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お嬢さまの彼氏役
6話
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玲奈さんに俺が借りているアパートまで送ってもらい、自分の部屋へと向かった。
俺が借りているアパートは最近できたばかりであり、綺麗な外観をしている。そして意外と広い。
さっき見た愛奈の住んでいる大豪邸と比べてしまえば何も言えないけど。
俺は直ぐに部家着に着替え、ベッドに仰向けになる。
「ん?」
ポケットにしまっていたスマホが振動した。
「愛奈から?」
スマホの画面を見ると、愛奈から連絡があった。
画面をタップして愛奈からの連絡を見る。
「あー、そういえば送るって言ってたな」
愛奈から送られてきたのは俺と愛奈と巨大なパフェが映った一枚の写真と『今日はありがとう』という文章だった。
俺は直ぐにその写真を保存した。
愛奈とのツーショット写真を保存しない奴はいない。
俺のスマホにたった今、超貴重な写真が追加された。
写真を眺めていると、突然俺のスマホに電話がかかってきた。
『ねぇ、今日桜咲さんとどこに行っていたの?』
電話の相手は石橋瑠香。
俺の幼稚園からの幼馴染だ。
瑠香も愛奈に負けないくらいの美少女で、学校でも愛奈と一位二位を争うほどの人気を誇っている。
ただ愛奈と違う点があるとすれば、友達との交流の数だろう。
愛奈はお嬢様というだけで少し近寄りがたいと思われてしまい、中々友達と出かけたりすることは無かった。
けれど瑠香は愛奈と違って誰に対しても優しく、笑顔で対応する。そして友達と出かけることも多い。
瑠香はクラスをまとめる中心人物でもある。
そんな瑠香と幼馴染な俺は結構苦労してきた。
例えば、男子生徒から瑠香の連絡先を教えてくれだの好きなタイプを教えろなどは多く聞かれた。
その中でも一番意味が分からなかったのは、幼馴染を辞めろと言われたことだ。幼馴染を辞めろってなんだよ、幼馴染ってやめれるの?
「な、なんだよ急に」
『良いから! どこに行ってたの!?』
急に電話をかけて急に質問をしてくる。
俺に対してはこんな対応だ。
「てか、なんでそんなこと気になるんだよ」
『そ、それは……う、うるさい! 良いから言って!』
そう声を大きくして言ってくる。
瑠香本人は少し怒っているつもりなのだろうが、可愛い声で怒られてもなんも怖くないし逆に耳に良いまである。
愛奈とは違った声色で、愛奈は可愛いけれど少し大人っぽいような声をしており、瑠香はザ子供っぽい可愛らしい声をしている。
結局二人とも可愛い声って事か。
「はぁ……最近できたカフェあるだろ? そこに行ってたんだよ」
隠したところでしつこく聞いてきそうだったので素直に言う事にした。
愛奈からは、玲奈さんには今日カフェに行ってパフェを食べたことを黙っていて、と言われただけで他の人に言っちゃダメとは言われていないし。
『桜咲さんと二人っきりで!?』
「そうだけど」
『ふ、二人っきりで何でカフェに?』
「いや、あそこでパフェの新作が出たらしいんだよ。けどなんかカップル限定らしくてさ、俺に彼氏のフリをしてほしいって言われたからついて行ったんだよ。人助けだ、人助け」
『か、彼氏のふり……なんで引き受けちゃうの…………』
「ごめん、電波悪いのか声が小さいのか、俺の耳が悪いのか分からないけど聞こえなかった」
『聞こえなくていいですよ~。で、本当にそれだけなの?』
俺が愛奈の彼氏のフリをした以外に今日したことといえば、恋人繋ぎをしたこと、ツーショットを撮ったこと、愛奈の家について行って帰りは玲奈さんに送迎してもらった事だ。
けれどそれらを瑠香に話せばなんとなく面倒な事になってしまうと幼馴染の勘で言わないことにした。
「それだけだ。パフェ食べて帰った」
『それなら良いけど……』
「逆になんでダメになるかもしれないんだよ」
『う、うるさい! 遥翔のば~か!』
そう言って瑠香は通話を切った。
急に電話をかけて来て、急に質問をしてきて、急に怒って、急に電話を切る。
