12 / 15
12
しおりを挟む
****
「あっ、あっ、ひぁ……ッ、あぁっ、やめ、あぁあ……っ!」
背後から覆い被さるギディオンが、シリルの細い腰を掴んで何度も何度も奥を激しく穿つ。
最初こそ恐怖と拒絶にまみれた悲鳴を上げていたシリルだったが、体の中を欲望にたぎった怒張で開かれていく快感にすっかり屈服し、今では甘い喘ぎに形ばかりの抗いの言葉を時折挟むだけだった。
「ふふっ、やめてなんて心にもないことを言って、可愛い強がりだね」
耳元で熱い吐息を吹きかけながら囁くと、シリルは反射的に耳をぺたりと後ろに倒した。
その素直な反応にギディオンはますます機嫌をよくして唇の端を持ち上げた。
「シリルは本当に嘘が下手だね。表情も、声も、耳も、尻尾も、みんな正直だ。……あと、体のナカも、ね」
「あぁあ……っ!」
ひときわ強く奥を突かれ、腰から背筋にかけて甘い痺れが走る。それと同時に、シリルの小ぶりなものから蜜が勢いよく溢れ出た。
シリルのそれは少し前から、精液を出し切ったためか、それともオスとしての尊厳を失ってしまったのか、透明なものしか出てこなくなった。
しかし、そんなことどうでもよくなるくらいに、シリルの頭は体の奥を穿たれる快楽に染まりきっていた。
「少し疲れたかな。シリルは引きこもりだから体力ないもんね。ちょっと休憩にしよう」
ギディオンはずるりと自身のものを引き抜くと、シリルの腰をそっとベッドの上に降ろした。
ぐったりとうつ伏せのまま横たわるシリルだが、太腿や窄まり付近は絶頂の余韻にピクピクと甘く引き攣っている。
そんな卑猥な肌に、窄まりから精液がぬらりと垂れ落ちる。
ギディオンはその光景を見下ろしながら、うっとりと舌舐めずりした。
「……僕のせいですっかり疲れさせちゃったみたいだね。ごめんね。シリルが可愛いせいで歯止めがきかなくなっちゃた。お詫びにマッサージしてあげる」
そう言うと、ギディオンは包み込むようにシリルの腰に両手を添え、ぐりぐりと親指の腹で尻尾の根本を掻き撫でた。
「ひぁ……っ!」
猫にとって過敏な場所を無遠慮に触られ、思わず驚きの声を上げた。しかし驚きは一瞬のことで、すぐに悩ましい感覚が肌の底から湧き上がって甘い目眩を覚えた。
「ふっ、あぁ、ン、あ、あ……っ」
ギディオンの指の動きに翻弄されるように甘い声を漏らすが、内心、もどかしさを感じていた。
気持ちがいいことに変わりはないが、先ほどまで激しくナカを打ちつけられていたシリルには物足りなかった。
だからといって、欲望のままに淫らな望みを口にするのは躊躇われた。
決して絶頂へはたどり着かないこのもどかしい快楽をどうやり過ごすべきか考えていたシリルだったが、体は正直だった。
「あっ、あっ、ひぁ……ッ、あぁっ、やめ、あぁあ……っ!」
背後から覆い被さるギディオンが、シリルの細い腰を掴んで何度も何度も奥を激しく穿つ。
最初こそ恐怖と拒絶にまみれた悲鳴を上げていたシリルだったが、体の中を欲望にたぎった怒張で開かれていく快感にすっかり屈服し、今では甘い喘ぎに形ばかりの抗いの言葉を時折挟むだけだった。
「ふふっ、やめてなんて心にもないことを言って、可愛い強がりだね」
耳元で熱い吐息を吹きかけながら囁くと、シリルは反射的に耳をぺたりと後ろに倒した。
その素直な反応にギディオンはますます機嫌をよくして唇の端を持ち上げた。
「シリルは本当に嘘が下手だね。表情も、声も、耳も、尻尾も、みんな正直だ。……あと、体のナカも、ね」
「あぁあ……っ!」
ひときわ強く奥を突かれ、腰から背筋にかけて甘い痺れが走る。それと同時に、シリルの小ぶりなものから蜜が勢いよく溢れ出た。
シリルのそれは少し前から、精液を出し切ったためか、それともオスとしての尊厳を失ってしまったのか、透明なものしか出てこなくなった。
しかし、そんなことどうでもよくなるくらいに、シリルの頭は体の奥を穿たれる快楽に染まりきっていた。
「少し疲れたかな。シリルは引きこもりだから体力ないもんね。ちょっと休憩にしよう」
ギディオンはずるりと自身のものを引き抜くと、シリルの腰をそっとベッドの上に降ろした。
ぐったりとうつ伏せのまま横たわるシリルだが、太腿や窄まり付近は絶頂の余韻にピクピクと甘く引き攣っている。
そんな卑猥な肌に、窄まりから精液がぬらりと垂れ落ちる。
ギディオンはその光景を見下ろしながら、うっとりと舌舐めずりした。
「……僕のせいですっかり疲れさせちゃったみたいだね。ごめんね。シリルが可愛いせいで歯止めがきかなくなっちゃた。お詫びにマッサージしてあげる」
そう言うと、ギディオンは包み込むようにシリルの腰に両手を添え、ぐりぐりと親指の腹で尻尾の根本を掻き撫でた。
「ひぁ……っ!」
猫にとって過敏な場所を無遠慮に触られ、思わず驚きの声を上げた。しかし驚きは一瞬のことで、すぐに悩ましい感覚が肌の底から湧き上がって甘い目眩を覚えた。
「ふっ、あぁ、ン、あ、あ……っ」
ギディオンの指の動きに翻弄されるように甘い声を漏らすが、内心、もどかしさを感じていた。
気持ちがいいことに変わりはないが、先ほどまで激しくナカを打ちつけられていたシリルには物足りなかった。
だからといって、欲望のままに淫らな望みを口にするのは躊躇われた。
決して絶頂へはたどり着かないこのもどかしい快楽をどうやり過ごすべきか考えていたシリルだったが、体は正直だった。
627
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
告白を全部ドッキリだと思って振ったら、三人のアイドルが壊れかけたので彼氏役をすることになりました
海野(サブ)
BL
大人気アイドルヘイロー・プリズムのマネージャーである灯也はある日、その担当アイドル 光留 輝 照真 に告白されるが、ドッキリだと思い、振ってしまう。しかし、アイドル達のメンタルに影響が出始めてしまい…
致してるシーンと受けが彼氏役を引き受けるとこしか書いてませんので悪しからず。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000の勇者が攻めてきた!
モト
BL
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。
その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していくうちに何故か魔王になってしまった。
魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。
その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?!
ムーンライトノベルズにも投稿しておりすがアルファ版のほうが長編になります。
なんでも諦めてきた俺だけどヤンデレな彼が貴族の男娼になるなんて黙っていられない
迷路を跳ぶ狐
BL
自己中な無表情と言われて、恋人と別れたクレッジは冒険者としてぼんやりした毎日を送っていた。
恋愛なんて辛いこと、もうしたくなかった。大体のことはなんでも諦めてのんびりした毎日を送っていたのに、また好きな人ができてしまう。
しかし、告白しようと思っていた大事な日に、知り合いの貴族から、その人が男娼になることを聞いたクレッジは、そんなの黙って見ていられないと止めに急ぐが、好きな人はなんだか様子がおかしくて……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる