 訪問前② ※
しおりを挟む「じゃあ、感激の再会を表して……」
腕の中の颯太を落とさないように抱きとめていると、颯太からもギュッと短い子供の腕で頭を抱えるように固定され、耳元で囁かれた。
高い子供の声だと言うのに至近距離で、掠れるような声で囁かれれば、妙にゾワゾワ落ち着かない気持ちにさせられる。
思わずキュッと体に力を入れて緊張させてしまうけれども、小さくクスリと笑いながら、ぺろりと耳たぶを舐められれば、ビクッと体が小さく震えた。
ゾワゾワと駆け上り続ける悪寒を押し殺しながらも、強く押し付けた背中に木肌の温もりを感じていた。
首元にしがみつくように抱きしめられていると、そんなに強い力でもないのに、無性に息苦しい気持ちになってくる。
なので、酸素を取り入れようとして開いた唇に、目を閉じる間もない程性急に唇を押し当てられ、思わず再びビクッとして体を引く。
しかし背後にそびえ立つ大木へ、より強く背中を押し当てるのみとなるため、これ以上後ろに下がることはできない。
体の震えと共に腕が緩んでしまい、抱えていた颯太の体を取り落しそうになるものの、幼い力なりに離れまいと力を込めてしがみつかれ、反射的に抱き返して抱え直す。
小さな体を落とさずに済んだことにホッしたのも束の間、それでも颯太の口づけが止むことはなかった。
余す隙間なく体を擦り寄せながら、チュッチュと啄むように軽く合わせ、早く開けと言わんばかりにペロリと唇を舐め、舌を差し込んでくる。
躊躇っていうか…遠慮ないわね、この子。
「んチュ…ねぇ、もっと口開いてよ。これじゃ、唾液すすれない…」
やたらと慣れた仕草で唇の角度を調節して子供の小さな唇をこすりつけられ、その柔らかさを感じていると、下から自分と同じ黒い瞳に見つめられているのを感じて心臓が跳ねた。
そして、思わず応じる様に唇を開いてしまえば、ぬるりと濡れた柔らかいモノに侵入を許してしまう形になった。
スキを突く様なタイミングで小さな舌に歯列を舐められ、ムニムニと下唇を甘噛みされるので、たまらない。
どこで覚えてくるのか知らないけど、くそエロい。
「んっ……」
甘い刺激に思わず抜けるような声を漏らして仰向くと、覆いかぶさるように深く唇を合わされる。
深く差し込まれた舌に、歯の裏側まで舐められる感触にたまらず、しがみつく様に腕の中の小さな体を抱きしめた。
そして、遠慮なく動き回る侵入者に唾液を啜るように舌を絡め取られ…感じやすい裏側をなぞられると、唾液の分泌を促されたような気がしてビクッと腰が震える。
「もっと…もっと頂戴」
じわじわと口の中に溢れ出す唾液を舐めすすられ、ジュルっと舌ごと啜られる音が、口の中から耳に響いて居たたまれない。
「んっ…んっ……ちょ…まっ……」
鼻から抜ける吐息に、幼い弟としている行為に背徳感を感じながらも、興奮に胸が熱くなる。
私の唾液に含まれる魔力を取り込まれ、腕の中の颯太の体が少しずつ大きくなっていくのを直に感じて、自分が彼の養分になっているような気にさえなった。
そのまま長い間舌同士を絡め合い、クチュクチュと水音を立てながら舐め回す様に、互いの唾液を交換しあっていると、熱に浮かされた頭がぼんやりしてくる。
モヤのかかった思考回路が、より強い刺激を求める以外、何も考えられなくなって来ているのを感じた。
ヤバい。
「ん…ぁあっ……ふぁっ……」
厚みを増して、口腔の奥の方まで舌が届く程長くなってきたときには、颯太は地面に両足を付いて立てるようになっている。
今では、私が抱きとめていたはずの体に支えられ、力なく立ち尽くす私の体は颯太に品垂れる様に寄りかかっていた。
「…もっとこっちにくっつけよ…」
キスの合間に耳元で優しく囁かれると、鼓膜に直接響く低い声に再度ビクッと体が震えた。
