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フィオナ編

第15話 復讐

　フィオナ「本当に(*ﾟ∀ﾟ*)貴方みたいなクズが初めての人で良かったわ♬遠慮なく殺せるから(怒)‼︎」とビスコの身体に上から跨って、両手で口をしっかりと塞ぎました。

　ビスコ「(｀∇´)ゔぅぅ～、ばなぁせぇ～(おい、離せ)！」と突然、口を思い切り、手で塞がれた事に怒っています。フィオナの手を退けさせようと、両手でフィオナの両手首を掴んで力尽くで退かせようとします。でも！

　フィオナ『(ಠ_ಠ)焼け死ね！ファイヤー(火の玉)』『ドォオン(直撃)！』

　ビスコ『(ﾉД`)ごぅぎゃ(体内・炎上)！』『(´༎ຶོρ༎ຶོ`)ひぃひゃひぃひゃ(苦しい助けて)‼︎』

　フィオナ「(*ﾟ∀ﾟ*)一撃で死ななくて良かったわ♬出来るだけ苦しませたかったから！」

　ビスコ「(´༎ຶོρ༎ຶོ`)ゔぅぅ～～(助けて)‼︎」

　フィオナ『(ಠ_ಠ)ファイヤー(火の玉)』『ドォオン(直撃)！』

　ビスコ『(´༎ຶོρ༎ຶོ`)ゔぅぅ～～(体内・爆発)！』『………(死亡)』と一度目の魔法で肺と気管支がやられ、身体の体温も一気に上昇しました。朦朧とする意識と激しい痛みで気を失う事も出来ません。二度目の魔法で、体内で押し止める事が出来なかった熱エネルギーが、外に出ようと身体を突き破って耳や鼻の穴から噴き出します。

　フィオナ「はぁはぁ(;´д｀)魔法を2回使っただけで意識が飛びそうになるけど、でも……気絶しなかった！最近はモンスターを倒すのに使っていたから、魔法が成長していたようね！」と魔法は使えば使うほど成長すると言われています。フィオナも何度か戦闘や日常生活の中で使い続けていたので、今では2回までなら、気絶せずに使えるようになっていました。でも、3回目の魔法を使えばどうなるかというと、不発するか、発動後に気絶する事になります。フラフラとビスコの身体から降りると、ベットから離れて、床にゆっくりと座り込みました。

　フィオナ「(ಠ_ಠ)まずは1人目(笑)‼︎」とこの大陸まで無理やり連れて来られて、変態共の身体を満足させる為の道具に使われます。仲間のカイルはコイツらに殺されました。復讐するには十分な理由です。

　フィオナ「(;´д｀)この豚はベットの下に隠して置けば、しばらくは時間を稼ぐ事が出来そうね？あとはテーブルに用意されている料理を食べて、さっさとここから脱出する方法を見つけないとね！」と自慢の口髭がボロボロに焼けてしまったビスコの死体を、ベットから引き摺り下ろして、足でベットの下に押し込みました。押し込む前に、服のポケットの中を調べて役に立ちそうな物がないか探します。財布がないので何処かに預けているか、普段から持ち歩いていないのでしょう。ポケットの中には何もなかったので、とりあえず右手の人差し指と中指に嵌められている赤色と緑色の宝石がついた指輪を奪い取ると、少し冷めている手付かずの料理を食べ始めました。