他の子には絶対にしないだろうな……
「とりあえずシャワーでも浴びるか」
俺が借りているアパートは最近できたばかりであり、綺麗な外観をしている。そして意外と広い。
さっき見た愛奈の住んでいる大豪邸と比べてしまえば何も言えないけど。
俺は直ぐに部家着に着替え、ベッドに仰向けになる。
「ん?」
ポケットにしまっていたスマホが振動した。
「愛奈から?」
スマホの画面を見ると、愛奈から連絡があった。
画面をタップして愛奈からの連絡を見る。
「あー、そういえば送るって言ってたな」
愛奈から送られてきたのは俺と愛奈と巨大なパフェが映った一枚の写真と『今日はありがとう』という文章だった。
俺は直ぐにその写真を保存した。
愛奈とのツーショット写真を保存しない奴はいない。
俺のスマホにたった今、超貴重な写真が追加された。
写真を眺めていると、突然俺のスマホに電話がかかってきた。
『ねぇ、今日桜咲さんとどこに行っていたの?』
電話の相手は石橋瑠香。
俺の幼稚園からの幼馴染だ。
瑠香も愛奈に負けないくらいの美少女で、学校でも愛奈と一位二位を争うほどの人気を誇っている。
ただ愛奈と違う点があるとすれば、友達との交流の数だろう。
愛奈はお嬢様というだけで少し近寄りがたいと思われてしまい、中々友達と出かけたりすることは無かった。
けれど瑠香は愛奈と違って誰に対しても優しく、笑顔で対応する。そして友達と出かけることも多い。
瑠香はクラスをまとめる中心人物でもある。
そんな瑠香と幼馴染な俺は結構苦労してきた。
例えば、男子生徒から瑠香の連絡先を教えてくれだの好きなタイプを教えろなどは多く聞かれた。
その中でも一番意味が分からなかったのは、幼馴染を辞めろと言われたことだ。幼馴染を辞めろってなんだよ、幼馴染ってやめれるの?
「な、なんだよ急に」
『良いから! どこに行ってたの!?』
急に電話をかけて急に質問をしてくる。
俺に対してはこんな対応だ。
「てか、なんでそんなこと気になるんだよ」
『そ、それは……う、うるさい! 良いから言って!』
そう声を大きくして言ってくる。
瑠香本人は少し怒っているつもりなのだろうが、可愛い声で怒られてもなんも怖くないし逆に耳に良いまである。
愛奈とは違った声色で、愛奈は可愛いけれど少し大人っぽいような声をしており、瑠香はザ子供っぽい可愛らしい声をしている。
結局二人とも可愛い声って事か。
「はぁ……最近できたカフェあるだろ? そこに行ってたんだよ」
隠したところでしつこく聞いてきそうだったので素直に言う事にした。
愛奈からは、玲奈さんには今日カフェに行ってパフェを食べたことを黙っていて、と言われただけで他の人に言っちゃダメとは言われていないし。
『桜咲さんと二人っきりで!?』
「そうだけど」
『ふ、二人っきりで何でカフェに?』
「いや、あそこでパフェの新作が出たらしいんだよ。けどなんかカップル限定らしくてさ、俺に彼氏のフリをしてほしいって言われたからついて行ったんだよ。人助けだ、人助け」
『か、彼氏のふり……なんで引き受けちゃうの…………』
「ごめん、電波悪いのか声が小さいのか、俺の耳が悪いのか分からないけど聞こえなかった」
『聞こえなくていいですよ~。で、本当にそれだけなの?』
俺が愛奈の彼氏のフリをした以外に今日したことといえば、恋人繋ぎをしたこと、ツーショットを撮ったこと、愛奈の家について行って帰りは玲奈さんに送迎してもらった事だ。
けれどそれらを瑠香に話せばなんとなく面倒な事になってしまうと幼馴染の勘で言わないことにした。
「それだけだ。パフェ食べて帰った」
『それなら良いけど……』
「逆になんでダメになるかもしれないんだよ」
『う、うるさい! 遥翔のば~か!』
そう言って瑠香は通話を切った。
急に電話をかけて来て、急に質問をしてきて、急に怒って、急に電話を切る。
他の子には絶対にしないだろうな……
「とりあえずシャワーでも浴びるか」
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