既に思考の大半を快楽に奪われていた私は、言われたとおりに目の前の体にそっとしがみつくと、腿に当たる固いものの熱が何かと思いあたり、無意識に腰を押し付ける。
「はぁ…ちょっと気持ち…」
私の動きに応えるように擦り付けられ、声変わり最中の掠れた声が、欲に染まって色っぽいと思った。
身長は、すでに私より頭半分くらい大きくなっていて、気づけば細身とはいえ少年の力強い腕に包み込まれていた。
弟が中学に上がる頃には家から出ていっていた私は、この年代の彼のことをあまり知らない。
なので、ほとんど見知らぬ他人の様に見えるため、見れば見るほど落ち着かない気持ちになって背中がモゾモゾする。
「ねぇちゃん……目を逸らすなよ……」
私の変化に気づいたのか、不安そうに見下ろしながら声をかけられれば、やっぱり私の小さな弟なのだと思える。
困ったことがあるといつも、私の服の袖をつまんで心細そうに見上げていた弟の表情と同じだったので。
しかし、幼い弟の面影を思い出せば思い出すほど、ある意味仕方ないとは言え、やっぱり姉弟でこんなことをしている罪悪感が、私の心を刺激する。
「麻衣…何か答えろよ……ちっ……」
何も答えられない私に焦れた様に、颯太は言いかけた言葉を中断し、再び強引に唇を押し当てた。
そしてそれだけでは足りないとばかりに、薄いローブ越しに形を顕にする胸を弄り始めるので、私はフルッと体を揺らす。
「はぁ……ン……ぁっ……やぁっ……」
「キスだけで胸の先もコリコリ……ククッ…なんでこんな薄い服着て来ちゃうかな……ふふっ…」
上から見下される様に立ったまま抱かれ、上を向いて薄く開く唇をチュクチュクと貪られるので、口の端から収まりきらない唾液が溢れる。
そして腰を抱く腕の反対の手で胸を弄られ、ローブを押し上げる先っぽを親指で押し込まれるため、言葉にならない声が漏れた。
相手が弟であることや、急に到着の知らせを受けた焦りから、そのまま普段着を着て飛び出してきたに過ぎないのだけれども……そんなことを言い訳する余裕はまるでない。
薄いローブと下着越しに形を露わにされた乳首は、手慰みのようにグリグリと嬲られ、節くれだった男性の指で捻られ、尖りをピンピンと弾かれると、連動するようにビクビクと腰が震えた。
「ぁあっ…や、だめ…んっんっ…はぁっ…」
同時に首元に鼻面を押し当てられて、レロリと首筋を舐め上げられるので、熱い吐息が…声が漏れる。
そして、舐め上げた先にコリコリと耳朶に舌を這わされ唇で甘噛みされるので、ヌルついた股間が気持ち悪くて、モゾモゾと忙しなく太ももをこすり合わせた。
舌の動きと同時に、親指で乳首を撫で擦られながら胸を揉みしだかれれば、ガクガクと腰が震えて崩れそうになり、目の前の存在に縋り付いた。
「くく…もう降参すんの? 姉ちゃん、しっかりしろよ」
嬉しそうに耳元で囁きながら胸を弄り、お尻の割れ目に手を差し込むのは止めてほしい。
マジでこいつ、慣れてやがる。
動きがもう、手練れのそれでしかない。
「も…もう、大きくなったでしょ……も…やめ……」
既に自力で立っていることもできなくなった私は、許しを乞うように弟を見上げた。
このままやりたいようにされてしまえば、あられもないオネダリをしてしまいそうだ。
「まだだぁめ。
まだ18歳だし、成長期終わってないせいか、あれからも少し背が伸びてるんだよな。
だから、完全に元に戻るまで…もう少し頂戴」
前回別れた時位には戻ったと思ってやめるように訴えたが、頭上から見下ろす弟の嬉しそうな嗤いに、ゾクリと悪寒が背筋を駆け上った。
男の成長期が20歳を超えてもあるとは聞いたことあったけど……もうよくない!?
十分大人じゃん!?
