2 / 52
第1話 生還
しおりを挟む
ラルフ「はぁはぁふぅ(>_<)はぁはぁふぅ………やっぱり無理だ(疲れた)‼︎街までは1時間以上も走らないと到着しない。馬を飛ばしても15分ぐらいはかかるだろうし、カイルは俺よりも頭は回るかもしれないけど、今回は俺が正しいと思う!すぐに戻るから待っていろよ!」と海岸からしばらく走ると息を切らして休憩します。でも、休憩している暇はありません。急がないと友達が大変な目に遭います。でも、何度も何度も考えても、これが最善の方法なのか分かりません。考えた結果、ラルフは引き返す事を選びました。この判断が正しいのか分かりませんが、心と感情が『戻れ!』と強く訴えて来るのです。
ラルフ「はぁはぁ(>_<)はぁはぁ。」と苦しい、苦しい。休みたいけど、まだ駄目だ。あと少しであの場所に戻れる。まだ駄目だ。
ラルフ「はぁはぁ(;´д`)誰もいない?いや、∑(゚Д゚)まさか⁈」と砂浜に寝ているのはカイルなのか?なんで寝ているんだよ!フィオナ姉ちゃんとあの2人は何処にいるんだよ!待っていろよ、すぐに叩き起こしてやる。
ラルフ「………(・・?)💬(なんだこの赤いのは?血なのか?待っていろよ、薬草なら2個渡さないで隠していたから、すぐに使ってやるからな。食べさせるのは無理だから、傷口に直接使うしかないけど、すり潰して塗るのが一番だけど……あっ!包丁とお鍋の蓋があそこに落ちてるはず!待っていろよ!)」と砂浜に落ちている、お鍋の蓋をまな板代わりにして、薬草を包丁で切って行きます。2個の薬草を急いで切ってすり潰すと、傷口に直接塗りたくって行きました。
カイル「……💭(なんだか、身体が熱いけど)」
ラルフ「(;´д`)効くのが遅いだけだよな?死んでないよな?身体も冷たくなってなかったし、顔色は悪いけど、この血の量なら大丈夫だよな?」と出血死する間近でしたが、傷口は少しずつ塞がって行きます。失った血は戻らないので、しばらくはまともには動けないでしょう。
カイル「………うっ_:(´ཀ`)ここは?」
ラルフ「おお∑(゚Д゚)生きてた!いや、生き返った!おい、俺がいなかった間に何があったんだよ、フィオナ姉ちゃんは何処だよ!あの2人は何処に行ったんだよ!」とユサユサと僕を揺らすのはやめて、とっても気持ち悪くなるから!
カイル「うっ、うっ(;´д`)ラルフ君、僕のことはいいから、フィオナお姉さんを追い掛けてよ、まだ遠くには行ってないと思うし、あいつら別の大陸から来たから船で帰るはずだよ。海岸線を北に進んで探せば見つけられるはずだよ。あとは、フィオナお姉さんを連れているから人には会いたくないはずだから、隠れながら進んでいるかも?あとは……」とあいつらの気持ちになって考えるけど、船なんか簡単に用意出来るのかな?それに抵抗される心配もあるし、すれ違う人によっては邪魔されるだけじゃなくて、捕まえられるはずだし、なんで北に進むんだ?
ラルフ「(`∇´)もういい(怒)‼︎しっかりと休んでいろ!俺だって馬鹿じゃない。多分、1人がフィオナ姉ちゃんを見張って、もう1人が船を調達すると思うんだ。だから1番近くの船着場か船がある所を見張っていれば現れるはずだろう?」とうん。多分、正解だと思うよ。まだ、その辺に隠れて仲間の1人が船に乗って来て、フィオナお姉さんと仲間を乗せて脱出する計画だと思うよ。
カイル「_:(´ཀ`)気をつけてね!見つかったら今度こそ終わりだから。」と僕は動けないけど、しばらく休んだら大丈夫だからお願いするね。
ラルフ「ここに盾と剣を置いて行くから、ヤバくなったら使えよ!」とここまで移動すれば大丈夫だから、早くフィオナお姉さんを追い掛けてね。僕は眠りたい気持ちを抑えて、走って行くラルフ君の後ろ姿を見送りました。
ラルフ「はぁはぁ(>_<)はぁはぁ。」と苦しい、苦しい。休みたいけど、まだ駄目だ。あと少しであの場所に戻れる。まだ駄目だ。
ラルフ「はぁはぁ(;´д`)誰もいない?いや、∑(゚Д゚)まさか⁈」と砂浜に寝ているのはカイルなのか?なんで寝ているんだよ!フィオナ姉ちゃんとあの2人は何処にいるんだよ!待っていろよ、すぐに叩き起こしてやる。
ラルフ「………(・・?)💬(なんだこの赤いのは?血なのか?待っていろよ、薬草なら2個渡さないで隠していたから、すぐに使ってやるからな。食べさせるのは無理だから、傷口に直接使うしかないけど、すり潰して塗るのが一番だけど……あっ!包丁とお鍋の蓋があそこに落ちてるはず!待っていろよ!)」と砂浜に落ちている、お鍋の蓋をまな板代わりにして、薬草を包丁で切って行きます。2個の薬草を急いで切ってすり潰すと、傷口に直接塗りたくって行きました。
カイル「……💭(なんだか、身体が熱いけど)」
ラルフ「(;´д`)効くのが遅いだけだよな?死んでないよな?身体も冷たくなってなかったし、顔色は悪いけど、この血の量なら大丈夫だよな?」と出血死する間近でしたが、傷口は少しずつ塞がって行きます。失った血は戻らないので、しばらくはまともには動けないでしょう。
カイル「………うっ_:(´ཀ`)ここは?」
ラルフ「おお∑(゚Д゚)生きてた!いや、生き返った!おい、俺がいなかった間に何があったんだよ、フィオナ姉ちゃんは何処だよ!あの2人は何処に行ったんだよ!」とユサユサと僕を揺らすのはやめて、とっても気持ち悪くなるから!
カイル「うっ、うっ(;´д`)ラルフ君、僕のことはいいから、フィオナお姉さんを追い掛けてよ、まだ遠くには行ってないと思うし、あいつら別の大陸から来たから船で帰るはずだよ。海岸線を北に進んで探せば見つけられるはずだよ。あとは、フィオナお姉さんを連れているから人には会いたくないはずだから、隠れながら進んでいるかも?あとは……」とあいつらの気持ちになって考えるけど、船なんか簡単に用意出来るのかな?それに抵抗される心配もあるし、すれ違う人によっては邪魔されるだけじゃなくて、捕まえられるはずだし、なんで北に進むんだ?
ラルフ「(`∇´)もういい(怒)‼︎しっかりと休んでいろ!俺だって馬鹿じゃない。多分、1人がフィオナ姉ちゃんを見張って、もう1人が船を調達すると思うんだ。だから1番近くの船着場か船がある所を見張っていれば現れるはずだろう?」とうん。多分、正解だと思うよ。まだ、その辺に隠れて仲間の1人が船に乗って来て、フィオナお姉さんと仲間を乗せて脱出する計画だと思うよ。
カイル「_:(´ཀ`)気をつけてね!見つかったら今度こそ終わりだから。」と僕は動けないけど、しばらく休んだら大丈夫だからお願いするね。
ラルフ「ここに盾と剣を置いて行くから、ヤバくなったら使えよ!」とここまで移動すれば大丈夫だから、早くフィオナお姉さんを追い掛けてね。僕は眠りたい気持ちを抑えて、走って行くラルフ君の後ろ姿を見送りました。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる