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まだ傍観者だった私
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嗚呼、今日も可愛い喚き声が私が隠れている屋根裏まで響いてくる、黒曜石の妖精かと見間違うような褐色の肌に濡れ羽色の髪、局部があらわになった純白の花嫁を思わせるドレスを着させられサンドバッグのように寝具の天蓋に吊るされているのが屋根裏からもよく見える見える。
ベスタはなんで今日も生きてしまったんだろう、手足も無く才もない、オマケに有色種…早く、早く早く消えてしまいたい、奴の元で吊るされながらきっとそう思ってるんだ。
「可愛いね、何処にも行っては行けないよ」
「……」
嗚呼、彼奴のベスタを見る爛々とした目が想像出来るような息遣いが聴こえる、なんて気色が悪いんだろう。
ベスタが反抗的な目で睨むと彼奴は薄汚れた手でベスタの頭を撫で部屋を出て行ったが直ぐに張形を手に持ち帰ってきた。
「このベッドから出て行ってはいけないよ、出てはもう君は生きていけないからね」
「何故??」
「可愛いね、ランチは君の好きなブルーベリージャムのサンドイッチにしようね」
「何故解放してくれないの?なんで無視するの?」
「よしよし、ベスタは可愛いなあ、今日はまだ使ってない不思議な秘薬を使ってあげようね、味は柘榴の味にしたよ」
やっぱり気狂いなんだろうか、ベスタの話も聞かずに自分の言いたい事だけを言ってまたどこかへ行ってしまった。
「今日もものすごく美味しいね、」
暫くすると戻ってくるなりそう言いながら淫靡な音を立てベスタの陰部を執拗にしゃぶり始めた。
「…悍ましい」
思わず小さく私の口から漏れ出てしまった、きっとここからじゃ聞こえやしないだろう。
「辞めてよ!!」
ベスタの声も虚しく、口淫を続け挙句の果てに彼の蕾まで舐め始めた、
このままではきっとベスタは奴に今日も無理矢理に散らされてしまうであろう。
嗚呼、もう我慢ならない…今ならきっと愛してくれるだろう。
私リドベラは今からあの穢らわしい豚を殺そうと思う。
ベスタはなんで今日も生きてしまったんだろう、手足も無く才もない、オマケに有色種…早く、早く早く消えてしまいたい、奴の元で吊るされながらきっとそう思ってるんだ。
「可愛いね、何処にも行っては行けないよ」
「……」
嗚呼、彼奴のベスタを見る爛々とした目が想像出来るような息遣いが聴こえる、なんて気色が悪いんだろう。
ベスタが反抗的な目で睨むと彼奴は薄汚れた手でベスタの頭を撫で部屋を出て行ったが直ぐに張形を手に持ち帰ってきた。
「このベッドから出て行ってはいけないよ、出てはもう君は生きていけないからね」
「何故??」
「可愛いね、ランチは君の好きなブルーベリージャムのサンドイッチにしようね」
「何故解放してくれないの?なんで無視するの?」
「よしよし、ベスタは可愛いなあ、今日はまだ使ってない不思議な秘薬を使ってあげようね、味は柘榴の味にしたよ」
やっぱり気狂いなんだろうか、ベスタの話も聞かずに自分の言いたい事だけを言ってまたどこかへ行ってしまった。
「今日もものすごく美味しいね、」
暫くすると戻ってくるなりそう言いながら淫靡な音を立てベスタの陰部を執拗にしゃぶり始めた。
「…悍ましい」
思わず小さく私の口から漏れ出てしまった、きっとここからじゃ聞こえやしないだろう。
「辞めてよ!!」
ベスタの声も虚しく、口淫を続け挙句の果てに彼の蕾まで舐め始めた、
このままではきっとベスタは奴に今日も無理矢理に散らされてしまうであろう。
嗚呼、もう我慢ならない…今ならきっと愛してくれるだろう。
私リドベラは今からあの穢らわしい豚を殺そうと思う。
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