そんなセリフが思わず喉まで出かかったが、その見覚えのある不穏な笑顔を目にして、思わず言葉を飲み込み目を反らした。
や、ヤバい予感しかしない。
ものすごく悪いこと考えてる嗤いだ。これ。
しかし、私が逃げようとする気配を察すると、何故か周囲の温度が下がった気配がして寒気がした。
今までとは違った気配に違和感を感じた瞬間、弟は無慈悲にも私の両腕を片手でまとめて背後の大木に乱暴に押し付けた。
「いっ……何す……」
常にない乱暴な仕草に驚き、思わず見上げた先に嗤いを消して無表情になった弟の顔があり、私は綺麗な弟の顔を見つめながら、自分の失敗を悟って言葉を飲み込んだ。
どうも何かの地雷を踏んだらしい。
「何逃げようとしてんだよ…。
姉ちゃん、何してもいいけど、逃げるのだけはナシな」
私の視線を真正面から受け取り、取り繕うように微笑みを浮かべようとはしているが、目は全く笑っていないので、余計に怖い。
「に、逃げたりなんか………」
そこはかとない怒りの気配に気圧され、思わず取り繕うように言い訳じみた言葉を発しようしたのだが―――最後まで言わせてもらえず、再び噛みつかれるように唇を奪われ、言葉ごと飲み込まれるように弄られた。
ギリギリと掴まれた両手が頭上で押し付けられて、若干痛みすら感じる。
しかし、呼吸する間も与えられないほど強引に舌も唾液も吸い上げられた挙げ句、口腔内を余すところなく舐め回されるので、下腹部に熱が溜まるような快楽にビクンビクンと身悶えした。
「ふぁっ……んっ……ぁあっ…やっ……」
そうして何度も悲鳴を飲み込み、すっかり腰が砕けて膝に力が入らなくなっていた。
体が崩れ落ちないように足の間に挟み込まれた膝に支えられれば、いつの間にか両手を顔の横で固定されていることに気づく。
キスの合間に生理的に浮かぶ涙を啜られ、差し出すように突き出した胸の尖りをコリコリと唇でイジられるので、息をつく余裕もなく嬌声が上がる。
更にビクビクと体を震わせながら、蜜でぬるついた股間を膝でグリグリと擦られ、それだけで何回もイカされた。
何度も責め苦の様な快楽の繰り返しに、吐く息すら吸い込まれて声も出せなくなって……
「もう腰砕け………すっかりできあがってんじゃん…」
そう、耳元で囁かれた頃には、すっかり抵抗する意志も体力も尽きていた。
それでも鼓膜に響く低音の刺激に、背後の木に背中を押し付けながらビクリと体が揺れ―――思わず目の前の温もりにしがみつきながら、一際大きく体を揺らして嬌声をあげる。
「あぁぁ―――っ」
「だからね……せめて家に戻ってからにして欲しいって、いつも言ってるでしょ!?」
大自然の中で意識も途切れる程イカされた後にようやく両手を開放され、ハァハァと息を切らしながら地面に座り込む。
その後、息も絶え絶え、無言でポーションを煽ると立ち上がり、ふらつきながらタロウを呼んで自宅に転移した。
崩れ落ちた私を抱き上げていた颯太も一緒に自室へ入っていく。
しかし、到着するや否や引き止める手を振り切って、私は何も言わずに冷水シャワーを浴び、火照る体を無理やり鎮めたのだった。一人で。
タロウは私について、そわそわしながら一緒にシャワーに入ろうとしていたが、何をするつもりか思い当たり、精霊さんに誰も侵入しないよう結界を張ってもらったことを補足する。
流石にそれはないなと思ったので。
ただ、ちゃっかり一緒に潜り込もうとしていた颯太、お前もだ。
タロウと一緒にお外でステイしていなさい。
そして30分後。
私がシャワーでさっぱりした後、自分でクリーンでも掛けたのか、あっけらかんとした涼しい顔で、弟は笑いかけてきた。
「いやー、姉ちゃんに再会出来た喜び余って…つい」
「『つい』じゃないでしょ! 大体、あんたしつこいのよ……っ」
激高して思わず出た罵倒だったのだが、弟は憎ったらしい程余裕の笑みを浮かべて私を見返す。
「ん…? 俺、しつこい? 何がそんなにしつこかった?」
「………何ってその……あの………」
「なになに? ハッキリ教えろよ。…しつこくされると気持ちよすぎて何回もイッちゃう?」
黙って立ってれば、爽やか系のイケメンのハズなんだけど、なんでこんなにオッサンみたいなウザ絡みしてくる男になってしまんだろうか……。
「………うるさい。黙れエロガキ。姉弟でセクハラとか、キモいわ」
