スライム倒して4ゴールド!大好きなお姉さんを1000万ゴールドで買い取ります!【②】

もう書かないって言ったよね?

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第1話 生還

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 ラルフ「はぁはぁふぅ(>_<)はぁはぁふぅ………やっぱり無理だ(疲れた)‼︎街までは1時間以上も走らないと到着しない。馬を飛ばしても15分ぐらいはかかるだろうし、カイルは俺よりも頭は回るかもしれないけど、今回は俺が正しいと思う!すぐに戻るから待っていろよ!」と海岸からしばらく走ると息を切らして休憩します。でも、休憩している暇はありません。急がないと友達が大変な目に遭います。でも、何度も何度も考えても、これが最善の方法なのか分かりません。考えた結果、ラルフは引き返す事を選びました。この判断が正しいのか分かりませんが、心と感情が『戻れ!』と強く訴えて来るのです。

 ラルフ「はぁはぁ(>_<)はぁはぁ。」と苦しい、苦しい。休みたいけど、まだ駄目だ。あと少しであの場所に戻れる。まだ駄目だ。

 ラルフ「はぁはぁ(;´д`)誰もいない?いや、∑(゚Д゚)まさか⁈」と砂浜に寝ているのはカイルなのか?なんで寝ているんだよ!フィオナ姉ちゃんとあの2人は何処にいるんだよ!待っていろよ、すぐに叩き起こしてやる。

 ラルフ「………(・・?)💬(なんだこの赤いのは?血なのか?待っていろよ、薬草なら2個渡さないで隠していたから、すぐに使ってやるからな。食べさせるのは無理だから、傷口に直接使うしかないけど、すり潰して塗るのが一番だけど……あっ!包丁とお鍋の蓋があそこに落ちてるはず!待っていろよ!)」と砂浜に落ちている、お鍋の蓋をまな板代わりにして、薬草を包丁で切って行きます。2個の薬草を急いで切ってすり潰すと、傷口に直接塗りたくって行きました。

 カイル「……💭(なんだか、身体が熱いけど)」

 ラルフ「(;´д`)効くのが遅いだけだよな?死んでないよな?身体も冷たくなってなかったし、顔色は悪いけど、この血の量なら大丈夫だよな?」と出血死する間近でしたが、傷口は少しずつ塞がって行きます。失った血は戻らないので、しばらくはまともには動けないでしょう。

 カイル「………うっ_:(´ཀ`)ここは?」
  
 ラルフ「おお∑(゚Д゚)生きてた!いや、生き返った!おい、俺がいなかった間に何があったんだよ、フィオナ姉ちゃんは何処だよ!あの2人は何処に行ったんだよ!」とユサユサと僕を揺らすのはやめて、とっても気持ち悪くなるから!

 カイル「うっ、うっ(;´д`)ラルフ君、僕のことはいいから、フィオナお姉さんを追い掛けてよ、まだ遠くには行ってないと思うし、あいつら別の大陸から来たから船で帰るはずだよ。海岸線を北に進んで探せば見つけられるはずだよ。あとは、フィオナお姉さんを連れているから人には会いたくないはずだから、隠れながら進んでいるかも?あとは……」とあいつらの気持ちになって考えるけど、船なんか簡単に用意出来るのかな?それに抵抗される心配もあるし、すれ違う人によっては邪魔されるだけじゃなくて、捕まえられるはずだし、なんで北に進むんだ?

 ラルフ「(`∇´)もういい(怒)‼︎しっかりと休んでいろ!俺だって馬鹿じゃない。多分、1人がフィオナ姉ちゃんを見張って、もう1人が船を調達すると思うんだ。だから1番近くの船着場か船がある所を見張っていれば現れるはずだろう?」とうん。多分、正解だと思うよ。まだ、その辺に隠れて仲間の1人が船に乗って来て、フィオナお姉さんと仲間を乗せて脱出する計画だと思うよ。

 カイル「_:(´ཀ`)気をつけてね!見つかったら今度こそ終わりだから。」と僕は動けないけど、しばらく休んだら大丈夫だからお願いするね。

 ラルフ「ここに盾と剣を置いて行くから、ヤバくなったら使えよ!」とここまで移動すれば大丈夫だから、早くフィオナお姉さんを追い掛けてね。僕は眠りたい気持ちを抑えて、走って行くラルフ君の後ろ姿を見送りました。
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