「エロガキかぁ~…そんな潤んで頬染めながら罵られるとか…なんかイイ。
女にキモいって言われて興奮するとか……初めてだわ。
最近、俺イケナイ扉開きまくっててヤバいなー…」
実の姉を「女」って言うなし
…すっかり姉としての威厳というか、年長者に対する敬意というものが無くなっており、やり込められてばかりいるような。
かつてのように、無理やりヤろうとまではしてこないのであるが、それでもちょっとやりすぎ感が否めない。
てか、入れなければいいってもんでもないハズなんだけど……どうもその境界が曖昧なような…懐柔されかかってる感をヒシヒシと感じる訳で。
私ももっと抵抗すればいいのだが、この子に不安な表情を見せられると、つい抗うことができなくなっちゃうっていうか……
そのくせ、小さい颯太にウルウルと見上げられると、強く拒絶出来ないところも見透かされているのが、悔しくてしょうがないんだけども。
ただ、理由があったとは言え、私が一方的に家を出た後、かなり情緒が不安定になっていたらしいことに負い目もあるっちゃあるので……
なんとも煮え切らない私の態度が弟を付け上がらせ、不安にさせているだろうかと思うけど、それでも嬉しそうにされれば応えたくなってしまう程度には、私もブラコン拗らせていんだろうなとの自覚はあった。
『ふん……所詮、じゃれ合いの域を出ていない故、見逃してやっているのだ。
主は知る由もなかったようだが、あいつは昔からあんなヤツだった……今更気に病む必要などない……』
タロウは、そんな姉弟喧嘩というには生々しい内容の言い合いを遠目に眺めながら、犬の姿になって離れた所で寝そべって、何かを呟いていた。
しかし、生憎常人の聴力しか持たない私には、彼の呟きは聞き取れなかったのだった。
そんな時だった。
外出していると言っていたマーリンが、猫の姿で窓からトテトテと入ってきて、椅子の上にちょこんとお座りする。
白い家ニャン姿が相変わらずぷりちーだ。
『また来てたのニャ。
魔獣である我々はまだしも、弟のくせに姉に執着するとか、ご主人の世界の人間の間では、当たり前なのかニャ?』
と、呆れたように呟いた。
その冷ややかな視線は颯太に向けられていたのだが、言われた本人は堂々と
「獣のお前達にはわからないだろうけど、これもあっちの世界じゃ珍しくないんだよ。
兄妹で結婚だって、昔はできたんだから、問題なし!
地域によっちゃ、今でも可能なはずだ!」
おい、飛鳥・奈良の時代のこと言ってるのか?
古代エジプトのこと言ってるのか?
現代日本の法律じゃ、3親等以内の婚姻はナシだからな。
思わず母の漫画ライブラリーを思い出しながら脳内で突っ込んでみたものの、異世界獣たちへの説明がめんどくさそうだったので、黙っていた。けれども…。
そーいや、こっちの世界ではどうなんだろ?
ふと疑問に思ったものの、一度その辺りの常識について王子かロビンにでも聞いてみたいけど…颯太が帰ってからじゃないと、何かややこしいことになりそうだと思った。
ただ、異世界の魔獣相手だからって適当なことを口走る弟に対しては、もう一度本気で話し合う必要があると感じた。
そんな私の態度や颯太の言葉を受けたお猫様は、呆れた顔をしながらも、ふと思いついたように邪悪な笑みを浮かべるので、嫌な予感が…と思った瞬間、やはり予想通り突然爆弾をぶっ込んできた。
『ご主人には、我々以外にも2人の夫と、一人の候補者がいるニャ。
姉離れできない弟は、自分の番を探しに行ったほうが賢明だと思うんだがニャ。
今更弟の出る番なんて、ないのニャ』
その瞬間、颯太の顔にビシッと青筋が立ったのを目撃してしまい…
…私は明らかに凍りついた弟の姿からそっと目を反らしつつ、両膝に肘をついたゲンドウポーズで、頭痛をこらえるように顔を顰めた。
ギギギと軋んだ音を立てながら、ゆっくりとこちらを見る颯太の視線が、私の横顔にぶっ刺さってくる幻が見える。
絶対に今、そちらを向いては駄目だと、私の直感が警報を鳴らす。
……自分からそれとなく伝えるから、まだ言うなって言ったのに…ブッコミやがった…………
なんでこんなタイミングで……
…ていうか、後で猫、〆る
遠くで寝そべるタロウが、フッと鼻で笑った気配がした。
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